レン鉄★気ままな乗車記

乗り鉄&きっぷ鉄の管理人が、備忘録を兼ねてブログに綴っていきます。

乗り鉄&きっぷ鉄っぽい管理人が、乗り鉄旅行とそこで使用したきっぷを思うがままに記録したブログです。
どうぞ、お付き合いください。
 

「おもいで車両」に乗車する水郡線乗り鉄旅【茨城・福島旅】

 僕はこれまでの乗り鉄旅で、日本各地の鉄道路線を利用していますが、まだ乗車したことがない路線がいくつもあります。JRの路線だけ見ても、東北方面で言えば大湊線、花輪線、男鹿線、信越方面では弥彦線、越後線、関東近郊では水郡線、久留里線、山陽・山陰方面では、可部線、福塩線、美祢線などです。どんな車両に乗車して、どんな車窓を眺めることができるのか、気になるところですが、どの路線も僕が住む愛知県からはかなり遠く、さらに運転本数も多くないため、限られた旅行日程の中では、なかなか乗車する機会に恵まれないのが現状です。計画も立てずこのまま待っていても、うまい具合に乗車できるタイミングがやってくるとも思えない中、手元には、JR東日本管内の片道運賃と料金が4割引となる「JRE BANK優待割引券」があります。割引券の有効期限は7月末なので、まだ焦るほどではありませんが、このまま使用せずに無駄にするのも、何となくもったいない気がします。それならばということで、未乗路線のひとつに乗車することを目的とした乗り鉄旅に行ってみることにしました。 

 肝心の行き先ですが、JR東日本が発表した「春の臨時列車」を見ながらいろいろと思案し、水郡線の常陸大子-郡山間で運転される「水郡線ふくしま号」に乗車することにしました。この列車は「おもいで車両」で運行されます。「おもいで車両」は、これまで仙台地区で活躍してきたキハ110系「レトロラッピング車両」がリニューアルされ、今年3月から運行を開始したばかりの車両で、国鉄時代の急行色を模した外観が特徴の車両です。実は以前から、キハ110系の「レトロラッピング車両」に乗車してみたいと思っていたのですが、機会を逃してしまい、乗車できずじまいでした。その反省ということもあり、「おもいで車両」で運転される水郡線の臨時列車に乗車してみることにしたものです。

 そうと決まれば、早速、旅行行程を作成します。中には、旅行行程を考えるのが面倒だという人もいるようですが、僕にとっては、大判のJR時刻表をめくりながら旅行行程を組み立てる時間は、何にも代えがたい至福のひとときです。おおまかにイメージしていた行程パターンを書き出して、そのダイヤを調べます。一発でうまく組み立てられることもあれば、都合よく乗り継ぐことができず、一から組み直すこともあります。今回の旅行について言えば、当初は、郡山発常陸大子行きの列車に乗車することから行程を組み始めましたが、どうも上手くいかず、発想を転換して、常陸大子発郡山行きの列車を利用することにしました。試行錯誤を繰り返しながら作り上げた最終的な行程は次のとおりです。

 豊橋駅から品川駅まで東海道新幹線に乗車し、品川駅で特急「ときわ」号に乗り換えます。「ときわ」号は東京駅にも停車するため、東京駅で乗り換えてもいいのですが、普段、品川駅を利用する機会が少ないですし、「ときわ」号には始発から乗車したいと思ったので、品川駅を利用することにしました。「ときわ」号の終点は勝田ですが、その1つ前の水戸駅で下車し、ここから水郡線に乗車します。「水郡線ふくしま号」の始発は常陸大子駅となるため、水戸駅から常陸大子駅までは普通列車に乗車します。常陸大子駅からは終点の郡山駅まで「水郡線ふくしま号」に乗車して、郡山駅から東京駅までは東北新幹線に、東京駅から豊橋駅までは東海道新幹線に乗車するというものです。こうした行程表を作成するのは、1月の鳴子温泉までの乗り鉄旅以来のことです。

 今回の旅行でも、いつものように旅の各所で写真撮影も楽しみました。その紹介を兼ねて、今回の旅の様子をお伝えしたいと思います。

 

 

豊橋駅から東海道新幹線に乗車

 旅の始まりは、いつものように豊橋駅です。僕が関東方面への乗り鉄旅に出かける際の定番となっている「ひかり」632号東京行きに乗車します。

 東海道新幹線と言えば、東京ディズニーシー開園25周年を記念したアニバーサリーイベント“スパークリング・ジュビリー”にあわせて、6月19日から、ジュビリーブルーに包まれた特別な新幹線「Sparkling Dreams Shinkansen」が運行されることが発表されました。東海道新幹線では、昨年、「Wonderful Dreams Shinkansen」が運行されたばかりですが、今回はこれに続くディズニー仕様第2弾となります。僕は「Wonderful Dreams Shinkansen」を2回ほど目撃しましたが、残念ながら乗車する機会がありませんでした。ディズニー好きの一人として、今回こそは是非とも乗車してみたいと思っています。

東海道新幹線のN700A:豊橋駅 2026/5/31

 豊橋駅の改札を通ってホームに向かうエスカレーターに乗っていると、「ひかり」632号の入線を知らせる案内放送が流れてきました。ホーム到着後、早速、写真撮影します。僕は「ひかり」632号に乗車する際、自由席を利用することが多いですが、今回はJR東海ツアーズの旅行商品を利用するため、指定席になります。予約段階では、贅沢をしてグリーン車にしようかとも考えましたが、最近の懐事情を考慮して普通車にしました。豊橋駅を定刻に発車した「ひかり」号は、浜松、静岡の順に停車していきます。静岡駅では、後続の「のぞみ」号に遅れがあり、その通過待ちのため「ひかり」632号も数分遅れて発車しましたが、新横浜には定刻に到着しました。素晴らしい回復運転です。もちろん品川駅にも遅れることなく到着しました。

 品川駅で下車するのは久しぶりです。改札に向かう通路を歩いていると、以前と少し雰囲気が変わったように思えたのですが、僕の気のせいでしょうか? 

 平日であれば、出張などビジネス利用も多いでしょうが、日曜日の朝ということでそれほど混雑していません。名古屋方面から東海道新幹線に乗車し、新宿や渋谷方面に向かう場合、品川駅での乗り換える方が多いと思いますが、常磐線で土浦・水戸方面に行かれる場合、皆さんは東京駅と品川駅のどちらで乗り換えられるのでしょうか?

 

品川駅から特急ときわに乗車

 品川駅では、「えきねっと」で購入した乗車券類を受け取るため、一旦、改札を出ます。「ときわ」号の発車まで時間があったので、改札を出たついでに駅舎を撮影しました。アクアパーク品川に行った際には高輪口を利用しましたが、港南口は初めてのような気がします。天気予報では晴れ☀️でしたが、今日は曇り☁️のようですね。

 さて、在来線の中央改札から再び入場します。「ときわ」号には水戸まで乗車しますが、その区間でsuicaを利用しようか、それとも紙のきっぷを購入しようか、ちょっと迷いました🤔 suicaを利用すると、JREポイントが貯まるというメリットがあります。しかし結局、いつものように券売機でマルス券を購入しました。ポイントよりも、きっぷ鉄としての趣味の方が勝ったという訳です。

 これから乗車する「ときわ」55号は、9番線から発車します。「ひたち」号と「ときわ」号はいわば兄弟のような特急で、使用される車両もE657系で共通化されています。また、列車番号については、「ひたち」は1号から、「ときわ」は51号から付番されており、基本的にそれぞれが交互に運転されています。僕が9番線ホームに到着すると、すでに列車が停車しており、しばらくすると客扱いが始まりました。

ときわ号で使用されているE657系:品川駅 2026/5/31

 E657系には、E653系のリメイク塗装が施された、グリーンレイク(緑色)塗装のK17編成、スカーレットブロッサム(赤色)塗装のK12編成、イエロージョンキル(黄色)塗装のK2編成、オレンジパーシモン(橙色)塗装のK3編成があり、さらに先月には、「タキシードボディのすごいヤツ」こと651系のオマージュカラーに塗装変更されたK1編成もあります。オレンジパーシモン編成には乗車したことがあり、できれば651系のオマージュカラー編成に乗ってみたいなと思っていましたが、結果は写真のとおり、通常編成でした。両先頭車両を撮影したところで、早速乗車します。

 客室内も撮影してみました。座席は一般的な特急型車両である2+2配置で、黒と濃灰色のうねり模様のモケット柄が特徴的です。各座席には、大きめの背面テーブルとモバイルコンセントも用意されており、機能性、快適性とも十分な車内空間となっています。僕は今回、車両最後部の窓側座席を予約しておきました。この座席であれば、気兼ねすることなくリクライニングすることができますからね。

 さて、「ときわ」55号は品川駅を定刻に発車しました。普段は、東海道新幹線や山手線の車内から見る風景を、在来線特急に乗車しながら眺めるのは、何だか不思議な感じがします。列車はすぐに東京駅に到着しました。品川発車時点では乗客はまばらでしたが、さすがは東京駅ですね、まとまった乗車がありました。東京駅の次は、上野に停車します。「ひたち」号と「ときわ」号はともに常磐線特急ですが、上野東京ラインが開業するまで、これら常磐線特急は上野発着でした。その名残からか、今でも「ひたち」号は上野駅を毎日00分に発車し、「ときわ」号は毎時30分に発車するダイヤが組まれています。

 上野駅を発車した「ときわ」号は、柏、土浦、石岡、友部と停車していきます。日中の「ひたち」号はこれらの駅をすべて通過するため、上野―水戸間を最速65分で結んでいますが、「ときわ」55号では77分となります。日曜日の朝の下り列車ということもあってか、思ったよりも乗降が少なかったです。どうでもいいことですが、僕の前の座席には東京駅から若い女性が1人で乗車されましたが、着席早々爆睡されてました。お姉さん、相当にお疲れのようでした。

 想定以上の横揺れにちょっと驚きながらも、「ときわ」号の乗車を満喫したところで、水戸駅に到着しました。列車は勝田行きですが、水戸駅で下車される方が多いようですね。ここからはいよいよ水郡線に乗車しますが、一旦、改札を出てみることにします。

 

水戸駅から水郡線の普通列車に乗車

 水戸駅での乗り換え時間を利用して、改札外でお土産物を購入した後、再び改札を通って水郡線が発着する1・2番線ホームに向かいます。茨城県の県庁所在地にある中心駅だけあって、多くの方が行き交っています。

 乗車するのは、11時15分発の普通列車の常陸大子行きです。水郡線は、水戸駅と郡山駅(正確には東北本線の安積永盛駅)までを結んでいますが、水戸発の場合、郡山まで全線通しで運行される列車は1日4本で、その他の列車は、常陸大子行き(うち2本は常陸大子発郡山行きに接続)や常陸大宮行きとなっています。また、途中の上菅谷から支線に入り、常陸太田まで運行される列車もあり、水戸発の運行本数は1時間あたり1~2本といったところです。今から乗車するのは常陸大子行きには、終点まで乗車することになります。

水郡線で使用されているキハE130系気動車:水戸駅 2026/5/31

 僕がホームに到着した時点では、水郡線の乗車を待つ方はまばらで、それほど多くない感じでしたが、発車時刻が近付くにつれて徐々に増えました。しばらく待っていると、2両編成のキハE130系が入線してきました。車内は4人掛けと2人掛けのボックスシートのほか、ドア付近にはロングシートがあります。2人掛けのボックスシートを狙っていましたが、確保できませんでしたので、ロングシートに着席しました。水戸駅から乗車された方は、全員が着席できる程度の乗車率です。

 ほどなくして、列車は水戸駅を出発しました。終点の常陸大子まで約80分の乗車となります。水郡線は初めての乗車となるため、どんな乗り鉄旅となるか、期待いっぱいです。最初はロングシートで車窓を眺めづらかったのですが、上菅谷駅でまとまった下車があり、運よく2人掛けのボックスシートに移ることができました。のどかな風景を眺めながら、のんびりとローカル線に揺られる時間は、僕にとって贅沢な時間の過ごし方です。キハE130系に乗車するのは、ひょっとしたら初めてかもしれませんが、なかなか乗り心地がいいです。少し車内でウトウトしていると、早くも常陸大子に到着しました。

 

常陸大子で昼食とスイーツタイム

 常陸大子にやってきました。初めての訪問を記念して駅舎をパシャリ📸 (下の写真は昼食を終えた後に撮影したものです。)

 東京よりも天気はよさそうですが、その分だけ暑いですね。ここからは、今日の乗り鉄旅のメインとなる「水郡線ふくしま号」に乗車しますが、まだ時間があるので、駅周辺で昼食をいただくことにします。今年1月の鳴子温泉旅での反省点を踏まえ、旅行前にしっかりと下調べをしておき、お店も決めておきました。

鶏料理 弥満喜でしゃも丼の昼食

 今日の昼食は、駅から徒歩5分ほどの場所にある、鳥料理の弥満喜さんというお店でいただくことにしました。常陸大子駅のある大子町は、「奥久慈しゃも」という鶏🐔が有名だそうで、しゃも料理を提供するお店のひとつが弥満喜さんです。

 昼時ということで、表の駐車場はほぼ満車でしたが、僕はすぐに奥の座敷に案内してもらえました。メニューを見ると、しゃも料理として、しゃもすき鍋、しゃも丼、しゃもの塩焼きや天ぷらなど、いろいろな料理がありましたが、僕は「奥久慈しゃも丼[極み]」をいただくことにしました。通常の「しゃも丼」と「しゃも丼[極み]」の違いがよく分かりませんが、[極み]であれば間違いないだろうということで、こちらを選びました。この丼には、サラダや香の物だけでなく、しゃもスープや手づくりこんにゃくもセットになっています。

 いつものように食レポはありませんが、スーパーで売られている鶏肉とは、肉の弾力というか、歯ごたえが全く違います。また、提供された丼の具材として、今日は希少な白レバーを使用しているそうです。僕は普段、レバー類があまり好きではありませんが、提供された白レバーにはクセがなく、非常に食べやすかったです。もちろんすべて美味しくいただきました🤗

B.B.D. ~Bright Base Daigo~でスイーツタイム

 食事を終えて駅前中央通りを常陸大子駅に向かって歩いていると、何やらお洒落な建物がありました。これは、大子町を訪れた観光客が休憩したり、町民の皆さんが集える場所として町が整備した交流拠点施設で、Bright Base Daigoの頭文字をとってB.B.Dと呼ばれているそうです。

 1階には、大子町の特産品であるりんごやお茶を使用した飲み物やソフトクリームなどを販売する小さなカフェがあり、2階の交流・休憩スペースや3階の多目的スペースでのイートインも可能とのことだったので、「水郡線ふくしま号」の発車時間までの間、ここでカフェタイムとすることにしました。

 いただくのは奥久慈茶のアフォガードです。思った以上にボリュームがありました。2階の休憩スペースを利用されている方は数人しかいらっしゃらず、ここでゆっくりと奥久慈茶とソフトクリームを味わうことができました。写真はうまくピントが合っていませんが、参考程度ということで紹介します。

 アフォガードをいただき、身体もひんやりしたところで、そろそろ常陸大子駅に戻ることにします。

 

常陸大子駅から快速「水郡線ふくしま号」に乗車

 常陸大子駅に到着しました。これから乗車する快速「水郡線ふくしま号」はすでに2番線に入線しており、早くも乗車されている方がいらっしゃいました。僕は写真撮影がしたかったので、まずは1番線ホームから撮影しました。

水郡線ふくしま号の運用に就くキハ110系気動車「おもいで車両」:2026/5/31

 まだ塗装変更されたばかりということもあり、外観は非常に艷やかです。クリーム色と赤色のツートンカラーで塗り分けられ、かつての国鉄急行色がうまく再現されていると思います。そう言えば以前、津山線を走る「ノスタルジー」車両に乗車したことを思い出しました。そちらは本家とも言うべきキハ47形でしたが、キハ110系の国鉄急行色も、負けず劣らずいい雰囲気を出しています。

 跨線橋を渡って2番線に移動し、より近距離から撮影しました。方向幕は「快速」ではなく「臨時」となっています。車両前面のJRマークもいいですね。

 常陸大子駅の駅名標を入れて撮影してみました。国鉄急行色というノスタルジー感あるカラーリングながらも、引き戸ではなくプラグドアなのはちょっとシュールな感じがします。ひと通り車両の写真撮影を済ませたところで乗車します。ちなみに列車は2両編成で、全席指定席となっています。直前に「えきねっと」で確認したところ、ほぼすべての座席が発売済みとなっていました。続いて車内も紹介したいと思います。

 外観は国鉄急行色に変更されていますが、車内設備には変更がないようで、2+2列配置のリクライニングシートが並んでいます。昨年6月には、釜石線を走る快速「はまゆり」の指定席車両を利用しましたが、その時に乗車したキハ110系と同じタイプの座席です。「おもいで車両」は普段、毎週金曜日に仙台地区で特急イブニングウェイとして使用されているということもあり、車内にはイブニングウェイのポスターが掲出されていました。

 さて、「水郡線ふくしま号」は常陸大子駅を発車しました。水郡線を走る定期列車はすべて各駅停車であるため、快速での運用は臨時列車ならではで、途中の停車駅は、矢祭山、磐城塙、磐城棚倉、磐城石川、安積永盛となっています。車内を見渡すと、乗車率は5〜6割といったところです。指定席券がほぼ発売済みであるにもかかわらず、実際の乗車率が6割程度という現象は、臨時快速列車によくある話しで、記念に指定席券だけを購入する人が一定数いることによるものです。同じ鉄道ファンとして、収集目的での指定席確保は本当に止めてもらいたいですね😡 ちなみに僕は1号車の窓側座席で、隣の通路側座席には別の方が乗車されていましたが、他に空席もあったことから、その方は途中で他の座席に移っていかれました。なお、僕は進行方向に向かって左側の座席でしたが、カーテンを閉めっぱなしにせざるを得ないほど日差しが強烈で、車窓を十分に楽しむことができなかった点が心残りです。

 列車は、途中の磐城棚倉駅に到着しました。この駅では対向列車との行き違いのため、数分の停車時間があります。皆さん、ホームに降りて写真撮影をされていましたので、僕もつられて撮影してみました。

 郡山方の先頭車両には、貫通幌が取り付けられていました。クリーム色と赤色の国鉄急行色には、貫通幌が似合う気がするのは僕だけでしょうか?

