レン鉄★気ままな乗車記

乗り鉄&きっぷ鉄の管理人が、備忘録を兼ねてブログに綴っていきます。

乗り鉄&きっぷ鉄っぽい管理人が、乗り鉄旅行とそこで使用したきっぷを思うがままに記録したブログです。
どうぞ、お付き合いください。
 

「SL冬の湿原号」に乗車する道東乗り鉄旅(2)

 前回の記事からの続きです。

 昨夜は釧路駅に到着後、駅近くにあるコンフォートホテル釧路に宿泊しました。駅から徒歩で5分もかからないくらいの距離なので、鉄道旅で利用するにはとても便利です。現地での積雪が心配されましたが、釧路市内は寒いながらも穏やかな気候でひと安心です。引き続き天候に恵まれることを期待しながら就寝し、朝を迎えました。

 さて、ここから乗り鉄旅2日目のスタートです。今日は釧路から網走まで釧網本線全線を乗り尽くします。朝の天候は曇りですが、昨日の予報どおり、午後から雪となるようです。雪の中での乗り鉄旅をほとんど経験したことのない僕にとっては、どの程度の降雪があると鉄道の運行に支障が生じるものかが分かりませんが、何とか運休になることなく、計画どおりに乗車できるよう祈るばかりです。そんなことを考えながら、ホテルで朝食をいただきました。

 僕はバイキングでの盛り付けが非常に下手なので、見映えはあまりよくありませんが、ワッフルやシュガートーストのお洒落な朝食をいただきました。ヨーグルトは多めです。

 

 

釧路川に架かる幣舞橋を見学

 「SL冬の湿原号」の釧路駅発車は11時5分なので、朝は時間的に余裕があります。朝食後はゆっくりと身支度を整え、時間までにチェックアウトしましたが、まだ駅に向かうには少し早かったので、ちょっと釧路市内を散策してみることにしました。と言っても、あまり遠くまで足を伸ばすこともできないので、近くにある幣舞橋に行ってみました。

 幣舞橋は釧路川に架かる橋で、北海道三大名橋の一つと言われているそうです。特に夕陽の美しさが有名で、黄昏時の夕日に染まる幣舞橋はインスタ映えするスポットのようですが、僕が訪れたのは朝方で、しかもあいにくの曇空ということで、観光客らしき人の姿はほとんどありませんでした。

 最近は、観光地などでよく地名のロゴオブジェを見かけますが、幣舞橋付近にもCool KUSHIROのモニュメントがあります。これまでの旅行では、こうしたロゴオブジェをあまり気に留めていませんでしたが、こうしたスポットで撮影するのもいい記念になりますね。Coolとありますが、まさにそのとおりで3月の釧路はまだまだ寒いです❄

 

釧路駅からSL冬の湿原号に乗車

 発車時刻が近づいてきたため、釧路駅に来ました。やはり慣れない雪道を歩くのはちょっと怖いですね。歩幅を狭くして一歩一歩踏みしめるように歩いたので、ひっくり返ることはありませんでしたが、いつもの何倍も気を遣いました。昨日は夜の駅舎を撮影しましたが、今日は別角度から日中の釧路駅をパシャリ📸

 昨日は気付きませんでしたが、駅の入口付近には「SL冬の湿原号」をPRする大きな看板が設置されていました。建物内にもC11形蒸気機関車の顔出しパネルやポスターが掲げられており、「SL冬の湿原号」に対するJR北海道の強い意気込みが伝わってきます。

 ここで、「SL冬の湿原号」について簡単に紹介したいと思います。「SL冬の湿原号」は、JR北海道が2000年1月から冬季限定で運行している臨時列車で、土日を中心に1日1往復運転されています。運転区間釧網本線の釧路―標茶間で、沿線に釧路湿原を含むことから、状況によってはタンチョウやエゾシカなどの野生動物に出会うこともあるそうです。

