レン鉄★気ままな乗車記

乗り鉄&きっぷ鉄の管理人が、備忘録を兼ねてブログに綴っていきます。

乗り鉄&きっぷ鉄っぽい管理人が、乗り鉄旅行とそこで使用したきっぷを思うがままに記録したブログです。
どうぞ、お付き合いください。
 

北海道新幹線と特急ニセコに乗車する道南乗り鉄旅(2)

【前回記事のあらすじ】

 昨日は、これまでの念願だった北海道新幹線に初乗車し、終点の新函館北斗まで約4時間の乗り鉄旅を楽しみました。さらに新函館北斗からは、期間限定で函館本線の山線と呼ばれている区間を走る特急ニセコ号に乗車し、ニセコ倶知安など、これまで訪れたことのない沿線の車窓を楽しみながら、終点の札幌に到着しました。夕食に札幌ラーメンをいただき、旅の1日目を終えて駅前のホテルに宿泊しました。

 おはようございます。乗り鉄旅の2日目を迎えました。昨日は、特急ニセコ号に乗車中、一部区間で小雨があったものの、全体を通して晴天に恵まれました。天気予報によれば、今日も雨の心配はないようなので、一安心です。まずは一日の始まりということで、朝食をいただくことにします。僕は今回、日本旅行が販売している旅行商品でこのホテルに宿泊しています。朝食付きプランと朝食なしプランを選ぶことができましたが、せっかくなので朝食付きプランとしました。ホテルグレイスリー札幌の朝食は、なかなか充実しているとの評判なので、わくわくしながら1階の朝食場所に向かいました。

 ここが朝食場所となっているBONSALUTE CAFE(ボンサルーテ カフェ)です。朝からカフェで食事できるとは、お洒落な感じですね。和洋ビュッフェスタイルで、入店すると店員さんが座席を用意してくれました。

 ネットでの評判どおり、種類が豊富で北海道らしいご当地メニューも用意されていました。普段、朝食は少食な僕ですが、店内を何度か回って色々とお皿に盛り付けてしまいました。1番上の写真は、タマゴやソーセージ、サラダなどを盛り付けたものです。盛り付けが下手なのは、いつもどおりです。2番目の写真はこのカフェおすすめの「セルフ海鮮丼」です。いくらやホタテ、サーモンなどの食材を、好きなだけ盛り付けていただくことができます。海鮮好きとして、これは朝からテンションが上がりますね。さらに欲張った僕は、3番目の写真のように、パン🥐やヨーグルト、フルーツなども追加でいただいたので、本当にお腹がいっぱいです。ちなみにドリンクは、北海道ならではの乳酸菌飲料であるソフトカツゲンと、これまたカフェおすすめの「搾りたて生ジュース」をいただきました。生ジュースはパイナップル🍍でしたが、とても濃厚でとても美味しかったです。やはり朝食付きプランを選んでおいて正解でした。この朝食をいただけるだけでも、ホテルグレイスリー札幌に宿泊する価値は十分にあると思います。

 お腹も満たされたところで、ホテルをチェックアウトし、札幌駅に向かいます。天気がいいので地上から札幌駅に行きますが、このホテルの建物は札幌駅地下街と直結しており、地下から札幌駅に行くこともできます。ここで今回宿泊したホテルと朝の札幌駅をパシャリ📸

 自分でも忘れかけていましたが、今日は月曜日で平日でした。駅前で見かける方々も、観光客だけでなく通勤・通学の方もいらっしゃいました。やはり札幌は賑やかですね。

 

 

札幌駅から特急北斗に乗車

 2日目にまず乗車するのは、札幌駅8時43分発の特急北斗6号です。せっかく北海道に来たからには、少しくらい観光も楽しもうと思い、今日は函館市内を散策することにしました。そのため、札幌を後にし、函館に向かいます。

 特急北斗は、キハ261系1000番台で運行されています。僕が直近で特急北斗(スーパー北斗)に乗車したのは2019年6月なので、実に6年ぶりの乗車となります。当時は、一部の便にキハ281系が使用されており、僕もキハ281系スーパー北斗に乗車しました。僕はキハ281系のコバルトブルーの先頭構体が好きだったので、今でも“北斗と言えばキハ281系”という思いがあります。

特急北斗で使用されているキハ261系1000番台:札幌駅 2025/9/22

 僕がホームに上がると、すでに特急北斗6号は7番線に入線しており、客扱いも始まっていました。発車までの時間を利用し、ホームからキハ261系1000番台を撮影します。外観としては、他のJR北海道の特急形車両と同じく、ステンレス無塗装がベースになっています。先頭部と出入り口付近が白で、前面から側面にかけて紫と銀の帯が引かれており、前面貫通扉付近は黄色というカラーリングが特徴的です。

 ちなみに客室内はこんな感じです。座席自体は、昨日乗車した特急ニセコ号の5000番台と大差はありませんが、肘掛け部分に、モバイルコンセントはなく、インアーム式のテーブルも内蔵されていません。

 特急北斗6号は、定刻に札幌を発車しました。目的地は函館になりますが、使用している乗車票の都合上、新函館北斗で途中下車する必要があるため、特急北斗には新函館北斗まで乗車します。特急北斗は、昨日乗車した特急ニセコ号とは異なり、千歳線室蘭本線を走るため、海線経由と言われています。距離的には山線経由の方が短いようですが、所要時間は海線経由の方が早く、新函館北斗までの乗車時間は約3時間40分で、終着の函館までも4時間を切っています。

 特急北斗は、新札幌、南千歳、苫小牧、白老、登別、東室蘭伊達紋別、洞爺、長万部と停車していきます。僕は長袖のシャツを着て乗車していましたが、途中で暑さを感じて半袖のTシャツ1枚になりました。JR北海道さん、まさかとは思いますが、さすがに暖房が入っていませんよね…。それとも北海道では、これが当たり前なんですかね。

 長万部を発車した特急北斗は、函館本線に入って、八雲、森、大沼公園と停車し、12時19分に新函館北斗に到着しました。このまま北海道新幹線に乗り換える方が多くいらっしゃいます。大きなキャリーケースを持っている人も多いので、階段を上がることなく同一平面上で乗り換えられるのは便利ですね。

 新函館北斗駅でも、記念に車両を撮影しました。僕はここで途中下車の扱いとしてもらうため、橋上にある改札口に向かいます。

 

新函館北斗駅からはこだてライナーに乗車

 新函館北斗で下車し、ここから別の乗車券を使用して函館駅に向かいます。函館⇔新函館北斗間には、北海道新幹線アクセス列車である「はこだてライナー」が運行されているため、これに乗車します。のりばは「はこだてライナー」専用の1番線です。

はこだてライナーで使用されている733系:新函館北斗駅 2025/9/22

 車両は733系1000番台で、3両編成での運行です(多客時には2編成を連結した6両で運行されることがあるようです)。札幌から新千歳空港までを結ぶ快速「エアポート」には、uシートと呼ばれる指定席車両がありますが、「はこだてライナー」は全車自由席となっています。函館⇔新函館北斗間での乗車時間はわずかであることから、指定席車両の連結は見送られたんだと思います。専用のヘッドマークが掲げられているのは、うれしいポイントですね。

 僕が乗車した「はこだてライナー」は、途中、五稜郭にのみ停車する快速タイプでした。所要時間はたった15分で、同じ区間を走る特急北斗とほぼ同じです。あっという間に函館に到着しました。

 

函館市内をプチ観光

 函館では、約3時間という限られた時間で観光を楽しみたいと思います。ちなみに僕は高校生の頃、家族で函館に来たことがありますが、もう何十年も前のことなので、当時のことはあまりはっきりと記憶にありません。なにはともあれ、まずは駅舎をパシャリ📸

 函館と言えば、函館朝市函館山ロープウェイ、金森赤レンガ倉庫、五稜郭公園、トラピスチヌ修道院など、全国的にも有名な観光スポットがたくさんありますが、当日になってから行き先を決めていては、貴重な時間をロスしてしまうため、あらかじめ訪問先と移動ルートを決めておきました。まずは、函館駅前を13時ちょうどに発車する路線バスに乗車して、函館山に行ってみます。

函館山ロープウェイに乗車

 路線バスに揺られること約15分、函館山ロープウェイのりばに到着しました。函館市内には市電もありますが、函館山ロープウェイのりばは最寄りの電停から少し離れているので、路線バスを利用したものです。バス車内からは車窓も楽しむことができたので、ちょうどよかったです。

 山麓駅でチケットを購入し、3階にある出発ロビーに行ってみると、何と僕以外に誰もいませんでした😲 函館山は夜景観賞の名所として知られており、日没時間になる頃から一気に混み始めるようで、日中に混雑することはないようです。それでも出発時刻が近づいてくると、乗車される方が何人かお見えになりましたが、それでも全部で7、8人程度です。ゴンドラ🚠は大型で125人乗りですが、定員の1割にも満たない乗客を乗せて山麓駅を出発しました。ゴンドラ内は数人しかいないため、ベンチに着席し、眼下の景色を眺めながらゆったりと乗車することができました。

 山麓駅を出発したゴンドラは、約3分で頂上駅に到着します。山頂には、ロープウェイ駅を降りて左側に漁火公園があり、反対の右側には展望台があります。山頂展望台周辺には広場があり、また、放送局の送信用の鉄塔がいくつも建てられていました。

 函館山は標高334mとそれほど高い山ではありませんが、函館市街や海の景色を一望でき、天気もいいのでとても気持ちがいいです。夜景も美しいでしょうが、明るい時間帯に眺める風景もいいものです。

 展望台は屋内にもあり、また、山頂駅の出発ロビー近くには、函館山山頂から見える夜景の様子がパネルで展示されていました。今回は時間的に夜景を見ることができませんでしたので、夜景を見たつもりになって写真に収めました。

金森赤レンガ倉庫でスイーツタイム

 函館山からの展望とロープウェイ乗車を楽しんだ後、次に向かうのは金森赤レンガ倉庫です。函館山と並び、金森赤レンガ倉庫も函館を代表する観光スポットのひとつとなっています。地図を見ると、ロープウェイ山麓駅から徒歩で行けそうな距離だったので、歩いて移動することにしました。少し歩き始めると、目の前に教会⛪️が見えました。聖ヨハネ教会です。さらに二十間坂という急な下り坂を降りて行くと、左手にまた別の教会⛪️が見えました。こちらはカトリック元町教会です。さすがは函館、異国情緒あふれる街ですね。

 そう言えば、函館にはラッキーピエロというハンバーガーショップがあり、道南地区に多くの店舗があるようです。僕も道中で何軒か見かけましたが、かなりの人気店らしく、どこも行列になっていました。そんな様子を気に掛けながら歩いて行くと、早くも金森赤レンガ倉庫が見えてきました。

 金森赤レンガ倉庫は、明治末期に建造されたレンガ造りの建物群で、現在ではカフェやレストラン、ショッピングモール、イベントホールなどの複合施設として利用されています。エリアごとに「函館ヒストリープラザ」「金森ホール」「金森洋物館」「BAYはこだて」と分かれており、見どころも多そうですが、敷地は広く時間も限られています。ここで恒例のスイーツタイムということで、パティスリー プティ・メルヴィーユというカフェに行ってみることにしました。

 店舗の奥には、間近に運河を眺めることができるカフェスペースがあります。ショーケースの中を見てみると、きれいでかわいらしいケーキがいくつも並んでいますが、その中にメロン🍈コンポートがありました。飾り切りをした赤肉メロンとたっぷりのカスタードクリーム、ケーキスポンジを層にした、なんとも贅沢なスイーツで、この時期限定の商品なんだそうです。見た瞬間に心が決まり、このメロンコンポートをいただくことにしました。

 運河の見える窓際のテーブル席でいただきます。結構大きめでボリュームもあり、とにかくインパクト大です。容器に見立てたメロンの中に幸せがいっぱい詰まっているような感じがして、食べ始める前から笑顔になれるスイーツです。何だか食べるのがもったいなくて、このまましばらく眺めていたい気分ですが、せっかくなので美味しいうちにいただきました。メロン以外のフルーツもジューシーですし、クリームとの相性も抜群です。ごちそうさまでした。大満足です。

 スイーツをいただいた後、ちょっと気になったので、運河の上に架かる橋を渡って隣りの建物にも行ってみました。目の前には船着場があり、ちょうど小型船が停泊していますが、ここを発着して函館湾を一周するベイクルーズがあるんだそうです。函館山から眺める景色もいいですが、海上からは、また違った函館の魅了を発見できそうですね。僕は時間の都合上、そろそろ駅に戻らなければいけませんので、そろそろ駅に向かいます。

 

函館駅からはこだてライナーに乗車

 金森赤レンガ倉庫から歩いて、途中でお土産を購入したりしながら、函館駅に戻ってきました。今回は3時間にも満たない滞在時間でしたが、僕なりに函館市内のプチ観光を楽しむことができました。また次回に訪問する機会があれば、函館朝市での食事や五稜郭公園にも行ってみたいところです。

 ここからは、新函館北斗に戻るため、再び「はこだてライナー」に乗車します。あらためて函館駅を見渡すと、頭端式ホームで4面8線を有する大きな駅で、ホームも長いです。かつては青函連絡船に接続し、さらに寝台特急北斗星」「カシオペア」などの長編成の客車が発着していたころの名残でしょうが、現在ではこうした長大ホームが活躍することはありません。

 ちなみに改札内の連絡通路には、函館本線の起点を示す0キロポストの表記がありました。旭川までは450km以上もあるんですね。やはり北海道は広いです。

 僕がホームに到着すると、ちょうど「はこだてライナー」が入線してきました。新函館北斗から函館までの区間で乗車した「はこだてライナー」は、途中は五稜郭にだけ停車する快速タイプでしたが、帰路で乗車するのは各駅停車タイプで、前面の表示幕も「普通」となっています。

 新函館北斗から乗車した「はこだてライナー」もそうでしたが、函館発の「はこだてライナー」も混雑しています。僕はなんとか着席できましたが、函館発車時点ですでに立ち客もおり、停車するごとに乗客が増えていきました。

 新函館北斗駅に到着しました。ホームは一気に人だかりです。こんなに大勢の方が乗車されていたんですね。今日は平日ですが、大きなキャリーケースや荷物を持った観光客であろう方が多いような気がします。僕はこれから新幹線に乗車しますので、階段を上がって新幹線改札口に向かいます。改札階につながる階段でふと横を見ると、ベビーカーを利用されていた家族連れの方が、大きな荷物を担ぎながらベビーカーを折り畳んで階段を上がっていました。大変そうだなと思いましたが、なぜエレベーターではなく階段を利用されるのか、疑問に思いました。筋トレでしょうかね。世の中にはストイックな方がいらっしゃるんですね。

 

新函館北斗駅から北海道・東北新幹線に乗車

 北海道内で予定していた行程をすべて終え、いよいよ本州へと戻ります。今回は1泊2日という限られた時間でしたが、乗り鉄函館市内での観光も楽しむことができました。今から思えば、もう1泊増やして小樽を観光するのもよかったかなという気もしてきましたが、まあ、ちょっと名残惜しいくらいの方が次の楽しみに繋がるのでいいのかもしれません。ここから「はやぶさ」34号東京行きに乗車するため、改札口を通ります。

はやぶさ号で使用されているE5系新函館北斗駅 2025/9/22

 僕が乗車する「はやぶさ」号は11番線から発車します。ホームに上がると、発車を待つE5系が停車しています。まだ発車時刻まで余裕があるので、ホームの端に行って先頭車両を撮影しました。安全柵の内側から撮影してもいいのかどうか、よく分からなかったので、外側からにしておきました。復路では、2号車の2人掛け座席の窓側で、しかも最後部の座席が確保できましたので、ここに座ります。後ろに他の乗客がいないので、気兼ねすることなくリクライニングさせて、くつろぐことができるのがいいですね。ちなみにこの日は、どこかの旅行会社の団体ツアー客が2号車の多くの座席を使用していました。僕が着席した最後部座席は、当初は団体用に確保されたもので、事後に開放されたものかもしれません。

 新函館北斗を発車した「はやぶさ」号は木古内に停車します。青函トンネルには16時40分くらいに入るとの車内アナウンスがありました。青函トンネル内やその付近は、新幹線車両(標準軌)と在来線車両(狭軌)が同一の線路を走るため、日本では数少ない三線軌条という仕組みになっています。現在、青函トンネル内を走行する在来線車両は貨物列車に限られており、旅客列車は運行されていません(TRAIN SUITE 四季島は運行実績あり)。新幹線の車内にいながら、対向の貨物列車とすれ違う経験ができるのは、全国でも北海道新幹線しかありません。ちなみに青函共用走行区間では、新幹線と在来線が線路を共有しているため、瞬足を誇る「はやぶさ」号も時速160kmまで速度を落として運転されていますが、ゴールデンウイークや年末年始などの一部期間は、北海道新幹線の最高速度である時速260kmで運転されています。青函トンネル内を最高速度で走行する新幹線も乗車してみたいものです。

 本州に渡った「はやぶさ」34号は、新青森、盛岡、仙台、大宮、上野の順に停車していきます。新青森まで、僕の隣りの通路側座席は空席でしたが、新青森から乗車されてきました。車内アナウンスによると、盛岡から先はすべての指定席が発売済みとのことです。相席になってちょっと窮屈になってしまいましたが、車内で夕食をいただくことにしました。朝の札幌駅で購入しておいた駅弁です。

 その名も「ひぐまの笹寿司」です。ヒグマは日本国内では北海道にしか生息しておらず、そういった意味では北海道らしい名前のお弁当ですが、最近は住宅街へのヒグマの出没が大きな社会問題となっており、あまりいい印象を持たれない人もいるかもしれません。パッケージを開けると、良い香りのする笹の葉に包まれた押し寿司が5つ入っており、それぞれの具材は、タコ煮、サーモン、うにホタテ、ニシン、ずわい蟹と書かれていました。お弁当には割り箸が付いていましたが、ちょっと箸では食べづらいですね。僕は手で持ちながらいただきました。どれも美味しかったです。ごちそうさまでした😋

 お弁当をいただいた後、特にすることもなく窓の外を眺めていましたが、外はすでに真っ暗なので、車窓を楽しむこともできません。ちょっとトイレに行きたくなりましたが、隣の通路側座席の方に遠慮してしまい、結局、終点の東京に到着するまで行けませんでした。列車での移動は楽しいのですし、また、窓側座席の方は車窓を眺めやすいという大きな魅力がありまがが、長距離移動中で相席になると、どうしても隣の方の存在が気になってしまいますね。

 東京駅に到着しました。始発の新函館北斗から東京まで、乗りごたえがありました。もし贅沢できる機会があれば、次回は是非ともグリーン車で北海道・東北新幹線を完乗したいものです。

 

東京駅から東海道新幹線に乗車

 東京駅では一旦改札を出て、東海道新幹線八重洲中央北口から再び入場します。遠くからでも青色の標示が目立つため、東海道新幹線の改札口であることがすぐに分かります。ちなみに皆さん、おそらくご存知だと思いますが、JR東日本の管轄である東北新幹線ホームの駅名標は、JR東日本のコーポレートカラーである緑色の帯で表現されていますが、JR東海の管轄である東海道新幹線のホームの駅名標は、オレンジ色の帯になっています。こうした会社ごとの様々な違いを駅中で見つけるのも、鉄道ファンとしては楽しいものです。