 常陸大子駅から乗車すること約1時間40分で、終点の郡山駅に到着しました。長過ぎず短過ぎず、ちょうどいい乗車時間だったと思います。いわゆる観光列車やイベント列車のように、途中停車駅でのおもてなしや特産品の販売などが行われるわけではありませんが、逆にローカル線の雰囲気をのんびりとした乗り鉄旅を楽しめたと思います。

 郡山駅到着後、ここまで乗車してきた「おもいで車両」は留置線へと移されます。回送されます。遠くから眺めていると、郡山駅にある広い留置線内をゆっくりと走行している光景を見ることができました。郡山駅は石油輸送用の大きなヤードがあるため構内が広いですね。石油輸送用のタキ1000形貨車の姿もあります。

 水郡線での乗り鉄旅を終え、ここからは東北新幹線に乗車して東京に戻ります。

 

郡山駅から東北新幹線に乗車

 郡山駅からは、16時6分発の「やまびこ」60号に乗車します。旅行計画段階では、せっかくの機会なので郡山駅での滞在時間を確保し、もう1本後の「やまびこ」号にしようかなと考えたりもしましたが、明日は仕事なので少しでも早く帰宅できるよう、「やまびこ」60号に決めました。

 車両はE5系の単独編成10両です。13番線で列車の到着を待っていると、8号車の乗車口付近にはグループ利用と思われる方が大勢いらっしゃいました。どこかの旅行帰りのようで、年配の方ばかりですが、かなり盛り上がっているようです。

 「やまびこ」60号が入線してきました。降車に続いて順に乗車するわけですが、年配グループの方が車内での荷物置き場の確保に手間取っているようで、後ろの並んでいる僕たちがスムーズに乗車できません。他の号車で乗降が終了しても、8号車だけはなかなか乗車が進まず、ちょっとイラッとしてしまいました。公共の場でのマナーとして、もう少し周囲の方への配慮をお願いしたいものです。

 「やまびこ」60号は郡山駅を発車しました。途中の停車駅は宇都宮、大宮、上野、そして終点の東京です。車内はいつものE5系で、グレイ系の落ち着いたモケット柄の座席が3+2列配置で並んでいます。東海道新幹線のN700系やN700Sで使用されている、鮮やかな青色のモケット柄の座席とは対照的ですね。僕は、東海道新幹線らしさを感じることができるN700系やN700Sの車内空間が好きですが、E5系も暖かみがあり落ち着きのある空間となっています。

 今回も2人掛けの窓側座席を利用しましたが、「水郡線ふくしま号」の車内と同様、日差しが強く、窓側座席の方にも配慮してブラインド閉めざるを得ませんでした。ということで、沿線の車窓を楽しむことはできず、その代わりに『トランヴェール』をゆっくり読ませていただきました。

やまびこ号の運用に就くE5系:東京駅 2026/5/31

 東京駅に到着しました。郡山駅では停車時間が短く、先頭車両を撮影することができませんでしたので、東京駅到着後にE5系を撮影しました。隣のホームにはE2系が停車しています。E2系は上越新幹線や北陸新幹線(長野新幹線)から引退しており、今や一部の「やまびこ」号と「なすの」号で運用されるのみです。東北新幹線からも引退することになれば、完全にその役目を終えることになります。乗車できる機会があるうちに、もう一度乗車しておきたいものです。

 

東京駅から東海道新幹線に乗車

 東京駅に到着し、ここからは東海道新幹線に乗車します。「やまびこ」60号を下車し、直後に乗車できる「こだま」号がありましたが、後続の「ひかり」号の方が豊橋駅に早く到着できるため、東京駅で70分ほど待ち合わせた上で、18時33分発の「ひかり」657号に乗車することにします。僕はつい最近まで、JR東海ツアーズの日帰り旅行商品では、「ひかり」657号を利用できないものと思っていましたが、予約時に確認したところ、復路の候補車両として表示されたのでちょっと驚きました。駅で70分もの時間をどう過ごそうかと考えていましたが、実際には、グランスタや東京一番街などでお土産物を購入したりしていると、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

 ホーム上で待つことしばし、19番線に列車が入線してきました。車両はN700Aです。ホーム端から眺めると、16番線、17番線、18番線にも発車を待つ列車が停車しており、新幹線がズラリと並んでいます。その光景を写真に収めようとしましたが、僕のスマホでは、これ以上の広角での撮影はできませんでした。

ひかり号の運用に就くN700A:東京駅 2026/5/31

 折り返し運用の車内清掃が終了したところで、早速乗車します。「ひかり」657号は自由席が混雑することが多い列車ですが、今回は往路と同様に指定席を予約してあるため安心です。座席位置は、もちろん2人掛けの窓側座席です。乗車してしばらくすると、「ひかり」657号は東京駅を出発しました。僕は豊橋駅で下車しますが、それまでの間の停車駅は品川、新横浜、静岡のみです。

 ちょっとお腹が空いてきました。今日は新幹線の車内でお弁当をいただこうと、東京駅でお弁当🍱を買っておきました。駅での約70分の待ち時間を使って、どのお弁当にしようか、いろいろなお店を回りながら考えました。ちょうど手頃な持ち帰り寿司があったのですが、どうやら注文を受けてから作ってくださるようで、20〜30分くらいかかるとのことで、残念ながら諦めました。最終的に選んだのは、大丸東京店にある金子半之助さんの上天丼弁当です。

 エビや野菜、海苔の天ぷらなどが入った天丼です。実は最近、東京にある老舗の天ぷら屋さんの動画をyoutubeで見て以来、天丼が食べたいなと思っていたところだったので、ちょうどいい機会に東京の天ぷらをいただくことができました。いつかは有名なお店に直接伺ってみたいものですが、このお弁当でも十分に美味しかったです。ごちそうさまでした。

 「ひかり」657号は定刻で豊橋駅に到着しました。豊橋駅に停車する「ひかり」号は2時間に1本となっており、東京駅を17〜19時台に発車して豊橋に停車する唯一の「ひかり」号がこの657号です。そのため、豊橋駅利用者にとっては利便性が高く、豊橋駅で下車される方が非常に多い列車となっています。僕と同じような旅行帰りと思われる多くの方が、豊橋駅で下車されていました。これで今回の乗り鉄旅も全行程が終了となります。

 

乗車券類の紹介

 今回の乗り鉄で使用した乗車券類は、次の6枚です。久しぶりに多くのマルス券を使いました。

 豊橋→品川と東京→豊橋の東海道新幹線区間については、先に紹介したとおり、JR東海ツアーズの日帰り旅行商品を利用しました。JR東日本区間は、往路が品川から水戸まで、復路が水戸から郡山を経由して東京までとなり、このうち水戸→東京都区内の乗車券と郡山→東京の新幹線特急券に「JRE BANK優待割引券」を使用しました。ちなみに往路の品川→水戸では特急「ときわ」号に乗車しましたが、チケットレス特急券で購入したため、手元に紙のきっぷとしては残っていません。なぜチケットレス特急券で購入したかと言えば、それはチケットレスの方が安かったからです。どうせチケットレスで乗車するのであれば、在来線チケットレス特急券(トク割)により35%OFFで購入したいところですが、発売日当日に購入しそびれてしまい、気付いた時にはすでに売り切れていました😭 トク割の発売枚数がどのように設定されているのか分かりませんが、相当少ないだろうと推測されます。

 今回の乗り鉄旅で使用した乗車券類のねだんを、正規の運賃・料金と比較してみたのが次の表です。

 合計金額では、確かに正規の運賃・料金よりも安くなっていますが、4割引となる「JRE BANK優待割引券」を利用した割には、あまり安価に抑えることができませんでした。やはり東海道新幹線区間の代金が大きいですね。

 さて、明日からは6月となります。雨☂が多くジメジメした季節となりますが、適度に気分転換を図りながら乗り越えていきたいですね。ちなみに現時点で次の乗り鉄旅の予定はありませんが、そろそろ計画していきたいと思っています。

大井川鐵道でSL・EL乗り鉄旅【静岡旅】

 最近、鉄道関係で少しばかり話題になった出来事がありました。大井川鐡道の井川線(南アルプスあぷとライン)について、今年6月から観光に特化した路線へと転換し、実質的な「値上げ」を行うというもので、大井川鐵道の社長が自身のブログで発表したものです。井川線は、日本で唯一のアプト式鉄道として知られており、また、途中にある奥大井湖上駅は、周囲を山々に囲まれた湖の中にある島に浮かんでいるかのような光景が評判となり、鉄道ファン以外の方からも人気を集めています。そんな井川線について、運行形態を観光向けに特化し、乗車料金を大幅に見直して、高収益化を図ろうというもので、具体的には、現行の運賃(井川線全区間を乗車した場合:片道1,340円)に企画料金2,160円を上乗せし、1回の乗車を3,500円にして旅行商品として販売するというものです。

 もともと大井川鐡道は、鉄道事業における通勤・通学定期券による収入は限定的で、大井川本線での蒸気機関車の運行などによる観光利用が主体となっています。井川線についても「過去15年間にわたって定期利用者がいない状態」(社長のブログより)という言葉が表すとおり、もはや生活利用としての機能は果たしていないのが実情のようです。しかし井川線には、前述のような観光資源があります。そうであれば、会社としてこれらを最大限に活用し、増収・増益を目指すことは至極当然なことだと思います。特に大井川鐡道では、2022年の台風15号によって大井川本線で土砂災害が発生し、その復旧工事に多額の費用が必要になることから、より一層の収入の確保に向けて取り組まなければならないという状況も理解できます。そして、乗り鉄である僕から見て、1回の乗車につき3,500円という金額は、近年の観光列車の単価から見ても相応なものであると思います。そういった点から、社長の考える「観光列車化」は、決して非現実的なものではないと考えますが、問題は実施時期です。4月後半に公表し、今年6月から実施するというのは、やはり無理があると思います。井川線が大井川鐵道の路線である以上、自社の判断で転換の判断を行うべきものであることは十分に理解しますが、井川線のあり方を根本から見直そうとする以上、やはり沿線自治体や地元住民の方への丁寧な説明が必要でしょう。

 結局、今年6月からの「観光列車化」については延期されることとなりましたが、改めてスケジュールを検討した上で近日中に発表されるようですので、その内容に注目したいと思います。鉄道ファンの一人としては、大井川鐵道のこれまでにない取組が、慢性的な赤字に苦しんでいる日本各地の中小鉄道会社にとって、黒字化への期待が持てるような施策となることを期待するばかりです。

 そんな大井川鐡道ですが、僕が直近で乗り鉄旅を楽しんだのは、2018年8月なので、約8年も前のことになります。当時は、C11形蒸気機関車や、機関車トーマスが牽引する旧型客車に乗車した訳ですが、トーマス号はその後も運転を続けており、“DAY OUT WITH THOMAS”は大井川鐡道を代表する一大イベントに成長しています。

len-railway.hatenablog.jp

 また、大井川鐡道と言えば、かつてのブルートレイン風の列車を復活させようと、電気機関車をブルートレイン牽引機のようなカラーリングに変更し、さらに旧国鉄の12系客車を使用したEL急行の運行を開始したことも話題となりました。西武鉄道から譲渡された大井川鐵道のE31形電気機関車は、かつてのEF65型のように塗色され、さらに国鉄時代に活躍したブルートレインのヘッドマークを掲げて運行されるという気合の入れようです。そこで今回は、蒸気機関車だけでなく、こうしたEL急行にも乗車してみようと思い立ち、久しぶりに大井川鐡道に乗車する乗り鉄旅に出かけることにしました。

 いつものように、今回の乗り鉄旅(スイーツタイムもあり)の様子をお伝えしますので、よかったらどうぞ、お付き合いください。

 

 

豊橋駅から東海道本線に乗車

 前回の琵琶湖・彦根旅と同様、今回もすべて在来線での移動となります。旅の出発駅は豊橋駅です。在来線の改札口横にあったJR全線きっぷうりばは廃止され、代わりに指定席券売機が設置されています。見ると、思った以上の行列になっていたので、新幹線側の指定席券売機できっぷを購入しました。

 出発前にあらかじめ時刻表で確認し、8時5分発の浜松行きに乗車する予定でしたが、7時47分発の列車に乗車できそうです。とりあえず8番線に向かいます。

 8番線につながる階段を降りると、ちょうど浜松方から列車が入線してくるタイミングでした。車両は373系の6両編成です。この先、特に急ぐわけではありませんが、特急型車両に乗車できるということで、予定よりも1本早い列車に乗車することにしました。静岡地区ということでロングシートを覚悟していましたが、これに乗車すれば浜松までリクライニングシートで快適に移動できます。今日は幸先がいいですね😄 ちなみに僕が373系に乗車するのは、昨年10月に快速「富士山御殿場SW(さわやかウォーキング)」に乗車して以来です。

普通列車の運用に就く373系:豊橋駅 2026/5/16

 僕は浜松方の先頭車両である6号車に乗車しました。車内は窓側座席から徐々に埋まっていきましたが、豊橋発車時点でも、まだいくつか空席がありました。

 豊橋を発車した普通列車は、二川、新所原の順に各駅に停車していきますが、途中駅でもそれほど混雑することなく、約40分で終点の浜松に到着しました。予定よりも1本早い列車で浜松まで来たので、ここから先も予定より1本早い列車に乗車することができます。向かい側のホームには、普通列車の静岡行きが停車しており、これに乗車しました。車両は313系です。金谷までの座席を確保したいという気持ちが先行し、浜松駅で写真を撮影する心の余裕がありませんでした。ちなみに今回は、運よく転換クロスシート車に当たりました。これで往路は全区間でロングシートを回避することができました。

 静岡行きの普通列車は、浜松を発車した後、天竜川、豊田町、磐田の順に停車していきます。そして浜松から乗車すること約40分、大井川鐡道への乗換駅である金谷駅に到着しました。浜松駅では撮影していなかった313系をパシャリ📸

東海道本線などで使用されている313系:金谷駅 2026/5/16

 最近の乗り鉄旅はいつも天気に恵まれていますが、今日も気持ちがいい快晴☀️です。晴れはありがたいですが、気温が上がりすぎるのは勘弁してほしいものです🤒

 

金谷駅から大井川鐡道に乗車して新金谷へ

 改札を出ました。駅前には、僕と同じように、これから大井川鐵道に乗車されるであろう方も何人かいらっしゃいます。鉄ヲタ同士の感覚で分かります。ちなみにJRの金谷駅の駅舎はこんな感じです。

 JRの駅舎を正面に見て左側に目を移すと、大井川鐡道の金谷駅があります。実はわざわざ改札を出なくても、JR線から大井川鐡道線への乗り換え改札があるのですが、これから乗車する大井川鐡道の発車時刻まで時間に余裕があったので、あえて改札を出てみました。

 こちらが大井川鐡道金谷駅です。駅名の表示がなかったら、遠目には、どこかの会社の事務所だと勘違いしてしまいそうです。入口の扉を開けて中に入ると、時代を感じさせる雰囲気です。シャッターが閉められている箇所には、売店があったような記憶があるのですが、営業していませんでした。もちろん自動改札機などありません。乗車券やSL急行券を販売する有人の窓口がありますが、僕が駅舎に入った際には、カーテンが閉められていました(数分後に窓口業務が始まりました)。一応、自動券売機はあるので、ここで乗車券を購入することができるようになっています。

 ちなみに僕は今回、往路の新金谷→川根温泉笹間渡間でパーシー号に、往路の川根温泉笹間渡→新金谷間でEL急行かわかぜ号に乗車しますが、いずれもEX旅先予約(つまり旅行商品)で申し込んでおり、ここ金谷駅で乗車券を別途購入する必要はありません。そのため、改札口でEX旅先予約の画面を見せて、ホームに移動します。ちなみに往路でパーシー号に乗車するのは新金谷駅ですが、EX旅先予約の旅行商品には、金谷→新金谷間の乗車券も含まれています。

EL急行を牽引するE10形電気機関車:金谷駅 2026/5/16

 新金谷までは、金谷駅を10時ちょうどに発車する列車に乗車します。列車はELすまた1号で、本来であればEL急行料金が必要となりますが、金谷-新金谷間でのみ利用する場合には、運賃のみで利用することができます。大井川鐡道のEL急行は、日によって牽引する電気機関車が異なりますが、今日は、(金谷方)←E10形+12系客車+E31形→(川根温泉笹間渡方)となっていました。金谷駅のホーム有効長の関係からE31形を前面から見ることができないため、E10形を中心に写真撮影しました。大井川鐡道が1949年に導入した電気機関車で、すでに75年以上が経過しています。人間で言えば、後期高齢者に当たる年齢ですが、今でも第一線で活躍している姿には感動すら覚えてしまいます。

大井川鐵道の12系客車:金谷駅 2026/5/16

 撮影を終えたところで、客車に乗車します。4両編成のうち、金谷駅で乗車できるのは2号車のみです。1号車から3号車は通常のボックス座席車両で、4号車は車内で食事を楽しむことができる食堂車「Train Dining オハシ」です。この便では食堂車としての営業を行っておらず、乗車できるのは1号車から3号車になります。僕のようにEL急行券を所持せず乗車する場合(フリーきっぷで乗車する場合も同様)には、1号車の空いている座席を利用することになります。空席がなければ立ち席となりますが、今日はそれほど混雑していないようで、EL急行券を持たない方でも、一人でひとつのボックス座席を利用することができました。

 EL急行は、川根温泉笹間渡駅を目指して発車しました。次の停車駅は新金谷なので、乗車時間は5分くらいです。さきほど金谷駅では、E31形を前面から撮影することができませんでしたので、新金谷駅停車中に撮影しました。

EL急行を牽引するE31形電気機関車:金谷駅 2026/5/16

 今日のヘッドマークは「あさかぜ」です。もちろん寝台客車ではありませんが、ブルートレインのような雰囲気が感じられます(と言っても昼間ですが…)。かつては、電気機関車やディーゼル機関車に牽引されるブルートレインが1日何本も運行されており、東京駅や上野駅ではこうした風景が日常的だったわけですが、現在では本当に貴重なものとなってしまいました。

 

新金谷駅からパーシー号に乗車

 さて、ここまでEL急行の12系客車に乗車してきましたが、ここからいよいよパーシー号に乗車します。機関車トーマスの主人公であるトーマスは車体番号1番の水色の蒸気機関車ですが、その親友であるパーシーは車体番号6番の黄緑色の蒸気機関車で、主に郵便配達で活躍しています。僕が新金谷駅に到着した際、パーシーはまだ奥の車庫で待機していましたが、発車時刻が近付くと、客車を引き連れて1番線に入線してきました。初めてトーマス号を見た時にも感じましたが、パーシー号も再現度が非常に高く、映像の世界から飛び出してきたかのような感じがします。

大井川鐵道を走るパーシー号:新金谷駅 2026/5/16

 次に客車を見ていきます。先ほどまで乗車した12系客車とは異なり、パーシー号はいわゆる旧型客車です。大井川鐡道には、SLの旅にピッタリな旧型客車がいくつかあり、いまでも現役で活躍しています。旧型客車と言えば、茶色(ぶどう色)の外観が特徴的ですが、トーマス号やパーシー号が牽引する客車は、基本的にオレンジ色に塗色変更されたものが使用されています。今日のパーシー号もほどんどがオレンジ色の旧型客車で、最後尾の1号車のみ、茶色(ぶどう色)の車体でした。