 そして僕は今回、この「SL冬の湿原号」に往復とも乗車してみることにしました。その運行ダイヤは次のとおりです。

 釧路―標茶間を1時間30分から40分かけて走行しますが、下り列車はSLが逆方向での運転となるため、制限速度の関係から上り列車よりも時間がかかるようです。

 さて、釧路で上り列車の発車を待つ訳ですが、はやる気持ちを抑えきれず早々に改札を通って3番ホームに移動し、「SL冬の湿原号」の入線を待つことにしました。

 ホーム上には、僕と同じように「SL冬の湿原号」の入線を待つ方がおられ、中には早々とカメラを構えている方もいました。寒々とした空の下で待つこと数十分、釧路運輸車両所から来た列車が入線してきました。

SL冬の湿原号を牽引するC11形蒸気機関車釧路駅 2024/3/1

 「SL冬の湿原号」を牽引するのはC11形で、現在、北海道内で運行されている唯一の蒸気機関車です。形式番号が示すとおり、炭水車を持たないタンク機関車で、蒸気機関車としては小型に分類されますが、実物を目にすると、SLならではの存在感と圧倒的な迫力が感じられます。

 ちなみに上りの標茶行きは、C11形を先頭にして1号車から5号車までの客車が続き、最後尾に補機としてDE10型ディーゼル機関車が連結されています。シーズン当初は補機なしで運行されていたようですが、蒸気機関車だけでは出力不足となる可能性があるんでしょうかね。どうやら2月からは毎回、補機を携えての運行となっているようです。

SL冬の湿原号に補機として連結されるDE10型ディーゼル機関車釧路駅 2024/3/1

 補機のディーゼル機関車は、ノロッコ塗装のDE10型が連結される日もあるようですが、今日は原色のDE10型です。僕としては、この原色の方が客車のカラーリングとの相性がいいような気がします。C11形を撮影する方は大勢おられましたが、DE10型を撮影しれいるのは数人だけでした。まあ、当然ですけどね🙂

 そうこうしているうちに、そろそろ発車時刻となるため、僕も指定された座席に着席して発車を待ちました。根室方面からの列車を待ち合わせたため、定刻よりも少し遅れての出発となりましが、これから「SL冬の湿原号」での乗り鉄旅をゆっくりと堪能したいと思います。

 今回は往復とも「SL冬の湿原号」の全区間に乗車しますが、往路の車内では各客車内の様子を写真に収めましたので紹介したいと思います。

たんちょうカー(1号車・5号車)

 客車5両編成のうち、1号車と5号車は「たんちょうカー」と呼ばれる展望通路付きの車両です。一般的な客車の座席配置とは異なり、釧路川釧路湿原の眺望を楽しめる川側にはカウンター座席が12席(2人掛け×6席)、反対の山側には高床式のボックス座席が24席(4人掛け×6席)設置されています。家族やグループで利用する際にはボックス座席がいいと思いますが、車窓を楽しむには川側座席の方が圧倒的に優れているため、カウンター座席は指定席券の発売直後に完売してしまうほどの人気ぶりです。僕も乗車日の1か月前に“10時打ち”してもらい、往復ともカウンター座席を確保しました。

 座席の色調は、カウンター座席・ボックス座席ともレトロ感ある臙脂色で、壁面は木々をイメージした木目調となっています。

 こちらは展望通路です。展望用といってもあくまで通路ということで椅子はありませんが、腰もたせのクッションがあるため、大きなガラス窓から側面の車窓を楽しむことができます。走行中の車内から釧路湿原が見にくい山側座席の方でも、ここを利用すれば、車内から雄大な風景を眺められるということで、多くの方が利用していました。また、客室との間の荷物置き場を兼ねた空間には、モバイル機器用の充電スペースもあるため、いざというときにも安心です。

ストーブカー(2号車から4号車)

 中間に位置する2号車から4号車までは、ボックス座席のみとなっています。いずれの車両も2022年度にリニューアルされたばかりなので、車内はとてもキレイです。そして、これらの車両の最大の特徴といえば、何と言っても車内に置かれたダルマストーブです。車内にストーブがあるというのは寒冷地ならではのことで、僕はストーブ設備のある車両に乗車するのはもちろん初めてです。車掌さんが定期的に石炭の補充を行っており、乗客はストーブの上に置かれた網を使ってスルメを炙ったりすることもできます。(ただし、かなり匂います。)

