レン鉄★気ままな乗車記

乗り鉄&きっぷ鉄の管理人が、備忘録を兼ねてブログに綴っていきます。

乗り鉄&きっぷ鉄っぽい管理人が、乗り鉄旅行とそこで使用したきっぷを思うがままに記録したブログです。
どうぞ、お付き合いください。
 

東武200系「りょうもう」に乗車

 東武を代表する特急と言えば、100系スペーシア」と500系「リバティ」だと思います。100系スペーシア」は、日光線特急列車として1990年に営業運転を開始した車両で、丸みを帯びた流線形の先頭車両が特徴的です。従来は、白色を基調にパープルルビーレッドとサニーコーラルオレンジの帯を巻いた外観となっていましたが、2012年に開業した「東京スカイツリー」にあわせて、スペーシアの車両カラーの変更などのリニューアルが行われました。変更後のカラーリングは、東京スカイツリーのライトアップカラーにあわせた江戸紫の「雅」と淡いブルーの「粋」の2種類、それに従来からのサニーコーラルオレンジをベースとした1種類の計3種類で、全9編成にそれぞれ3編成ずつ施されました。僕も以前、友人Dと日光東照宮を参拝する際に、新宿から鬼怒川温泉行の「スペーシアきぬがわ」を利用したことがありますが、その際に乗車したのは「雅」編成でした。

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  また、500系「リバティ」は、JR線直通特急としての運用はないものの、日光線鬼怒川線以外にも伊勢崎線野田線、そして併結・分割運用の機能を生かして野岩鉄道線や会津鉄道線に直通する特急列車として幅広く活躍しています。100系スペーシア」とは対称的な直線的なデザインで、シャンパンベージュをベースにしたカラーリングからは高級感が感じられます。こちらの500系「リバティ」についても、昨年8月の乗り鉄旅で「リバティけごん」に乗車しています。100系スペーシア」には及ばないものの、シートピッチ幅1,000mmのゆったりとした座席で乗り鉄旅を楽しんだことを覚えています。

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  さて、そんな東武特急ですが、100系スペーシア」や500系「リバティ」のような観光輸送を担う特急以外にも、ビジネスユースを担う特急が存在します。それが特急「りょうもう」として運行されている200系・250系です。車体塗装は、100系スペーシア」と同様に白色を基調とし、側窓の上下部や裾部などにシンボルカラーであるローズレッドの帯が入っています。運行開始は1991年ということで、決して最新の部類に入る車両ではありませんが、「スペーシア」「リバティ」に乗車したからには「りょうもう」にも是非、乗車しておきたいと思っていました。そんな中、群馬方面に乗り鉄旅に出かけた際の帰路として利用できそうだったため、ちょっと大回りをして、太田から北千住まで、200系「りょうもう」に乗車することにしました。

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りょうもう号で使用されている東武200系:太田駅 2019/8/11

 ちなみに、200系の208F編成は、期間限定で台湾の特急列車である「普悠瑪号(プユマ号)」のデザインに塗装変更されていました。国内にいながら普悠瑪号(のようなカラーリングの車両)に乗車できるとあって、一度乗車してみたいと思っていたのですが、すでに通常塗装に戻されており、結局乗車することはできませんでした。

 そんなことを考えながら太田駅のホームで待つことしばし、赤城発の「りょうもう号」が入線してきました。実際に乗車してみると、やはり「スペーシア」や「リバティ」のような華美な印象はありませんが、東武を支える重要な特急列車であることは間違いないようです。

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 今回は、青春18きっぷで伊勢崎まで行き、ここから東武鉄道に乗り換えました。普通列車で太田まで移動し、「りょうもう26号」浅草行に乗車します。終点の浅草まで行ってもよかったのですが、JR線への乗り換えに便利な北千住で下車することにしました。特急券は当日、伊勢崎で購入しましたが、乗車直前でも余裕で窓側の座席を確保することができました。

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 北千住からは常磐線に乗り換えて帰路に着きます。この時間であれば、途中の上野と熱海で乗り換えることで、沼津まで普通列車グリーン車を利用することができます。ということで、今回はあらかじめ上野駅で北千住から沼津までのグリーン券を購入しておきました。沼津からは、お決まりの「ホームライナー浜松3号」です。「りょうもう号」から普通列車グリーン車に乗り継いで、さらに特急形車両のホームライナー豊橋まで戻ることができ、快適な乗り鉄旅となりました。