 この写真だけ見ると、もう確実に昭和の世界ですよね。パーシーと旧型客車の外観を撮影したところで、客車に乗車します。車内を見渡すと、ここも昭和レトロ感が溢れています。

 1号車の車内です。ボックスシートには、トーマスとジェームスが描かれたカバーが掛けられています。床面から壁面まで木製で、ニスが塗られた艶のある木目が美しいですね。

 こちらは2号車です。僕が予約した座席はこの2号車になります。1号車ほど年期を感じさせるものではありませんが、それでも最近の鉄道車両からみれば、立派な旧型客車です。シートカバーに描かれているのは、トーマスとパーシーです。ちなみに1号車を除く他の号車には、座席設備に違いはないようです。なお、2号車にはボックス座席が20区画ありますが、実際に乗客が利用しているのは6区画程度です。一部に子どもを連れた家族利用の方も見えましたが、僕と同じように一人利用もおり、土曜日の運行とは思えないほど空席が多く、ちょっと意外でした。

 定刻になり、パーシー号は川根温泉笹間渡に向けて出発しました。乗車時間は約40分です。乗車時には客車の窓は開けられており、開放感があります。自分で閉めることもできますが、僕は開けたまま乗車を楽しむことにしました。

 車窓からは、並走する大井川を眺めることができる区間があります。僕は進行方向に対して左側の座席でしたが、川根温泉笹間渡行きの列車であれば、進行方向右側の座席の方が景色を眺めるのに適していると思います。そして、沿線の景色もさることながら、走行中に外からの風を感じられるのがとても心地よいです。また、窓からは、風と一緒にかすかな煙と石炭のにおいが車内に入ってきて、蒸気機関車に牽引されていることが実感できます。ただし、トンネル走行時に窓を開けっ放しにすると煤だらけになってしまうため、その都度、開閉するようにしました。

 パーシー号は途中の家山駅に停車した後、大井川鐵道大井川本線で最も有名な大井川第一橋梁を渡ります。川根温泉の露天風呂に入浴中の方々が、皆さん、パーシー号に向けて手を振ってくれます。橋梁を渡り終えたところで、終点の川根温泉笹間渡駅に到着しました。

 僕はこれまで、何度か大井川鐵道を利用したことがありますが、川根温泉笹間渡駅で下車するのは初めてです。記念に駅舎をパシャリ📸 大井川鐵道は、車両だけでなく、駅舎も昭和の雰囲気が漂っています。

 ちなみにここまで乗車してきたパーシー号ですが、最後部の1号車の後ろに電気機関車が補機として連結されています。こちらは、塗装変更されていない現色のE31形でした。

 さて、次に乗車するEL急行かわかぜ2号は13時3分発なので、ここで1時間45分過ごすことになります。駅から徒歩圏内に、川根温泉 ふれあいの泉という施設があるので、ここで昼食と入浴を楽しむことにしました。駅から施設までは線路沿いを歩きますが、道中に茶畑🌿が広がっており、静岡らしさを感じました。ちなみに静岡県はお茶の生産で有名ですが、生産量全国一位は静岡ではなく、鹿児島なんだそうです。

 山の木々やお茶の葉の緑が一面に広がっており、春から初夏にかけての清々しさが感じられます。都会には都会の良さがありますが、山間部にもその場所でしか味わえない魅力がありますよね。

 

川根温泉 ふれあいの泉で昼食と入浴

 駅から線路沿いに5分くらい歩いたところで、川根温泉 ふれあいの泉に到着しました。駐車場には多くの車が停車しており、車で訪れる方が多いようです。ちなみにこの施設は、道の駅にもなっています。

 建物正面から入り、靴を脱いで靴箱にしまいます。入口正面には、お土産物や地域の特産品を取り扱うスペースがあり、通路を左に進むと無料休憩所を兼ねた食事処と温泉施設があります。

 すぐに温泉に入るよりも、食後にゆっくりと浸かりたいと思い、少し早めですが、先に昼食をいただくことにしました。

 券売機で食券を購入するシステムで、僕は「TEA豚ロースステーキ定食」を選びました。なぜこれを選んだのかと言うと、“TEA豚”というのがどんなものか気になったからです。調べてみたところ、お茶を飲んで育てられた静岡市のブランド豚だということで、肉🥩の赤みのきめが細かく、脂身があっさりしているのが特徴なんだそうです。注文して待つこと数分、提供されたロースステーキ定食がこちらになります。

 ステーキらしく鉄板にのせられており、ジュージューと音を立てています。もちろん焼きたてのアツアツで、ステーキに付けられたソースのいい香りも食欲をそそります。いつものように食レポはありませんが、美味しくいただきました。量も僕にはちょうどよかったです。

 食事を終えたら、次はいよいよ温泉♨️です。先ほどパーシー号で大井川第一橋梁を渡る際に手を振ってくれた方々が入浴されていたのが、この温泉になります。脱衣場や浴室内はスマホ使用禁止ですので、男湯の入口にある暖簾だけ紹介します。男湯には数種類の浴槽があり、そのすべてが源泉掛け流しなんだそうです。せっかくなので、僕はできるだけ多くの浴槽に浸かってみました。お湯は透明であまり匂いは感じませんが、ナトリウムー塩化物泉ということで、湯が口に入るとかなりしょっぱいです。湯あたりしないよう、また、熱中症にも気をつけながら、ゆったりと入浴を楽しみました。

 

川根温泉笹間渡駅から「EL急行かわかぜ」に乗車

 入浴を終え、お土産として新茶やお菓子を購入したところで、川根温泉笹間渡駅に戻ることにします。線路沿いの道を戻ると、ちょうど大井川第一橋梁を渡ってEL急行かわかぜ1号がやって来ました。

 川根温泉笹間渡駅は、ホームの有効長の関係から、客車4両は何とかホームに収まるものの、先頭と最後尾の電気機関車はホームから外れてしまいます。編成は、朝方に乗車したEL急行すまた1号と同じで、(金谷方)←E10形+12系客車4両+E31形→(川根温泉笹間渡方)です。

新金谷方の電気機関車E10形:川根温泉笹間渡駅 2026/5/16

川根温泉笹間渡方の電気機関車E31形と12系客車:川根温泉笹間渡駅 2026/5/16

 僕が予約したのは1号車で、早速乗車します。往路のパーシー号もそうでしたが、復路のEL急行かわかぜ号も空席が非常に多いです。中には、この場で車掌さんから急行券を購入して乗車されている方もいらっしゃいましたが、川根温泉笹間渡駅発車時の1号車の乗客は、僕を含めて8人(うち5人は当日券で乗客された模様)だけでした。ちなみに急行料金は、座席指定込みで1,500円です。乗車時間を考えると、決して安いものではありません。

 12系客車の車内はこんな感じです。旧型客車と異なり、冷房装置も完備されています。客車の窓は閉められていましたが、自身の操作で上半分のガラス窓を引き下ろすこともできます。僕は風を感じながら乗り鉄旅を楽しみたいと思ったので、窓を開けておくことにしました。

 EL急行かわかぜ2号の発車予定時刻は13時3分ですが、時間を過ぎても一向に発車しません。窓から顔を出して後方を見ると、E31形付近で係員の方が何やら慌ただしく作業をしています。その後、車内放送があり、車両点検のため発車を見合わせているとのことでした。15分くらい経過しても発車せず、運転見合わせが続いたため、「まさかの運休か?」と心配になりましたが、ちょうど30分経過したところで運転再開の車内放送があり、予定よりも35分遅れで出発しました。とりあえず発車してくれてひと安心です。

 発車は遅れたものの、EL急行かわかぜ2号は快調に大井川本線を進みます。パーシー号は、大井川とは反対側の座席を利用しましたが、復路は大井川側の座席となり、車窓をゆったりと眺めながら客車旅を味わうことができました。そしてEL急行は、途中の合格駅に停車しました。途中停車駅は家山のみのはずですが、今日は遅延の影響により、ここ合格駅で列車の行き違いを行うようです。

 対向列車を待っていると、現れたのはパーシー号でした。午前中に乗車したばかりですが、12系客車の中から通過するパーシー号の編成を見ることができたのも、車両点検による遅延のおかげといったところでしょうか。

 EL急行かわかぜ2号は、終点の新金谷駅に到着しました。最後尾に連結されたE31形電気機関車をもう一度間近で見ようと思ったところ、4号車の後ろにいるはずのE31形の姿がありません。どうやらE31形に何らかの不具合があったようで、今日は川根温泉笹間渡から新金谷までE10形が単独で客車を牽引してきたようです。そのため、今日はこの後に発車予定だったEL急行奥大井号は運休となったようです。これから乗車する予定だった方には気の毒ですが、仕方ないですね。

 僕は金谷駅に戻るため、当初の予定どおり、新金谷から金谷行きの普通列車に乗車します。大井川鐵道は、蒸気機関車やEL急行の運行で知られていますが、かつて近鉄や南海など全国の私鉄で活躍し引退した車両が、今でも現役で活躍していることでも有名です。僕が乗車したのは上の写真にある電車で、元は東急で使用されていた車両です。青森県の十和田観光電鉄に譲渡された後、路線廃止に伴い大井川鐵道にやってきたそうです。金谷までは1駅で、乗車時間は4分ほどで到着しました。

 

石畳茶屋 縁-en-でスイーツタイム

 金谷駅に戻ってきました。直ぐに東海道本線に乗り換えて豊橋まで戻ってもいいのですが、最近の乗り鉄旅では、スイーツタイム⏱️が恒例となっています。おやつにはちょうどいい時間ということもあり、今日はここ金谷でスイーツタイムにすることにしました。ちょっと探してみると、石畳茶屋 縁-en-という和風カフェが目にとまり、駅から徒歩圏内のようなので、ここに行ってみることにしました。金谷駅から坂を上りながら歩くこと約10分で、お店に到着しました。

 緑に囲まれたお店で、なかなか趣きがあります。店内には靴を脱いで入店する仕組みになっており、古民家のような内装です。待ち時間はなく、すぐにカウンター席に案内されました。

 せっかくなので、静岡らしいお茶を使ったスイーツがいいなと思い、お茶の羊羹フォンデュというものを注文しました。これは、とろとろに溶けたお茶羊羹に、お団子や一口サイズのカステラをディップしていただく、体験型のスイーツなんだそうです。しばらく待っていると、注文したセットが提供されました。

 お団子🍡2本とカステラ2切があり、これをお茶羊羹に絡めていただくものです。さらに急須形をした最中の皮もあるので、ディップして余った羊羹で最中を作ることもできます。お口直しの干し芋🍠とおかき🍘もいいですね。お茶羊羹はしっかりとお茶の風味が感じられ、いい香りが口いっぱいに広がります。もちろんすべて美味しくいただきました😄

 

金谷駅から東海道本線に乗車

 大井川鐵道のパーシー号とEL急行を満喫し、美味しいスイーツもいただいたところで、帰路に着くことにします。往路と同じように、金谷から豊橋まで東海道本線に乗車します。石畳茶屋 縁-en-から歩いて金谷駅に戻って来ると、15時23分発の浜松行きに間に合いそうなので、これに乗車することにしました。

 地下道をくぐって3番線に移動し、列車の到着を待ちます。しばらくすると313系が到着しました。

 昼間の時間帯なので、そんなに混雑せず着席できるかもしれないと高をくくっていましたが、実際には列車のドアが開くと、通勤ラッシュ時のような混雑ぶりです。それでも乗車しないという選択肢はないので、何とか車内に入り、ドアにへばり付くような姿勢で移動することになりました😭 何事かと思って調べたところ、今日と明日の2日間、エコパスタジアムでback numberのコンサートがあり、会場の最寄り駅である愛野駅まで東海道本線を利用する方が集中したことによるものだと分かりました。僕の下調べが十分でなかった点は反省材料ですが、イベントによりあらかじめ混雑が予想できるならば、いくらなんでも4両編成では無理があると思いました。

 そして乗客のほとんどは愛野駅で下車し、これまでの混雑が嘘だったかのように車内はガラガラになりました。ロングシート車両でしたが、もちろん余裕で着席できました。愛野までの区間で乗降に時間を要したことから、列車は数分の遅れで運転されており、終点の浜松にも若干の遅れで到着しました。ここで向かいのホームに待機している豊橋行きに乗り換えます。

 浜松から乗車したのは315系です。今日は、往路で373系と転換クロスシートの313系に乗車し、復路ではロングシートの313系と315系に乗車することになりました。豊橋↔金谷間の移動で、いくつかの異なるタイプの車両に乗車でき、乗り鉄的にはよかったです。また、浜松駅では315系を撮影する余裕がありませんでしたので、豊橋駅到着後に撮影しました。

JR東海の最新の通勤形車両である315系:豊橋駅 2026/5/16

 これで今回の乗り鉄旅は終了です。お隣である静岡県での乗り鉄旅は、1月の熱海旅行以来の約4か月ぶりで、久しぶりに大井川鐵道に乗車し、温泉とスイーツを楽しめる充実した乗り鉄旅となりました。

 

乗車券類の紹介

 最後に、今回の乗り鉄旅で使用した乗車券類の紹介です。と言っても、紙の乗車券は1枚しかありません。

 豊橋↔金谷間の往復運賃は3,040円です。JR東海の企画乗車券である休日乗り放題きっぷであれば、2,780円で往復することができるため、今回は普通乗車券ではなく、休日乗り放題きっぷを利用しました。ただし、休日乗り放題きっぷは在来線での利用に限定されるため、豊橋↔金谷間を往復する場合でも、豊橋―掛川などで東海道新幹線を利用することはできない点に注意する必要があります。

 次に大井川鐵道のパーシー号とEL急行かわかぜ号ですが、EX旅先予約はチケットレスでの乗車となっており、紙の乗車票に引き換える必要はなく、また、引き換えることもできません。そのため大井川鐵道分については、紙の乗車券類が1枚も手元に残っていません。きっぷ鉄的にはちょっとさみしい気分になりますが、こういうシステムを利用する以上、仕方ありません。

 さて、次回ですが、「JRE BANK優待割引券」を利用したJR東日本管内での乗り鉄旅に出かける予定です。その際は、旅行の様子を皆さんにも紹介したいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

琵琶湖と彦根に行ってきました【滋賀旅】

 僕にとってのゴールデンウィーク後半が始まりました。4月25日から29日までのゴールデンウィーク前半には、大阪に行ったところですが、後半も5連休なので、近場で日帰りの乗り鉄旅に行くことにしました。事前の天気予報によると、2日は晴れますが、3日と4日は雨になるようなので、出発日は2日にしようと決めました。肝心の行き先ですが、京都旅、大阪旅に続く関西方面への乗り鉄旅第3弾として、滋賀に行ってみることにしました。滋賀と言えば、真っ先に思い付くのはやっぱり琵琶湖です。以前から琵琶湖のクルーズ船である『ミシガン』が気になっていたので、まずはこの船に乗船してみたいと思います。さらに滋賀と言えば、近江八幡を拠点にしてバームクーヘンを製造・販売しているクラブハリエも有名です。僕は以前の青春18きっぷを使った乗り鉄旅で、ラ コリーナ近江八幡に行ったことがありますが、彦根にもクラブハリエのカフェがあり、是非とも行きたいと思っていたところです。そこで今回は、琵琶湖でミシガンに乗船し、その後、彦根でクラブハリエに立ち寄る乗り鉄旅とすることにしました。京都旅の往復と大阪旅の往路は東海道新幹線を利用しましたが、今回の乗り鉄旅では、久しぶりに在来線の普通列車だけで移動することにしました。ミシガンに乗船する大津港の最寄り駅は、京阪のびわ湖浜大津駅ですが、JRの琵琶湖線の大津駅からでも徒歩15分くらいです。大津までであれば、金山から米原乗り換えで2時間10分くらいですし、特に現地まで急ぐ必要もないことから、在来線で十分です。ミシガンに乗船した後は、再び大津駅に戻って琵琶湖線に乗車し、彦根で途中下車することにしました。

 それでは、今回の乗り鉄旅を紹介したいと思いますので、よかったらお付き合いください。

 

 

金山駅から東海道本線に乗車

 いつもは名古屋駅から東海道新幹線に乗車するところからの紹介ですが、今日はすべて在来線ということで、出発は金山駅になります。今日の金山駅は平日の通勤・通学時間帯のような混雑はありません。

 朝の時間帯、平日は岐阜や大垣止まりの列車が多いですが、土休日には米原まで直通する特別快速が運行されています。と言っても運転本数は多くなく、僕は金山駅で7時42分発の新快速大垣行き、46分発の普通岐阜行き、53分発の普通岐阜行きを見送った後、7時56分発の特別快速米原行きに乗車しました。

 ホームドアの関係から、あまりいい位置から撮影できませんでした。撮影に夢中になり過ぎて乗り遅れないよう、早速乗車します。車内は乗客が多く、金山からは着席できませんでしたが、名古屋駅で多くの下車があり、無事に窓側座席を確保できました。名古屋を発車した特別快速は、尾張一宮と岐阜に停車し、岐阜から終点の米原までは各駅に停まります。停車するごとに乗客の数はどんどん増えていき、大垣発車時点では、通勤ラッシュのような混雑になりました。これまで何度も米原行きの特別快速に乗車したことがありますが、ここまで車内が混雑するのはあまり経験がありません。やはりゴールデンウィークということなのでしょうか。

 金山から乗車すること約1時間15分で、終点の米原に到着しました。金山駅ではうまく撮影することができませんでしたので、米原駅到着後に列車を撮影しました。

特別快速の運用に就く313系:米原駅 2026/5/2

 ここからは、向かい側の3番線から発車する新快速姫路行きに乗車します。米原始発の12両編成ですが、余裕で着席できると思ったら大間違いです。青春18きっぷシーズンには、『米原ダッシュ』とも言われる激しい座席争奪戦が繰り広げられます。現在は青春18きっぷ利用可能期間ではありませんが、ここまで乗車してきた列車の混雑具合から考えると、青春18きっぷシーズンに匹敵する状況と言っても過言ではないと思います。そんなことを考えているうちに、新快速姫路行きが入線してきました。

 ドアが開いて早速、乗車します。ドア付近にある4人掛けのボックス座席に空席があり、その中の進行方向に向いた窓側座席を確保できました😊 これで大津までは安心です。周囲を見たところ、列車の入線前から乗車列に並ばれていた方は、ほとんどが着席できたようですが、乗車開始後にホームにこられた方は、立席となったようです。