 また、座席のモケット柄は1・5号車と同じくタンチョウヅルやエゾシカが描かれたものですが、青系と緑系の色が使われています。

 このうち2号車は、他の14系客車とは異なる旧型客車です。また、車端部に物販カウンターが設置されていることから、カフェカーと呼ばれており、オリジナルグッズや飲み物などを購入することができます。

 さて、標茶行きの上り「SL冬の湿原号」ですが、残念なことに途中駅での停車時間は短く、降車するような余裕はありません。最近の観光列車では、ホーム上で特産品の販売や地元のPRなどが行われることが多く、乗客が一斉にホームに降り立つ場面も見られますが、「SL冬の湿原号」ではホーム有効長の関係からこうした催しは難しいと思われ、結果的に短時間での停車となるダイヤが組まれているのだと思います。

 という訳で、乗車中は主に車窓からの景色を楽しむということになり、僕もカウンター座席から自然の雪景色を堪能しましたが、この日はあまり天気に恵まれず、さらに走行中の車内からは、なかなかいい写真が撮影できませんでした🙇

 そうした中であえて一つ紹介するならば、釧路湿原内で釧路川が間近に接近するポイントで撮影した写真です。雪景色も美しく、冬の北海道を訪れたことを実感できる瞬間でした。実際の写真はちょっと暗くなってしまったので、フィルターの力を思い切り借りています。

 「SL冬の湿原号」は、予定時刻より10分くらい遅れて終点の標茶駅に到着しました。もちろん標茶駅で下車するのは初めてです。以前はここ標茶から標津線という路線が分岐していたということもあり、釧網本線の中では比較的大きな駅となっています。

 標茶駅でもC11形を正面から撮影しようと試みましたが、ホーム端からでは上手く撮影できませんでした。と言うことで、ちょっと斜め後ろからパシャリ📸

 標茶駅では、町のゆるキャラ「ハッピーくろべえ」と「ミルクックさん」が出迎えてくれました。色違いの法被姿がお似合いの両者ですが、若干、帯の位置が気になるところです。

 標茶駅は三角屋根が特徴的な駅舎です。次に乗車する下りの「SL冬の湿原号」の発車時刻まで1時間以上あるので、ここで昼食をいただくことにします。

 

標茶駅からSL冬の湿原号に乗車

 駅付近にはいくつかの飲食店があり、駅の待合スペースには、近隣にある店舗の営業時間などの一覧が分かりやすく案内されていました。その中から僕が選んだのは、駅から徒歩で5分くらいのところにある「丈の家」というお蕎麦屋さんです。

 ちょうど踏切を渡ったすぐのところに店舗があります。店内に入りメニューを見るち、「あんかけ豚」という聞きなれないお蕎麦があったので、これを注文しました。

 いつものとおり食レポは苦手なので、写真での紹介だけとなりますが、アツアツのあんかけは身体が温まり、この時期にいただくにはぴったりです。豚肉だけでなく、椎茸や玉ねぎなど具だくさんで、お腹いっぱいになりました。

 食事を終えて標茶駅に戻ってきました。標茶駅では、SLの付け替え作業が行われるため、これを見学します。上り列車はC11形を先頭に走行してきましたが、下り列車では進行方向が逆となるため、本来であればSLを転車台で方向転換させる必要があります。しかし、標茶駅には転車施設がないため、方向転換することができません。そのため、C11形は方向転換せずに上り列車と同じ向きで下り列車の先頭(5号車側)に連結されます。もともと5号車側には補機としてDE10型ディーゼル機関車が連結されているため、下りの「SL冬の湿原号」は、本来と逆向きのC11形+補機のDE10型+客車5両という編成で運転されることになり、SLとDLの重連運転が行われます。なかなか珍しい運転形態ということで、多くの方が連結シーンを撮影されていました。