 東京から豊橋までは、「ひかり」665号に乗車します。この「ひかり」号は豊橋駅に停車するため、途中駅で乗り換える必要はありません。ちなみに「ひかり」665号は、2024年3月のダイヤ改正において、それまで東京21時30分発の「ひかり」が時刻変更され、24分繰り上げて現在の発車時刻に変更されたものです。ちょうどいい時間帯に豊橋駅に停車する「ひかり」号が運行されていて、本当によかったです。

 発車番線は14番線です。始発の東京駅から乗車しますので、自由席でも着席できるとは思いましたが、往路と同様、万が一の混雑を避けるために指定席を確保しておきました。

ひかり号の運用に就くN700系:東京駅 2025/9/22

 ホーム端から、何とか先頭車両が収まるような画角で写真撮影することができました。隣のホームには、引退が迫っているE3系が停車しています。こうして、N700系E3系とが並び合う光景を見ることができるのは、もちろん東京駅だけです。車両のサイズもカラーリングも全く異なる両編成ですが、何だか仲のいい友達同士のように見えるのは、僕だけでしょうか。

 発車時刻が近づいてきたので乗車します。車内でデザートをいただこうと、先ほどホーム上にある自販機でアイスクリームを購入しておきました。発車早々ではありますが、溶け出さないうちにいただくことにします。アイスの種類は、もちろん“シンカンセンスゴクカタイアイス”で、シンプルにバニラ味にしました。

 パッケージを見ると、北海道産生クリーム使用と表記されています。旅の最後に再び、北海道を味わうことができました。このアイス、車内販売で購入すると、スプーンが折れそうな程の固さがありましたが、自販機で購入したものには、そこまでの固さは感じません。むしろ、すぐに食べやすくていいと思うのですが、あの固さを経験できないのは、ちょっと残念な気持ちになってしまいます。

 僕は今回、12号車に乗車しましたが、東京駅発車が21時を超えていたため、車内もそれほど混雑していません。ということで、先ほどまで乗車していた「はやぶさ」号でのように、相席になることはありませんでした。東海道新幹線の方が運転本数が多く、しかもすべての列車が16両編成で運転されており、それだけ座席数にも余裕があるのだと思います。東京駅を発車した「ひかり」665号は、品川、新横浜に停車した後、静岡、浜松にも停車して、僕が下車する豊橋に到着しました。豊橋⇔札幌間を2日間で行き来する今回の乗り鉄旅も、これで全行程が終了となります。

 

乗車券類の紹介

 今回の乗り鉄旅で使用した乗車券類を、2日分まとめて紹介したいと思います。

 まずは、1日目に、豊橋→東京→新函館北斗→札幌の往路で使用したものです。左上の東海道新幹線のきっぷは、あるJR東海の駅で発券したものですが、他の乗車券類と比べると、かすれが酷いですね。東京から新函館北斗までは、日本旅行の旅行商品の乗車票になります。そして右下の特急ニセコ号のきっぷは、えきねっとの特急トクだ値1(20%割引)で購入したものです。昨年度は、えきねっとで40%割引となるきっぷが発売されていたことから、今年も発売されることを期待していましたが、残念ながら今年は発売されませんでした。

 2日目の往路では、札幌から東京まで、日本旅行の旅行商品の乗車票を使用しました。左上の乗車票は、札幌から東京までの乗車券相当のもので、新函館北斗などの駅で途中下車できることが印字されています。右上の乗車票は、特急北斗に乗車するための指定席特急券相当のものです。

 そして、新函館北斗と函館間の往復には、別途、札幌駅の指定席券売機で往復乗車券を購入して使用しました。

 最後に紹介するのは、新函館北斗から東京まで乗車した「はやぶさ」号の新幹線特急券相当の乗車票と、東京から豊橋まで乗車した「ひかり」号のきっぷです。東海道新幹線は、いつものようにスマートEXで予約・購入しています。ちなみに1日目の昨日は繁忙期でしたが、2日目の今日は通常期ですので、指定席特急券料金に差があります。2日間の乗り鉄旅では、計10枚の乗車券類を使用しました。

 今回も、旅の様子をだらだらと書いてしまいました。今この文章を書きながら思い返しても、本当に楽しい旅でした。北海道新幹線に初めて乗車できたことや特急ニセコ号に乗車したことはもちろんのこと、大沼だんごや札幌ラーメン🍜、ホテルでの充実した朝食や函館でのメロンコンポート🍈、そして新幹線の車内でいただいた駅弁など、旅を通じていろいろな食も満喫することができたと思っています。

 さて、次回の乗り鉄旅は10月中旬を予定しています。とある臨時特急での旅を楽しむ予定ですので、その際はまた紹介します。

北海道新幹線と特急ニセコに乗車する道南乗り鉄旅(1)

 9月後半になり、少しずつ秋の気配が感じられるようになりました。とにかく今年の夏は暑かったですね。名古屋では7年ぶりに40℃を超える日があるなど、もう身体の限界を超えるような日の連続でした。自分でもよく乗り越えられたなと思っているくらいです。そんな今年の夏シーズンでしたが、7月には「わたらせ渓谷鐵道」の「トロッコわっしー号」に乗車し、また、8月には京都・貴船での川床料理や大阪での観光を楽しむことができました。自分としても、とても思い出に残る夏旅だったと感じています。そんな楽しい思い出とともに、長かった夏を終えられると思っていたのですが、実は大阪旅行を終えた2日後に、体調を崩してしまいました😰 初めのうちは、ただの旅行疲れか夏バテかなと思っていたのですが、徐々に発熱と全身の倦怠感がひどくなり、もしやと思って近くのクリニックを受診したところ、案の定、コロナ陽性🤒でした。体調不良で身体が辛いのはもちろんですが、2度目のコロナ感染という精神的なダメージが大きかったです。思い返すと、最近は通勤時も旅行の際にも、マスクを着用していませんでした。自分に油断があったと言われればそれまでですが、この暑さの中で常にマスクを着用するのも息苦しく、結局、どのような対策をしながら生活すればよかったのか、自分でもよく分かりません。

 体調は数日で回復し、翌週には仕事にも復帰しましたが、しばらくの間、買い物などの生活に必要なもの以外は外出を控えるようにしました。僕なりの自粛期間です。せっかく回復したにもかかわらず、続け様に体調を崩してはシャレになりませんからね。

 そして9月下旬になり、僕にとって約1か月ぶりとなる乗り鉄旅に出かけることにしました。今回の旅の目的地は北海道です。旅行自体はコロナに感染する前の8月上旬から計画していたもので、旅行商品の内容や価格をいろいろと比較しながら、乗車券類やホテルの手配をしてきました。特に今回の乗り鉄旅は、空路を利用するこれまでのものとは異なり、すべて鉄路で札幌までを往復するものとしました。僕にとって初めての北海道新幹線への乗車ということになります。また、新函館北斗からは、JR北海道が毎年この時期に運行している臨時特急ニセコ号にも乗車してみることにしました。いつも以上に鉄分が濃い乗り鉄旅となること間違いなしです。ニセコ号の乗車を往路に組み込もうか復路にしようかなど、行程作成の段階で悩むところがありましたが、最終的には次のような行程としました。

◆9月21日(1日目)

◆9月22日(2日目)

 初日は、豊橋から東海道新幹線で東京まで行き、東京から終着の新函館北斗まで東北・北海道新幹線の「はやぶさ」号に乗車します。新函館北斗から先の札幌までは、定期列車である特急北斗号か臨時特急ニセコ号のどちらかを選ぶことになりますが、往路ではニセコ号に乗車することにしました。

 そして札幌で1泊し、2日目は特急北斗号で新函館北斗まで行き、ここで少し経路を外れて函館に立ち寄ります。函館で少し観光した後、新函館北斗に戻って北海道・東北新幹線の「はやぶさ」号に乗車して東京に、そして東京から東海道新幹線豊橋の戻るというものです。

 それでは早速、北海道までの乗り鉄旅と函館観光の様子を2回に分けて紹介したいと思います。

 

 

豊橋駅から東海道新幹線に乗車

 僕の乗り鉄旅では恒例となった、いつもの出発駅である豊橋駅にやってきました。ここからは、札幌までの1424.5kmにも及ぶ乗り鉄旅の始まりです。これまであまり移動距離というものを意識してきませんでしたが、おそらく今日は、鉄道乗車距離の最長記録を更新することになると思います。道中長いですが、遅延や運休などのトラブルに巻き込まれることなく、無事に全行程を計画どおりに旅行できることを祈るばかりです。

 朝7時の改札前の様子です。特に目立った混雑はないようです。いつもの見慣れた風景ですが、北海道までの乗り鉄旅の始まりとして利用する今日は、何だか新鮮な気持ちです。自動改札機を通って改札内に入ると、早くも僕が乗車する「ひかり」号の入線を知らせる放送が流れてきました。

 僕が乗車するのは、豊橋駅を7時9分に発車する「ひかり」632号です。この「ひかり」号は名古屋発で、最初の停車駅が豊橋となります。そのため、普段の旅行であれば、JR東海ツアーズなどの旅行商品を利用する場合を除き、ほとんど自由席を利用していますが、今日は楽しみにしていた北海道旅行なので、スマートEXで指定席を確保しておきました。そして指定席を利用するのであれば、これまであまり乗車したことがない号車にしてみようと思い、東京方の先頭車両である16号車を選びました。

ひかり号の運用に就くN700系豊橋駅 2025/9/21

 車両はN700Aです。豊橋駅には7時3分くらいに入線して、後続の「のぞみ」号の通過を待ちます。ホームの端から写真撮影してから16号車に乗り込みます。

 豊橋駅を定刻に発車した「ひかり」632号は、途中、浜松、静岡、新横浜、品川に停車していきます。そう言えば、東海道新幹線で今年2月から運行されていた“Wonderful Dreams Shinkansen”ですが、9月15日に運行が終了してしまいました。これまで2回、名古屋駅で目撃し、一度くらい乗車してみたいなと思っていましたが、結局、その機会に恵まれませんでした。JR西日本では、500系車両を使用した「500 TYPE EVA」や「ハローキティ新幹線」、700系車両を使用した「ONE PIECE新幹線」など、様々な装飾を施した新幹線を運行していますが、JR東海では、これまでこうした取り組みがほとんどありませんでした。観光列車には消極的だと言われているJR東海ですが、“Wonderful Dreams Shinkansen”をきっかけとして、これからもみんなを楽しませてくれる新幹線を走らせてくれることを期待しています。

 さて、「ひかり」632号は無事に東京駅に到着しました。16号車から下車し、ホーム端にある階段を降りると日本橋口の新幹線改札があるため、ここから出ました。ここで、これから乗車する新函館北斗までの乗車票を受け取り、八重洲中央口から再び改札内に入ります。

 

東京駅から東北・北海道新幹線に乗車

 さて、東京駅からは、新函館北斗行きの「はやぶさ」11号に乗車します。「はやぶさ」号にはこれまでも何度か利用していますが、終点の品函館北斗まで乗車するのはもちろん初めてで、いつも以上に気分が盛り上がります。乗車時間はなんと約4時間で、乗りごたえがありそうです。旅行計画を立てる際、初めての北海道新幹線でしかも長時間となるので、贅沢してグリーン車にしようかと少し迷いましたが、結局は旅行費用を安価に抑えるため、普通車にしました😅

 エスカレーターでホームに上がってしばらく待っていると、10両編成の「はやぶさ」号が入線してきました。車両はE5系です。「はやぶさ」号には、秋田新幹線E6系「こまち」号と連結して運転されるものもありますが、今回乗車する「はやぶさ」11号はE5系のみでの単独運転となります。発車までの時間を利用し、これから乗車するE5系を撮影しました。

はやぶさ号の運用に就くE5系:東京駅 2025/9/21

 東海道新幹線では、豊橋から東京まで相席になることはなかったので、全体的にそれほど人出は多くないのかなと思っていましたが、東北新幹線などが発着する20番線や21番線ホームは非常に賑やかでした。添乗員さんが団体ツアー客を車両に案内している様子も見かけましたので、これから東北方面や北陸方面などに旅行される方が多いのだと思います。また最近は、どこに行っても大きなキャリーケースを持った外国人旅行客の姿を見かけますが、「はやぶさ」11号に乗車される方も大勢いらっしゃるようです。

 新幹線で北海道まで行く数少ない機会なので、僕としては、まだ乗車したことがないH5系に乗車してみたいところですが、なかなか思うようにはいきません。ちょっと調べてみると、H5系は4編成しか製造されておらず、そのうち1編成(H2編成)は、2022年3月に発生した福島県地震で脱線した後、営業運転から離脱(現在は6両化され教育・訓練用車両として活用)しており、旅客用に使用されるのは3編成(H1・H3・H4編成)のみです。さらに定期列車として運用されているのは、このうちの2編成で、E5系と比較すると運転本数は極端に少ないものとなっています。まあ、H5系への乗車は、次の機会の楽しみにとっておくことにします。

 「はやぶさ」11号は東京を出発し、まずは新青森まで東北新幹線区間を走行します。途中の停車駅は、大宮、仙台、盛岡、新青森の4駅のみで、上野を通過する最も停車駅の少ない「はやぶさ」号となっています。ちなみに今日は、大宮以降、すべての指定席が発売済みだそうで、自由席特急券では乗車できないことや、立席特急券の方は指定された号車のデッキを利用するよう、繰り返し車内アナウンスされていました。僕は早い目に日本旅行の旅行商品を申し込んだため、2人掛けの窓側座席に乗車することができましたが、やはり何事も早めに準備しておくことが賢明ですね。

 「はやぶさ」11号の新函館北斗到着は13時半を過ぎるため、車内でお昼をいただこうと、あらかじめ東京駅の『祭』で駅弁を買っておきました。仙台を発車してしばらくしてから食べ始めようと思っていたので、仙台つながりということで厚切り牛たん弁当を選びました。このお弁当、ちょっとした仕掛けがあり、紐を引き抜くと容器が熱せられ、アツアツの状態でお弁当をいただくことができるようになっています。新幹線の中で温かいお弁当をいただくのは、とても幸せな感じがします。僕は牛たんが大好きなので、もちろん美味しくいただきました😋

 盛岡を発車すると、次は東北新幹線の終着である新青森に停車します。ここで乗務員さんがJR東日本からJR北海道の方に交代され、列車はいよいよ北海道新幹線区間となります。新青森を発車してしばらくすると、青函トンネルに入る時刻が12時54分頃だという車内アナウンスがありました。僕は高校生の時、客車列車で運行されていた快速「海峡」に乗車して青函トンネルを通過したことがありますが、それ以来の2度目です。

 奥津軽いまべつ駅を通過して、「はやぶさ」号は青函トンネルに入りました。自分が今、海底の地下に通されたトンネル内にいるという実感は正直ありませんが、何か特別な空間を新幹線で通過している感じがして、ちょっとテンションがあがります。そしてトンネルを抜けると、そこはもう北海道です。青函トンネルができる前、空路によらず本州から北海道へ行くには、青函連絡船に乗り換える必要がありましたが、青函トンネルの開通によって列車のみで渡道することが可能となり、さらに現在では、東京から新幹線に乗車したまま北海道に行くことができるようになった訳です。これは本当に便利ですね。

 「はやぶさ」11号は木古内を通過し、新函館北斗に到着しました。事前のアナウンスどおり、大宮からは満席状態が続き、仙台や盛岡で多少の下車はあったものの、新函館北斗まで乗車される方は多かったようです。東京駅発車時点では、僕の隣の通路側座席は空席でしたが、大宮から新函館北斗までは相席でした。相席になると、どうしても隣の席の方に気を遣いますよね。新函館北斗に到着し、やっと自由に開放された感じでした。

 

新函館北斗駅から特急ニセコに乗車

 新函館北斗駅に降り立つのは、今回が初めてです。これから乗車する特急ニセコ号の発車時刻までまだ余裕があったので、駅の外に出てみました。ロータリーには大型の観光バスが停車しており、僕と同じように「はやぶさ」11号で北海道に来られた団体ツアーの方が、これから道内各地を観光されるんだと思います。

 再び駅に戻り、今度は在来線側の改札口を通ってホームに向かいます。新函館北斗駅は、1番線から4番線までが在来線ホーム、11番線と12番線が新幹線ホームで、11番線ホームは在来線1・2番線ホームと同一平面上で乗り換えられる構造となっています。1番線は、函館⇔新函館北斗間で運転される「はこだてライナー」専用で、特急列車と「はこだてライナー」以外の普通列車は、2・3番線が使用されているようです。

 橋上から森方面を撮影してみました。左側が新幹線ホームで、撮影位置のちょうど真下にあるのが2番線ホームです。3番線にはキハ261系1000番台の特急北斗号が停車していました。新函館北斗駅は新幹線を含め、すべての旅客列車が停車します。新幹線の終着駅ですが、駅周辺は緑豊かなで自然が広がっています。

 特急ニセコ号は3番線から発車します。札幌行きの特急ニセコ号の始発駅は函館ですが、北海道新幹線からの乗り換えのため、新函館北斗から乗車する方も多いだろうと予想していましたが、実際に3番線ホームに行ってみると、僕を含めて数人しかおらずビックリしました。

 それではここで、今回乗車する特急ニセコ号のダイヤを紹介します。

 特急ニセコ号は、毎年9月を中心に設定される臨時列車で、札幌⇔函館間をニセコ倶知安経由で結んでいます。朝7時台に札幌を発車した上りの特急ニセコ号は、終着の函館に到着後、再び下りの特急ニセコ号となり、札幌に戻るというものです。函館から札幌まで、一部の途中駅での長時間停車をはさみながら、約5時間半かけて走り続ける観光列車的な存在となっています。

特急ニセコ号のキハ261系5000番台はまなす編成:新函館北斗駅 2025/9/21

 ホーム上で待つことしばし、特急ニセコ号が入線してきました。車両はキハ261系5000番台です。キハ261系5000番台には「ラベンダー編成」と「はまなす編成」の2種類があり、今回乗車するのは鮮やかな濃ピンク色が可愛らしい「はまなす編成」です。ちなみに現在、「ラベンダー編成」の方は特急フラノラベンダーエクスプレスの運用に就いています。特急ニセコ号の新函館北斗駅での停車時間はわずかですので、ゆっくり時間をかけて撮影することはできませんが、入線中の様子を1枚だけ撮影することができました。撮影後、早々に乗車します。

車内の紹介

 無事に乗車したところで、まず初めに、特急ニセコ号の車内を簡単に紹介したいと思います。

1号車「はまなすラウンジ」

 キハ261系5000番台は5両編成で、このうち1号車は「はまなすラウンジ」と名付けられたフリースペースです。車両中央の通路を挟んで、片側にはカウンター席(1人掛けと2人掛け)が、もう片方にはテーブル付きの4人掛けボックス席が配置されています。フリースペースのため、乗客同士がお互いに譲り合って利用するものですが、実際には長時間にわたってカウンター席やボックス席を利用している方が少なくないようで、事実上“早い者勝ち”状態です。以前に特急サロベツとして「ラベンダー編成」に乗車した際には、乗客が少なく、僕もカウンター席を利用してみましたが、今回は人混みを避けて利用しませんでした。