 ちなみにJR西日本の一部の快速列車には、有料着席サービス「SUWALOCA」のうれシートが運用されています。米原駅を9時9分に発車するA快速749号には設定があり、530円(e5489専用のうれシートチケットレス指定席券であれば300円)で確実に着席できますが、残念ながら名古屋方面から到着する列車とは接続しておらず、利用できません。

 さて、新快速姫路行きは、米原駅を定刻に発車しました。彦根、能登川、近江八幡に順に停車していきます。米原から乗車すること約45分で、大津に到着しました。下車したところで、先頭車両を撮影しました。

JR西日本の各地で運用されている223系:大津駅 2026/5/2

 大津は滋賀県の県庁所在地です。県庁所在地の駅ということで、駅ビルがあって、駅前も賑わっているかと思っていましたが、周囲に大きな商業施設はないようで、思っていたより人は少なかったですね。記念に駅舎をパシャリ📸

 ここからは、大津港まで15分くらい歩きます。道は分かりやすいですし、今日は天気もいいので、ぶらぶらと散歩気分で行こうと思います。

 

大津港からミシガンに乗船

 大津駅から駅前の道路を真っ直ぐ歩き、京阪線の踏切を渡って少し進んだ先で左折します。僕はこの辺りを訪れるのは初めてですが、きれいな海辺の公園があり、晴れた日に歩くには最適です。

 公園を横目にそのまま進むと、大津港の船着場が見えてきました。まずは窓口で乗船手続きを済ませます。

 出港は11時で、乗船開始はその10分前ということでした。乗船まで時間があったので、隣にある緑地公園で待つことにしました。公園内に琵琶湖のロゴオブジェがあったので、記念にパシャリ📸

 そうこうしていると、遠くにミシガンが見えてきました。9時40分出港の60分クルーズを終えての帰港です。間近で見ると、思っていた以上に大きな船🚢です。

 ミシガンは、船尾に取り付けた水車状の外輪(パドルホイール)を回転させて推進する船で、東京ディズニーランドのマークトウェイン号と同じ構造です。僕が乗船する11時ちょうどに大津港を出港する便の乗船時間は90分です。ちょうどランチにいい時間帯ということで、船内でのビュッフェ付きプランもありますが、僕が予約する際にはすでに完売でした。ランチボックスが付いたプランもありますが、こちらも完売でした。ということで、僕は自由席プランでの利用となります。

 時間になりましたので、早速乗船しました。すべての乗船が完了したところで、ミシガンは大津港を出港しました。船内は1階から4階までありますので、ここからは各階の様子を見ていきたいと思います。

船内の紹介

1階

 1階のメインフロアはミシガンダイニングとなっています。11時の便ではランチブッフェ会場のひとつになっているため、自由席利用者は中に入ることができませんが、いただいたパンフレットによると、19世紀のアメリカニューオリンズの高級クレオールレストランをイメージした内装が特徴なんだそうです。

 また、1階前方には、恋人の聖地ラバーズ・ミシガンという鐘がありました。

 2階には、この階段を使って上がります。ちなみにバリアフリーにも対応しており、エレベーターも設置されていました。

2階

 2階のメインフロアはミシガンホールとミシガンカフェとなっています。こちらもランチブッフェ会場のひとつになっているため、自由席利用者は中に入ることができません。いただいたパンフレットの情報では、ミシガンホールはニューヨークにあるジャズホールをイメージした空間となっているんだそうです。そして2階後方には、ミシガンの動力源である赤色のパドルが間近で見られるパドルウォークがあります。

 また、2階前方デッキから船首を眺めると、こんな感じです。(下の写真は、におの浜観光港に停泊中に撮影したものです。)

3階

 1階と2階には、自由席利用者にとって立ち入ることができないエリアがありますが、3階には乗客が誰でも利用できるクルーズデッキがあります。後方には軽食を販売するミシガンバーもあります。

クルーズデッキ横には、海側を向いたイスとテーブルが用意されており、ミシガンバーで購入した軽食をここでいただくことができます。

 3階後方には、大きなテーブルが用意されたテラス席があります。ここも広々としていいですね。ただし、屋根などの日除けがなく日光が直接当たるため、暑さが気になる時期には注意が必要です。

 また、3階にはミシガンの貴賓室であるロイヤルルームがあります。ロイヤル専用のデッキもあり、眺めは最高に良さそうですが、もちろん自由席利用者は立ち入ることができません。

4階

 4階のメインはスカイデッキです。360°広がる琵琶湖の大パノラマが楽しめるのが、このスカイデッキの最大の特徴です。座席はすべて自由席で、多くの方が写真撮影を楽しんでいました。

 一角には、トリックアートを撮影できるスペースがあります。

 4階には操舵室があり、その様子を見ることができる見学室がありました。帽子や子供用の制服も用意されており、船長さんの気分になって記念写真を撮影することができます。

ミシガンバーで軽食

 ここまで船内の様子を紹介しましたが、遊覧中、やはりお腹が空いてきました。3階にあるミシガンバーは、予約がなくても利用できるため、ここで軽食を購入することにします。メニューを見ると、ホットドッグ🌭やポテト🍟があり、久しぶりにファストフードをいただくことにしました。

 注文したのは、ミシガンドッグとミシガンポテト、それにびわ湖ソーダです。ミシガンドッグよりも具だくさんなびわ湖ドッグが食べたかったのですが、残念ながら早々に売り切れてしまったようです。メインとなるのはホットドッグのみで、種類も限られているのはちょっと残念です。皆さん、観光で乗船されている訳ですから、取り扱う商品を充実させて、ちょっと贅沢でミシガンならではのメニューやセットがあると、さらに魅力が高まるのではないかと感じました。ちなみにホットドッグもポテトも美味しかったです。ごちそうさまでした😊

デッキから琵琶湖の景色を堪能

 今日は天気もいいですし、風もほとんどなく穏やかで、琵琶湖クルーズを楽しむには最高の日だったと思います。僕は客室内各所から琵琶湖の景色を眺めましたが、琵琶湖って本当に大きいですね。もう、海じゃないかと思ってしまうくらいです。

 ちなみにミシガンクルーズは、琵琶湖のうち琵琶湖大橋の南に当たる南湖のほんの一部を周遊しているだけで、琵琶湖大橋よりも北に広がる北湖は、南湖の何と11倍もの面積があるそうです。さすがは日本一の湖だけのことはあります。

ミシガンクルーによるライブショーを見学

 12時5分になると、3階のクルーズデッキを会場にした、ミシガンクルーによるライブショーが開催されました。何だかテーマパークにいるような感じがして面白そうだったので、開始時間少し前にクルーズデッキに行ってみましたが、ほとんど席取りされていて、着席しての鑑賞はできませんでした😢 会場はそれほど広くはないので、後方のスペースからでも十分に見学できます。これからミシガンに乗船される方で、ライブショーを楽しみたい方は、早めにデッキに着席しておくことをオススメします。

 さて、ミシガンは大津港に戻ってきました。90分間のミシガンクルーズもそろそろ終了です。僕は着岸の様子を2階前方デッキから眺めていました。船員さんの仕事ぶりが見事でかっこよかったです。

 下船後、ミシガンを含めた3隻の船を1枚の写真に収めました。ちなみに3隻のうち真ん中は、イベントやパーティーなどで利用されるチャーター船の『ビアンカ』で、一番右は、滋賀県内の小学校が校外学習で利用する学習船の『うみのこ』です。うみのこは、滋賀県が所有し、滋賀県教育委員会が運用者となっているんだそうです。滋賀県民の琵琶湖に対する強い思いが伝わってきました。

 

大津駅から東海道本線(琵琶湖線)に乗車

 琵琶湖でのクルーズを楽しんだ後、再び大津駅に戻りました。ここからは当初の予定どおり、彦根に移動します。大津駅からは琵琶湖線に乗車しますが、13時1分発は野洲行きのため見送り、10分発の新快速米原経由近江塩津行きに乗車することにしました。琵琶湖線は、飛来物が架線に付着した影響で遅延が発生していましたが、数分程度なので特に問題ありません。

 大津駅は2面4線の構造で、特急はるかや特急らくラクびわこも停車(特急ひだと寝台特急サンライズ出雲・瀬戸は通過)する駅ですが、都道府県庁所在地の駅としては、ちょっと寂しい気がします。京都や大阪に近い立地ということで、駅周辺にはホテルやマンションが多いですね。

 数分遅れて、近江塩津行きがやって来ました。大津駅で乗車を待つ方はそれほどいらっしゃいませんでしたが、乗車すると車内はいっぱいで、とても着席できる状態ではありませんでした😢 「これは彦根まで立席確定か?」と覚悟していましたが、ちょうど前の方が草津で下車されたので、草津からは着席することができました。

 彦根に到着しました。彦根と言えば彦根城が有名ですよね。駅前には井伊直政の公像がありました。井伊直政は戦国時代の武将で、彦根藩の初代藩主になった人なんだそうです。兜の角がすごいですね。彦根城の天守は国宝に指定されており、僕も見学したいところですが、彦根城のWebページを見ると、天守観覧待ち時間が90分と案内されていたため、今回は立ち寄るのを諦めました。

 そして彦根には、全国的にも有名なキャラクターがいますよね。もちろん、ひこにゃんです。駅前の観光案内所では、絶妙なポーズのひこにゃんが出迎えてくれます。

 さて、ここから目的地まで15分ほど歩きます。今日は乗り鉄旅だけでなく、歩き旅でもあります。

 

CLUB HARIE 彦根美濠の舎でスイーツタイム

 グーグルマップを片手に歩くと、彦根城のお堀が見えてきました。CLUB HARIE 彦根美濠の舎はその向かいにあります。クラブハリエのお店は、どこもヨーロッパ風の外観で、まるで海外にいるかのような気分になります。駐車場はかなり混雑していて大変そうでした。こういう時は、車の置き場を心配しなくてもいい公共交通機関の利用が便利でいいですね。

 こちらがCLUB HARIE 彦根美濠の舎です。1階ではバームクーヘンやケーキの販売、2階はカフェとなっています。

 隣には、和菓子匠のたねやもあります。こちらは純和風の作りで、クラブハリエとは違った趣きがあります。たねやには、また後で立ち寄ってお土産物を購入しようと思いますが、先にCLUB HARIE 彦根美濠の舎のカフェに行ってみます。

 ゴールデンウィーク期間中ということで、やはり15人くらいの待ち列がありました。まあ、これは予想どおりですので、順番を待つことにします。結果的には30分かからないくらいで着席することができました。窓際の角にあるテーブル席で、陽の光が差し込み、窓から木々の緑が見えるいい席です。

 ケーキは、ショーケースの中にあるものを実際に見ながら選ぶことができます。僕はイチゴ🍓のショートケーキ🍰に決めました。ドリンクは、レモン果汁とはちみつをブレンドした、バタフライピーのハーブティーとの2層仕立てのレモネードにしました。

 こちらがショートケーキとレモネードです。ショートケーキらしくないショートケーキですが、味わいは間違いなくイチゴのショートケーキです。さっぱりとした口溶けのいい、僕が好きなタイプの生クリームでした。そしてレモネードは色が衝撃的ですね。ハロウィン仕様かと思うほど、きれいな紫色です。2層を混ぜていただくと、上品なはちみつ🍯の甘さが口に広がります。もちろん、どちらも美味しくいただきました。彦根駅からわざわざ歩いて来る価値は、十分にあると思います。

 この後は、1階でお土産用のバームクーヘンを購入し、たねやでも栗まんじゅうと最中を購入しました。せっかくのお土産をかばんの中で潰さないように気を付けながら持ち運びます。

 

彦根駅から東海道本線に乗車

 彦根駅まで戻ってきました。今日は本当によく歩いたと思います。ここからは、東海道本線で金山に戻りますので、彦根駅のみどりの券売機で乗車券を購入します。琵琶湖線の遅延はまだ続いており、上り列車は約5分くらい遅れているとのことでした。そのおかげで、ぎりぎり間に合いそうになかった新快速長浜行きに乗車することができました。

JR西日本の各地で運用されている225系:彦根駅 2026/5/2

 いつも混雑する新快速ですが、さすがに彦根駅から乗車する上り列車はガラガラです。ちなみに車両は225系です。12両のうち、長浜行きは前4両のみで、残り8両は次の米原止まりです。米原から先の東海道本線は、JR東海管内となるため、米原を超えて大垣、岐阜方面まで乗車する場合、普通列車では必ず乗り換えが必要となります。

 米原駅には数分遅れて到着しました。往路(下り)では2番線から3番線への対面乗り換えでしたが、復路(上り)では跨線橋を渡って隣のホームまで移動しなくてはいけません。遅延により乗り換え時間がわずかなため、皆さん、焦りながらホームを移動されていました。

 米原駅から乗車するのは、普通大垣行きです。豊橋行きだと金山まで乗り換えなしで行くことができるのですが、日中は大垣止まりが基本となっています。ちなみに米原から乗車したのは315系で、4両編成ですが何とか着席できました。米原駅では撮影する余裕がなかったので、終点の大垣駅到着後に車両を撮影しました。

JR東海の最新の通勤形車両である315系:大垣駅 2026/5/2

 大垣駅で、新快速豊橋行きに乗り換えます。ここでも、跨線橋を渡って1番線まで移動しなければなりません。ベビーカーや大きなキャリーケースを持っている方などは、乗り換えの連続で大変です。まあ、便利で快適に移動したければ、新幹線を利用すればいいんですけどね。米原―大垣間で乗車した315系は4両編成のロングシート車両でしたが、豊橋行きの新快速は313系の8両で、転換クロスシート車両です。やはり長時間乗車する際には、転換クロスシートがいいですね。発車前に記念にパシャリ📸

 大垣16時10分発の豊橋行きは、平日は大府を通過する特別快速として運用されていますが、土休日は大府に停車する新快速として運用されています。相席の通路側ですが、無事に着席することができました。これで金山まで安心して乗車できます。大垣を発車した新快速は、岐阜までの各駅に停車した後、尾張一宮、名古屋に停車して金山に到着しました。なお、今日はイベント開催に伴い、この先、笠寺駅に臨時停車するそうです。金山駅からの乗客が非常に多く、ドアが閉まらない程で、ホーム上では、次の列車に乗車するようアナウンスされていました。僕は金山駅で下車しましたが、このまま乗車し続けば、車内は地獄だったと思います。

 

乗車券類の紹介

 今日の乗り鉄旅で使用した乗車券を紹介します。すべての区画で普通列車自由席を利用しましたので、乗車券のみです。

 金山と大津の間を往復する場合、土休日であれば、JR東海の企画乗車券である青空フリーパスと米原―大津間の乗車券を購入する組み合わせが最も安価になります。ただし、青空フリーパスでは東海道新幹線に乗車できないため、往復とも在来線を利用する場合に限られます。僕は今回、往復とも在来線を利用するため、この組み合わせで購入することができましたが、万が一、帰りが遅くなりそうな時には、特急券を追加で購入して東海道新幹線を利用することも考えていたため、普通乗車券で購入しました。

 復路で使用した乗車券です。ご覧いただくと分かる通り、金山―大津間を通しで購入すると2,640円で、彦根で分割すると990円+1,520円=2,510円です。つまり分割した方が安くなる訳です。僕は彦根で実際に下車していますが、下車するかどうかに関係なく分割すれば、途中の岐阜、南彦根、近江八幡、栗東で分割して、5枚合計で2,350円とする方法もあるようです。通しで購入するよりも300円くらい安くなりますが、僕はあまり気が進まないので、今回のように途中で実際に下車する場合以外は、基本的に分割での購入はしません。

 さて、ゴールデンウィーク後半の初日、滋賀への乗り鉄旅を楽しむことができました。最近は毎週のように乗り鉄旅に出かけており、さすがにゴールデンウィークの残りの日は家でおとなしくしようと思います。また、5月後半にちょっと遠出したいと思っていますので、それを楽しみに仕事も頑張っていこうと思います。

ネモフィラとグルメを楽しむ大阪旅に行ってきました【大阪旅】

 僕は今日から4月29日まで5連休となります。カレンダーどおりだと、5月2日から6日までの5連休となりますが、僕の会社は「休み方改革」の取組みの一つとして、4月25日から5月6日までの間に、カレンダー上の休日とは別に2日以上の休暇取得を推奨しています。立場上、僕も4月27日と28日に休暇を取得することになり、結果として、4月26日から29日まで5連休、さらに5月2日から6日まで5連休となった訳です。僕としては、大型連休以外の別の平日にふらっと休暇を取得する方が好きなのですが、この時期は、そうした個人的な事情に関係なく休暇取得が半ば強制になっているのがわが社の現実です。

 せっかくの5連休の始まりということで、いつものように乗り鉄旅に行ってみることにしました。連休中のお出かけ先と言えば、僕としてはやはり大阪ということで、先週の京都旅行に続いて関西方面2連チャンとなりますが、大阪に決めました。僕の場合、旅行先に目的があるというよりも、鉄道での移動を楽しんでいるので、極端に言ってしまえば、行き先はどこでも問題ありません。大阪であれば、東海道新幹線と近鉄特急を利用することで、往復で異なる乗り鉄旅を楽しめるだろうというのが、大阪に決定した大きな要素です。

 とは言っても、せっかく大阪に行くのですから、どこか楽しめるところはないかと事前にリサーチすると、ゴールデンウィーク期間のこの時期、舞洲にある「まいしまシーサイドパーク」でネモフィラ祭りが開催されていることを知りました。ちょうど今が満開で見頃のようなので、今回の乗り鉄旅で行ってみることにしました。

 また、今回の乗り鉄旅では、往路は東海道新幹線を、復路は近鉄特急を利用します。そのため、ネモフィラを観賞した後は、難波に移動してちょっとグルメも楽しみたいと思います。それでは、今日の旅の様子をまとめましたので、紹介したいと思います。

 

 

名古屋駅から東海道新幹線に乗車

 往路は東海道新幹線を利用するため、まずは名古屋駅にやってきました。計画段階では、往路を近鉄特急にすることも検討しましたが、まいしまシーサイドパークまでは、JR桜島駅から路線バスに乗車することになるため、乗り継ぎを考慮して東海道新幹線を選びました。名古屋駅から下りの新幹線に乗車するのは、先週の京都旅行に続いて2週連続です。

 改札を通って下り線のホームに向かいます。まだゴールデンウィーク前ですが、最繁忙期ということで、東海道新幹線の「のぞみ」号は全席指定となっています。先週は「のぞみ」号を利用しましたが、今日は「こだま」865号に乗車します。