 連結の様子を見学したところで、そろそろ客車の方に移動します。標茶駅のホームにも釧路駅と同じ鐘が設置されているんですね。鳴らしてみたかったのですが、目立ちそうなので止めておきました。

 往路も1号車でしたが、復路も同じ1号車のカウンター座席です。とにかくカウンター座席を確保することを最優先に指定席券を手配したため、結果的に同じ号車になってしまいました。まあ、さすがに座席位置は違いますので問題ありません。

 発車時刻が近づくと客車のドアが開き、乗車が始まります。僕も最後尾の1号車から乗車して座席に着席すると、程なくして列車は標茶駅を発車しました。釧路駅までの約1時間40分、再び「SL冬の湿原号」での乗り鉄旅を楽しみます。

 ここで2号車にある物販カウンターに行ってみました。ちょっとおやつタイムということで、くしろ霧サイダーとアイスクリームを購入しました。横にもう一つ飲むヨーグルトがありますが、これは標茶駅横にある「ミルクックさんのアンテナショップ」で購入したものです。

 サイダーもアイスクリームもいいですね。列車に揺られながらの飲食はひと味違います。お昼に食べたあんかけそばがちょっと熱かったので、ちょうどいい口直しになりました。

 標茶の次の停車駅は茅沼駅で、タンチョウが来訪する駅として有名です。現在の茅沼駅は無人駅ですが、有人駅時代の駅長がタンチョウの餌場を設置し、その後も代々の駅員さん達によって給餌が引き継がれたことから、無人駅となった今でもタンチョウが飛来し続け、時にはホーム上を歩き回りエサをついばんでいることもあるそうです。僕も車内からタンチョウの姿を目撃しましたが、車両からかなり離れていたため、うまく写真撮影できませんでした。やはりスマホのカメラでは難しいようです。

 茅沼駅を過ぎると、次の停車駅は塘路駅です。「SL冬の湿原号」は途中停車駅での停車時間が短いことは紹介したとおりですが、下り列車のみ塘路駅で10分程度停車します。やや雪が舞う天候でしたが、「SL冬の湿原号」の編成全体をカメラに収める貴重なチャンスということで、僕も他の方に混じって撮影しました。

SL冬の湿原号を逆向きで牽引するC11形蒸気機関車塘路駅 2024/3/1

 僕もこれまで全国各地で蒸気機関車が牽引する客車に乗車してきましたが、SLが逆向きで連結されて走行する姿を見るのは初めてです。機関士さんたちはどちらの方向を向きながら運転しているんでしょうかね? 逆方向での運転に合わせて、ヘッドマークも機関車の前後に取り付けられています。めったに見ることができない貴重な体験をすることができました。

 塘路駅を発車した列車は、釧路湿原に入って行きます。やはりカウンター座席はいいですね。座席に座っているだけで目の前に釧路湿原が広がります。暖かい車両から雄大釧路湿原を眺められるのは、何とも贅沢な乗り鉄旅です。

 そして下りの「SL冬の湿原号」は終点の釧路駅に到着しました。せっかくなので、釧路駅では客車側から撮影してみました。写真では分かりにくいですが、かなりの雪が舞っています。上り列車の釧路駅出発時と比べて、明らかにホーム上の雪の量が違います。運休や大幅な遅延なく乗車できて、本当によかったです。

SL冬の湿原号の14系客車:釧路駅 2024/3/1

 「SL冬の湿原号」の往路と復路の両方での乗車を楽しむことができ、非常に満足です。忘れていましたが、車内では乗車証明書をいただきました。往路と復路でデザインが異なり、さらに金色と銀色の輝かしいカードです。ちなみに裏面には記念スタンプを押印できるようになっています。

 さて、今回の道東乗り鉄旅のメインとなる「SL冬の湿原号」への乗車は終わってしまいましたが、旅の行程はまだまだ続きます。この後は再び釧網本線に乗車して、終点の網走に移動します。

 