 また、ラウンジ内には、記念撮影用のボードも用意されていました。

2号車から5号車

 続いて2号車から5号車までの普通車の様子です。こちらも以前に乗車した「ラベンダー編成」と全く同じで、2+2の座席配置となっています。座席形状はJR北海道の他の特急形車両で使用されているものと共通ですが、観光列車としての役割も担う列車ということで、各座席の背ずり部分にピンク、オレンジ、グリーン、ブルーなど鮮やかな色が用いられているのが特徴的です。2人掛け座席の間にある肘掛け部分に、モバイルコンセントが用意されているのも、うれしいポイントです。

 車内全体を見渡したところ、乗車率はだいたい5割くらいかなといった感じです。事前に調べたところ、札幌発の上り列車の方が人気が高いようです。函館発の下り列車は途中で日没を迎えてしまいますし、札幌到着が19時半を過ぎてしまうため、乗車率が伸びにくいのかもしれません。そのおかげと言っていいかどうか分かりませんが、僕の隣の通路側座席は終点の札幌まで空席のままでした。

停車駅の紹介

 車内を簡単に紹介し終えたところで、いくつかの途中停車駅での様子もお伝えしたいと思います。

大沼公園駅

 まずは、大沼にある国定公園の最寄り駅である大沼公園駅です。停車時間が9分あるので下車してみました。

 大沼公園駅では、ホーム上で名物の「大沼だんご」の販売があるということで、多くの方が購入していました。種類は2種類で、あんことしょうゆ味、ごまとしょうゆ味の組み合わせが折に入っています。僕はあんこが好きなので、あんことしょうゆ味を選びました。

 だんごといえば、丸いおもちに串が刺さったもの🍡が一般的だと思いますが、大沼だんごは、しょうゆだれやあんこの中に一口サイズのおもちが入っています。これは、あんこやしょうゆだれを大沼湖・小沼湖に、中の団子を湖の島々に見立てているんだそうです。あんこは甘過ぎずすっきりとした甘さでした。美味しかったです。

長万部駅

 特急ニセコ号は、長万部駅に到着しました。函館から長万部までは、特急北斗号と同じルートを走行してきましたが、長万部駅からは函館本線の通称山線と呼ばれている区間を走ります。長万部駅での停車時間は5分で、地元特産品の販売などの催しはありませんでしたが、ホームから特急ニセコ号を撮影できました。ちなみに長万部駅は、北海道新幹線の札幌延伸に向けて大規模工事中です。

ニセコ駅

 特急ニセコ号の列車名の由来であるニセコ駅に到着しました。ここでは15分間停車します。多くの運転日では、特急ニセコ号の到着にあわせてホーム上で特産品の販売があるのですが、残念ながら今日は実施されていません。

 ニセコ駅の改札外に出てみました。駅舎も洋風でとてもおしゃれですが、駅前に大量のかぼちゃ🎃が飾られていたのには驚きました。おそらくハロウィンにあわせて展示されているんだと思いますが、さすがは北海道だなと感心してしまいました。

 ニセコ駅には跨線橋があり、多くの方が跨線橋の上から特急ニセコ号を撮影されていたので、僕も撮影してみました。日の入の時刻が近づいてきたので、周囲も少しずつ薄暗くなり始めました。その中にあっても、「はまなす編成」の濃ピンク色は目立ちますね。

倶知安駅

 続いて倶知安駅を紹介します。倶知安駅はホーム長の関係からか、最後尾の5号車はドアカットされていました。山線区間は、定期列車として5両以上の列車が発着することはないんですかね。

 倶知安駅では、ホーム上で倶知安の特産品販売が行われていました。販売される商品の中には、前日までの予約が必要なものもありますが、その場で購入できる商品もあります。ちなみに羊蹄山麓弁当という見た目にも華やかなお弁当は、要予約と案内されていますが、実際にはいくつか当日販売分が用意されているようです。僕は甘いものが食べたかってので、冷やし焼き芋🍠を購入しました。

 そして倶知安駅では、町のご当地キャラクター「じゃが太くん」「じゃが子ちゃん」によるお出迎えがありました。見た目も名前もじゃがいも🥔そのものです。ニコチャン大王に似た体格ですが、関係ないでしょうね。せっかくのお出迎えですが、なぜかホームの端の方にいました。

 また、倶知安駅では乗車記念カードをいただくことができましたので、これも紹介したいと思います。

札幌駅

 途中、対向列車の遅れによる10分程度の遅延が発生しましたが、小樽発車後の回復運転により、終着の札幌には定刻で到着しました。乗車時間は5時間超えでしたが、貴重な山線経由の旅を楽しむことができ大満足です。北海道新幹線が札幌まで延伸開業した際には、こうした旅を楽しむことができなくなるのは寂しいですね。札幌駅でも、ここまで乗車してきた特急ニセコ号を撮影しました。

 今日の乗り鉄は、これで終了です。昨夜は北海道で記録的な大雨になり、北海道では初となる線状降水帯が発生したとのことで、『特急ニセコ号は運転されるのか?』と本気で心配しましたが、一部の特急北斗号が運休となる中にあっても、特急ニセコ号は予定どおり運転されました。これは、本当に幸運に恵まれたのだと思っています。なにはともあれ、豊橋から1,400kmを超える距離を経て無事に札幌まで来ることができ、ホッとしています。

 改札を出ました。夜の札幌駅を見るのは初めてです。今日は札幌で一泊しますが、お腹が減ってきましたので、札幌駅地下街にあるらーめん青竜さんに立ち寄り、オススメの札幌らーめんをいただきました。札幌に来たからには、やはり味噌ラーメン🍜を食べておきたいですからね。

 お店の看板メニューだけあって、実に具だくさんです。チャーシューやメンマだけでなく、北海道らしくコーン🌽、アスパラガス、じゃがいも🥔などもトッピングされていました。味噌ラーメン🍜を食べるのは久しぶりですし、ボリューム満点でした。

 夕食後は、札幌駅前にホテルグレイスリー札幌にチェックインします。フロントにはハロウィンの装飾がありました。

 また明日も復路の乗り鉄旅が続きますので、今日は早めに入浴して寝ることにします。ここで記事は一区切りとし、明日の乗り鉄旅は次回の記事で紹介します。

>>(2)に続く

難波と梅田に行ってきました

 世間では、お盆休みといわれる時期になりました。僕の職場は、ゴールデンウィークもお盆期間も、基本的にカレンダーどおりに出勤することになりますが、各自、仕事に支障のない範囲で休暇を取得するようにしています。特に最近は「休み方改革」として連続する休暇の取得が強く推奨され、予定があろうがなかろうが、とにかく仕事を休むということが至上命令になっています。ちょっと本末転倒のような気もしますけどね⋯。このタイミングに合わせて旅行などの予定がある方は、少しでもまとまった休暇になるよう、12日(月)や15日(金)に休暇を取得するようですが、僕は特にこだわりがないので、13日(水)と14日(木)の2日間で連続休暇を取得することにしました。始めのうちは予定もたてずに、家でぐうたらして過ごそうかとも思っていましたが、1週間くらい前になって、ふと大阪に行きたくなったので、休暇を利用して行ってみることにしました。大阪と言えば、目下、大阪・関西万博が開催されていますが、万博を訪れる予定はありません。正直に言えば、今年になってからまだ近鉄特急に乗車していなかったので、久しぶりに大阪難波まで乗車してみようと思ったというだけの理由です。

 大阪は、これまでにも何度か“グルメ旅”として訪れていますが、今回もまた行ってみたいお店があります。最近はLDLコレステロール値の上昇が気になるところで、食生活には十分に気を付けないといけませんが、自分なりにメリハリを付けながら、節度を持ってスイーツ類も楽しんでいきたいと思っているところです。それでは、早速、今回の大阪乗り鉄旅の様子を紹介したいと思います。

 

 

近鉄名古屋駅から特急ひのとりに乗車

 近鉄名古屋駅にやってきました。名鉄線からの乗り換えのため、地上に出ずとも地下で乗り換えができますが、今回は何気なく地上に出てしまったので、近鉄パッセの中地下1階奥にある中央改札から構内に入ります。天候は曇り☁️ですが、蒸し暑さが厳しく、不快指数の高い一日になりそうです。

 ここ近鉄名古屋駅からは、特急「ひのとり」に乗車して大阪難波に向かいます。お盆期間を利用して乗り鉄旅に出かけるのは数年ぶりで、出発1週間前に指定券が確保できるかちょっと心配しながら確認すると、「ひのとり」「アーバンライナー」とも、レギュラーシートにはまだ空きがありました。せっかくなら「ひのとり」のプレミアムシートがいいですし、それがダメでも「アーバンライナー」のデラックスシートを利用したいと思い、キャンセルによる空席がないか、こまめにインターネット予約・発売サービスでチェックしていると、ついに近鉄名古屋駅を9時ちょうどに発車する「ひのとり」のプレミアムシートに1席だけ空きが出ました。さらにシートマップで確認すると、運のいいことに1人掛け座席です。これはラッキーということで、一旦はレギュラーシートで予約していた座席を速攻でプレミアムシートに変更しました。いつものことですが、希望の座席が満席だとしても、最後まで諦めてはいけません。

 「ひのとり」に使用されている近鉄80000系には、6両編成と8両編成がありますが、これから乗車するのは8両編成です。プレミアムシート2両とレギュラーシート6両となりますが、今日はすべての座席が発売済みだそうです。ホーム上には帰省や旅行に向かう方であふれていますし、僕がホームにいた20分くらいの間だけでも、アーバンライナー伊勢志摩ライナービスタEXがひっきりなしに発着しており、最繁忙期らしい光景でした。

ひのとりで使用されている80000系:近鉄名古屋駅 2025/8/13

 乗車前に写真撮影しようと5番線ホームで待ち構えていましたが、8両編成の場合、ホーム有効長の関係から大阪難波方の先頭車両(8号車)は撮影しにくいため、名古屋方の先頭車両(1号車)のみ撮影しました。利用客の中には、普段はあまり近鉄特急を利用されない方も多くいらっしゃるようで、初めて見た「ひのとり」に歓声をあげているグループや、子どもを車両の横に並ばせて撮影する家族連れの姿もありました。近鉄名古屋駅5番線には、車止め付近に柵が設置されているため、先頭車両を撮影すると写り込んでしまうのがちょっと残念ですが、これは仕方ないですね。手短に撮影を終えて、車両に乗り込みます。

 続いて車内です。僕が今回乗車するのは1号車です。発車数分前、まだ1人掛け座席がいくつか空いていたので、2人掛け座席側から撮影してみました。赤いじゅうたんにベージュ色の本革座席が並んでおり、一見して特別感が伝わってきます。ハイデッカー構造で個窓が確保されており、プレミアム感が満載です。ちなみにシートピッチはグランクラスと同等の1,300mmで、座席は大型ヘッドレスト、電動レッグレストを備え、リクライニングや日除けのロールカーテンなどもすべて電動です。

 個人的に嬉しいのは、シートを覆うバックシェルのおかげで、後ろの座席に気を使うことなくリクライニングさせることができる点です。この構造がプレミアムシートだけでなく、レギュラーシートを含めた全席に採用されていることには、本当に驚かされます。座席周りの快適性は、日本の私鉄特急車両の中でトップクラスだと言っても過言ではないと思います。

 さて、近鉄名古屋駅を発車した「ひのとり」は、一路、大阪難波駅に向かって名古屋線大阪線を駆け抜けます。ここから約2時間の楽しい乗り鉄となるはずだったのですが、僕の座席の近くから何やらイヤな音が聞こえてきました。それ同時にツナマヨの匂いも漂ってきました。周囲を見渡すと、通路を挟んだ隣の座席にいる男性が、くちゃくちゃぺちょぺちょ音をたてながら、サンドウィッチを食べています。車内で食事をすること自体は別に問題ないですし、僕も新幹線や特急列車の中で駅弁を食べることもありますが、あまりのクチャラーぶりに思わず目を見張るものがあります。何をどのように食べようが個人の自由ですが、本人が気付いていないところで周囲に迷惑をかけることもあるということをあらためて認識したところです。車内でのマナーにはより一層注意したいと思いました。

 列車は、津、鶴橋、大阪上本町と停車していき、終着の大阪難波に到着しました。名古屋駅ではうまいこと写真撮影できなかったので、大阪難波駅で下車した後に1号車側の先頭車両を撮影しましたが、大阪難波駅も地下駅ということでなかなか思うように撮影できません。一度くらいは「ひのとり」を地上駅で撮影してみたいものです。

 まあ、写真はこんな感じになってしまいましたが、久しぶりに「ひのとり」での乗り鉄旅を楽しむことができてよかったです。プレミアムシートのおかげで全く疲れはありません。特別車両料金900円は、新幹線のグリーン料金と比べても非常におトクだと思います。

 

551HORAI 蓬莱 本店でランチ

 さて、難波に着いたばかりですが、ここでランチをいただくことにします。大阪と言えば、お好み焼きや串かつなどが有名ですが、今回は難波ということで、出発前から551蓬莱さんでランチをいただこうと決めていました。実は以前、551蓬莱さんのお弁当をなんばウォーク店で購入したことがあったのですが、お店で食事をしたことはありません。あの豚まんを提供されている551蓬莱さんなら、絶対に美味しい中華がいただけると思い、大阪難波駅から徒歩圏内にある本店に行ってみることにしました。

 551蓬莱さんの本店前に到着しました。大きく店名が表示されているので分かりやすいです。店舗の前はすごい賑わいで、大阪・関西万博の影響か、外国からの観光客も多い印象です。お盆期間ということで覚悟はしていましたが、テイクアウト商品の購入も店内での飲食も多くの人で行列ができています。入店まで1時間以上はかかるかなと思い列に並ぶと、予想外にお客さんの回転がいいようで、35分くらい待ったところで3階のテーブルに案内されました。11時20分頃から並び始めたので、ちょうど12時くらいに着席できてよかったです。見渡すと客席は広く、想像していた以上にゆったりとしています。結構、空席もありました。

 肝心のメニューですが、僕は最初、豚まんや春巻き、エビ焼売、甘酢団子といった各種点心に、担仔麺と杏仁豆腐がセットになった点心セットを注文しようと思っていましたが、いざメニューを見ていると炒飯が食べたくなったので、牛バラ炒飯を注文することにしました。

 こちらが提供された牛バラ炒飯です。牛バラ肉はとても柔らかく、タケノコとの相性も抜群です。シャキシャキした青菜も食感がいいですね。炒飯とのセットがまたベストマッチです。僕が食べたかった中華の味はこれなんですよね。暑い中、並んで待った甲斐がありました。もちろん美味しくいただき、満腹です。僕のお腹には、さらに豚まんを食べるだけの余裕はありませんでした。

 

梅田スカイビル 空中庭園展望台を訪問

 ランチを終えたところで、今度は梅田にやってきました。この後、いつものようにMくんと会う約束をしていますが、まだ時間に余裕があるので梅田スカイビルに行ってみることにしました。

 ちょうど正面に見える建物が梅田スカイビルです。実は昨年12月に大阪を訪れた際、ビルの最上階にある空中庭園展望台を見学しようと思って訪れたものの、年末ということで非常に混雑しており、入館まで相当時間がかかりそうだったので、諦めたという経緯があります。今日もお盆期間ということで人は多いと思いますが、入館できればラッキーだなというくらいの気持ちで訪問したところ、昨日12月の時よりも行列は短めのようです。天気は少し曇り気味☁️ですし、屋外は暑いですから、敬遠される方もいらっしゃったのかもしれません。

 ビルに近付くと、タワーイースト(東棟)とタワーウェスト(西棟)の頂部を連結するように設置された空中庭園展望台を下から見上げることができます。円形にくり抜かれた穴の中を通る、2本のシースルーエスカレーターも見えます。ビル壁面のガラスが鏡のように周囲の景色を映し出し、近未来的で都会的な美しさがありますよね。

 空中庭園展望台に行くには、まずは地上から35階までエレベーターに乗車し、35階からはシースルーエスカレーターに乗り換えて、チケットカウンターのある39階まで一気に移動します。わざわざ訪問しておいて今さら言うのもおかしいですが、僕は高いところが得意ではありません。エレベーターの中から外の景色を見ただけでも、すでにちょっとビビってしまいます。エスカレーターはさらに高所になるため、若干、足がすくむような感じがしています。ちなみにエレベーターは超満員状態🈵でした。

 チケットを購入して、ここからいよいよ空中庭園展望台へと進みます。ゲートをくぐりエスカレーターで上がると、40階の屋内展望フロアに到着しました。7月13日から8月31日まで、期間限定イベント「空に漂う海の世界へ」が開催されており、フロア全体が海のイメージで装飾されています。水色や青色に包まれた空間は見た目にも爽やかで、夜のライトアップされた時間帯であれば、さらに幻想的で魅力的なものになりそうです。

 外に目を向けると、大阪の街が一望できます。さすが40階からの眺めはいいですね。快晴であればさらに清々しく気持ちいいと思います。僕が空中庭園展望台に来たのは2回目ですが、以前に訪れた時には、まだ梅田貨物駅の跡が残っていました。今やすっかり様変わりして「うめきた」という新しい街へと進化しています。

 反対側に移動すると、淀川が見えました。ここからであれば、「なにわ淀川花火大会」で素晴らしい花火鑑賞ができそうですね。僕はここ数年、どこの花火大会にも全く出かけていませんが、夜空に彩る美しい打ち上げ花火や仕掛け花火を観たいものです。ただし、人混みは苦手です。

 せっかくですので、屋上階スカイ・ウォークにも行ってみました。屋外だと風があって少しは涼しいかなと期待していましたが、それほどではなく地上と一緒でした。それでも、地上約175mの屋外というだけのことはあり、開放感は最高です。なんだか鳥になったような気分です。ゆっくりと1周しながら空中散歩を楽しみました。

 外側の景色に目を奪われるのは当然ですが、円の内側も見てみました。すると…

 シースルーエスカレーターが見えるのは当然ですが、なぜか外側を見ている時よりも高さを感じてしまい、自分がここから滑り落ちるのではないかという恐怖心すら覚えてきました。高い場所から遠くの景色を眺めるのはいいですが、ほぼ直下を見るのは怖いものです。さっと撮影を済ませて屋上階を後にしました。

 空中庭園展望台の見学を終えたところで、シースルーエスカレーターとエレベーターを乗り継いで地上に戻りました。やはり地面に直接足が着いている安心感に勝るものはありません。梅田スカイビルでの滞在時間が予定よりも長くなってしまいましたが、ここでMくんに会いに約束の場所に向かいました。Mくんにお会いする機会は年3回くらいなので、会う度に「お久しぶり」というあいさつが定番となっていますが、今日はお互いに「暑いね🥵」が第一声でした。いつものように近況を報告しながらおしゃべりを楽しみました。Mくんは最近になって2台目のバイク🏍️を購入したらしく、仕事が忙しい中でも休日にツーリングを楽しんでいるようです。体力のある若い方が羨ましい限りですが、僕も負けずに元気に活動したいものです。

 

キルフェボンでスイーツタイム

 さて、いよいよ今回の乗り鉄旅でのスイーツタイムです。最近は旅行先でのスイーツタイムも楽しみの一つになっています。これまでの大阪旅行でも、クレープリー・アルションや幸せのパンケーキ、PIERRE MARCOLINI(ピエール・マルコリーニ)などを訪れて各種スイーツを楽しみましたが、今日はキルフェボン(Qu'il fait bon)に行ってみたいと思います。