 「こだま」号を選んだ理由は簡単で、僕が指定席の空席状況を確認した際、ちょうどいい時間帯の「のぞみ」号がほぼ満席になっていたからです。「こだま号であれば、自由席車両が多いので、着席できるだろう。」という思いと、 「そうは言っても、ゴールデンウィーク前哨戦で、こだま号もそれなりに混雑するかもしれない。」という思いもあり、自由席か指定席か迷った結果、指定席を利用することにしました。一般座席はすでに多くの座席が予約済みとなっていましたが、シートマップで確認すると、7号車のSWork車両にはまだ空席が多かったので、こちらを利用します。

東海道新幹線のN700系ラージA:名古屋駅 2026/4/25

 これから乗車する「こだま」865号は、名古屋駅で後続の「のぞみ」号に先を譲りるため、7時47分に入線してきます。名古屋駅で6分くらい停車するため、ホーム端まで行って先頭車両を撮影しました。車両はN700系のラージAです。ちなみに1号車から6号車までの自由席の乗車状況ですが、確かに乗客が多かったです。しかし、ちらほら2人掛け座席にも空席がありましたので、自由席であっても何とか窓側座席を確保できたと思います。

 紹介するまでもありませんが、車内の座席はこんな感じです。僕は進行方向最後部の2人掛け座席を予約しておきました。後ろの方に気兼ねすることなくリクライニングすることができるのが、最後部座席の大きなメリットですね。

 「こだま」865号は定刻に名古屋駅を発車しました。岐阜羽島、米原、京都の順に停車して、終点の新大阪駅には8時57分に到着です。ちなみに今回乗車した「こだま」865号ですが、ダイヤ上、岐阜羽島駅で後続の臨時「のぞみ」305号と307号(または113号)に追い越されることになっていますが、今日はこれらの臨時列車は運転されないため、新大阪まで後続列車に追い越されません。

 

まいしまシーサイドパーク ネモフィラ祭りを観賞

 東海道新幹線で新大阪駅に到着した後、在来線に乗り換えて桜島駅まで移動します。同じ大阪市内での移動ですが、JR京都線(東海道本線)、大阪環状線、桜島線と3つの路線を利用することになります。まずは大阪駅に向かいます。

京阪神緩行線の各駅停車で使用される207系:新大阪駅 2026/4/25

 大阪駅で大阪環状線に乗り換えます。大阪環状線で西九条まで行き、西九条から桜島線に乗り換えるつもりでしたが、大阪駅に停車していたのは、ユニバーサルシティ・桜島行きでした。乗り換えの手間が1つ省けたので、これはちょうどよかったです。

大阪環状線を走行する323系:大阪駅 2026/4/25

 そう言えば、昨年の今頃は大阪・関西万博に合わせて、新大阪駅から桜島駅までを梅田貨物線経由で直通運転する「エキスポライナー」が1時間に1本程度運転されていましたね。大阪・関西万博は終了しましたが、新大阪からJR線でユニバーサル・スタジオ・ジャパンに向かう方は一定数いらっしゃると思うので、土日を中心に引き続き新大阪から桜島までの直通列車を設定してほしいものです(実際には、難しいんでしょうかね。)

 桜島駅に到着しました。ここでネモフィラ祭り会場行きのシャトルバスに乗車します。土日には、朝9時台は15分間隔で、10時台からは10分間隔で運転されるシャトルバスですが、桜島駅前のバス乗り場は長蛇の列です。結局、予定していた時間のバスには乗れず、駅前のバス乗り場で40分以上待ってようやくバスに乗車できました。

 バス乗車後は、特に渋滞もなく、シーサイドパークのネモフィラ祭りの会場に到着しました。現地で入園券(大人1,800円)を購入して入園します。ちなみにネモフィラ祭りの会期は4月11日から5月10日までの1か月間で、平日は午前10時から、土休日は午前9時から開園しています。

 順路にしたがって、園内を反時計回りに見ていきます。入園早々、一面に咲き誇るネモフィラが見えてきました。『100万株の青い花』という宣伝文句のとおり、ちょうど見頃を迎えたネモフィラが広がっています。今日は残念ながら晴天ではありませんが、青空や海と重なることで、さらに見応えある光景になると思います。

 ネモフィラ祭りの公式キャラクターであるネモにゃんがいます。

 この辺りは、桜コラボゾーンということで、ピンク色の桜とブルーのネモフィラを同時に楽しむことができるようですが、すでに葉桜になっており、コラボを楽しむことはできません。満開の桜の下を埋め尽くすようなネモフィラを観賞できれば、美しさも倍増するでしょうね。

 丘の中ほどに降りてきました。ここからも満開のネモフィラを見下ろすことができます。

 花に近付いて撮影してみました。遠目に見ると、小さな花弁を持つ花のように思われがちですが、間近で見てみると、大きな花を咲かせています。さらによく観察すると、白い花弁の株もありました。

 今度は、丘の下から少し見上げるような感じで撮影してみました。ネモフィラのじゅうたんが敷かれているような感じですね。

 順路の後半の箇所にもネモにゃんがいました。そしてその奥には、お土産物や軽食を取り扱うネモにゃんショップというお店と休憩所があります。ネモフィラ祭り限定グッズの他、ネモフィラをイメージしたソフトクリームやパフェ、ドリンクなどが販売されています。僕も「ブルーアイ」という淡い水色をしたソフトクリームを食べてみようかと思いましたが、かなりの行列だったので諦めました。代わりに、ソフトクリームを持ったニックン&セイチャンとネモにゃんを撮影しました。

 園内には、舞洲のロゴオブジェもあります。ここで記念撮影されている方が大勢いらっしゃいました。

 最後に、チューリップコラボゾーンがあります。桜コラボゾーンでは、桜とのコラボシーンを見ることはできませんでしたが、ここではネモフィラの中で咲くチューリップ🌷を見ることができました。

 ネモフィラ祭りを楽しんだ後は、再びシャトルバスに乗車して桜島駅に戻ります。ちなみに復路のバスは、10分くらいの待ち時間で乗車することができました。

 

神戸牛ステーキ 村かみでステーキランチ

 ネモフィラ祭りを見終えたところで、大阪駅に戻ります。桜島駅からは西九条行きに乗車しました。車内はガラガラです。

 西九条で大阪環状線に乗り換えて、大阪駅に到着しました。ここで昼食をいただくことにします。どのお店にしようか迷いましたが、グランフロント大阪に行ってみることにしました。昨年8月に、キルフェボンでタルトをいただきましたが、食事で利用するのは久しぶりです。

 ちょっと贅沢ですが、ステーキ🥩が食べたかったので、南館8階にある神戸牛ステーキ 村かみでランチをいただくことにします。

 店頭にあるメニューを見ると、高級な神戸牛🐂のステーキもありますが、比較的リーズナブルなステーキランチもあります。自分の好みに合わせて肉の種類とグラム数を選ぶことができるのはありがたいですね。ちなみに入店待ちはなく、すぐにカウンター席に案内していただきました。注文したのは、黒毛和牛A5サーロインステーキセットの100gです。

 まず初めにサラダ🥗が提供されました。ドレッシングは2種類の中から選ぶことができます。

 次に季節の野菜3種(アスパラガス、しいたけ、じゃがいも)が提供されました。その間、鉄板の上ではステーキ肉と付け合わせの玉ねぎが焼かれており、サシの入ったきれいなお肉に少しずつ焼き目がついていきます。目の前で調理してくださるので、お肉が焼けるいい音も伝わってきます。

 お肉が焼き上がりました。箸でも食べやすいように、一口サイズにカットされていました。塩やワサビで味変を楽しみながら味わいます。質のいいお肉だと100gはあっという間に食べてしまいますね。ちなみにセットメニューには、ごはん、香物、赤だしが付いています。

 そして食後には、デザートのアイスクリームと温かい飲み物をいただきます。僕はコーヒーが苦手なため、飲み物は紅茶にしてもらいました。

 僕はこの後、Mくんと会う約束をしているため、ニンニク🧄は控えて調理してもらいましたが、スライスしたニンニクを入れていただくと、さらに味わいが深まること間違いなしです。ランチとしては少しお高めですが、それだけの価値は十分にあります。大満足のランチになりました🤗

 その後、大阪に来た際によく会うMくんにお会いしました。昨年12月以来の4か月ぶりです。Mくんは待ち合わせ場所にハーパン姿で現れ、ちょっとビックリしました。最近は暑いと感じる日も多いので、思い切って家からハーパンで来たんだそうです。お互いに近況報告をしていると、Mくんはゴールデンウィーク期間中に温泉旅行を計画しているらしく、これを楽しみにしているとのことでした。Mくんのオススメは、和歌山県にある、関西最強の高濃度炭酸泉と言われる花山温泉なんだそうです。和歌山駅からも近いそうなので、僕も機会をみつけて行ってみようと思います。

 さて、梅田界隈での予定を終えたところで、次は難波に移動します。移動には、もちろん地下鉄御堂筋線を利用します。

 御堂筋線、めちゃくちゃ混雑してました。今までも何度か御堂筋線を利用していますが、これほど混雑したことはありません。1号車は混みやすいのでしょうか。今度からは前後の車両も見ながら乗車したいと思います。

 

難波でおやつタイムを満喫

 今日は復路で近鉄特急に乗車するため、難波にやって来ました。と言ってもまだ帰りません。帰りの電車までの時間を利用し、難波でおやつタイムにしようと思います。

りくろーおじさん 陸カフェROOMでスイーツタイム

 皆さんは、大阪土産の定番と言ったら何を思い浮かべるでしょうか? 551HORAI蓬莱の豚まんは超有名ですし、モンシェールのロールケーキはもはや全国区となっています。そして忘れてならないのは、りくろーおじさんのチーズケーキです。大阪府内でしか購入できず、新大阪駅にある3店舗(エキマルシェ新大阪店、JR新大阪駅中央口店、新幹線改札内店)はいつ見ても混雑しています。僕もこれまで、大阪に行った際には何度かお土産として購入したりしています。

 そんな、りくろーおじさんの店ですが、府内には、焼きたてチーズケーキをはじめとするスイーツをいただくことができるカフェが2店舗あります。1つは茨木市にある陸カフェterraceで、もう1つは難波にある陸カフェROOMです。茨木市の陸カフェterraceは大阪市内から離れており、なかなか訪れる機会がありませんが、難波の陸カフェROOMであれば、場所的に立ち寄りやすいです。しかし、どちらのカフェも人気があり、土日は基本的に事前予約しておかないと利用することができません。予約開始とともに満席となることも多いようで、僕もこれまで何度か予約を試みましたが、残念ながらいつも満席でした。僕が今回の大阪旅行を決めた段階では、当然すでに予約は埋まっていました。しかし、朝の新幹線の車内でダメ元で確認したところ、どうやらキャンセルがあったようで、16時からの枠に空きがありました。とんでもないチャンスがやってきたと思い、速攻で予約しました。

 そして、りくろーおじさんの店なんば本店に来ました。店頭には、持ち帰りのチーズケーキを購入される方の行列ができています。本店は初めてですが、店舗はそれほど広くないため、行列が周辺の店舗の邪魔にならないように、列に並ぶ人数も制限されているようでした。僕は予約時間に合わせて2階のカフェに上がります。

 カフェは2階と3階ですが、僕は2階の窓際に近いテーブル席に案内されました。早速、メニューを見ると、チーズケーキだけでなく、季節限定のいちごのタルトやなんば本店限定のフルーツショートケーキもあります。これらのプレミアムケーキ🍰にドリンクとチーズケーキ(1/6カット)がセットになった「満喫セット」という商品があったため、これを注文することにしました。しかし、すでに夕方ということもあり、いちごタルトとフルーツショートケーキは完売となっていたため、代わりにキャラメルバナナケーキをチョイスしました。

 キャラメルバナナケーキは、ほろ苦い焦がしキャラメルクリームと甘さたっぷりのバナナが口いっぱいに広がります。もちろん、焼きたてのチーズケーキもいただきました。このチーズケーキでしか味わうことができない、ぷるぷるふわふわしゅんわり食感がたまりません。1/6カットは大き過ぎず小さ過ぎず、他のケーキと一緒に食べるにはちょうどいいサイズでした。ごちそうさまでした🤗

たこ焼道楽 わなかでおやつタイ厶

 続いては、大阪に来たからには外すことのできないたこ焼きをいただくことにします。りくろーおじさんの店なんば本店の近くに、たこ焼道楽わなか なんば店があります。昨年12月に大阪城公園を訪れた際にも、わなかでたこせんを買って食べましたが、これが美味しかったので、今回の大阪旅行でも、わなかでたこ焼きをいただくことにしました。

 僕がお店の前に到着した時は、ほとんど待ち時間はありませんでした。たこせんは前回いただいたので、普通のたこ焼きにしようかなと迷っていると、ソース・醤油・ネギ塩・明太マヨの4種の味がそれぞれ2個ずつ計8個がセットになった「おおいり」という商品があったので、これを注文しました。

 焼きたてのたこ焼きを提供していただいたので、アツアツ🔥です。僕は猫舌なので、フーフーしてから口に入れましたが、それでもハフハフしてしまいました。たこ焼きと言えば、ソース味と醤油風味くらいしか食べたことがありませんでしたが、ネギ塩もさっぱりしていますし、明太マヨも美味しかったです。色々な味が楽しめて、大阪の味を満喫できました。

 

大阪難波駅から「ひのとり」に乗車

 きれいに咲き誇るネモフィラを観賞し、ちょっとリッチなステーキランチをいただき、さらにスイーツとたこ焼きも味わったところで、帰路につきます。往路は東海道新幹線を利用しましたが、復路は大阪難波から近鉄名古屋まで、特急「ひのとり」に乗車します。

 大阪難波駅です。2009年3月までは近鉄難波駅でしたが、阪神なんば線が開業して近鉄難波線との相互直通運転が開始された際に、大阪難波駅と改称されました。のりばは1番から3番までの3つしかありませんが、運転本数が多いため、列車はひっきりなしに発着しています。名鉄名古屋駅に似ていますね。

 僕が乗車するのは、18時ちょうど発の名古屋行き「ひのとり」です。「ひのとり」には8両編成と6両編成がありますが、これから乗車するのは6両編成の方です。1番のりばへの入線は、直前の近鉄奈良行きの快速急行が発車した後になるので、発車のわずか数分前になります。ちなみに隣の2番のりばには、近鉄の新型車両である8A系が停車していましたので、記念にパシャリ📸

 8A系を間近で正面から見たのは初めてですが、なかなかゴツイ顔ですね。最近の近鉄は、特急形車両だけでなく、通勤形車両でもデザイン性にこだわっているなと感じました。

ひのとりで使用されている80000系:大阪難波駅 2026/4/25

 しばらくすると、1番のりばに「ひのとり」が入線してきました。近鉄奈良行きの列車に数分の遅延が発生し入線が遅れた影響で、大阪難波での停車時間はわずかです。乗り遅れないよう、手短かに写真撮影を済ませて乗車しました。

 今回は、1号車のプレミアムシートに乗車します。レギュラーシートでもよかったのですが、プレミアムシートの1人用座席にキャンセルで発生した空席があったので、こちらを利用することにしました。1人用座席の安心感と快適性は、これに勝るものはありませんからね。課金する価値は十分あると思います。

 大阪上本町、鶴橋と停車した後、次の停車駅である津まで、約1時間15分はノンストップとなります。ここで、追加のスイーツタイムです。ちょっと食べ過ぎかもしれませんが、僕のストレス解消の一つでもあるので、大目に見てください。

 大阪難波駅の改札内にある御座候の回転焼きです。赤あんと白あんを、それぞれ1個ずつ購入しました。僕は御座候の回転焼き(地域によっては今川焼きとか大判焼きと呼ばれるそうです)が好きで、これまでも何度か、ここの店舗で購入して近鉄特急の車内でいただいています。551HORAI蓬莱の豚まんは、どうしても臭いの問題が気になるところですが、回転焼きであれば、そういったトラブルの元になることはないと思うので、安心していただくことができました。

 ちなみに僕の座席は前から3列目です。最前列の方は、前面展望にかなりテンションが上がっているようでしたので、僕もいつかは「ひのとり」の最前列に乗車してみたいなと思っています。そのためには、出発日の1か月前の発売当日に特急券を購入しておかなくてはいけませんね。

 「ひのとり」は、途中の津に停車した後、終点の名古屋に到着しました。大阪難波でも撮影しましたが、近鉄名古屋でも下車した後、1号車の先頭車両を撮影しました。

 以上で、今回の大阪乗り鉄旅は終了です。往復とも東海道新幹線を利用すれば、現地での滞在時間が延びるというメリットがありますが、僕としては、往復で東海道新幹線と近鉄特急のそれぞれに乗車できる方が満足度が高く、そう言った意味で楽しい乗り鉄旅となりました。ゴールデンウィーク前半の初日を有意義に過ごすことができ、大満足です。

 

乗車券類の紹介

 それでは最後に、今回の乗り鉄旅で使用した乗車券類を紹介したいと思います。

 普段の乗り鉄旅で、名古屋―京都・新大阪間で「こだま」号に乗車する場合、まずはJR東海ツアーズの「ぷらっとこだま」の利用を優先するところですが、残念ながら、今日から5月6日まではゴールデンウィークということで、設定除外日となっています😢 今回は桜島駅までの乗車券も同時に購入しようと思い、e5489で購入しました。

 復路で乗車した「ひのとり」の特急券です。乗車券は金券ショップで購入した株主優待乗車証(沿線招待乗車券)を利用しており、そのまま名古屋駅の自動改札機に投入したので、手元に残っていません。特急券を換券してもらおうと大阪難波駅の窓口に立ち寄りましたが、思ったほど混雑していませんでした。最近はインターネット予約・発売サービスの利用が浸透し、窓口利用者は徐々に減少しているんでしょうかね。僕の趣味のために、わざわざ換券してくれた駅員さんには感謝しています。

 さて、次の乗り鉄旅は、僕にとってゴールデンウィーク後半に当たる5月2日から6日までの間のどこかで行きたいと考えています。まあ日帰りですけどね。いくつか候補地はありますが、そろそろ決めないといけません。旅行が終わりましたら、またご報告したいと思います。

春の京都に行ってきました【京都旅】

 4月になり、2026年度がスタートしました。前回の記事でお伝えしたとおり、僕は職場に変更はなく、今の部署での勤務は4年目になります。昨年度から引き続いて担当する業務もあれば、新たに担当することになる業務もあるため、年度が変わってしばらくの間は、なかなか落ち着きませんでしたが、最近になって、少しずつ仕事のペースが掴めてきたような気がします。と言っても、新年度は始まったばかりです。これから日常業務の中でどんなことが起こるのか、まだ分かりませんので、気を緩めすぎず、緊張感を持って仕事をしていきたいと思っています。