釧網本線普通列車網走行に乗車

 釧網本線JR北海道の路線の中でも運転本数が少ない路線の1つで、時刻表で調べて見ると、釧路↔網走間を直通する列車は上り下りとも1日当たり5本のみです。このうち上下各1本は快速「しれとこ摩周号」として運転されていますが、通過駅はほとんどなく、普通列車と変わりありません。さらに今月のダイヤ改正で、直通列車は1本減って1日当たり4本となり、「しれとこ摩周号」も普通列車の扱いとなります。JR北海道単独では維持することが困難な路線とされており、その行く末が心配されるところですが、一方で釧網本線富良野線を走る「ノロッコ号」の引退にあわせて新たな観光列車が導入されるという報道もあることから、より一層の利用促進に向けた積極的な取組が期待されるところです。

 今回は、そんな釧網本線の全区間を直通する普通列車に乗車して網走駅を目指します。実は2019年6月の北海道乗り鉄旅でも、釧路→網走間を普通列車に乗車して全区間を走破しており、今回が2回目です。乗車するのは釧路16時32分発の普通列車です。網走到着は19時47分なので、3時間以上の乗車となります。

釧網本線を走るキハ54形気動車釧路駅 2024/3/1

 車両はキハ54形500番台の気動車です。JR北海道は3月16日のダイヤ改正にあわせて、石北本線釧網本線に新型車両H100形を大量に投入し、現在使用されているキハ40系やキハ54形をすべて置き換えることを発表しています。このため、これらの区間でキハ54形に乗車できる機会は残り僅かです。

 ご覧のとおり、座席は転換クロスシートになっています。普通列車とはいえ長時間の乗車となりますので、こうした設備はありがたいです。よく見ると、可愛らしいモケット柄ですね。ただ残念なことに、窓枠と座席の位置が一致していないため、車窓を眺めるには不向きな座席もあります。また、昼間の時間帯だと、釧路湿原釧路川を眺めやすい座席(網走行の場合、進行方向左側の座席)は人気が高いため、座席位置の希望がある場合には早めに乗車することをオススメします。

 乗車中、何度か列車が急停車することがありました。どうやら野生動物が線路内に立ち入ったようで、衝突を避けるための急制動だったようです。そしてさらに進むと、今度は吹雪のような激しい降雪の区間に入りました。車両前面から外の様子を見ると、線路が雪で覆い尽くされています。僕が普段利用している鉄道路線であれば間違いなく運休となるレベルの積雪です。こうした悪天候をもろともしないキハ54形の走りっぷりには感動しました。

 暗闇が迫る中、途中の標茶駅には10分くらい停車します。その時間を利用してホーム上からキハ54形をパシャリ📸 ちょっと幻想的です。

 釧網本線ですが、昨今のインバウンドによる需要の急拡大により、時期によっては一部区間で立客が生じる程の混雑となることがあるようです。幸いにも僕が乗車した列車ではそれほどの混雑はありませんでしたが、途中駅では思っていた以上に乗降がありました。

 そして終点の網走駅に到着しました。隣のホームには、キハ54形と一緒に石北本線釧網本線から姿を消すキハ40系が停車していました。国鉄を代表する気動車であったキハ40系も、少しずつ活躍の場が減少しつつあります。車齢を考えれば当然のことだとは思いますが、石北本線釧網本線での最終運行時には、別れを惜しむ多くの鉄道ファンが最後の乗車に駆けつけるのではないでしょうか。

釧路からの約185kmにも及ぶ旅を終えたキハ54形:網走駅 2024/3/1

石北本線釧網本線での活躍に終止符を打つキハ40系気動車:網走駅 2024/3/1

 さて、これで道東乗り鉄旅の2日目の行程は終了となります。天候に恵まれない場面もありましたが、予定どおりの行程で無事に網走まで到着できたことでひと安心です。網走駅で下車するのは初めてですが、やはりこの時期は雪深いですね。駅前の階段で滑り落ちるところでした。油断は禁物です。

 明日はいよいよ3日目となります。このまま予約していた駅前のホテルに移動し、最終日に向けて身体を休めようと思います。

>>(3)に続く