 キルフェボンは、旬のフルーツを使ったタルトが超有名で、今年5月に約13年ぶりに名古屋にも店舗がオープンしたことで注目を集めたところです。大阪の店舗は、グランフロント大阪の南館にあります。大阪駅に近いため、立地的にはとても利用しやすいですね。

 店舗の外観はこんな感じです。混雑緩和のためか、カフェ利用客と持ち帰り客で並ぶ列が分けられています。またまた待ち時間ということになりますが、せっかくここまで来たからには是非ともタルトをいただこうと、最後尾に並びました。ちなみに上の写真ではカフェの待ち時間が30分と表示されていますが、これは退店時に撮影したもので、僕が列に並び始めた際には60分待ちとなっていました。列に並んでいると、店員さんがメニューを配ってくださり、あらかじめタルトのオーダーをとっていただけたので、待っている間に注文したかったタルトが売り切れになってしまう心配はありません。40分くらい待ったところでテーブルに案内されました。店内を見渡すと、雰囲気もお洒落ですね。水色や青色やシンボルカラーなんでしょうか? 先ほど訪れた空中庭園展望台の屋内展望フロアのイメージにちょっと似ています。

 しばらくすると、僕がオーダーしたタルトとアイスティーが運ばれてきました。

 僕は、桃🍑のタルトが食べたかったのですが、列に並んだ時点ですでに売り切れていたので、岡山県産“晴王”シャインマスカットのタルトを選びました。この時期はブドウを使ったタルトが豊富で、メニューには、店舗限定のシャインマスカットとダブルチーズケーキのタルト(すでに売り切れ)や、島根県T’s fam産“神紅”のタルト(8月16日から発売開始予定)という、僕が食べたことのない食材を使用したものもありました。どのタルトもそうですが、キレイな見た目に見惚れてしまいます。1ピースの大きさはちょうどよく、しっかりとシャインマスカットの甘さを感じることができました。ほかにもイチジク、バナナ、マンゴー、レモン、イチゴなどタルトの種類は豊富ですので、次の機会には是非とも他のタルトも食べてみたいものです。

 

新大阪駅から東海道新幹線に乗車

 キルフェボンでのスイーツを楽しんだところで、そろそろ帰路に着くことにします。往路は近鉄特急を利用しましたが、復路は東海道新幹線に乗車して名古屋に戻ります。明日も休暇なので、別に急いで帰らなければならないわけではありませんが、大阪(梅田)からであれば、東海道新幹線の方が便利だと思ったというだけの理由です。

 帰りの乗車券と特急券はあらかじめe5489で予約しておいたので、大阪駅の券売機で受け取ります。券売機も混雑しておらず、スムーズに受け取ることができました。高槻行きの普通列車に乗車し、次の新大阪駅で下車します。

 新大阪駅では大事なミッションがあり、ここでりくろーおじさんのチーズケーキを購入します。難波で食事をした551蓬莱の本店の近くにりくろーおじさんのお店もあり、ここで購入しておいてもよかったのですが、持ち歩きするのに嵩張るのが嫌だったので、帰りがけに新大阪駅で購入すればいいと考えていました。新大阪駅到着後、在来線の改札内にある店舗に向かうと、店の前に全く行列がありません。これはラッキーと思いレジ付近を確認すると、ただいま入荷待ちの貼り紙があり、なんでも次の入荷は18時の予定なんだそうです。これでは新幹線の発車時間に間に合いませんので諦めました。気を取り直して途中下車し、改札外にある店舗に行ってみると、こちらは大行列です。警備員さんの話しでは1時間待ちくらいになるそうです。これも新幹線に間に合いませんので、次の店に行ってみることにしました。新幹線の改札内にある店舗です。最後の希望を持って行きましたが、今ある在庫は整理券配布分のみ販売中とのことで、結局、どの店舗でも購入できませんでした。お盆期間を甘く見過ぎていました。

 りくろーおじさんに完敗した僕は、もう帰るだけです。新大阪駅はお土産物やお弁当を購入する人も多く、どこもかしこも大勢の人で非常に混雑しています。ちなみに新大阪駅では、明治の『カール』が山積みされて販売されている光景をよく見ます。東京や名古屋ではすでに販売されていませんから、大阪土産として購入される方が多いんでしょうね。りくろーおじさんのチーズケーキの代わりにカールを買って帰ろうかなとも思いましたが、やっぱり代わりにはなりません😭

 乗車するのは、「ひかり」518号の東京行きです。この時期、「のぞみ」号は全席指定となっていますが、「ひかり」号と「こだま」号には通常どおり自由席が設定されています。新大阪駅が始発となる「ひかり」号・「こだま」号であれば、自由席でも着席できそうですが、「ひかり」518号は岡山始発なので、確実に着席できるよう指定席にしました。ちなみに僕としては、JR東海ツアーズの「ぷらっとこだま」で十分なのですが、あいにくこの時期は「ぷらっとこだま」の設定がないのが残念です。まあ、最繁忙期ですから仕方ありません。

ひかり号の運用に就くN700系新大阪駅 2025/8/13

 乗車する「ひかり」518号が入線してきました。新大阪駅では、乗務員さんがJR西日本の方からJR東海の方に交代されます。と言っても停車時間はわずかなので、僕も写真撮影を終えたら直ぐに乗り込みました。

 列車は新大阪駅を定刻に発車しました。新大阪―名古屋間についてみると、新大阪駅発の上り「ひかり」号は各駅停車(京都、米原岐阜羽島に停車)で、岡山駅発の上り「ひかり」号は京都のみに停車します。僕が乗車した「ひかり」518号は岡山始発のなので、途中停車駅は京都のみです。ちなみに座席は、2人掛けの窓側を確保できました。車内放送では、指定券はほぼ発売済みとアナウンスされていましたが、僕の隣の通路側座席は、京都駅を発車しても空席のままです。約1時間の乗車で、列車は無事に名古屋駅に到着しました。

 

乗車券類の紹介

 では、いつものように今回の乗り鉄旅で使用した乗車券類を紹介します。

 往路の近鉄特急「ひのとり」で使用した特急券です。インターネット予約・発売サービスで手配しており、券売機で発券することなく利用できますが、あえて換券してもらいました。乗車券は、金券ショップで株主優待乗車券を購入して使用しており、手元には残してありません。近鉄の運賃改定(2023年4月)前、金券ショップでの価格は1,600円から1,700円くらいが相場だったと思いますが、今回、いくつかのお店で販売価格を確認してみたところ、どこも2,200円くらいでした。と言っても近鉄名古屋大阪難波間の正規運賃よりも安いので、ありがたく利用させてもらいました。

 復路で使用した乗車券と新幹線特急券です。乗車券の着駅は名古屋でもいいのですが、金山でも運賃は同額のため、どうせならと金山まで購入し、名古屋駅で新幹線を下車した後、中央線に乗り換えて金山まで乗車しました。新幹線は珍しく13号車を利用しました。やはり編成の中央付近の号車は混み合いますので、少し離れた号車にすることで2人掛けの窓側座席を確保しました。

 今回の乗り鉄旅の紹介は以上のとおりです。お盆期間真っ只中の乗り鉄旅ということで、行く先々で混雑していましたが、往路で近鉄特急「ひのとり」のプレミアムシートに乗車でき、キルフェボンで贅沢なスイーツを楽しめたことだけでも、旅行に行った価値があったと思っています。今回も大満足の乗り鉄でした。

京都・貴船に行ってきました

  記録的な暑さが続く今日この頃です。体力も気力もすべて奪われるような暑さです。ニュースによると、北海道でも40℃に迫る猛烈な暑さを記録したとのことで、日本全国、どこにいってもこの暑さから逃れることはできないようです。いったい地球🌎では何が起こっているのだろうかと心配になるほどですが、僕にはただ耐えしのぐしかありません。最近は、とにかく暑さのことばかり気になってしまいますが、もうどうしようもないことなので、気分を変えて、少しでも楽しめることを考えるようにしています。僕が楽しめることといえば、それはやはり乗り鉄旅ということで、今回、思い切って真夏の京都に行ってみることにしました。僕の住んでいる愛知から京都までは意外と近く、東海道新幹線を利用すれば、名古屋から京都までは最速で35分程度です。新幹線の運転本数も多く、十分に日帰りでも楽しめる距離になりますが、なぜか最近は、京都を目的地とする乗り鉄旅に出かけていませんでした。確かに夏の京都は蒸し暑いことで有名ですが、暑さについて言えば、もう京都に限った話ではありませんからね。そして、夏の京都の風物詩と言えば、貴船の川床です。僕はこれまで何度も京都を訪れていますが、貴船エリアには行ったことがありません。そこで今回は、京都の奥座敷とも称される貴船に行き、有名な川床料理を味わってみることにしました。それでは早速、旅の様子を紹介したいと思います。

 

 

名古屋駅から東海道新幹線に乗車

 関西方面へのお出かけには、いつものように名古屋駅から東海道新幹線に乗車します。僕の場合、東京方面であれば豊橋駅から、大阪方面であれば名古屋駅から乗車するように使い分けています。名古屋駅から新幹線に乗車する場合には、金山駅名鉄線からJRの在来線に乗り換えることもありますし、名鉄線で一気に名鉄名古屋駅まで行き、名古屋駅で乗り換えることもあります。名古屋市内発の乗車券を所持している場合には、前者のように金山駅を利用しますが、最近はスマートEXを利用するようになって名古屋市内発の乗車券を使用する機会が少なくなったことから、もっぱら後者の例により名古屋駅で乗り換えています。今日も名鉄名古屋駅まで名鉄線を利用し、ここから名古屋駅まで歩いて移動しました。

 先週の乗り鉄旅で豊橋駅から新幹線に乗車する際、普段の土休日よりも乗車する方が多かったことをお伝えしましたが、今日の名古屋駅も人が多いです。特に旅行会社の団体旅行に行かれる方が多いようで、添乗員さんの回りに集まり、旅行の説明を聞いている団体を多く見かけました。夏休み期間とはいえ、今日は平日ですので、旅行される方も年配の方がメインのようです。

 さて、改札を通り下りホームに向かいます。今日乗車するのは、「こだま」765号新大阪行きです。6月に鳥取砂丘までの乗り鉄旅の際に乗車した列車と同じです。

 6月に「こだま」765号に乗車した際、上りホームから東京ディズニーシーのファンタジースプリングスを表現した“Wonderful Dreams Shinkansen”が発車するところを見たことを思い出しながらエスカレーターを上がると、今日も上りホームに“Wonderful Dreams Shinkansen”が停車していました。この車両を見る機会には恵まれているようですが、乗車する機会にはなかなか恵まれません😢 前回はほんの一瞬しか見れませんでしたが、今日は前回よりも時間があったので、ラプンツェルやピーターパンのイラストが描かれている車端部付近を撮影してみました。

 “Wonderful Dreams Shinkansen”を見送ってホーム上をぶらぶらしていると、乗車する「こだま」765号が入線してきました。車両はN700Sです。

こだま号の運用に就くN700S:名古屋駅 2025/8/1

 京都までの乗車時間は1時間もないですし、「こだま」であれば自由席でも十分着席できると思いますが、今回はJR東海ツアーズの旅行商品である「ぷらっとこだま」を利用しているため、指定席を利用します。座席は、いつものとおり7号車のSWork車両を選びました。SWork車両には、3人掛けの中央座席(B席)にパーティションを設置したSWorkPシートがありますが、僕はまだこの座席を実際に利用している方を見たことがありません。

 導入当初は、通常の特急料金に対して1,200円の追加料金で利用できましたが、現在は2,000円になっています。グリーン料金よりは安価だとは思いますが、1.5倍のパーソナルスペースを確保するために2,000円の追加料金を支払うかと聞かれれば、正直、僕はちょっとためらってしまいますね。

 「こだま」765号は、定刻に京都駅に到着しました。東海道新幹線はいつも時間に正確ですね。ありがたいことです。平日にもかかわらず、京都駅は観光客らしき人がいっぱいです。外国人の方の姿も多いですが、海外から来られた方にとって、京都の蒸し暑さはどう感じるのでしょうかね?

 京都駅の駅舎を撮影したところで、ここから乗車する定期観光バスの乗り場に向かいます。ちなみに京都駅の表玄関である京都タワー側は、一般に何と呼ばれているんでしょうか? 僕は勝手に烏丸口と呼んでいます。駅舎のガラスには、京都タワーがきれいに映し出されていますね。

 

定期観光バス「おこしばす」に乗車

 さて、ここ京都駅からは、定期観光バスに乗車することにします。普段の旅行では、鉄道を利用して各地に移動することがほとんどですが、京都について言えば、移動のメインとなる市内の路線バスはいつも混雑していますし、暑いこの時期、何分も屋外でバスの到着を待つのはゴメンです。今回は京都駅から離れた貴船エリアに足を運ぶということもあり、定期観光バスの方が便利だということで、こちらを利用することにしました。その名も「おこしバス」です。金閣寺清水寺などを巡る定番コースからちょっと贅沢な昼食が楽しめるコースまで、様々なコースが用意されているので、決められた時間の中で京都観光を手軽に楽しむには、とても便利です。僕が今回利用するのは、貴船エリアのほかに龍安寺と今宮神社を巡る約6時間のコースです。

 僕は念のため、あらかじめインターネットで予約しておきましたが、「おこしバス」は空席があれば当日でも乗車することができます。貴船コースは定員24名となっていますが、今日の参加人数は20名よりも少ないようです。ちなみに貴船コースは平日限定(水曜日を除く。)となっており、土日は運行されていないので注意が必要です。

 発車時刻が近付くと、これから乗車するバスがやってきました。車体にはかわいい舞妓さんが描かれていました。40人乗りの大型バスですので、今回のツアー人数では車内に余裕があります。バス車内で相席になるとちょっと狭くて窮屈だなと思っていましたが、これなら相席の心配がないため安心です。

 京都駅前を発車したバスは、西本願寺や二条城の真横を通りながら堀川通を北上します。このツアーにはガイドさんが同行してくれているため、車窓からの景色や観光名所の案内もあります。なんだか修学旅行👨‍🎓気分です。途中に渋滞もなく、バスは順調に進んで貴船エリアにやってきました。叡山電車貴船口駅の前を過ぎると道が細くなり、対向車とのすれ違いもギリギリです。運転手さんはガイドさんと会話しながら余裕のハンドルさばきで、さすがはプロだなと感心してしまいました。僕の運転技術ではとても無理です。

 大型の観光バスで行けるのは途中の駐車場までで、ここから先は徒歩での移動となります。貴船は同じ京都市内でありながら、市街地よりも10℃近く気温が低いと言われています。バスを降りて貴船川沿いを歩いていると、確かに市街地よりも気温が低い気がします。実際の気温は分かりませんが、すぐそばを流れる貴船川の音が涼しげで、気分的にも清々しい感じがします。

 しばらく歩くと、いくつか川床料理のお店が見えてきました。僕がイメージしていたとおりの貴船の光景です。このままもう少し行けば、貴船神社 本宮です。

貴船神社 本宮を参拝

 貴船では川床料理をいただきますが、その前に貴船神社を参拝します。貴船神社は、万物の命の源である水の神を祀っており、全国各地にある水神の総本宮なんだそうです。朱色の鳥居(二の鳥居らしい)があり、春日灯籠が階段の両側にずらりと並んでいます。青もみじの緑が映えて、とても色鮮やかです。四季の中でも、貴船神社は夏が似合うと感じました。鳥居付近が工事中のようで、鳥居と一緒にトラック🚚も撮影できました。

 階段を上ると、少し開けた場所があり、手水舎があります。すでに8月ですが、多くの短冊が吊るされた七夕笹飾りがありました。ちなみにここ本宮の主祭神は高龗神(たかおかみのかみ)で、農業・漁業・航海など水に関係する人々から信仰を集めています。いまではパワースポットとしても有名で、諸願成就、縁結び、運気隆昌のご利益があると言われているようです。僕も幸運を授かろうと丁寧に拝殿をお参りしました。

 貴船神社には、ちょっと変わったおみくじがあります。水占いというもので、貴船山から湧き出る御神水に浸けると、紙の表面に文字が浮かび上がってきます。参拝を終えられた方がこの水占いをされていました。僕も試しにやってみようかなとも思いかけましたが、おみくじの結果に左右されるような気がしてあまり気が進まなかったので、辞めました。

 なお、貴船神社には、本宮以外にも結社と奥宮があるのですが、今回は時間の都合上、本宮のみ参拝しました。

㐂らくで川床料理を堪能

 夏の貴船と言ったら、やはり川床料理ですよね。今回の京都旅行のメインは、何と言ってもこの川床料理です。貴船川の上に設置された床に座り、本格的な京都の懐石料理を楽しむことができます。貴船には、川床で料理を提供する店がいくつかありますが、その中のひとつが貴船神社の目の前にある「㐂らく」さんです。京都らしい純和風の店構えで趣きがありますね。今回はここで川床料理をいただきます。

 店内に入り奥に進んでいくと、テレビ番組や雑誌などで見たことのある川床が見えてきました。川床は思ったよりも広いです。いぐさの敷物の上に座布団が置かれ、赤い毛氈と頭上の提灯が何とも言えない趣きがあります。

 実際に座ってみると、川面が近いということもあってか、先ほどよりもグッと涼しさを感じます。日中の屋外でこんなに涼しく感じられるとはびっくりです。京都の奥座敷と言われる所以が分かりました。では、今回いただいた料理を順に紹介したいと思います。

先付(いろり飴煮)と八寸(日替わりの五品)

向付(鱧おとし梅肉掛け、鯛造りほか)

焼物(鮎塩焼き)

油物(天子炒り出しほか)

冷鉢(そうめん、海老、どんこ椎茸、温泉玉子)

御飯、赤だし、香の物

水物(すいかとパイナップル)

 ちなみに、鮎の塩焼きは4人分(4匹)が盛り付けられた状態で運ばれてきて、その場で1匹ずつ取り分けていただきました。食べる前に頭や骨を取るものと思っていましたが、頭から丸ごと食べられると教えていただき、僕も思い切ってかぶりつきました。蓼酢につけていただくと、鮎の爽やかな香りが一層口の中に広がります。冷鉢の鱧も美味しかったですね。京都と言えば鱧料理が有名ですが、今までほとんど食べたことがありませんでした。さっぱりした食感がとても上品です。お腹も心も大満足で、これだけでも京都を訪れた価値があったと感じました。

龍安寺を参拝

 貴船では、貴船神社⛩️の参拝と川床料理を楽しむことができました。僕の中では今更ながら、新しい京都の魅力を発見できたような気がします。風情があり、本当にいいところでした。

 さて、次に訪れたのは大雲山龍安寺です。貴船から龍安寺まで、個人で移動しようとすると路線バスを乗り継ぐなどして大変ですが、定期観光バスであれば非常にスムーズです。龍安寺世界文化遺産に登録された京都を代表する寺社のひとつで、鏡容池と石庭はあまりにも有名ですね。

 順路にしたがい、まずは山門をくぐって中に入り、鏡容池に沿って方丈に向かいます。境内の中を歩いていると確かに暑いですが、周囲は緑に囲まれており、木々の葉が風に揺らぐ音が聞こえて清々しい感じです。