 さて、4月も後半になり、少し心に余裕ができたところで、今回は京都に行って見ることにしました。京都への旅行は、昨年8月に貴船を訪れて以来です。その際は、貴船神社や川床料理を楽しもうと、「おこしバス」という定期観光バスを利用したのですが、これがなかなか便利でしたので、今回も京都市内の名所を巡る「おこしバス」を利用することにしました。出発日を17日(金)にしようか18日(土)にしようか、直前まで迷いましたが、晴れ☀️が期待できそうな18日を選びました。直前になって出発日を決めることになりましたが、最近は、スマートフォンさえあれば、新幹線のきっぷだけでなく、バスの予約や食事の手配も簡単にできます。本当に便利になりました。それでは早速、今回の旅の様子を紹介したいと思います。

 

 

名古屋駅から東海道新幹線に乗車

 京都までの往復には、東海道新幹線を利用します。京都駅前から乗車する「おこしバス」は10時ちょうどの発車なので、時間的には在来線でも何とか間に合いますが、頑張って早起きするのも大変なので、便利で快適な新幹線で移動することにしました。数年前までは、早朝から深夜まで、青春18きっぷで乗り鉄旅を楽しんでいましたが、ここ数年で旅のスタイルがずいぶん変わったと自分でも思っています。しかし、普通列車での長距離旅も決して悪いものではないので、機会があれば、また挑戦してみたいものです。

 名古屋駅では、JRセントラルタワーズ・JRゲートタワーを見上げて記念にパシャリ📸 今日は快晴とは言えないものの、雨の心配はなさそうです。朝の8時台ですが、駅前や駅構内を行き交う人は多いですね。

 事前に予約していた乗車票を受け取り、改札前にやって来ました。ここも大勢の方がいらっしゃいます。週末でしかも気候がいい時期ですので、やはり皆さん、旅行に出かけられるんでしょうかね。

 僕が乗車するのは、「のぞみ」317号新大阪行きです。京都までなので、「ひかり」号でも「こだま」号でも問題ないのですが、今回利用するJR東海ツアーズの旅行商品では、列車によるねだんの違いがないようでしたので、どうせだったらということで、運転本数が多い「のぞみ」号を選びました。

東海道新幹線のN700系:名古屋駅 2026/4/18

 ホーム上で待つことしばし、乗車する「のぞみ」317号が入線してきました。車両はN700系のスモールAです。名古屋駅での撮影は、どうしてもホーム柵が被ってしまいますが、やはり旅の出発前には撮影したいものです。

 撮影を終えて乗車すると、「のぞみ」号は定刻に発車しました。次の停車駅は京都で、乗車時間はわずか35分です。名古屋駅から地下鉄桜通線に乗車して、終点の徳重まで行くと約35分ですので、これと同じ時間で京都に到着できる「のぞみ」号の俊足ぶりには驚かされるばかりです。

 乗車して車窓を眺めていると、あっという間に京都駅に到着です。先ほど名古屋駅で撮影したばかりですが、せっかくなので、京都駅でも撮影してみました。僕としては、京都駅の方がきれいに撮影できたように思います。

 改札を出て、これから「おこしバス」に乗車します。その前に駅舎を撮影しましたが、後から見返してみると、昨年8月にも同じアングルから撮影していましたね😞 京都市内に4年間だけ住んでいたことがある僕としては、左側に写り込んでいる進々堂のパン屋さんが懐かしいです。久しぶりに食べてみたいところですが、さすがに今ここでパン🍞を購入するわけにはいきませんので、このままバス乗り場に向かいます。

 

定期観光バス「おこしバス」に乗車

 京都の定期観光バス「おこしバス」の乗り場に来ました。今回は2回目の利用なので、スムーズに受付を済ませることができました。ちなみに昨年8月の際は「おこしバス」のWebページから申し込みましたが、今回はEX予約を利用しました。通常料金よりもちょっと安く利用することができ、ラッキーです😃

 昨年8月の貴船エリアを巡るコースは平日限定ということもあり、バス車内はかなり余裕があって、ゆったりと着席することができましたが、今日は土曜日ということで、乗車率が気になっていました。発車10分前になって乗車してみると、心配していたような混雑はなく、ツアー全員で20人弱くらいのようです。窓側座席を割り当てていただいたので、車窓も楽しめそうです。桜の見頃が終わり、ゴールデンウィークの大型連休前という時期ですので、ちょうど混雑を避けられたのかもしれません。

 今回僕が利用するのは、京都三大名所~金閣寺・清水寺・銀閣寺~を巡るコースです。京都と言えば、誰しもが知る定番中の定番ですが、久しぶりにこれらの寺社を訪れてみたくなり、このコースを選びました。大人の修学旅行👨‍🎓といった感じで、ちょっと学生に戻ったような気分になります。

 定刻になり、バスは京都駅前を発車しました。まず最初は、金閣寺に向かいます。目的地だけでなく、道中の車窓からも京都の名所を楽しむことができるよう、走行ルートが工夫されているようで、途中、西本願寺や二条城、北野天満宮を見ることができました。学生時代に自転車で行き来したことがある場所の付近を通ると、非常に懐かしい思いがします。北野白梅町の交差点を右折して西大路通りを北上すると、最初の目的地である金閣寺に到着です。

金閣寺を参拝

 今回の京都旅行で一番楽しみにしていたのが金閣寺です。室町幕府の第3代将軍である足利義満が山荘として造営したもので、その没後、義満の遺言によって禅寺となりました。義満の法号「鹿苑院」から鹿苑寺と名付けられましたが、舎利殿である「金閣」があまりに有名なことから、金閣寺という通称で呼ばれています。僕は大学入学直後に、同じクラスになった同級生とみんなで金閣寺を訪れたことを、今でも覚えています。

 バス駐車場からは、ガイドさんの引率で移動します。金閣寺は、京都でも1、2を争う人気スポットということで、観光客が多いのは当然ですが、訪日外国人客のあまりの多さにびっくりしました。日本人よりも外国人の方が多いような気さえします。さすがは世界文化遺産ですね。

 総門から中に入って進むと、鏡湖池越しの舎利殿が見えて来ました。金箔で覆われた煌びやかな佇まいは、例えようのない美しさと他を圧倒するような存在感があります。何故だか、日本に生まれたことを誇らしく思える瞬間です。

 鏡湖池に沿ってさらに近付くと、壁面の金色が眩しいほど輝いています。周囲にある松が、舎利殿の美しさを際立たせており、また、池の水面に映し出された姿も趣きがあっていいですね。本当に感動的です。

 こんな場所からも眺めることができました。訪日外国人の方も含め、皆さんお互いに場所を譲り合いながら写真撮影されており、僕も美しい舎利殿の姿を様々な角度からカメラに収めることができました。

 舎利殿を間近で見学した後も、順路に沿って進んでいきます。ちょっとした高台からも舎利殿を眺めることができましたが、上手く撮影できませんでしたので、写真は割愛します。そして順路の最後の方には、不動堂がありました。金色に輝く豪華な舎利殿もいいですが、こうした趣きある建物も情緒があっていいですね。今回のツアーでは40分の拝観時間が設けられており、自分のペースで境内を見学することができてよかったです。

五穀豊穣のお茶屋ごはん 五木茶屋でランチ

 各自見学を終えたところで、バスに戻ります。次の目的地は清水寺です。今回利用するコースには昼食が含まれていませんので、120分の自由時間を利用して清水寺周辺でいただくことになります。週末のお昼の時間帯だと、どこの飲食店も混み合いそうな気がしたので、僕は事前にお店を決めて予約しておきました。それが、五穀豊穣のお茶屋ごはんを提供されている五木茶屋さんです。ちなみに僕は、バスが清水寺の駐車場に到着する時間にあわせてお店を予約してしまいましたが、このツアーでは本来、バス到着後に清水寺を参拝してから、昼食時間とするようですので、これから利用される方はご注意ください。

 清水寺のバス駐車場から清水坂を上がり、有名な七味家本舗の横から産寧坂を下ります。京都らしい街並みが続きますね。人が多く、思った以上に階段が急だったので、ずっこけないように慎重に歩きました。

 産寧坂の両側には、飲食店や土産物店が多くあります。お洒落なカフェもあり、多くの方で賑わっていました。さらに下って、二年坂との分かれ道に差しかかったところに五木茶屋さんがありました。五木茶屋さんは市内に4店鋪あり、今回利用させていただくのは清水店です。一見すると、こぢんまりした普通の民家のような外観です。

 予約時間よりも少し早いですが、暖簾をくぐって入店しました。お昼時ですが、店内で順番待ちをされている方はいらっしゃいませんでした。店内にある急な階段を上って2階に行くと、産寧坂が見える窓側座席に案内されました。

 しばらくすると、和牛と山菜の月見すき焼き鍋が付いた、京丼五種食べ比べ膳が配膳されました。事前に予約しておいたので、非常にスムーズです。

 彩り豊かで、見た目にも華やかなお膳です。どれから食べようか本当に迷ってしまいますが、固形燃料が切れてしまわないように、すき焼き鍋からいただくことにしました。それでは、すき焼き鍋と5種類のご飯を簡単に紹介しますね。

◆和牛と山菜の月見すき焼き鍋

◆春香る季節のあんかけ丼と和牛の福茶漬け

◆五穀豊穣の玉手箱

◆鰆の桃色桜蒸し丼

◆京の満月ほっこり釜飯

 いつものとおり、食レポは省略させていただきますが、どれも美味しくいただきました。ごちそうさまでした😄

清水寺を参拝

 バスツアー本来の順序とは逆になってしまいましたが、食事を終えたところで清水寺を参拝することにします。先ほど下ってきた産寧坂を上り、清水坂も上って行くと、清水寺の仁王門と三重塔が見えてきました。ここも大勢の方がいらっしゃいます。

 僕は小学生の時、修学旅行で清水寺を訪れたのですが、その時に際に仁王門の前でクラス写真を撮影したことを思い出します。もう数十年も前のことですが、あの時に見た光景と変わっていません(当たり前)。

 さらに進むと、轟門が現れます。ここで拝観料を支払うことになりますが、僕は「おこしバス」のツアーということで、係員の方にバス乗車券を提示してそのまま入ることができました。さあ、いよいよ本堂です。あの有名な舞台が見えてきました。

 舞台の上から正面の景色を眺めてみます。一面に広がる新緑🌲が気持ちいいですね。また、清水の舞台と並んで有名な音羽の滝も見えます。すごい行列です。

 音羽の滝の真上に目をやると、阿弥陀堂と奥の院が見えます。この奥の院の前から見る清水の舞台は、あまりにも有名な景色で、日本人なら誰しもテレビ番組やポスターなどで目にしたことがあるはずです。僕も早速、奥の院に行ってみることにしました。

 金閣寺の造形美にも心を打たれましたが、奥の院から見る清水寺の本堂も感動的です。紅葉シーズンも見応えがあるでしょうが、僕は緑豊かなこの季節の風景の方が好きです。京都って、本当に魅力的で素敵な街ですね。

 階段を下って、先ほど舞台の上から眺めた音羽の滝に来ました。3筋の流れ(筧と言うそうです。)があり、これを一口飲むことで、それぞれ延命長寿、恋愛成就、学業成就のご利益があるそうですが、3つすべてを飲んでも願いは叶わず、1つ選んで口に含むのが正しいんだそうです。何事も欲張り過ぎてはいけないということですね。僕も一口いただきたいところですが、かなりの待ち行列となっていたので、今回は見送りました。

 さて、清水寺を後にして、再び清水坂を下ってバス駐車場に戻ります。清水坂の両側にも多くの土産物店や甘味処があり、どんなものがあるのかちらちら見ていると、美味しそうな抹茶味のおだんごを見つけました。京都と言えば抹茶🍵ということで、1本購入しました。

 店頭で注文すると、その場でおだんごを焼いてくれます。少し焼き目がついたところで濃厚な抹茶ソースをかけてくれました。口いっぱいに抹茶の風味が広がり、とても美味しかったです。

銀閣寺を参拝

 清水寺の駐車場で再びバスに乗車し、最後の目的地である銀閣寺に向かいます。実際に利用してみると、「おこしバス」での移動は非常に楽ですね。市バスを利用して観光する方も多いと思いますが、最近はインバウンドの影響で、市バスは非常に混雑していると聞きます。「おこしバス」であれば、こうした心配はないですからね。

 さて、バスは銀閣寺の駐車場に到着しました。ここでの参拝時間は40分間です。駐車場から銀閣寺までは少し歩きますが、途中に哲学の道がありました。

 さらに進むと、総門が見えてきます。金閣寺や清水寺もそうでしたが、銀閣寺でも訪日外国人の姿をよく見かけます。

 ちなみに銀閣寺は、その名称から金閣寺と比較されがちですが、銀色に輝くお堂があるわけではありません。金閣寺が室町幕府の第3代将軍である足利義満が造営したものであるのに対し、銀閣寺は第8代将軍の足利義政によって造営された山荘東山殿を起源起とするもので、義政の没後、臨済宗の寺院となり、義政の法号「慈照院」にちなんで慈照寺と名付けられたものです。

 銀閣寺垣を通って中門から中に入ると、早速、観音殿が見えました。せっかくなので、いろいろな角度から撮影してみましたが、僕としては、出口付近から見た観音殿が一番よかったです。

 プリンのような形をした向月台も入れて撮影しました。色鮮やかな花もきれいに咲いており、趣きがあります。

 方丈の前を通り、順路に沿って進みます。手入れの行き届いた庭園を眺めた後は、小高い丘を上って展望所に行ってみることにしました。ちなみに展望所までは階段が続くので、年配の方には少しきついかもしれません。展望所に立ち寄らず、平坦な錦鏡池の周囲を廻る順路も用意されていますので、体力と相談しながら自分に合わせて見学することができます。

 展望所から見た風景です。この位置からだと、方丈の前にある銀沙灘がよく見えます。全体を見渡すと、金閣寺のような煌びやかさはありませんが、落ち着きのある風情がいいですね。日本っていうのは、いい国だなって思います。

 銀閣寺の見学を終え、各自で駐車場に戻ってきました。今回の京都三大名所を巡るコース、想像していたよりもずっと充実しており、大人の修学旅行👨‍🎓を十分に楽しむことができました。京都には、他にも多くの神社仏閣がありますので、次の機会には、今回のコースで訪れなかったところにも行ってみたいと思います。

 

京下鴨 宝泉でスイーツ

 銀閣寺からは「おこしバス」に乗車して京都駅に戻ってきました。さて、ここからは、僕の乗り鉄旅では恒例(?)となったスイーツのお時間です。清水寺からの帰りにおだんごをいただきましたが、せっかく京都に来たからには、おだんごだけでは満足できません。京都駅周辺に雰囲気のいい甘味処はないかと事前にリサーチしたところ、東海道新幹線の改札内にある宝泉さんというお店が目に留まり、ここに行ってみることにしました。これまで何度も京都駅を利用していますが、まったく気付きませんでした。新幹線の発車直前まで利用できるのはいいですね。

 店内には、お土産物を扱う物販スペースと、和菓子や抹茶などをいただける喫茶スペースとがあります。喫茶スペースの混雑状況が心配でしたが、待ち時間なく入店することができました。店内は、落ち着きのある上品な雰囲気で、周囲を見ると、ご年配の方の利用が多いようです。

 メニューを見ると、丹波大納言を使ったぜんざいが美味しそうでしたが、冷たいものをいただきたい気分だったので、冷抹茶と上生菓子のセットを注文しました。

 こちらが提供された冷抹茶と上生菓子のセットです。抹茶は思ったよりも量がありました。上生菓子は3種類の中から好きなものを選ぶことができます。上生菓子は春らしい色使いで、京都らしい上品さが伝わってきます。京都の和菓子の味を満喫することができました。

 

京都駅から東海道新幹線に乗車

 宝泉さんでのスイーツタイムの後、改札内にあるお店を見てまわり、家族や職場へのお土産物を購入しました。昔は京都のお土産と言えば、生八ツ橋や漬物が定番でしたが、最近は抹茶を使用したお菓子がいっぱい売られています。辻利、伊藤久右衛門 など色々な商品が販売されており、どれにしようか迷ってしまいます。悩んだ末に八ツ橋とチョコレート菓子を購入し、新幹線の上りホームに向かいました。

 今日は往路で「のぞみ」号を利用しましたが、復路も「のぞみ」号です。まだゴールデンウィーク前ということで、1号車と2号車は自由席となっていますが、来週の金曜日からは最繁忙期恒例の全席指定となります。

 12番線で待つことしばし、「のぞみ」268号が入線してきました。ホーム端から先頭車両を撮影する時間的な余裕はないため、ホーム上から入線する車両を撮影しましたが、見切れてしまいました。動く車両をベストなタイミングで撮影するのは、本当に難しいです。

 僕は今回、13号車に乗車します。車両はN700系のラージAです。「のぞみ」号は利用者が多く、いつも混雑しているイメージですが、今日は往復とも相席になることはありませんでした。京都を出発した「のぞみ」号の次の停車駅は名古屋です。往路と同様、あっという間に名古屋に到着し、今日の乗り鉄旅は無事終了となります。

 

乗車券類の紹介

 いつものように、今回の旅行で使用した乗車券類を紹介します。

 先にお話ししたとおり、今回利用したのは、JR東海ツアーズの旅行商品です。以前は、混雑を避けた旅の提案として「ずらし旅」という商品が主力となっていましたが、現在は「日帰り1day」として発売されています。「ずらし旅」にセットされていた体験クーポンは終了してしまいましたが、現在の商品では、500円分の利用券またはご当地セレクトクーポンとして利用できるようになっています。僕は500円分の利用券として、京都駅改札内のPLUSTAで使いました。

 今回の京都旅行の紹介は以上のとおりですが、もうすぐゴールデンウィークとなります。僕は年休も利用して、4月25日から29日までの5日間と、5月2日から6日までの5日間がお休みとなりますが、計画性がないため、まだ連休中の過ごし方も決めていません。せっかくのまとまったお休みなので、前半4月と後半5月に1回ずつ、乗り鉄旅に行きたいと思っていますので、早急に予定を立てたいと思っています。

桜とグルメを楽しむ東京旅に行ってきました【東京旅】

 3月も終わりが近付き、いよいよ今年度も残り3日となりました。年末の12月や年度末である3月になるといつも感じることですが、1年という歳月が流れ去るのはあっという間で、その早さには本当に驚かされます。そして今週後半には、新たな年度が始まることになります。社会人にとって年度変わりは、退職者を送り出して新入社員を迎えたり、転勤や異動で職場が変わることもあるなど、なにかとそわそわして落ち着かない日が続く時期でもあります。僕はと言えば、4月以降も現在の職場で引き続き働くことになり、そういった面ではほっと一安心というところですが、職場内での立場が少し変わるため、正直、ちょっと緊張しています。「自分に勤まるのか?」「周囲からの期待に応えられるだろうか?」という不安もありますが、新たな立場を与えてもらったことを前向きに捉え、気持ちを切り替えて仕事に励んでいきたいと思っています。