 庫裡から建物の中に入って方丈に渡ると、有名な石庭が見えてきました。暑い中ですが、心を落ち着かせて鑑賞したいと思います。

 頂いたパンフレットによると、この石庭は東西25m、南北10mの空間に白砂を敷き詰め、15個の石を配したものです。この石庭の意味は謎に包まれており、見る人の自由な解釈に委ねられているそうです。何だか奥深いですね。定期観光バスのガイドさんの話によると、立ったまま石庭を見るのではなく、縁側に座って眺める方が、その魅力をより感じられるのだそうです。僕も少しだけ心が整ったような感じがしました。

 方丈の裏手には、銭形をしたつくばいがあります。吾唯足知(われただたるをしる)と読むことができ、禅の格言を謎解きに図案化された無言の悟道ということでした。正直、ちょっと理解が追いつきません🤔

 もう一度、屋外に出て順路に沿って歩いていくと、勅使門が見えます。さらに進んでいくと、再び鏡容池が見えてきました。

 白砂の石庭もよかったですが、水をたたえた大きな池もまた違った美しさがあります。石庭を鑑賞した後に池の周囲を巡ることで、心が和む効果があるようです。それにしても緑🌿が美しいですね。何枚か写真を撮影しましたが、やはりJR東海の『そうだ京都、行こう。』のポスターのような感動的な写真にはなりませんね……

今宮神社を参拝

 続いて定期観光バスで訪れたのは、今宮神社です。今回の旅行では、僕は初めて貴船を訪れましたが、今宮神社を参拝するのも初めてです。貴船から移動するのであれば、貴船→今宮神社→龍安寺の順に訪れる方が効率的だと思いますが、今回の定期観光バスは、竜安寺に立ち寄ってから今宮神社を訪れる順路となっていました。今宮神社では参道にある茶店であぶり餅をいただくことになっているため、昼食直後の時間帯とならないよう、配慮いただいたものだと思います。

 楼門から境内に入り、まずはあぶり餅をいただくため、神橋を渡って「かざりや」さんにお邪魔します。

 参道の両側にそれぞれ茶店がありますが、「かざりや」さんは向かって右側のお店です。屋外に置かれた長椅子に腰かけて、あぶり餅をいただくこともできるようです。今回は定期観光バスのツアーで利用するため、あらかじめ屋内に座席が用意されていました。店内に冷房はなく、暑い中でのひと休みとなります。気分的には、こんな雰囲気の中で冷たいかき氷🍧をいただきたいものです。

 決められた座席に座って待っていると、炙りたてのお餅が運ばれてきました。なんでも疫病除祈願の名物なんだそうです。竹串に刺したひとくちサイズのお餅にきな粉をまぶして炭火であぶったもので、白味噌󠄀ベースのタレがかかっていました。素朴で飽きのこない味わいで、何本でも食べられそうです。

 あぶり餅をいただいた後、各自で今宮神社を参拝します。ちょうちんが飾られた拝殿と、その奥に本社が見えてきました。ガイドさんの情報によると、大己貴命(おおなむちのみこと)をお祀りし、健康長寿・良縁開運のご利益で知られているようです。また、桂昌院ゆかりのお寺であることから、玉の輿神社とも呼ばれているそうです。

 また、境内には阿保賢さん(あかほしさん)という石があり、病気平癒を祈って身体の悪いところを手で撫でると回復を早めてくれるという言い伝えがあるようですが、見学するのを忘れてしまいました😅

 今宮神社での参拝を終えてツアー行程を終えると、バスは京都駅のバス乗り場に戻ってきました。京都駅までの道中もほとんど渋滞はなかったので、ほぼ定刻どおりに到着です。やはり、土休日よりも観光客が少ない平日の方がゆったりできますし、移動しやすいのはいいですね。

 

茶筅でスイーツタイム

 今日は念願だった貴船での川床料理を楽しむことができ、龍安寺や今宮神社も訪れで十分に京都の夏を堪能できました。当初は叡山電車などを利用して個人で移動することも検討しましたが、結果的には定期観光バスを利用してよかったと思っています。さて、目的の観光を終えたところで帰路に着くことになりますが、まだ帰りの新幹線の発車までには時間がありますので、駅ビルの中にあるお店でスイーツを楽しみたいと思います。今回訪れるのは、京都拉麺小路にある「焼き釜スイーツ茶筅」さんです。ラーメン店がひしめくフロアの中にありますが、ラーメンとは全く関係ないようです。

 メニューを見ると、ピザ類が充実しており、ドリンクも種類豊富です。そんな中、僕がいただいたのは、お抹茶玉手箱スイーツです。

 京懐石の八寸盛をイメージした抹茶スイーツの詰め合わせです。店員さんが運んできた箱を開けると、まあビックリ😲、玉手箱の名のとおり、中から白い煙がもくもくと出てきます。ちなみに上の写真は、箱を開けて少し時間が経った後に撮影したため、ほとんど煙が見えないのが残念です。僕と同じように写真を撮影される方は、箱を開けたらすぐにシャッターを切ることをおすすめします。

 箱の中身は抹茶パフェ、抹茶ティラミス、抹茶ゼリー、抹茶トリュフ、生麩田楽、小豆最中など盛りだくさんです。次はどれを食べてみようか、わくわくしながらスイーツを楽しむことができました。見た目以上に量も多く、全部食べ終わると、お腹いっぱいです。

 スイーツを食べ終わったところで、空中経路SKYWAYを通って大空広場に行ってみました。青空が美しく、遠くには京都タワーも見えます。天気もいいのでベンチでゆっくりしたいところですが、さすがにこの炎天下の中で休憩していたら熱中症になってしまいます。ぐるっとひと回りした後、大階段を下りることにしました。

 大階段のエスカレーターからは、ちょうど目の前に先ほど歩いた空中経路SKYWAYが見えます。この位置から京都駅を見るのは初めてですが、京都の和の雰囲気を映し出すような街に溶け込む感じもしますし、和のイメージにとらわれない近代的で斬新なデザインでもあるように思います。エスカレーターを乗り継いで室町小路広場を通り、新幹線乗り場のある八条口の方へと向かいます。

 

京都駅から東海道新幹線に乗車

 八条口側にあるお店でお土産物を購入した後、久しぶりに八条口側の改札外から京都駅を眺めてみました。京都駅は北側の方が圧倒的に賑わっており、八条口側の京都駅を見たことがないという方も多いのではないかと思います。ガラス壁の向こうに新幹線の車両が見えますね。

 さて、改札を入って新幹線の上りホームに向かいます。乗車するのは「こだま」744号です。後続の「のぞみ」248号の方が早く名古屋に到着しますが、往路と同じようにJR東海ツアーズの旅行商品である「ぷらっとこだま」を利用するため、「こだま」号を利用します。京都駅を発着する「こだま」号は日中1時間当たり1本しかないため、運転本数の多い「のぞみ」号を利用する方が多いと思いますが、今日は特に急いで帰宅しなければならない事情もないため、「こだま」号の時間にあわせて乗車します。

 さて、「こだま」744号が入線してきました。指定席を予約する時点では、どの車両にも空席が多かったので、今回はSWork車両ではない通常車両の14号車にしました。

こだま号の運用に就くN700系:京都駅 2025/8/1

 京都駅に入線するN700系をホーム上で撮影しました。動く車両を撮影するのは難しいですが、何とかカメラに収めることができました。午後5時でもまだ明るいので、太陽に照らされた車体がピカピカと反射しています。

 京都駅を発車した「こだま」744号は、米原岐阜羽島に停車して名古屋に到着しました。新幹線に乗車すると、京都−名古屋間はあっという間で、在来線との格の違いをあらためて実感する瞬間です。せっかくなので、ここまで乗車してきた新幹線を名古屋駅でも撮影してみました。

 これで今回の乗り鉄旅は終了です。全体を通じて最も印象に残ったのは、やはり貴船の川床料理ですね。川床料理はその性質上、雨天や川の増水時には店内での食事になってしまうことから、出発前には当日の天候が気になっていましたが、今日は雨に降られることなく、無事に終えられることができてよかったです。

 

乗車券類の紹介

 今回の乗り鉄旅で使用した乗車券類は、この2枚です。

 先に紹介したとおり、今回は往復ともJR東海ツアーズの「ぷらっとこだま」を利用しているため、2枚とも乗車票です。よく見ると、乗車票にもかかわらず、券面に(企)331という印字があるのが気になるところです。「ぷらっとこだま」は座席数限定で発売されており、夏休み期間ということで手配できるか心配しましたが、平日ということもあってか、数日前でも、問題なく希望の列車を手配することができました。

 さて、気の早い僕は、すでに次回の乗り鉄旅や9月の乗り鉄旅に向けで、着々と計画を立てているところです。ここ最近は積極的に外出しており、ちょっとお財布の方が心配されるところですが、まあ、楽しめるうちに楽しんでおこうと考えるようにしています。次の乗り鉄旅も思い出深いものとなるよう、しっかりと準備を進めていこうと思います。

デジタル日光・足尾ルートパスで栃木・群馬乗り鉄旅

 7月も後半となり、本格的な夏の旅行シーズンとなりました。学生時代は、旅行やイベントなどの予定がなくても、夏休みというだけで心弾むものがありましたが、社会人になると、そうした楽しみもありません。あらためて学生さんが羨ましいと思う今日この頃です。そんな社会人にとってのささやかな楽しみは、やはり“3連休”ですよね。いつもの土日休みに加えて、さらに1日の休日があるだけでテンションがあがります。7月は、第三月曜日が「海の日」になることから、今年のカレンダーでは19日(土)から21日(月)までが3連休となります。僕はすでに前の週くらいからこの3連休を楽しみにしており、どこか乗り鉄旅に行きたいなと思っていたのですが、その数日前から喉を痛めて声が出にくくなり、頻繁に咳が出る症状が続いたため、旅行を見送ることにしました。旅行に行って体調を悪化させては元も子もないですからね。その後もなかなか症状は改善せず、どうしたものかと悩んでいたところ、3連休が終わってしばらくした頃に咳も落ち着いてきたため、次の週末に向けては乗り鉄旅に行こうと計画したという次第です。

 そして肝心の旅行先ですが、いろいろ考えた末、まだ乗車したことがない、わたらせ渓谷鐵道に乗車してみることにしました。わたらせ渓谷鐵道は、渡良瀬川に沿って山あいをゆったりと走る風光明媚な路線で、2つの異なるタイプのトロッコ列車が運行されています。一つはディーゼル機関車が客車を牽引するスタイルの「トロッコわたらせ渓谷号」で、もう一つは自走式の気動車タイプの「トロッコわっしー号」です。ちなみに「わっしー」とは、わたらせ渓谷鐵道のキャラクターである「わ鐵のわっしー」のことで、これをモチーフにデザインされたトロッコ列車となっています。時期によっては、「わたらせ渓谷号」と「わっしー号」の両方が運行されている日もあるようですが、今年の夏季シーズンは「わたらせ渓谷号」のみの運行となっており、今回はこれに乗車するための行程を組み立てました。

 また、「わたらせ渓谷号」には足尾駅から乗車しますが、足尾までの移動には、東武鉄道の「スペーシアX」と日光市営バスを利用します。このうち日光市営バスは1日当たり6本しかなく、さらに足尾駅でのバスからトロッコ列車への乗り換え時間はわずか9分しかありません。つまりバスが10分以上遅れてしまうと、トロッコ列車に乗車できないことになってしまいます。観光シーズンには日光市内が大変混雑して渋滞が発生し、路線バスが大幅に遅延することもあるようなので、果たして予定どおりの行程で乗り鉄旅を終えることができるかどうか、ちょっとハラハラドキドキ💓した旅となりましたので、その様子を紹介したいと思います。

 

 

豊橋駅から東海道新幹線に乗車

 いつものように、豊橋駅から東海道新幹線に乗車します。夏休み期間ということもあってか、朝7時の豊橋駅は、普段の土休日よりも人が多い印象です。皆さん旅行のようですが、どこに行かれる方が多いのでしょうか。僕は7時9分発の「ひかり」632号に乗車します。

 「ひかり」632号には、これまで何度も乗車したことがあり、言ってみれば東京方面に向かう乗り鉄旅での定番となっている列車ですが、今日はいつも以上に乗車される方が多いようです。普段の土日は、豊橋駅からであれば、ほぼ確実に自由席でも着席できるのですが、今日は自由席も相当混雑していそうです。実際に自由席がどのくらい混雑しているのか直接確かめた訳ではありませんが、これから自由席に乗車されるであろうお兄さん🧒2人組が、「指定席にしておけばよかった😞」と嘆いていたところを見ると、仮に着席できても通路側か3人掛けの中央座席で、グループでもバラバラに着席せざるを得ない状況だったのかもしれません。僕はと言えば、今回は旅行商品を利用するため、指定席を確保してあり安心です。

ひかり号の運用に就くN700S:豊橋駅 2025/7/26

 豊橋駅では、久しぶりに16号車側から車両を撮影しました。豊橋駅にはホーム柵やホームドアが設置されておらず、ポジション的にもいい場所から撮影できるのですが、どうしても建物の影がかかってしまいます。乗車するのはN700Sで、今回もSwork車両である7号車を利用することにしました。いつものとおり、数日前にJR東海ツアーズの旅行商品を手配したところ、他の指定席車両には2人掛けの窓側座席(E席)に空席がなかったからです。僕の隣の通路側座席(D席)を予約された方はいらっしゃらなかったようで、終点の東京まで相席になることはありませんでした。

 「ひかり」632号は定刻に東京駅に到着しました。東京駅の新幹線ホームにN700AやN700Sがずらりと並んだ光景を見ると、思わず写真撮影してしまいます。使用している乗車票は東京駅までのものなので、一旦改札を出てから、在来線に乗り換えることにします。

 ここからは「スペーシアX」の始発駅である浅草駅に移動しますが、改札を出たついでに丸の内駅舎を見てきました。いつ見ても壮麗というか気品に溢れており、また、圧倒的な存在感があります。レンガ造りで重厚感があり、ドーム屋根や数々の装飾など、「建築美」を体現した世界に誇れる貴重な鉄道遺産だと思います。丸の内駅舎の中には東京ステーションホテルがあり、中には眼下に駅の改札が見える客室もあるようです。鉄道ファンとして、一度は宿泊してみたいものです。

 再び改札を通り、3・4番線ホームに向かいます。京浜東北線は若干遅延していたようで、山手線の方が先に入線してきたので、これに乗車して神田に向かいます。1区間なのであっという間です。神田からは東京メトロ銀座線に乗り換えて浅草まで移動しました。

 

浅草駅から特急スペーシアXに乗車

 浅草駅を利用するのは久しぶりです。ここから10時ちょうど発の特急スペーシアXに乗車しますが、発車までまだ時間があったので、外に出て駅舎を撮影しました。駅前はとても賑やかです。東京駅とは雰囲気が異なりますが、浅草駅も歴史を感じさせる趣きのある駅舎ですね。一番高い所にある時計は、遠すぎてよく見えません。

 階段を上がって改札を入ると、ちょうどN100系スペーシアXが入線してきました。同じ東武特急でも、100系スペーシア500系リバティで運行される列車には、「けごん」「きぬ」「リバティ会津」などの愛称が付けられていますが、「スペーシアX」で運用される特急には特に愛称がなく、車両の愛称がそのまま列車名となっています。僕がスペーシアXに乗車するのは2回目ですが、前回は鬼怒川温泉駅から乗車しましたので、浅草駅から乗車するのは初めてです。

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スペーシアXとして運用されているN100系:東武浅草駅 2025/7/26

 外はとにかく暑いので、ひと通り写真撮影したところで早速乗車します。浅草駅はホームが大きくカーブしており、場所によっては車両とホームの間が広く開いている箇所があるため、2号車の乗車口には渡り板が置かれています。僕もいつも以上に足元に気をつけながら乗車しました。そして10時ちょうどになり、「スペーシアX」5号は東武日光駅に向けて出発しました。

 続いて車内の紹介です。スペーシアXには、様々なタイプの客室設備があり、6両編成のうち、1号車はソファ型座席が並ぶコックピットラウンジ、2号車は2+1配置のプレミアムシート、3号車から5号車までは一般的な座席である2+2配置のスタンダードシート(5号車の一部にボックスシートあり)、そして6号車はコンパートメントとコックピットスイートからなる個室車両となっています。前回乗車時には、1号車のコックピットラウンジを利用しましたので、今回は2号車のプレミアムシートに乗車することにしました。

 実は数日前に今回の旅行行程を最終決定し、「スペーシアX」5号の特急券を手配しようとしたのですが、ほぼ満席で、スタンダードシートにごくわずかな空席が残るのみでした。スペーシアXは運行開始からちょうど2年が経過したところですが、まだまだ人気が高いようですね。東武鉄道の「特急券インターネット購入・予約サービス」を利用し、第一希望のプレミアムシートにキャンセルがないがどうかこまめにチェックしていましたが、なかなかキャンセルはないようで、やっと座席が確保できたのは、東京に向かう東海道新幹線の車内でした。本当にギリギリでしたが、諦めずに直前まで粘った甲斐がありました。

 こちらがプレミアムシートの座席です。モケット柄はオレンジ色で、プレミアムの名にふさわしく、リクライニングは電動で、可動式の枕も装備されています。また、近鉄80000系「ひのとり」と同様、座席はバックシェル構造となっており、後の方に気兼ねすることなくリクライング機能を利用できます。また、1人掛け座席も用意されており、ひとり旅で利用する際に相席となる心配がないのも大きなポイントです。

 なお、1号車のコックピットラウンジ内には、「GOEN CAFE」というカフェカウンターがありますが、利用はコックピットラウンジと6号車の個室利用の乗客が優先となり、プレミアムシートやスタンダードシートの乗客は、車内でオンライン整理券を取得した上で、指定された時間に利用することになります。カフェカウンターの利用もスペーシアXの魅力のひとつになっていますので、確実に利用されたい方は、1号車のコックピットラウンジの座席を予約しておくことをおススメします。

 僕は今回、カフェカウンターを利用していません。その代わりと言っては何ですが、10時のおやつタイムということで、東京駅構内の「あんバタ屋」で購入した「あんバタパン」をいただきました。先ほど東京駅をブラブラと歩いていた時、たまたま店舗の前を通りかかり、この「あんバタパン」を買い求める行列が見えたので、僕も並んで買ってみました。上品な餡と後味のいいバターの組み合わせがよかったです。

 「スペーシアX」5号は、浅草駅を出発した後、とうきょうスカイツリー駅に停車し、次にJR常磐線などとの乗り換え駅である北千住駅に停車します。続いて春日部駅に停車しましたが、ちょっと驚いたことに、春日部駅スペーシアXを下車された方がいらっしゃいました。春日部駅は浅草駅から30分くらいで、距離的にも35kmくらいですが、短区間で特急を利用される方もみえるんですね。

 さらに栃木、新鹿沼下今市と停車していき、定刻より数分遅れて東武日光駅に到着しました。どうやら先行列車遅れの影響があったようです。東武日光駅で下車した後、ここまで乗車したスペーシアXを撮影しました。

 改札口に向かって移動すると、別のホームにリバティとスペーシアXが並んで停車していました。こうして見ると、同じ鉄道会社の特急形車両とは思えないほど、全くデザインが異なっています。