 さて、ここからが本題です。今回は、2年ぶりに東京の春を楽しむ旅に行ってみることにしました。春を楽しむと言えば、やはりお花見🌸ですよね。僕は、2023年3月には「青春18きっぷ」を利用して目黒川沿いを散策するお花見に出かけ、2024年4月には「目黒川お花見クルーズ」に乗船しました。しかし、いずれも天候に恵まれず、小雨が降る中での桜鑑賞でした😥 そのリベンジというわけではないですが、今年こそは桜が満開を迎える時期に、そして、なるべく天気のいい日に出かけたいと思い、直前まで状況を見極めた上で、今日を出発日に選びました。その甲斐があって、これまで以上に東京の桜を楽しむことができましたので、いつものように旅の様子を紹介したいと思います。

 

 

豊橋駅から東海道新幹線に乗車

 今日は、都内の桜名所を巡るバスツアーに参加します。ツアーの出発は東京駅丸の内南口で、8時50分に発車するため、これに間に合うよう、豊橋駅を6時48分に発車する「ひかり」630号に乗車することにしました。「ひかり」630号は豊橋駅から乗車して最も早く東京駅に到着できる新幹線で、これまでの乗り鉄旅で何度もお世話になっている列車のひとつです。

 少し前まで、朝6時台はまだ周囲が暗く、寒さも厳しかったところですが、最近は日の出もずいぶんと早くなり、朝夕の時間帯でも冷え込むような寒さを感じることはなくなりました。朝の日差しの中で列車の到着を待っていると、6時39分頃に入線してきました。車両はN700Sです。

 ちなみに皆さんは、「ひかり」号の自由席を利用する際、1号車から5号車までどの号車を選ばれていますか? 僕はほとんどの場合、2号車を選びます。一般的には、編成の中心付近の号車は利便性が高いため乗客が多く、端の号車ほど乗客が少なくなる傾向があると言えます。そういった点からいえば、1号車が最も着席しやすい号車と言えそうですが、実は新幹線車両の1両当たりの座席数は号車によって異なっており、例えば1号車は13列(座席数は5×13列)であるのに対し、2号車と4号車は20列(座席数は5×20列)と、結構な差があります。2号車は、車端に近い号車である上、座席数が多いことから、僕はこの2号車を利用するようにしています。また、東海道新幹線の普通車のシートピッチは1,040mmですが、先頭車両(1号車と16号車)は、これよりも少し狭い1,023mmとなっています。些細な違いではありますが、こうした違いも、1号車ではなく2号車を選ぶ理由の一つとなっています。

 さて、「ひかり」630号は豊橋駅を定刻に発車しました。春休み期間ということもあってか、今日は豊橋駅から乗車される方が普段よりも多いように感じましたが、無事に2人掛けの窓側座席を確保できました。次の停車駅は浜松です。そして浜松駅発車後、珍しく車内検札がありました。コロナ禍以前、自由席では当たり前のように行われていた車内検札ですが、最近の東海道新幹線ではほとんど見かけなくなりました。車掌さんにきっぷを渡し、チケッターを押印してもらうのも久しぶりです。

 列車はその後、静岡、新横浜、品川と停車していきます。静岡発車後には満席になることも多い「ひかり」630号ですが、今日は若干ながら空席があるようです。車内でうとうとして気持ちよく過ごしているうちに、列車は無事に終点の東京駅に到着しました。

東海道新幹線のN700AとN700S:東京駅 2026/3/29

 東海道新幹線は、東京駅の14番線から19番線まで6つの番線を使用しています。新幹線車両がずらりと並ぶ光景は圧巻で、東京駅ではいつも新幹線が並ぶ姿を撮影してしまいます。今日も品川方のホーム端から撮影しました。

はとバスに乗車して東京二大桜名所を堪能

 今回の旅行では、定期観光バスに乗車して都内の桜の名所を巡ります。利用するのは、黄色の車体でおなじみの「はとバス」で、事前に予約しておきました。東京観光では定番の「はとバス」ですが、3月下旬から4月上旬にかけては、通常コース以外にお花見用のコースが設定されます。気軽に利用できるドライブコースから、屋形船での昼食が楽しめるコースまで、多様なコースが用意されており、時間や予算にあわせて選ぶことができます。僕は当初、オープントップバスに乗車するドライブコースにしようと思っていましたが、せっかくの桜を愛でる機会なので、より間近で桜を鑑賞できるよう、靖国神社と浅草寺で下車観光できる半日コースを選びました。

 東京駅の丸の内側にやってきました。春休み期間中で、さらに天候に恵まれた日曜日ということもあり、今日は多くのバスが発着するようです。僕が利用する半日コースも、何と大型バス6台で運行されるようです。まるで学校の遠足のようですね。「はとバス」の人気の高さを実感しました。実際にバス乗り場に行ってみると、本当に人人人👥👥⋯です。

 列に並んでバスに乗車すると、定刻どおり8時50分に東京駅を発車しました。もちろん車内は満席で、僕はあいにく相席の通路側座席となりました。通路側座席だと外の景色を眺めにくいですが、このツアーのメインは靖国神社や浅草寺での下車観光なので、まあそれほど気にしないようにします。バスは皇居や国会議事堂の前などを通って進み、一つ目の目的地である靖国神社に到着しました。東京駅のバス乗り場ではゆっくりと写真撮影する余裕がありませんでしたので、靖国神社の参道でバスを撮影しました。

 さて、ここでの自由時間は約80分なので、靖国神社を参拝した後、少し足を伸ばして千鳥ヶ淵にも行ってみようと思います。靖国神社や千鳥ヶ淵を訪れるのは今回が初めてなので、とても楽しみです。

靖国神社を参拝

 まず初めに、添乗員さんの案内で靖国神社⛩️をお参りします。靖国神社は、明治以降の戦争において戦死した軍人らをお祀りする神社です。また、境内には東京管区気象台が開花を観測するために指定した桜の標本木があり、古くから桜の名所としても知られています。昨日はちょうどソメイヨシノの満開が発表されたところで、ベストなタイミングで訪れることができました。思い向くままに撮影しましたので、紹介したいと思います。

 第一鳥居(大鳥居)を通ると大村益次郎の銅像があり、さらに進むと第二鳥居が見えてきます。神門をくぐると参道の両側に咲き誇る桜が見えてきます。中門鳥居の先には拝殿があるので、ここでお参りしました。

 能楽堂の前には、桜の標本木がありました。満開の発表があった直後ということで、本当に見事な開花状況です。この桜を見ることができただけでも、今回のバスツアーに参加した価値があると言っても過言ではないと思います。

千鳥ヶ淵緑道の桜を鑑賞

 靖国神社での参拝と桜見物を済ませたところで、次は千鳥ヶ淵の桜を見に行きます。靖国神社から千鳥ヶ淵へは、東京の桜を巡る黄金ルートのひとつとなっているようで、靖国神社から多くの方が千鳥ヶ淵方面へと徒歩で移動されていました。千鳥ヶ淵緑道は、靖国通りから北の丸公園に沿って整備された、約700メートルの遊歩道です。通りには約230本の桜が植えられているとのことで、東京を代表する桜の名所となっています。かなりの人混みでしたが、バスの出発時間までの間、桜見物を楽しむことにします。

 歩き始めた当初は、靖国通りから少し歩く程度で見物できればいいかなと思っていましたが、トンネルのように続く桜並木に見惚れてしまい、首都高速の横を通って墓苑入口の交差点まで歩き通してしまいました。靖国神社の桜もよかったですが、僕としては、千鳥ヶ淵緑道の桜の方が見応えがありました。もうちょっと上手く、桜の美しさが映えるような写真が撮影できればよかったのですが、僕の腕ではこんな写真しか撮れませんでした。

隅田川堤の桜を鑑賞

 千鳥ヶ淵緑道での桜鑑賞を終えてバスに戻り、次は台東区へと移動します。向かうのは、隅田公園桜祭りと浅草観音・仲見世です。東武浅草駅の松屋前でバスを降ります。まずは添乗員さんが隅田川に案内してくださるとのことだったため、こちらに行ってみることにしました。

 吾妻橋からは、東京スカイツリーが見えました。ビールジョッキをイメージしたアサヒビールの本社ビルや、金色の筋斗雲のようなオブジェが特徴的な建物も見えます。吾妻橋付近には水上バス乗り場があり、隅田川沿いの桜を船上から楽しめる観光船がちょうど停泊していました。

 靖国神社や千鳥ヶ淵では、ほぼ満開の桜を鑑賞することができましたが、隅田川堤はまだつぼみが多く、五分咲きといった感じです。それでも日曜日ということもあって、多くの花見客で賑わっていました。レジャーシートを広げてお弁当を食べたりしながら、皆さん、思い思いに桜見物を楽しんでいらっしゃるようでした。

浅草観音を参拝

 隅田川堤の桜を見終えたところで、浅草観音(浅草寺)に移動します。浅草寺を訪れるのはかなり久しぶりです。浅草寺に向かう道中で周囲の様子を見ると、外国人観光客が非常に多いです。交通の便もいいですし、日本らしさを感じられるスポットということで人気が高いんでしょうね。

 大きな提灯がぶら下げられた門をくぐると仲見世です。参道の両側には、食べ物屋さんやお土産物屋さん並んでいます。今日は日中の気温がどんどん上がり、少し暑さを感じるほどでしたので、ソフトクリーム🍦でも食べようかと思いましたが、この後の予定を考えて思いとどまりました。

 宝蔵門を通って本堂の前まで進みます。多くの方は、無病息災を祈願して常香炉の煙を浴びておられましたが、僕は線香のにおいが苦手なので、本堂でお参りだけさせてもらいました。

 本堂をお参りした後は、境内にある桜を見ながら周囲を散策してみました。ソメイヨシノとはちょっと違ったシダレザクラも鑑賞することができました。都会的な雰囲気の中にある桜も素敵な感じがしますが、神社仏閣と桜の組み合わせも魅力的ですね。自由時間である80分を利用して、自分のペースで桜を鑑賞することができ、今回のバスツアーに参加して本当によかったです。

 

鮨 Yasuke by 銚子丸でランチ

 東京の二大桜名所を巡るバスツアーを終えたところで、ここからはグルメを楽しみたいと思います。まずは昼食です。東京駅でバスを下車したのが午後1時くらいで、もうお腹がぺこぺこです🤤 せっかく東京に来たので、まだ訪れたことのないところで食事をしたいと思い、今回は「豊洲 千客万来」という商業施設に行ってみることにしました。豊洲 千客万来は、ゆりかもめの市場前駅に直結する商業施設で、物販店や飲食店だけでなく、万葉倶楽部という宿泊や日帰り入浴ができる施設を併設しています。このうち飲食店に関しては、豊洲という立地上、新鮮な魚介を使った海鮮丼やお寿司🍣を提供する店舗が多くありますので、ここでお寿司をいただくことにしました。

 東京駅から豊洲 千客万来までは、山手線とゆりかもめを乗り継いで移動することにしました。都営バスや地下鉄を利用すれば、もう少し短い時間で移動できますが、今回は始発の新橋駅からゆりかもめに乗車したかったので、あえてこの経路を選びました(推奨経路ではありませんので、ご注意ください)。

 市場前駅に到着し、ペデストリアンデッキを渡ると、すぐ豊洲 千客万来が見えてきます。初めての訪問を記念してパシャリ📸

 お寿司を提供している飲食店はいくつかあり、どのお店にしようか迷いましたが、第一印象がよかった、鮨 Yasuke by 銚子丸さんに決めました。何だか店名がかっこいいですよね。時間はすでに午後2時くらいになっていましたので、混雑なくスムーズに入店できました。

 店内の様子は撮影していませんが、江戸と現代を融合させた空間がコンセプトのようで、店内のいたるところに、日本の伝統と非日常感が演出されていました。案内される通路に橋が掛けられていたのには驚きましたが、訪日外国人の方などは喜ばれると思います。

 注文したのは、おすすめ鮨メニューにあったセットです。僕が好きな煮穴子、いくら軍艦、生うに軍艦、天然本まぐろの大トロや中トロなどもあり、どれもこれも贅沢なネタばかりです。見た目にも美しく、口に運ぶと思わず笑顔になってしまいます。まさに至福のひとときです。もちろんすべて美味しくいただきました😋

 

千疋屋総本店フルーツパーラーでスイーツタイム

 さて、東京でのお楽しみグルメはまだ続きます。次はスイーツタイムということで、ちょっとお洒落に千疋屋総本店にあるフルーツパーラーに行ってみることにしました。しっかりとお寿司1人前をいただいたところですが、今日はまったく間食をしておらず、お腹にはまだ余裕があります。千疋屋総本店は日本橋にありますので、ふたたび市場前駅からゆりかもめに乗車して豊洲駅に行き、豊洲駅から地下鉄有楽町線に乗って銀座一丁目駅に、さらに銀座駅から三越前駅に移動します(僕は東京メトロのことをあまり知らないので、銀座一丁目駅で一旦改札を出てから銀座駅で入場する乗換方法を初めて経験しました)。

 三越前駅で下車して改札を出ると、千疋屋総本店に直通するエレベーターがありました。これにはビックリです😲 ちなみに千疋屋総本店は日本橋三井タワーの1階と2階にあり、フルーツパーラーに2階になります。

 フルーツパーラーは人気のようで、順番待ちの方がかなりいらっしゃいました。それなりの待ち時間を覚悟しましたが、思ったよりもスムーズで、20分くらい待ったところでカウンター席に案内されました。

 スイーツと言えば、いつもはケーキ🍰やパフェを選ぶことが多いですが、今回はプリンアラモード🍮を注文しました。プリンはもちろん、千疋屋総本店ということで、バナナ🍌、キウイ🥝、パイン🍍、イチゴ🍓、メロン🍈、スイカ🍉などいろいろなフルーツがきれいに盛られています。

 フルーツやバニラのアイスクリーム🍨が美味しいのはもちろん、メインであるプリンは感動的な美味しさです。卵の風味が非常に濃厚で、食感もなめらかです。僕がこれまで食べたプリンの中では確実に1位ですね。ちょっと値は張りましたが、幸せな時間を過ごすことができましたので、奮発した甲斐があったというものです。もちろん大満足です。

 

東京駅から東海道新幹線に乗車

 さて、ランチとスイーツを満喫したところで、そろそろ帰路に着きます。千疋屋総本店のある日本橋三井タワーから東京駅までは、徒歩でも移動できそうな距離だったので、歩いて東京駅に行くことにしました。途中にある江戸桜通りでは、桜がきれいに咲き誇る中で何やらイベントが開催されていました。

 日本橋を渡り、そのまま道なりに進んで日本橋三丁目の交差点を右折すると、東京駅八重洲口です。散歩するにはちょうどいい距離でした。

 今日は、東京駅でいろいろと買い物をする予定です。家族へのお土産物も買いたいですし、これまで職場で一緒に働いてきたメンバーにも、感謝の気持ちを込めてお菓子でも渡したいと思っていたので、東京駅で購入することにしました。僕は東京駅で買い物をする際、時間に余裕があるときには、グランスタ東京を利用します。このうち銀の鈴エリアは改札内にあるため、在来線改札から入場しなくてはいけませんが、僕が持っているきっぷは、スマートEXで購入したきっぷです。つまりはJR東海が発売する東海道新幹線専用の企画乗車券ということなので、このきっぷで東京駅の在来線改札を通過できるか不安でしたが、ダメ元で自動改札機に投入したところ、通過できました。よかったです😄

 グランスタ東京でお菓子類を買い込み、東海道新幹線の乗り換え改札を通ります。復路で乗車するのは、東京駅を18時33分に発車する「ひかり」657号です。

 豊橋駅には日中、「ひかり」号が2時間に1本停車し、これから乗車する「ひかり」657号も豊橋に停車するタイプの列車となります。現在は、静岡駅にも停車しますが、以前は新横浜を発車すると豊橋まで停車せず、東京―豊橋間を1時間20分で結ぶ最速達列車の一つでした。僕は東京出張の帰りなど、この列車を愛用していましたが、思い返して見ると、最近は乗車しておらず、久しぶりのような気がします。

 早めに19番線ホームに移動し、他のホームを発着する新幹線を撮影したりしました。日曜日の夕方ということで、僕のように旅行帰りと思われる乗客が多いようです。そしてしばらくすると、19番線には、折り返し「ひかり」657号となる列車が入線してきました。車両は往路と同じでN700Sです。今日は往復ともN700Sに乗車することになりました。

東海道新幹線で活躍するN700S:東京駅 2026/3/29

 実は数日前にスマートEXで普通車指定席を予約しようとしたのですが、発売状況を見ると▲印になっており、いつものようにシートマップから座席を選ぶことができませんでした。3人掛けの中央座席だと嫌だなと思いながら購入したところ、運のいいことに2人掛けの窓側座席でした。号車は最後尾の16号車でしたが、3人掛けの中央座席を指定されることを考えれば全然問題なしです。

 列車は、品川、新横浜、静岡の順に停車し、定刻どおり豊橋に到着しました。静岡に停車し、浜松を通過した上で豊橋に停車する「ひかり」号は、この657号くらいだと思います。東三河の方にとって「ひかり」657号は非常に便利で、豊橋で下車される方は非常に多かったです。これで今回の乗り鉄旅も終了となります。

 

乗車券類の紹介

 今回の乗り鉄旅では、東海道新幹線以外にも、山手線や東京メトロを利用しましたが、都内での移動にはSuicaを利用したため、手元に残っている乗車券類は、東海道新幹線分のみとなります。

 以前は、豊橋↔東京間を東海道新幹線で往復する場合、JR東海ツアーズの旅行商品を頻繁に利用していましたが、最近はもっぱらスマートEXです。JR東海ツアーズのずらし旅は、正規運賃・特急料金と比べて安価な上に、現地で利用できるクーポンがセットになっている点が最大の魅力でしたが、最近は発売価格が上がっているようで、正規運賃・特急料金との差額は縮まっています。さらに乗車可能な列車にも制約があり、例えば今回乗車した「ひかり」657号は利用できません。乗車可能な列車がもう少し増えると使い勝手がいいのですが、なかなかそうもいかない事情があるんでしょうね。現状では、スマートEXの早特1が一番使い勝手がいいところです。

 今回は、東京の桜とグルメを楽しむ乗り鉄旅でしたが、4月早々は仕事の関係もあり、ゆったりと乗り鉄旅を楽しむのは難しそうです。しかし、陽気のいいこの時期だからこそ、旅に出たいという思いもあります。4月中旬くらいには次の乗り鉄旅に行けることを願いながら、仕事の方も頑張っていきたいと思っています。