 どちらかといえば、僕はリバティよりもスペーシアXの方がカッコいいなと思います。いずれにしても、東武日光駅は特急形車両のオンパレードです。優等列車が全く設定されていないJR日光線日光駅とは、大きな差がありますね。首都圏から日光への鉄道輸送は、東武特急の独り勝ちであることがよく分かります。

 

日光市営バスで足尾へ

 東武日光駅の改札を出ました。三角屋根が特徴的で山小屋風のかわいらしい駅舎です。いつものように記念にパシャリ📸

 ここからは日光市営バスに乗車し、わたらせ渓谷鐡道に乗車するため足尾に向かいます。ちょうど12時くらいになるところだったので、駅前にある飲食店で昼食をいただくことにしました。日光の名産品といえば、やはり「ゆば」ということで、食事処あずまさんで「ゆば御膳」をいただくことにしました。1階はお土産物屋さんで、2階が食事処です。店内は多くの方が食事をされていましたが、ちょうど運よく、待ち時間なしで席に着くことができました。

 こちらが「ゆば御膳」です。定番の刺身ゆばや味付ゆばだけでなく、サラダやお味噌汁にも乾燥ゆばが使われています。ゆばの佃煮という珍しいものもありました。その中でも一番気に入ったのは、ゆばの唐揚げです。これまで食べたことがない食感で衣の味付けも僕好みです。すべて美味しくいただき、ゆば料理を堪能することができました。

 食事を終えて、自宅へのお土産を購入したところで、そろそろバス停に向かいます。駅前には、日光東照宮などに向かうバス乗り場があるのですが、僕が乗車する日光市営バスのバス停がなかなか見つかりません😰 急いでネットで調べてみましたが、どうもよく分かりません。どうしたものかと途方に暮れながら近くの土産物店の店員さんに聞いてみると、どうやら脇道沿いに足尾方面へのバス停があるそうです。教えてもらったとおり行ってみると、確かに日光市営バスのバス停がありました。目立ちにくい場所にあり、これでは見逃してしまいます。まあ、事前にしっかりと調べておかなかった僕が悪いのですが、あまり観光客が利用することを想定していないのかもしれません。

 ほどなくしてバスがやってきましたので乗車しました。愛くるしい感じがする小型バスです。乗客は僕を含めて7人でした。日光東照宮に向かう日光街道が渋滞しないか心配でしたが、流れは順調のようでひと安心です。途中、車窓からは日光のシンボルとも称される朱塗りの神橋も見えました。

 その後もバスはほぼ定刻で走り続け、足尾駅前には約3分遅れで到着しました。わたらせ渓谷鐵道足尾駅は目の前なので、「トロッコわたらせ渓谷号」には十分に間に合います。遅延により今後の行程が崩壊することだけは避けられたため、ひとまずホッとしました😊

 ちなみに同じバスに乗車されていた7人のうち、1人は地元の方のようで途中で下車され、僕の他にもう1人の方も足尾駅から「わたらせ渓谷号」に乗車されるようでした。その他の方は引き続きバスに乗車され、足尾銅山の見学に行かれるのだと思います。また足尾を訪れる機会があれば、足尾銅山観光も楽しんでみたいですね。

 

足尾駅からトロッコわたらせ渓谷号に乗車

 足尾駅では、駅舎に入る前からディーゼル機関車のエンジン音が聞こえてきました。すでに「トロッコわたらせ渓谷号」は準備を整えて発車を待つばかりといった感じです。乗車前、駅舎を撮影しました。いつ頃建てられた駅舎なのか分かりませんが、古き良き昭和の駅といった感じです。駅前の土管ポストが、さらにノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。

 歴史を遡ると、わたらせ渓谷鐡道は国鉄の旧足尾線で、足尾銅山から産出される鉱石輸送のために敷設された路線です。当時の足尾は、銅山を中心とする産業都市で街にも賑わいがあったようですが、銅山の閉山・衰退に伴って足尾線の輸送量は減少し続け、営業係数の悪化により、第3セクターへの転換を余儀なくされました。足尾銅山と運命を共にした鉄道路線であると言えます。

 ここで、「わたらせ渓谷号」の運行ダイヤを紹介します。足尾駅を13時57分に発車した列車は途中、通洞、沢入、神戸、水沼に停車し、終点の大間々には15時37分に到着する、1時間40分の乗り鉄旅となります。わたらせ渓谷鐡道は、桐生駅から間藤駅までを結んでいますが、「わたらせ渓谷号」では牽引機であるDE10型ディーゼル機関車の機回しが必要となるため、その設備がある足尾-大間々間での運行となっています。(ちなみに同じトロッコ列車でも、「トロッコわっしー号」はこうした機回しが不要なため、間藤-桐生の全区間で運転されています。)

 早速ホームに入り、まずは「わたらせ渓谷号」の牽引機であるDE10型ディーゼル機関車を撮影しました。「わたらせ渓谷号」を牽引する機関車には、トロッコ車両と同調となるあかがね色とゴールドに塗装されたDE10-1537号機と、原色のままのDE10-1678号機の2種類がありますが、今日の牽引機は原色の方でした。

ロッコわたらせ渓谷号を牽引するDE10型ディーゼル機関車足尾駅 2025/6/27

 せっかくなので、ゆっくりと客車も撮影したかったのですが、出発時間が迫っていたので、早々にトロッコ車両に乗り込みました。「わたらせ渓谷号」の客車は4両編成となっており、1号車と4号車は窓ガラスの付いた普通車両(12系客車)で、2号車と3号車は窓ガラスのないオープンタイプのトロッコ車両となっています。なお、「わたらせ渓谷号」のうち、大間々発の3号はトロッコ座席の指定がありますが、足尾発の4号はすべて自由席となっており、トロッコ整理券を購入すれば好きな座席を利用することができます。僕は2号車を利用することにしました。

 トロッコ車両の車内はこんな感じです。僕は結構、時間ギリギリになって乗車したのですが、それでも車内はほぼ空席でした。座席位置も選びたい放題で、ゆったりとボックス単位で利用することができました。

 いよいよ足尾駅を発車します。暑い中ではありますが、窓ガラスのない車両は外気を直に感じることができ、走行中には自然と風が車内に入ってきて気持ちがいいです。大きな走行音が車内に響きますが、まあ、これもトロッコ車両の醍醐味ということですね。ただし、車掌さんによる車内放送は全く聞こえません。次の停車駅である通洞駅では、足尾銅山観光を終えたであろう方々がまとまって乗車し、2号車も乗客が少し増えました。

 「わたらせ渓谷号」は、渡良瀬川や山々など自然の風景に包まれた中をゆっくりと走ります。この場面だけを切り取ると、周囲を木々に囲まれており、まるでテーマパークのアトラクションに乗車しているような感じがします。

 一方で、途中には大きな鉄橋や長大なトンネルもあり、様々な景色を見ながらローカル線の旅を満喫することができます。特にトンネル区間では、トロッコ車両の天井にイルミネーションが点灯するといった、乗客を楽しませてくれる演出もありました。

 沢入駅では、間藤行きの普通列車との交換がありました。車両形式はよく分かりませんでしたが、何やら顔写真のようなヘッドマークが取り付けられています。これはどなたなんでしょうか? ホームには、所々にアジサイが花を咲かせており、初夏の雰囲気です。

 神戸駅では、併設されたレストランのスタッフの方による、茹でたじゃがいも🥔や冷やしきゅうり🥒などの立ち売りが行われていました。窓のないトロッコ車両なので、座席に座ったままその場で購入することができます。昭和時代の駅弁の立ち売りスタイルで、ノスタルジー感満載です。

 続く水沼駅は、「駅の天然温泉 水沼の湯」という日帰り温泉施設が併設されています。大露天風呂があり、リラクゼーションスペースも充実しているようなので、一度は利用してみたいと思うのですが、今日は「わたらせ渓谷号」への乗車を優先することにします。ちなみにこの施設、僕がよく動画を視聴するYouTuberのしおねるさんも訪れて、その魅力を発信されています。また、水沼駅でも普通列車との行き違いがありました。

 そして「わたらせ渓谷号」は終着の大間々駅に到着しました。足尾駅では時間の都合上、客車を外から撮影することができなかったので、大間々駅では客車の最後尾から撮影しよう気合を入れていたのですが、ホーム長の関係上、無理でした😭 ということで、可能な範囲で撮影できた写真を紹介します。

 これから東武鉄道に乗り換えるため、この先もわたらせ渓谷鐵道に乗車して、相老駅まで行きます。「わたらせ渓谷号」から連絡する桐生行きの普通列車があるので、これに乗車しました。僕は勝手に、「わたらせ渓谷号」に乗車されていた方の多くは、この桐生行きの普通列車に乗車するのではないかと思っていたのですが、実際にはそうではないようです。では、大間々駅で「わたらせ渓谷号」を下車された方々は、この先どのように移動されるのでしょうかね。

わたらせ渓谷鐵道WKT-500形:大間々駅 2025/6/27

 車両は、第三セクターの鉄道会社などでよく見かけるタイプの気動車で、車内はオールロングシートになっていました。通勤通学時や行楽シーズンの多客期への対応を想定しているということでしょうか。ワンマン運転のようで、路線バスのような整理券発券機や運賃箱もありました。数分乗車したところで相老駅に到着です。

 

相老駅から特急りょうもうに乗車

 ここからは、実質的に帰路となります。相老駅を利用するのは初めてですが、東武鉄道わたらせ渓谷鐵道の共用駅となっており、改札を出ずに乗り換えることができます。乗り換え時には跨線橋を利用してホームを移動しますが、屋根のないタイプのため、高い位置から直接、列車を見下ろすことができます。桐生行きの普通列車は、待ち合わせのため相老駅でしばらく停車するようです。

 東武鉄道のホームに移動して待つこと数分、浅草行きの「りょうもう」が入線してきました。「りょうもう」に乗車するのは約6年ぶりとなります。

りょうもう号で使用されている200系:相老駅 2025/6/27

 「りょうもう」で使用されている200系には、現在、オリジナルカラー車両のほかに、カルピスEXPRESSという白と青を基調としてデザインされた車両、かつての1800系を彷彿とさせる1800系リバイバルカラー車両、メジャーリーグベースボールジャパン(MLB)カラーの赤、ネイビー、白で配色された車両があり、どの車両がどの運用に充当されるかは、事前に東武鉄道の公式Webページで公表されています。僕が乗車する「りょうもう」34号は、ご覧のとおりオリジナルカラー車両です。僕はカルピスが好きなので、選べるのであれば、白と青に彩られた200系に乗車してみたかったですが、そんなうまい具合にいくものではありません。

 早速、「りょうもう」に乗車します。外は暑くてたまらないので、冷房の効いた車内に入るだけで幸せです。往路で乗車した「スペーシアX」5号は満席状態でしたが、「りょうもう」34号はガラガラです。先に言ってしまうと、終点の浅草駅までこの状態でした。続いて客室内の様子をお伝えします。

 車内はごく一般的な特急形車両という感じで、2+2配置の回転リクライニングシートが並んでいます。リニューアルにより、現在の座席には背面テーブルがありますが、リニューアル前から設置されていた壁面に収納する横長の折り畳みテーブルも残されています。この折り畳み式のテーブル、通路側座席の方にとって使いづらいでしょうが、座席を回転させてグループで向かい合って乗車する際には重宝しそうです。

 「りょうもう」は特急にしては停車駅が多く、主要な駅にこまめに停車していきます。終点の浅草には定刻よりもやや遅れて到着しました。200系はかなり古い車両ですが、手入れが行き届いているようで、こうして見ると車体はきれいです。

 今日は、隅田川花火大会の開催日ということで、会場周辺は混雑しており、駅の改札付近も多くの人でごった返していました。中には浴衣姿の方もいらっしゃいます。夕方にはなりましたが、まだまだ暑さが治まる様子はありませんので、皆さん、体調には十分気をつけながら花火鑑賞を楽しんでください。

 僕は往路と同様、神田まで東京メトロ銀座線に乗車します。銀座線の浅草駅もこれから花火大会に向かう人でいっぱいでした。神田で下車し、JR線の神田駅からは京浜東北線に乗車して東京駅に向かいました。

東京駅から東海道新幹線に乗車

 東京駅では、夕食用の駅弁を購入して東海道新幹線のホームに向かいました。乗車するのは、18時57分発の「こだま」751号です。時間的には、19時30分発の「ひかり」661号に乗車して浜松駅で「こだま」751号に乗り換えることもできるのですが、今回は東京駅から「こだま」号に乗車します。乗り換えの手間がなく、楽ですからね。

折り返しこだま号の運用に就くN700A:東京駅 2025/6/27

 ホーム上でいつものように写真撮影を終え、車内清掃が終了したところで乗車します。復路もSwork車両である7号車を利用します。

 車内に入ると、7号車はまさかの僕一人でした。発車1分前になって1人乗車されたため、完全な貸切状態ではありませんが、少なくとも僕の視界に入る範囲に他の乗客はいません。こんなこともあるんですね。ちなみに品川駅で乗客したのもたった2人です。時折、客室内に入ってくる方はいるのですが、7号車を通って自由席車両である6号車に移動される方ばかりで、7号車の座席に着席する方はほぼいません。

 そんなガラガラの車内で、気兼ねすることなく、ゆったりと駅弁をいただこうと思います。なお、一部に「Swork車両で飲食してもいいのか?」という疑問があるようで、僕もどちらなんだろうと思い調べてみると、答えとしては問題ないとのことでした。ただし、ビジネス利用を念頭に置いた車両ですので、当然、その点には配慮する必要があります。今日のお弁当は、横浜名物である崎陽軒シウマイ弁当です。

 その名のとおりシウマイがメインのお弁当で、冷めても美味しくいただけるのが特徴です。僕はシウマイ以外にも、鶏の唐揚げとタケノコ煮が好きなんですよね。最後に口直しとして、あんずをいただくのがポイントです。

 「こだま」号は新幹線各駅に停車し、豊橋駅に到着しました。何度乗車しても、新幹線での旅は特別感があっていいものです。今日は「わたらせ渓谷号」乗車中に一部区間で雨が降ったものの、全体を通して天候にも恵まれ、楽しい乗り鉄旅を終えることができました。

 

乗車券類の紹介

 今回の乗り鉄旅で使用した乗車券類をまとめて紹介します。まずは、豊橋⇔東京間で乗車した東海道新幹線の乗車票です。いつものとおり、JR東海ツアーズの旅行商品を利用しました。東京駅できっぷの持ち帰りをお願いすると、単に無効と書かれたゴム印を押印されることが多いですが、駅員さんによってはN700系の描かれたスタンプを押印してもらえることがあります。

 続いては、東武鉄道わたらせ渓谷鐵道の乗車券と特急券、トロッコ整理券ですが、これらは紙のきっぷがありません。普段は紙のきっぷを優先して購入・使用するのですが、今回はWebから購入しました。

 乗車券は、デジタル日光・足尾ルートパス[上左]です。東武鉄道わたらせ渓谷鐵道日光市営バスを利用して、浅草→東武日光日光市営バス→足尾→相老→浅草といった経路で移動するもので、NIKKO MaaSで購入することができます。僕は、反時計方向に巡る東武日光ルートを選択しましたが、時計方向に巡る相老・赤城ルートもあります。乗車券をデジタルきっぷで利用するのは初めてでしたが、使い勝手は正直に言ってイマイチでした。ICカードに紐付けるタイプならいいのですが、いちいちスマホの画面を提示するのが面倒で、東武線内でも自動改札機に対応していないのは要改善だなと感じました。

 「スペーシアX」と「りょうもう」の特急券[上右と下左]も東武鉄道の「特急券インターネット購入・予約サービス」で購入しました。発車直前まで利用可能で、スマホさえあれば座席設備や座席位置の変更も簡単にできるため、こちらは非常に便利です。近鉄のように、紙の特急券として発券できればいいのですが、東武の場合はできないようです。

 最後に、わたらせ渓谷鐵道の「トロッコわたらせ渓谷号」のトロッコ整理券[下右]です。わたらせ渓谷鐵道の沿線には電波が入りにくい区間もありますので、車内検札の際に閲覧不可とならないよう、あらかじめ画面を準備しておくなどの対応が必要となります。 

 さて、次回は関西方面への乗り鉄旅を予定しています。暑い日がまだまだ続きそうですので、熱中症🥵には十分注意しながら、引き続き夏の乗り鉄旅を楽しんでいきたいと思います。

「スーパーはくと」に乗車して鳥取砂丘へ

 僕は鉄道旅行が好きなので、普段から、YouTubeで鉄道に関する動画🎦を視聴したりしています。いろいろなクリエイターさんが投稿されている動画を観て、次回以降の鉄道旅行や現地での観光の参考にさせてもらっていますが、中でも「アンドロイドのお姉さん」ことSAORIさんが運営されている「散歩するアンドロイド」はお気に入りのチャンネルで、特に最長片道切符の旅シリーズは、鉄道旅行の気分が味わえる大好きな作品のひとつです。ちなみに他にも、鉄道系を中心に地域公共交通の現状を動画にされているパスケースさんや、鉄道を利用した旅行の魅力を発信されているしおねるさんの動画もお気に入りで、YouTubeでの視聴を通じて応援させてもらっています。

 そんな「散歩するアンドロイド」の中に、鳥取を題材にした動画があり、アンドロイドのお姉さんが雪に覆われた鳥取砂丘を訪れたものがあります。過去に視聴したこの動画に触発され、僕も鳥取砂丘に行ってみたいなと思っていたところ、最近になって職場の人が鳥取砂丘に行ってきたという話しを聞き、また、先ほど紹介したしおねるさんも、大阪から特急「スーパーはくと」に乗車して鳥取砂丘を訪れる楽しそうな動画をアップされており、僕の中で鳥取砂丘ブームが高まったことから、今回の乗り鉄旅で行ってみることにしました。

 とは言うものの今は梅雨の時期で、雨の日が多くなります。今年は例年よりも雨が少ないようですが、それでもせっかくの旅行は、できるだけ晴れの日に行きたいものです。天気予報を確認すると、今週は金曜日以降の天気がよさそうだったので、平日の方が混雑せずにゆっくりと観光できるかなと考えて、平日の乗り鉄旅を計画しました。ここ最近は、平日の乗り鉄旅が多いですね。それでは早速、鳥取までの乗り鉄旅と鳥取砂丘の様子を紹介したいと思います。

 

 

名古屋駅から東海道新幹線に乗車

 さて、旅の出発は今回も名古屋駅です。鳥取までの往路では、新大阪まで東海道新幹線を利用し、新大阪駅から鳥取まで「スーパーはくと」に乗車することにしました。出発前の名古屋駅でいつものように記念にパシャリ📸

 新大阪までは、「こだま」号に乗車します。要は「スーパーはくと」の発車時刻に間に合えば、「のぞみ」号でも「ひかり」号でもいいのですが、今回はJR東海ツアーズの旅行商品である「ぷらっとこだま」を利用することにしたので、必然的に「こだま」号を利用することになります。土休日の場合、出発日の直前になると「ぷらっとこだま」は時間帯によって軒並み満席となっていますが、今日は平日ということで、2日前であっても無事に購入することができました。平日のお出かけは乗車券類の手配がしやすいというのも大きなメリットですよね。