「くろしお」に乗車して有田・箕島へ【和歌山旅】

 3月になり、少しずつ春らしい陽気となってきました。日によって気温の変化は大きいものの、2月と比べると、寒さはずいぶんと和らいで、過ごしやすくなったと思います。そのため、天気のいい日は、お出かけ日和といったところですが、一方で、花粉症😷の方にとっては、非常に辛い季節でもあります。僕も毎年、この時期になると、鼻水や鼻づまり、目のかゆみ、身体の気だるさといった花粉症の症状に悩まされていますが、今年は特に花粉🌲の飛散量が多いのか、これらの症状が強く困っています。かかりつけ医から鼻炎薬を処方してもらっているのですが、それでもなかなか症状が治まらないことが多く、少し大袈裟に言えば、寝ている時間以外は常に鼻をかんでいるような状態です。症状を抑えようと、服薬量を増やしてしまうと、喉の渇きや軽い頭痛の原因となり、何事にも集中力が続きません。本当にどうしたらいいのか、困ったものです😕 近年は、花粉が出ない杉(無花粉スギ)を広めて、花粉症の根本的な原因を解決しようとする動きもあるようですが、一日も早くこうした取り組みの成果が表れることを期待しています。

 さて、前置きが長くなりましたが、ここからは乗り鉄旅の話題です。今回は久しぶりに和歌山に行ってみることにしました。和歌山と言えば、これまでに「南紀」「くろしお」を乗り継ぐ紀勢本線完乗の旅や、熊野那智大社を訪れる紀伊勝浦までの乗り鉄旅を経験していますが、今回目指すのは、まだ訪れたことがない有田の箕島です。なぜ箕島を選んだのかと言えば、何気なく日本旅行の旅行商品を見ていた際、新大阪から特急「くろしお」に乗車し、有田市内でクエの会席料理をいただくプランが目に留まったからです。クエと言えば高級魚で、僕はこれまで食べたことがありません(多分)。さらにこのプランには、温泉入浴もセットになっています。クエを使った会席料理も気になりますし、久しぶりに温泉♨️も楽しみたいということで、このプランを申し込みました。JRの在来線特急に乗車するのも、昨年11月の四国旅以来です。

 それでは、有田・箕島までの往復乗り鉄旅の様子をお伝えしたいと思いますので、よかったら最後までお付き合いください🙇

 

 

名古屋駅から東海道新幹線に乗車

 いつものように、名古屋駅から東海道新幹線に乗車します。発車まで時間に少し余裕があったので、太閤通口から外に出てみると、リニア中央新幹線の開業を見据えた西側広場の再整備が着々と進められているようで、見渡す限り工事中🚧です。そして振り返ると、駅の東側にあるJRセントラルタワーズとJRゲートタワーがはっきりと見えます。今日は天気もよく、青空が広がっていますね。そびえ立つビル群を記念にパシャリ📸

 撮影を終えたところで駅に戻ります。今日は日曜日ということもあり、駅前や改札口付近、そして待ち合わせの定番スポットである銀の時計周辺は、多くの方で賑わっています。旅行会社の添乗員さんが旗を持ちながら何やら説明している光景があちこちで見られ、皆さん、これから新幹線に乗車して各地に出発されるようです。こうしたツアーのお客さんを横目に、僕は事前にスマートEXで予約しておいたきっぷを券売機で受け取り、16番線ホームに向かいます。

 今日乗車するのは、「こだま」767号の新大阪行きです。新大阪まで乗車するため、「のぞみ」号が最も早く到着できますが、「こだま」号であっても、その後乗車する「くろしお」号には十分間に合うため、のんびりと「こだま」号で行くことにしました。それから今回は、何だかグリーン車に乗車してみたくなったので、グリーン車を利用することにしました。スマートEXには、乗車日3日前までに予約すれば、新幹線のグリーン車におトクに乗車できるEX早特3があります。名古屋―新大阪間については、ひかり用とこだま用のEX早特3が設定されている(のぞみ用は設定なし)ということも、「こだま」号を選んだ理由のひとつです。

 しばらくすると、16番線に列車が入線してきました。車両はN700Sです。N700Sのグリーン車に乗車するのは、久しぶりです。名古屋駅で後続の列車に先を譲るため、発車まで数分間停車します。その時間を利用して、新大阪方の先頭車両を撮影しました。

こだま号の運用に就く東海道新幹線N700S:名古屋駅 2026/3/8

 それでは早速、乗車します。鉄ヲタである僕は、新幹線に乗車する時はいつもテンションが上がりますが、グリーン車だと特に気分が盛り上がります。最近の新幹線車両は、普通車であっても、機能的で快適性を備えていることは間違いありませんが、上質で落ち着きのある雰囲気は、やはりグリーン車でないと味わうことができません。

 名古屋を発車した「こだま」号は、岐阜羽島、米原、京都の順に新幹線各駅に停車していきます。今日は乗車中に、少し足元が肌寒く感じたため、車内でブランケットをお借りしました。こうしたサービスが利用できるおも、グリーン車の魅力のひとつです。リクライニングシートに身を委ね、ブランケットに包まれながら車窓を眺めて過ごす時間は、もう鉄ヲタにとって最高の喜びです。あまりの心地よさに、このまま何時間でも乗車していたいと思える程ですが、気が付けば、早くも終点の新大阪に到着です。

 

新大阪駅から特急くろしおに乗車

 新大阪駅では、ここから利用する旅行商品の乗車票を受け取るため、新幹線の改札を出ます。今回利用するのは、関西を発着する旅行商品ということで、乗車票の受取可能駅も関西の2府4県に限られています。郵送ではなく駅の券売機で受け取ることができる以上、すべてのJR線の駅にある券売機で受け取ることができると、利用者の立場からは非常に使い勝手がいいのですが、やはり何かしらの事情があって難しいのでしょうかね。

 さて、無事に乗車票を受け取ったところで、再び入場し、これから乗車する「くろしお」号が発車する2番線に向かいます。和歌山・白浜方面の「くろしお」号は、臨時列車を含めてほぼすべての列車が新大阪を発駅または着駅としており、1日1往復のみ京都駅発着となっています。また、新宮行きの定期列車(白浜―新宮間の利用促進策による増便実証実験を含む。)は1日6本で、その他の便は途中の白浜駅を発着しています(朝夕には和歌山駅発着もあり)。僕が今回乗車する「くろしお」7号も白浜行きとなります。

 「くろしお」号は、3つの異なる形式の車両が使用されています。1つ目の形式は287系で、3つの中では最も新しい車両となります。特に「くろしお」用に多くのラッピング車両があり、和歌山のアドベンチャーワールドにいたジャイアントパンダ🐼があしらわれた「パンダくろしお」が3種類運行されています。さらに「くろしお」号の60周年記念ラッピング車両として、「スーパーくろしお」時代の外観が再現された車両も2種類運行されているところです。2つ目の形式は283系で、オーシャンアロー車両と呼ばれているものです。南国をイメージした鮮やかなブルーと、イルカをイメージしたスマートな先頭車両が特徴的で、「くろしお」の中で僕が最も好きなのは、このオーシャンアロー車両です。最後の3つ目の形式は289系で、これは、余剰となった683系の交流機器を撤去して直流専用化し、形式変更によって誕生したもので、外観は683系から変更されていません。

 僕としては、287系の60周年記念ラッピング車両の2種類のうち、どちらかに乗車したいと思っていましたが、「くろしお」号では283系、287系、289系の運用が固定されているようで、これから乗車する7号は、289系での運用になります。

くろしお号で使用されている289系:新大阪駅 2026/3/8

 列車は6両で、白浜方の先頭車両が1号車でグリーン席と普通席との合造車、2号車から6号車までは普通車となっており、座席はすべて指定席です。先ほどまで乗車していた東海道新幹線に続き、今回は往路の「くろしお」号でもグリーン車に乗車することにしました。新大阪から箕島までは、100kmをわずかに超える程度の距離なので、グリーン車はもったいないかなとも思いましたが、欲望に勝てず予約してしまいました😅 ホーム上での撮影を終えたところで車内に入ります。

 車内の座席は、グリーン席らしく2+1列配置となっています。以前に「しらさぎ」号でこのタイプのグリーン車に乗車したことがありますが、この独立した1人掛け座席はいいですね。相席になることがなく、周囲の乗客とは適度な距離感があるため、ゆったりと寛ぐことができます。さらに今回は、半室グリーン席5列のうち最後列の1人掛け座席を確保したため、リクライニングも後ろの方に気兼ねする必要がありません。ちなみにグリーン席の側窓は、基本的に前後2列分の連続窓ですが、5列目の窓は、座席1列に対して1つの個窓となっています。そのため、白浜方面に向かう列車で、窓枠に邪魔されずに車窓を楽しみたい場合には、2番と4番の座席がオススメです。

 新大阪駅を発車した「くろしお」号は、次は大阪駅に停車します。うめきた地下ホームが誕生したことで、新大阪を発着する「くろしお」や「はるか」も大阪駅に停車できるようになりました。大阪駅発車後は、再び地上に出て大阪環状線と阪和線を経由し、和歌山からは紀勢本線となります。乗り心地よさに車内でうとうとしてしまいましたが、約1時間30分の乗車で箕島駅に到着です。

 箕島駅では、僕の他にも何人か下車される方がおられました。跨線橋を渡って改札を出ます。特急停車駅なので、改札には当然駅員さんがいらっしゃるものと思っていましたが、時間帯によっては不在となることもあるようです。箕島駅を利用するのは初めてですので、記念に駅舎を撮影しました。

 さて、ここからは、今回の旅の目的地である有田川温泉 鮎茶屋さんに移動し、昼食と入浴を楽しみます。施設までは送迎してくださるとのことで、駅前から車に乗車しました。10人くらい乗車できる大型ワゴン車ですが、箕島駅からの送迎は僕1人のようです。「お店の中でも僕1人だったらどうしよう?」と何となく不安に思っていると、車は10分弱で鮎茶屋さんに到着しました。昼時ということもあってか、駐車場は車でいっぱいです。かなり賑わっているようで、どうやら僕のいらぬ心配だったようです。

 

有田川温泉で昼食と入浴を満喫

 有田川温泉 鮎茶屋さんは、食事や入浴さらには宿泊も可能な温泉施設です。ドライブインといった感じもします。敷地内の別棟には、ビジネスホテルもあります。

 まずは受付で手続きを済ませ、先に食事🍴をいただくか入浴♨️するかを選びます。丁度12時くらいになったところだったので、僕は先に食事をいただくことにしました。いよいよ、楽しみにしていたクエの会席料理です😋 いつものように食レポはありませんが、その内容を紹介したいと思います。

 クエは白身魚なので、薄造りや握り寿司ではコリコリとした引き締まった食感があり、焼物や鍋物そして揚げ物では、ふっくらとして淡白な味わいを楽しむことができます。提供される品数も豊富で、クエを思う存分、満喫することができました。最後にデザートもいただき、お腹いっぱいになりました。

 昼食を終えて少し休憩したところで、次は温泉です。施設の目の前を流れる有田川の名を冠した有田川温泉は、地下1000mから湧出しており、内風呂だけでなく露天風呂やサウナも備えているそうです。僕はサウナが苦手(と言うか、見知らぬ人と狭い部屋の中で一緒に過ごすのが無理)なので利用しませんが、せっかくなので内風呂と露天風呂は楽しみたいと思います。当然ですが浴室内は撮影できませんので、紹介はここまでです。

 大きな浴槽の中で、思い切り手足を伸ばして湯に浸かるのは、最高に気持ちがいいです。そして露天風呂ですが、こちらには歩行湯・つぼ湯・寝湯がありました。僕としては、湯舟を独り占めできるつぼ湯がお気に入りです。身体がぽかぽかと温まったところで湯上がり処で寛ぎ、ちょっとぽーっとしていると、そろそろ駅までの送迎車が発車する時間が近付いてきました。店内で少しお土産物を購入し、箕島駅に戻ります。今さら気が付いたのですが、出入り口付近に雛人形が飾られていました。何だか微笑ましい感じがして、思わず撮影してしまいました。鮎茶屋さん、お世話になりました🙇

 

箕島駅から特急くろしおに乗車

 送迎用の大型ワゴン車で箕島駅に着きました。往路は僕1人での利用でしたが、復路は他の方も乗車されてほぼ満席でした。駅に入ると、今度は駅員さんがいらっしゃったので、乗車票を提示しましたが、「どうぞお入りください。」という感じで、券面の確認はありませんでした。乗車するのは、15時27分発「くろしお」24号の新大阪行きです。

 1番線ホームで待っていると、定刻に「くろしお」号が入線してきました。車両は往路と同じ289系です。往路と復路の車両が同じ形式であることは、乗車前から承知していたことですが、乗り鉄的には、往路とは別形式に乗車したかったというのが正直な感想です。

くろしお号で使用されている289系:箕島駅 2026/3/8

 往路はグリーン車を利用しましたが、復路はあえて違う車内設備にしようと思い、普通車に乗車しました。乗車票を購入する際、シートマップを確認したところ、どの号車でも窓側座席を確保できそうでしたが、何となく先頭車両に乗車したいと思って6号車を選びました。

 普通車の車内はこんな感じです。僕の座席は最後部の窓側で、上の写真は自席から撮影したものです。車内は空席が多く、乗車率は4割弱といった感じです。あらためて車内を見渡すと、座席を含め車内の雰囲気は683系のままですね。

 列車は順調に走行し、海南、和歌山と停車していきます。和歌山では多くの乗車があり、ちょっと驚きました。和歌山―大阪間で「くろしお」号を利用する場合、運賃1,280円と特急料金1,730円を合わせたねだんは3,010円(通常期)で、所要時間は約55分です。一方、紀州路快速であれば、所要時間は約1時間30分となりますが、運賃1,280円で乗車することができます。時間とねだんの差をどう考えるかですが、僕としては、紀州路快速も十分検討に値するものだと思っています。

 和歌山からは乗車率が上昇しましたが、終点の新大阪まで相席になることはありませんでした。新大阪到着後、もう一度、記念に289系をパシャリ📸しました。 久しぶりの在来線特急での乗り鉄旅は楽しかったです。

 後から気が付きましたが、新大阪駅到着後に撮影した上の写真、往路の「くろしお」7号の乗車前に撮影した写真とそっくりですね。ひょっとしたら、「くろしお」24号は、7号の折り返し運用だったのかも知れません。だとすれば、まったく同じ車両を2回撮影したことになりますね。

 

新大阪駅から東海道新幹線に乗車

 新大阪駅では、在来線改札を一旦出た後、新幹線改札口から入場します。さすがは東海道新幹線だけあって、お客さんが多いですね。

 普段の旅行では、出発前にあらかじめ乗車する列車を決めておくのですが、今回は自由席を利用することとしたため、何分発の新幹線に乗車するか、その場で決めることにしました。明日も仕事が休みであれば、新大阪駅でゆっくりとスイーツでもいただき、ゆっくりと帰宅するところですが、残念ながら明日は仕事なので、少しでも早く帰ることにし、「のぞみ」号に乗車することにしました。「のぞみ」号には自由席が2両しかありませんが、運行本数も多いですし、新大阪始発の列車であれば、何とか座席を確保できるだろうと考え、新大阪駅発となる「のぞみ」434号に乗車することにしました。発車標を見ると、「のぞみ」号が3分から6分間隔で運転されており、この過密ぶりにはいつも驚かされます。

 25番線にやってきました。自由席の乗車待ちが長蛇の列になっていたら嫌だなと思いながら、2号車の乗車口付近まで来てみると、乗客を待つ方はそれほど多くはないようです。僕よりも前に並んでいる方は10人程度でした。

 確かに「のぞみ」号には自由席が2両分しかありませんが、運転本数が多いため、その分だけ乗客が自然と分散されるのかもしれません。列車が到着して乗り込みましたが、余裕で2人掛けの窓側座席を確保できました。発車時刻が近づくと徐々に乗客が増え、僕も相席になりましたが、自由席のデッキに立っている方はいらっしゃいませんでした。

 「のぞみ」号は定刻に新大阪駅を発車しました。往路では「こだま」号を利用したため、岐阜羽島と米原にも停車しましたが、復路は「のぞみ」号ということで、名古屋までの間、京都にしか停車しません。そのため、新大阪から名古屋までは約50分です。在来線の特別快速に乗車して、名古屋から豊橋まで行くよりも早い訳ですから、新幹線の利便性の高さには驚くばかりです。

のぞみ号の運用に就く東海道新幹線N700系:名古屋駅 2026/3/8

 さて、「のぞみ」号は名古屋に到着しました。自由席車両では、名古屋駅で下車される方が多くいらっしゃいました。新大阪・京都―名古屋間であれば所要時間が短いので、使い勝手を優先し、「のぞみ」号の自由席を利用される方は多いんだなと感じました。「のぞみ」号の自由席利用は久しぶりでしたが、今後もうまく活用することで、少しおトクに東海道新幹線を利用することができそうです。なにはともあれ、これで今回の乗り鉄旅を無事に終えることができました。

 

乗車券類の紹介

 今回の乗り鉄旅では、東海道新幹線区間はスマートEXを、新大阪から箕島までの「くろしお」乗車区間は日本旅行の商品(乗車票)を利用しました。いつものように、スマートEXで予約したきっぷも発券してみましたので、これらの乗車券類をまとめて紹介します。

 左は往路で使用したEX早特3の乗車券・特急券・グリーン券で、右は復路で使用した乗車券・自由席特急券です。両者のねだんを比較すると、往路はグリーン車、復路は普通車自由席ですが、その差はわずか730円です。ちなみに名古屋―新大阪間で「こだま」号に乗車する場合、JR東海ツアーズが販売している「ぷらっとこだま」を利用する方法もあります。調べたところ、グリーン車を利用した際の旅行代金は6,870円(3月8日乗車分)でした。つまりスマートEXの早特商品の方が200円安いということで、今回はこちらを利用しました。

 こちらは日本旅行の乗車票4枚です。乗車区間と特急利用区間が同じですが、一葉券ではなく、乗車用と特急指定席用が分かれて発券されています。僕は4日前にWebで申し込みましたが、往路のグリーン車、復路の普通車とも座席に余裕がありました。どうでもいいことですが、乗車票の経由欄を見ると、「東海道・大阪環状・京橋・阪和・紀勢」と印字されています。「くろしお」号は京橋を経由しませんが、大阪環状線の大阪―天王寺間については、福島・西九条を経由する場合でも、天満・京橋を経由する経路で運賃計算されるため、券面にも「京橋」と印字されています。きっぷ鉄としては、こうした点を発見するのも楽しいものです。

 今回の乗り鉄旅の紹介は、以上のとおりです。うまく予定が確保できれば、3月中にまた別の乗り鉄旅に行ってみようと思っていますので、その際はまた紹介できればと思います。