 発車時間より少し前に下りホームに行くと、東京方面の上り線には東京ディズニーシーのファンタジースプリングスを表現した特別編成であるWonderful Dreams Shinkansenが停車していました。僕の目には、真っ先に緑色の車体が飛び込んできたため、一瞬、E5系かと思ってしまいました。今年2月に運行を開始した編成ですが、実車を見るのは初めてです。運行期間は9月中旬までとなっているため、終了までには乗車してみたいと思っています。ゆっくりと写真撮影したいところですが、直ぐに発車してしまったので、1枚しか撮影できませんでした。

 さて、話しを戻して、今日乗車するのは「こだま」765号です。16番線から発車します。発車標には新大阪行きの「のぞみ」「ひかり」「こだま」の表示が並んでいました。

東海道新幹線N700A名古屋駅 2025/6/27

 上の写真は名古屋駅に停車中の「こだま」765号です。車両はN700Aです。最近はちょくちょく東海道新幹線に乗車していますが、なぜだかN700Sには縁がありません。先頭車両の撮影を終えて、早速乗車します。ちなみに「こだま」765号は名古屋駅で後続の「のぞみ」号に先を譲ってから発車するため、写真撮影するくらいの時間的な余裕はあります。

 列車は定刻に名古屋駅を発車しました。ちなみに今回もSwork車両である7号車の指定席を確保しています。わざわざSwork車両を利用する理由は、他の指定席車両にほとんど空きがなかったからです。「こだま」765号の場合、普通車指定席は3両しかないため、利用が多いときにはどうしても車内が混雑しがちです。今回乗車したSwork車両は、今年1月に利用した際よりも利用者が多かったですね。僕のように、ビジネス利用ではないものの、11号車、12号車の指定席が確保できずに7号車を選ばれた方もいらっしゃると思います。いつものように2人掛けの窓側座席を確保し、終点の新大阪まで相席になることはありませんでした。

 そして今さらではありますが、以前の記事でも紹介したとおり、東海道・山陽新幹線の車両では、座席のヘッドカバーが白布から合皮製のものに変更されています。布製のものから少しだけ色合いが変わったようですね。

 「こだま」765号は途中、岐阜羽島米原、京都に停車し、終点の新大阪に到着しました。新大阪駅は大阪・関西万博の影響もあってか、人が多いですね。僕はここで在来線に乗り換えます。新大阪駅から先は普通乗車券で乗車するため、新幹線の改札を出て、e5489で予約しておいた「スーパーはくと」の特急券を発券した後、今度は在来線の改札口から入場します。

 

新大阪駅から特急スーパーはくとに乗車

 新大阪駅の9番線にやって来ました。ホームに向かう途中、元気のいい子供の声が聞こえるなと思ったら、先生に引率された小学生の団体がいました。遠足のようには見えませんでしたので、校外学習ですかね。

 さて、僕が乗車する「スーパーはくと」3号は、京都駅始発で新大阪駅には9時14分に入線してきます。しかし、9番線にはすでに発車時刻を過ぎた大阪行きの「サンダーバード」が停車していました。どうやら防護発報を受けて一時的に抑止されていたようです。奈良線内で人が接車したことによるものだそうで、これから新大阪駅を発車する列車に影響はなく安心しました。しばらくして「サンダーバード」は発車していき、次の新快速が到着しました。先ほどの小学生の団体は、この新快速に乗車していきました。そしていよいよ「スーパーはくと」が入線してきました。

スーパーはくとで使用されているHOT7000系新大阪駅 2025/6/27

 「スーパーはくと」はJR西日本第三セクターである智頭急行が運行している特急列車で、車両は智頭急行所有のHOT7000系気動車が使用されています。HOT7000系に乗車するのは久しぶりです。新大阪駅での停車時間はわずかなため、手短に撮影を済ませて乗車しました。ちなみに現在、HOT7000系の一部車両には「名探偵コナン」のラッピングが施され、「スーパーはくと名探偵コナン号」として運行されています。今回乗車する編成の鳥取方の先頭車両は、この名探偵コナン号でした。

 次の停車駅は大阪駅です。びっくりしたのは、大阪駅で「スーパーはくと」を下車される方が何人かいらっしゃったことです。JR京都線では新快速が運転されており、京都ー大阪間での所要時間はほとんど差がないため、この区間であれば新快速の利用が一般的かと思いますが、特急を利用される方も少なくないのでしょうか。「スーパーはくと」は全車指定席で運転されているため、確実に着席できるというメリットはありますが、毎日の通勤で特急列車を利用されているとすれば、本当に羨ましいことです。

 大阪駅では6分間停車します。ちょうどいい撮影タイムということで、京都方の先頭車両も撮影しました。京都方は貫通タイプです。「スーパーはくと」の先頭車両は非貫通タイプと貫通タイプがあり、非貫通タイプの先頭車両では前面展望を楽しむことができます。この前面展望を目当てに、最前列の座席を指定される方もいらっしゃいますが、運が悪いと貫通タイプの車両に当たってガッカリ😰ということもあります。

 続いて、車内を紹介したいと思います。ちなみに僕は今回、空席状況を確認した上で4号車に乗車しています。4号車はグリーン車と普通車の合造車となっており、普通席は6列だけのこじんまりした客室です。ちなみに4号車は名探偵コナン号ではありません。

 車内は標準的な特急形車両である2+2配置となっており、座席は上品な感じで座り心地もいいです。モケット柄は鳥取砂丘の風紋をイメージしたもので、座席背面や肘掛けには木材が使用されるなど、温かみのある観光列車のような空間となっています。また、側窓下にはモバイルコンセントがあり、窓側座席であれば車内で充電することもできます。

 名探偵コナン号の車内も見てみました。座席のヘッドカバーも専用のものが使用されており、さらに洗面台までコナン仕様になっています。名探偵コナンは年代を問わず子どもから大人まで人気がありますので、この名探偵コナン号目当てに「スーパーはくと」に乗車される方もいらっしゃるかもしれませんね。

 さて、今日は平日ということもあり、車内はそれほど混雑していませんが、僕が座っている座席の前の列には、中国人らしい親子が3名で乗車していました。それは別にいいのですが、会話する声があまりに大きくて正直不快です。また、大きなキャリーケースを勝手に客室最後部の座席裏に置いていますが、これは後から乗車される方にとって迷惑です。時折、スマホから激しい音漏れ🎧️💥で中国語が流れてきますし、本当に何なんでしょうか。周囲に気遣いできない人間になったら終わりですね。しばらくしたら寝てしまったようで、ちょうどよかったです。

 列車は順調に走行していたのですが、明石駅を発車したところで、前を走る新快速の遅れの影響により減速運転を余儀なくされ、今後の到着が7~8分程遅れる見込みとのアナウンスがありました。先ほどの防護発報の影響でしょうか。このままでは、佐用駅郡家駅で乗り換えができない可能性があるようで、利用予定の方は車掌に申し出るよう案内されました。姫新線因美線普通列車は運転本数が少ないため、1本乗り過ごすと大変ですからね。

 上郡駅からは、智頭急行智頭線に入ります。乗務員の方も交代されましたが、智頭急行の運転士さん、びっくりするほどの爆走です。智頭線は高規格で整備された路線なため、確かに高速走行が可能ですが、遅延回復ということもあってか、心配になるくらいのアグレッシブな走りです。何だかテーマパークのライド系アトラクションのようで、途中からちょっと楽しくなってきました。ちなみに車内の揺れも結構大きかったです。

 智頭線内の佐用駅では、岡山行きの「スーパーいなば」との交換がありました。また、「スーパーはくと」の到着を待ってから、姫新線の列車もほぼ同時刻に発車して行きました。その後も爆走運転は続き、智頭駅には定刻での到着です。素晴らしい回復運転ですね。もちろん、鳥取駅にも定刻で到着しました。「スーパーはくと」はさらに倉吉まで運転されますが、やはり鳥取で下車される方が多いですね。鳥取駅での停車時間を利用し、もう一度、HOT7000系を撮影しました。

 鳥取までの乗車、ちょっとスリリング感もあり楽しかったです。それでは改札を出て、これから鳥取砂丘に向かおうと思います。

 

鳥取砂丘を訪問

 鳥取駅を訪れるのは久しぶりです。以前の鳥取訪問では、前日夜に鳥取入りして駅前のホテルで一泊し、翌朝の「あめつち」に乗車したため、鳥取市内を観光していません。人生初の鳥取観光を記念して駅舎をパシャリ📸

 そして駅近くにあった地名のロゴオブジェもパシャリ📸

 鳥取駅からは、路線バス🚌に乗車して鳥取砂丘に向かいます。土休日には観光周遊バス「ループ麒麟獅子」という便が運行されていますが、今日は平日のため、鳥取砂丘行きのバスを待って乗車しました。鳥取砂丘の最寄りバス停は「砂丘会館」ですが、僕は2つ前の「砂丘センター展望台」で下車しました。「アンドロイドのお姉さん」と同じように、リフトに乗って砂丘に行ってみたかったのと、展望台から砂丘の全景を眺めてみたかったからです。

砂丘センターを訪問

 バスを降りるとすぐの場所に砂丘センター見晴らしの丘があります。個人的には自販機の前にあるソフトクリームのニックン&セイチャンが可愛らしくて気になります。

 早速、展望台へと行ってもいいのですが、その前にセンター1階にある食事処で昼食をいただくことにしました。時間はもうすぐ13時になるところで、ちょっと遅めの昼食です。店員さんが景色のいい窓側のテーブルに案内してくれました。

 店頭にあるメニューを見ると海鮮系が充実しており、その中でもちょっと豪華な「海鮮彩り丼」を注文しました。

 こちらが提供された「海鮮彩り丼」です。アワビ・うに・イクラ・いか・サーモン・かんぱち・赤海老が盛り付けられた丼です。いつものように食レポはありませんが、見た目にも鮮やかで食材も充実しており、もちろん美味しくいただきました🤗。ちなみにおねだんはお味噌汁付きで2,900円です。

 お腹が満たされたところで、展望台に行ってみることにしました。階段を上がってテラスに出ると、砂丘全体が見渡せます。鳥取砂丘は広いと聞いていましたが、本当に広大な砂丘ですね。日本にこんな場所があるのかと感動しちゃいました。

 そしていよいよ砂丘に向かうことにします。天気はいいですが、その分だけ熱中症には十分に気をつけないといけません。砂丘センターでリフトのチケットを購入して乗車します。待ち時間はなく、すぐに乗車できました。

 リフトに乗車すると、両サイドには松林が広がっています。青い空に白い雲、緑が鮮やかな松林の中での空中遊覧を楽しめます。風もあって気持ちいいですね。

 しばらくすると、車が走行している道路の上を通過し、リフトの終点に到着です。

 もうそこは砂丘の入口です。せっかくなので、「馬の背」と呼ばれる小高い丘に登って、海が見えるところまで行ってみたいと思います。

らくだに乗駝体験

 さて、鳥取砂丘と言えば、らくだ🐫が有名ですよね。鳥取砂丘の代名詞といってもいいのではないでしょうか。事前に調べてみたところ、らくだに乗って周辺を歩く体験ができるようですが、らくだの体調や天候によって実施していないことも多いようです。リフトを下りてそのまま進むと、早速、らくだ🐫の姿が見えてきました。案内を見ると、今日はらくだに乗駝して散歩する体験は行っておらず、らくだとの記念撮影のみ実施していました。

 本物のらくだに乗駝できる機会はめったにないですから、僕も乗駝体験をしてみることにしました。らくだに乗るのは初めてなので、ちょっとビクビクしながららくだに近付きましたが、らくだは非常におとなしくて安心して乗駝できました。とは言いつつも、後から写真を確認して見ると、ちょっと引きつったような顔をしていましたので、スタンプで隠しておきます。

 らくだ🐫との記念撮影が終わったところで、いよいよ「馬の背」と呼ばれる小高い丘を登ってみます。標高は約47mなんだそうです。47mと聞くと、たいしたことはないだろうと思ってしまいますが、近付いてみると思った以上に傾斜があります。

 砂の斜面を歩くのはかなりきつく、歩数の割には前に進んでおらず、なかなか頂上にたどり着きません。途中で引き返すのもみっともないので、気力を振り絞って何とか登り切りました。

 頂上からはきれいな日本海を一望できます。水平線が見える海🌊の風景を見ると、なぜだかテンションがあがりますよね。風が強くて帽子👒が飛ばされそうですが、その分だけ気持ちがいいです。あらためて四方を見渡すと、鳥取砂丘の広さが実感できます。長い時間をかけて自然が作り出した、思わず息をのむような絶景に感動しました。

 「馬の背」を後にして下っていくと、砂丘の中に水溜りがありました。浸透性の高い砂地では、雨が降っても地表に水が溜まることはないと思うのですが、ここは砂漠のオアシスのようになっています。思わず水に手を入れてみましたが、お湯のようなぬるーい温度です。

 あまり砂丘に居続けて熱中症になってもいけないので、一通り砂丘を鑑賞したところで引き上げることにします。時間的にもかなり暑く、ジリジリと照りつける日差しはもう真夏のようです。気温🌡️はすでに30℃は超えていると思います。最近は6月とは思えないような真夏日が続くことがあり、本当に勘弁してほしいです。最後にもう一度、海岸線の方を向いて写真撮影しました。

 僕は今回、砂丘センターからリフトに乗車して砂丘に入ったため、その時には気付きませんでしたが、駐車場の近くにビジターセンターがありました。砂丘を訪れる前に立ち寄ることで、鳥取砂丘の見どころや魅力について知ることができるだけでなく、砂丘のマップもいただけるようなので、まずはこのビジターセンターに行ってみることをオススメします。ちなみにこのビジターセンターには、室内と屋外にそれぞれ休憩スペースが用意されているため、砂丘観光後にひと休みするのにも便利です。

 そしてこのビジターセンターの向かいには、砂丘会館というドライブイン施設があります。往路では、リフトに乗車するため砂丘センターでバスを下車しましたが、帰路では砂丘会館の前からバスに乗車することにしました。と言ってもまだバスの発車まで時間があるので、砂丘会館に入ってお土産物を購入したりしました。

 この砂丘会館で気になったのが、梨を使ったスイーツです。鳥取県は20世紀梨の生産が盛んで、砂丘会館のテラススペースでは、梨ソフトや梨シェイクなどが販売されています。暑い中での砂丘観光で体力を消耗していたところだったので、冷たい梨ソフトクリーム🍦をいただくことにしました。

 見た目には、普通のバニラソフトと違いはありませんが、口に入れると確かに梨の風味が感じられます。スッキリした甘さで、爽やかな感じです。写真を撮影しているとすぐに溶け始めたので、急いで食べました。ソフトクリームを食べ終えたところでバス停に向かい、鳥取駅へと戻ります。鳥取砂丘、思っていた以上に満喫することができました。

すなば珈琲でスイーツタイム

 鳥取駅へと戻ってきましたが、復路で乗車する「スーパーはくと」14号の発車までには1時間以上あります。そこで、「アンドロイドのお姉さん」が動画の中で紹介していた、すなば珈琲さんに行ってみることにしました。以前、鳥取県が全国でスターバックスコーヒーがない唯一の都道府県になった時、当時の知事が「鳥取にはスタバ(スターバックス)はないけど、日本一のスナバ(鳥取砂丘)がある」とダジャレの効いた発言をしたことがきっかけとなり、その名も「すなば珈琲」という喫茶店が開店したというものです。

 店名はスタバと酷似していますが、店構えはスタバとは全く印象が異なります。すでにラストオーダーの時間が近づいていたので、早速、店内に入って注文したいと思います。ちなみに僕はコーヒー☕️が飲めないため、普段はめったに喫茶店など行きません。本家のスタバも一度しか行ったことがないくらいです。

 注文したのは、抹茶ラテと鉄板フレンチトーストです。砂丘会館で梨ソフトをいただいたばかりですが、甘いものは別腹ですので大丈夫です。久しぶりにフレンチトーストを食べましたが、バニラアイスとの相性がいいですね。スイーツをいただく際にはいつも笑顔になれます😋。一方の抹茶ラテは驚きの大きさです。飲み切れないような気がしましたが、もったいないので最後に一気に飲み干しました。

 

鳥取駅からスーパーはくとに乗車

 往路では、新大阪まで東海道新幹線を利用し、新大阪-鳥取間で「スーパーはくと」に乗車しました。また同じルートで折り返してもいいのですが、それではちょっと味気ない気がしたので、帰路は乗り換える駅を姫路駅とし、鳥取-姫路間では「スーパーはくと」に、姫路-名古屋間で東海道・山陽新幹線に乗車することにしました。乗車するのは「スーパーはくと」14号の京都行きです。

 車両はもちろんHOT7000系気動車です。「スーパーはくと」イコールHOT7000系なので、当然のことですけどね。鳥取駅で入線を待っていると、やって来たのは京都方の先頭車両が非貫通タイプの編成でした。復路では、先頭車両である5号車の前から2列目の座席を予約しておいたので、前面展望を楽しむことができそうです。

 往路で乗車した編成の先頭車両は名探偵コナン号でしたが、復路で乗車するのはノーマル車両です。早速、車両に乗り込んで座席に座ると、期待していたとおりです。僕は数日前に指定券を購入する際、たまたま2列目が空席となっていたのでここを指定しましたが、最前列の方は“10時打ち”で座席を確保されているのかもしれません。実際には1番C席が空席なので、僕の席でも十分に前面展望を楽しめました。2列目は側窓からも車窓を眺めやすいのでオススメです。

 復路では遅延などもなく、因美線智頭急行線、山陽本線を進んで行きます。智頭駅くらいまでの記憶はあるのですが、その後、途中で寝落ち💤してしまいました。暑い中で鳥取砂丘を歩き回ったせいもあってか、疲れがあったんだと思います。通路を挟んで同じ列の座席にいた外国人の方2人組も、お互いに会話を楽しむ様子もなく、僕よりも早く寝ていました。往路と比べると、全体的に静かな車内です。

 そして列車は、姫路に到着しました。往路は新大阪ー鳥取間で約2時間50分乗車しましたが、復路の鳥取ー姫路間は約1時間30分なので、あっという間のような気がしてしまいます。

 最後に姫路駅で下車した後、ここまで乗車してきた「スーパーはくと」をもう一度撮影しました。少し夕陽を浴びたHOT7000系もいいですね。前面の青色が一層鮮やかに見えますね。

姫路駅から東海道・山陽新幹線に乗車

 姫路駅からは、「のぞみ」号に乗車して名古屋に帰ります。「スーパーはくと」14号から乗り換え可能な新幹線は「こだま」858号、「さくら」564号、そして「のぞみ」52号があります。僕は「こだま」でもいいですし、久しぶりに「さくら」にも乗りたかったのですが、これらはともに新大阪止まりのため、名古屋まで帰るには乗り換えが必要になります。今回はあまり時間をロスしたくなかったので、乗り換え不要な「のぞみ」号に乗車することにしました。「のぞみ」52号の到着まで時間に余裕があるので、一旦、改札を出ました。

 駅前をちょっとだけぶらっとしたところで、再び改札を入ります。新幹線改札を抜けて11番線ホームに上がると、ちょうど新大阪行きの「こだま」号が停車していました。車両は500系です。前に紹介したことがあるかも知れませんが、僕は新幹線車両の中でも500系が好きで、以前の乗り鉄旅では、500 TYPE EVAやハローキティ新幹線にも乗車しています。また、500系東海道新幹線に乗り入れていた時代には、「のぞみ」として乗車したこともあります。500系はすでに2027年に引退することが発表されており、普段、山陽新幹線に乗車する機会が少ない僕にとっては、なかなかお目にかかるチャンスがありません。目の前に停車している500系に乗車したいという思いもありますが、今回は写真撮影だけにしておきます。

こだま号の運用に就く500系:姫路駅 2025/6/27

 500系の「こだま」号が発車した後、N700系8両編成の「さくら」号が入線して発車し、続いて僕が乗車する東京行きの「のぞみ」号が入線してきました。

 「のぞみ」52号の車両はN700Aです。ここでいつものようにホーム上から入線する車両を撮影しようと思ったのですが、何とこのタイミングでスマホが強制的にシャットダウン📱されてしまい、カメラを起動させる時間がなく、撮影できませんでした😭。今日は暑い中、スマホを一日中酷使してしまったせいかもしれません。

 座席は往路と同じく、7号車のSwork車両です。スマートEXで座席を予約する際、他の号車には窓側座席にほとんど空きがなかったため、Swork車両の3人掛け座席の窓側を予約しておきました。姫路で乗車した際には、すでに通路側のⅭ席に他の方が乗車されていましたが、3人掛けの真ん中であるB席はこのまま空席だろうと思っていたところ、新神戸駅でB席にも乗車されてきました。見た感じでは、出張帰りの方のようです。金曜日夕方という時間帯には、こうしたビジネス利用も多いようですね。

 ここで夕食タイムです。「スーパーはくと」14号に乗車する前、鳥取駅の売店で駅弁を購入しておいたものです。すでに売り切れとなっているお弁当も多かったですが、僕はさっぱり食べられそうな「あご寿司」を選びました。「あご」とはトビウオのことで、鳥取の近海で水揚げされたトビウオを押し寿司にしたものです。もちろん美味しくいただきました。

 「のぞみ」52号は、新大阪、京都と停車した後、定刻で名古屋駅に到着しました。姫路駅ではN700Aを撮影することができませんでしたので、名古屋駅に到着後、ちょっとだけ撮影しました。

 今回の乗り鉄旅もこれで終了です。久しぶりにHOT7000系気動車に乗車できましたし、500系新幹線を見ることもできました。鳥取砂丘では人生で初めてらくだ🐫に乗る体験もできました。いつものように充実した旅となり、満足です😀。でも、暑かったです。

 

乗車券類の紹介

 ここで、今回の乗り鉄旅で使用した乗車券類を紹介します。

 まず初めは、名古屋→新大阪間で使用した「ぷらっとこだま」の乗車票です。「ぷらっとこだま」は利用日によってねだんが異なり、今回は5,160円でした。他の平日よりは少し高く、土日よりも少し安いねだんとなっています。7号車の最後部座席を予約したので、後の方に気兼ねすることなく、ゆったりできました。

 次に紹介するのは、新大阪→鳥取間の乗車券と特急券です。このうち特急券については、「EXサービス限定乗継チケットレス特急券」を購入しました。僕は今回、新大阪駅まで「ぷらっとこだま」を利用しており、スマートEXによる乗車ではないため、この乗継チケットレス特急券は利用不可と思っていたのですが、どうやら「ぷらっとこだま」のような乗車票を購入した場合であっても、EXサービス限定の乗継チケットレス特急券は利用できるようです。正規の特急料金と比較して700円くらい安く利用することができたため、ちょっと得した気分です。

 続いては、鳥取→姫路間の乗車券と特急券です。乗車券は鳥取駅のみどりの券売機で購入しました。特急券については、先ほどと同じく「EXサービス限定乗継チケットレス特急券」を購入しています。いつも思うのですが、わざわざ120㎜の特急券と85㎜の指ノミ券の2枚が発券されるのは謎です(1枚の特企券でいいと思うのですがね…)

 最後に紹介するのは、姫路→名古屋間で乗車した「のぞみ」号の乗車券・新幹線特急券です。こちらは「スマートEX」で購入しました。ICカードと紐づけすることで紙のきっぷを発券することなく乗車可能ですが、僕はいつものとおり、あえて発券しています。その理由は、僕がきっぷ鉄だからです。

 さて、もうすぐ7月となり、夏休み本番となります。と言っても、今年は夏の訪れがフライング気味で、すでに真夏のような陽気なので、これから7月を迎えるといっても、なんだか今更感がありますよね。引き続き熱中症には気を付けながら、夏の乗り鉄旅を楽しんでいこうと思っています。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました🙇

秋田・青森・岩手を巡る東北ぐるっと乗り鉄旅(2)

【前回記事のあらすじ】

 「JRE BANK優待割引券」で乗車券や特急料金が4割引となることを利用し、1泊2日で秋田・青森・岩手を巡る北東北の乗り鉄旅に行ってみることにしました。1日目は秋田新幹線「こまち」のグリーン車五能線を走る「リゾートしらかみ」のボックス座席に乗車して新青森まで来ました。新青森駅前にある東横インに宿泊し、2日目の今日は、まだ乗車したことがない「ひなび(陽旅)」に乗車して釜石線での乗り鉄旅を楽しみます。

 乗り鉄旅2日目の朝を迎えました。昨日は天候に恵まれ、今日も雨の心配はなさそうです。そう言えば、昨夜も部屋でテレビを観ながら、ホテルのすぐ近くを走る新幹線の音に気付いていましたが、朝になって部屋のカーテンを開けると、窓から東北新幹線の線路が見えました。これは、トレインビュー🔭ってやつですかね。僕の部屋は、鉄ヲタ向きだったようです。

 せっかくなので、部屋の中からE5系が走行しているシーンを眺めたかったのですが、ここでのんびりし過ぎて出遅れてしまっては元も子もないので、早々に着替えを済ませて朝食会場に向かいました。

 朝食は、ビジネスホテルによくあるバイキング形式です。こうしたバイキングの際には、ご飯🍚よりもパン🍞を選ぶことが多いです。ウインナー、オムレツ、スパゲティ、ミニハンバーグ、サラダなど定番メニューからいくつか選び、プレートに乗せていきましたが、いつものように盛り付けが下手ですね😓。飲み物は、オニオンスープと青森らしいリンゴジュースです。

 テキパキと食事を終えて、ホテルをチェックアウトします。東横インを利用したのは久しぶりですが、自動機でチェックインもチェックアウトもするんですね。最近はコンビニやスーパーなどでもセルフレジが普及し、至る所で無人化が進んでいます。生産年齢人口が減少し続ける中で省力化は避けては通れませんが、急速な世の中の変化に頭がついていけないなと感じることがあります。まあ、僕が年を取っただけのことかもしれません。

 2日目の出発は、もちろん新青森駅です。明るい陽射しの中で駅舎を見ると、都会的でスタイリッシュな建物ですね。それではここで、2日目の行程をお伝えします。

 新青森からは、「ひなび(陽旅)」の始発駅である盛岡まで東北新幹線に乗車します。盛岡からは、東北本線釜石線を走る「ひなび」に乗車して釜石まで行き、釜石から快速「はまゆり」に乗車して新花巻まで折り返します。新花巻からは、再び東北新幹線に乗車して東京に、そして東京から東海道新幹線豊橋に戻るというルートになります。今日の行程も一切の観光要素のない、乗り鉄に徹した旅となります。

 

 

新青森駅から東北新幹線に乗車

 まずは新青森駅からE5系はやぶさ」に乗車します。時間に余裕があれば、青森から盛岡まで、旧東北本線である青い森鉄道IGRいわて銀河鉄道を乗り継いでもよかったのですが、それでは「ひなび」の発車時間に間に合わないため、結果的には新幹線一択となります。ちなみに新幹線改札内にある待合室前には、昨日見たものとはまた違うねぶたが展示されています。

 僕が乗車するのは、8時29分発の「はやぶさ」50号で、主に土曜日に運転されている臨時便です。定期の「はやぶさ」12号は50号の8分後に発車しますが、12号とそのつぎに発車する14号との間は1時間16分も開いています。

 今から乗車する「はやぶさ」号は、もちろんのことながら全車指定席で運転されています。そのため、乗車するには基本的に指定席特急券が必要となりますが、盛岡ー新青森間では、特定特急券を購入すれば普通車の空席に乗車できるという特例のようなものがあります。また、これに似たものとして、仙台ー盛岡間では、途中駅に停車する「はやぶさ」号に乗車する場合に限り、自由席特急券で普通車の空席を利用することができます。いずれの場合にも、普通車の空席を利用することになるため、満席の場合には立席となりますし、もちろん指定席特急券を所持する方がいらっしゃった場合には、席を移動する必要があります。

 今回乗車する新青森-盛岡間で、指定席特急券を購入するか、特定特急券にするか悩みましたが、乗車時間・区間も短いですし、新青森駅始発の「はやぶさ」号に空席が全くないということもないだろうを思い、特定特急券を購入して普通車の空席を利用することにしました。どの号車に乗車してもいいのですが、少しでも空席が多そうな2号車にしました。

東北新幹線はやぶさ号で使用されているE5系新青森駅 2025/6/7

 実際に乗車して見ると、思っていた以上に多くの方が乗車されています。僕が乗車する臨時の「はやぶさ」号のすぐ後に定期の「はやぶさ」号が設定されているため、乗客はそれほど多くないのかなと思っていましたが、土曜日の朝に発車する上り列車ということで、これから出かけられる方が多いようですね。大きなキャリーケース🧳を持って、グループで東京に遊びに行くであろう若い方々が多くいらっしゃいます。
僕は特定特急券で乗車しているため、控えめに車端部の2人掛け座席に座りました。途中の停車駅は八戸駅のみで、指定席特急券を所持される方は乗車されてこなかったので、そのままの座席で盛岡まで乗車することができました。

 「はやぶさ」号は盛岡駅に到着しました。実は、新青森を8時37分に発車する「はやぶさ」12号でも十分に間に合うのですが、「はやぶさ」12号は新函館北斗始発で、しかも新青森から盛岡までの各駅に停車するため、50号よりも混み合うかなと思って、臨時の「はやぶさ」50号に乗車したものです。「ひなび」の発車までは、まだ1時間以上あるため、特に目的はありませんが、駅前に行ってみました。

 盛岡駅の改札を出たのはおそらく初めてで、西口か東口かもよく分からないまま、うろうろしているうちに、駅舎が見えるところまできました。ここで記念にパシャリ📷 さすがは東北本線の終着で岩手県の中心となる駅ということで、駅舎も大きいですね。

 

盛岡駅から「ひなび釜石」に乗車

 駅でお土産物などを購入して再び改札を入ります。発車標を確認すると、「ひなび」は5番線から発車するようです。

 ちなみに盛岡-釜石-新花巻の移動には、土休日にフリーエリア内の普通列車の普通車自由席が乗り降り自由となる「いわてホリデーパス」を利用することにし、先ほど券売機で購入しておきました。少しばかり早くきてしまったようで、まだ「ひなび」は入線していませんでした。橋上通路でしばらく待っていると、HB-E300系の「ひなび」が姿を現しました。

ひなびで使用されているHB-E300系:盛岡駅 2025/6/7

 ここで、これから乗車する「ひなび」について簡単に紹介したいと思います。「ひなび」は、それまで「リゾートあすなろ」として使用されていたHB-E300系の2両編成を全面リニューアルし、2023年12月に営業運転を開始した観光列車です。2024年4月には、同じ「リゾートあすなろ」をリニューアルした観光列車「SATONO」もデビューしており、外観のカラーリングを除き、車内設備などはほぼ共通となっています。「ひなび」が双子の兄で、「SATONO」が弟といった感じでしょうか。ちなみに僕は、「SATONO」にはすでに乗車したことがあります。

 「リゾートあすなろ」時代には、2両とも普通車でしたが、改造後、1号車はグリー車で2号車は普通車となりました。また外観は大きく変更され、白色をベースに赤色を配した、かつての盛岡色と呼ばれるカラーリングを取り入れたものとなっています。

 また、「ひなび」は走行する路線が固定されておらず、盛岡ー釜石間での運転が多いものの、山田線では「ひなび宮古」として、また大湊線では「ひなび下北」として運行され、さらに「ひなび平泉」「ひなびさくら」「サクランボひなび」など東北各地でのイベントにあわせて運行されることもあります。ではここで、今回乗車する「ひなび釜石」号のダイヤを紹介します。

 盛岡を発車後、次の停車駅である花巻までは東北本線を走り、花巻で進行方向を変えて釜石線に入ります。釜石線内では遠野を始めとするいくつかの駅に停車しますが、これは以前に運行されていた「SL銀河」の停車駅と同じです。終点の釜石までは約2時間40分の乗り鉄旅となります。

 さて、列車は無事に盛岡駅を発車しましたが、ここでいきなりのおやつタイムです。実は盛岡駅で途中下車した際、駅構内にある「iwate tetoteto」という店舗でパン🍞を購入していました。「福田パン」という地元では有名な老舗のパンやさんだそうで、見た目はごく普通のコッペパンですが、シンプルながらも「あんバター」「いちごジャム」「バナナ」「カスタード」など、数えきれないくらい豊富な種類が用意されていました。その中から僕が選んだのは白桃🍑クリームのパンです。

 早速、車内でいただきましたが、生地もふわっと柔らかく、ちょうどいい甘さの果肉入りクリームとの相性も抜群です。ホームの自販機で購入した「みっくちゅじゅーちゅ」とのあわせて美味しくいただきました。

車内の紹介

 まだ紹介していませんでしたが、ここで「ひなび」の客室内を紹介したいと思います。僕が今回利用したのは、2号車の普通車指定席です。

 車内は、昨日乗車した「リゾートしらかみ」の一般座席と同様に、2+2配置で回転リクライニングシートが並んでいます。モケット柄は鮮やかなオレンジ色ですが、座面は黒色で対照的な色使いです。他のHB-E300系と同様、シートピッチは1,200mmとなっており、特急形車両の普通車を超えるような、ゆとりある座席周りとなっています。

 1号車よりの車端部には、車椅子対応用の座席と出入口付近のスペース確保のため、1人用座席があります。一般の利用者向けの指定券の発売は制限されており、「えきねっと」でシートマップを確認しても❎️となっていますが、あるタイミングになると開放されるため、一般の利用者でもこの座席を予約することができます。僕は今回、この座席を利用しました。昨日乗車したE6系グリーン車の場合と同様、相席になる心配がないというメリットがあります。

 「ひなび」には、運転席後方に展望スペースがあり、乗客はだれでも自由に利用できます。また、各座席にモバイルコンセントはありませんが、この展望スペースの隅には共用のコンセントが用意されています。前面展望を眺めようと展望スペースを独占することがないよう、お互いに譲り合って利用するように車内アナウンスがされていました。ちなみにグリーン車にある展望スペースには簡易なシートが設置されていますが、普通車の方にはありません。

 なお、1号車はグリーン券を所持しない乗客が立ち入ることはできませんので、写真はありませんが、座席の種類や配置などは「SATONO」と同じです。

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 「SATONO」ではグリーン車を利用したことから、今回はあえて違う設備を利用しようと普通車を選んだものです。グリーン車はプライベート感が高く落ち着きがありましたが、普通車も開放的でこちらも居心地がいいです。ちなみに今日の乗車率と言えば、だいたい7割くらいといったところでしょうか。

主な停車駅の紹介

 それでは、「ひなび」の途中停車駅での様子をお伝えしたいと思います。「リゾートしらかみ」もそうでしたが、「ひなび釜石」でも途中駅でのおもてなしやお見送りなどといったイベントはありません。

花巻駅

 最初の停車駅は花巻駅です。東北新幹線の停車駅は新花巻なので、花巻は在来線のみ発着する駅となります。この駅で進行方向が変わるため、停車時間が長めに設定されています。せっかくなのでホームで降りて写真撮影を楽しみました。

 花巻から乗車される方もいらっしゃいましたが、普通列車と勘違いして乗車される方も多いようで、車掌さんは全車指定席であることを繰り返し案内していました。

新花巻駅

 花巻から先は1号車が先頭になるため、停車中に座席を回転させておきました。次に停車するのは新花巻駅です。

 もちろん、新幹線からの乗り換えのために停車する駅です。と言っても釜石線新花巻駅は1面1線のいわゆる棒線駅で、一見すると新幹線との乗換駅という感じがしません。周囲には田園風景が広がっており、新幹線用の立派な駅舎とのギャップが大き過ぎます。新花巻駅からも、数名の方が乗車されてきました。

遠野駅

 土沢、宮守と停車し、列車は釜石駅に到着しました。釜石線の途中駅としては最も大きな駅で、みどりの窓口のある有人駅です。ここで「ひなび」は20分くらい停車しますので、トイレ休憩や駅の売店で飲み物などを購入することもできます。時間があったので、駅舎の外に出てみました。

 2年前のツアー旅行で「SL銀河」に乗車した際には、遠野駅での停車時間を利用して昼食を食べに行ったことがありますが、今回はそこまでゆっくりできる時間はありません。

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 遠野と言えば、やはり河童ですね。いたるところに河童が描かれています。駅の売店を見てみると、いろいろな河童グッズが売られていました。

 再び「ひなび」に乗車したところで、そろそろ昼食をいただくことにします。今日は車内で駅弁をいただこうと思って、盛岡駅で購入しておきました。盛岡駅ではどのお弁当🍱にしようか迷いましたが、ちょっと贅沢をして「海女のうに弁当」を選びました。白飯の上にうにが盛り付けられており、豪華で食欲をそそります。もちろん美味しくいただきました。1人座席は、隣の方に気を使うことなく食事もしやすいのがいいですね。

 お腹が満たされたところで車窓に目を向けると、釜石線は人家もないような緑に囲まれた場所を走行しています。そして上有住駅から陸中大橋駅にかけてはオメガループ線があり、陸中大橋に向けて走行中の車内からは、これから走る陸中大橋から先の路線を見ることができます。

釜石駅

 そして「ひなび」は終点の釜石駅に着きました。釜石駅は釜石線の終着であり、三陸鉄道リアス線の途中駅でもあります。以前は山田線の終着でもありましたが、宮古ー釜石間は東日本大震災により大きな被害を受けて不通となり、復旧に際しては当該区間三陸鉄道に移管されたという経緯があります。

 「ひなび」は途中の遠野駅で下車される方は多いですが、終着の釜石まで乗車される方も少なくないようです。初めての「ひなび」での乗り鉄旅、とても楽しかったです。

 

釜石駅から快速「はまゆり」に乗車

 釜石からは釜石線を折り返して新花巻に戻ります。次に乗車する快速列車の発車までまだ時間があるので、駅前を見て回りました。今日は思っていた以上に暑いです。6月になったばかりでまだ梅雨入りもしていない時期に、この暑さは想定外でした🥵。七分袖のシャツを着て来ましたが、半袖のTシャツ1枚で十分なくらいです。思わず近くにコンビニでアイスを買ってしまいました。ちなみに駅前はこんな様子で、下の写真で右の建物が釜石です。さらにその右側に三陸鉄道の釜石駅も見えます。

 さて、釜石駅から乗車するのは快速「はまゆり」です。東北地方には、大湊線の快速「しもきた」、山田線の快速「リアス」など愛称が付けられた快速列車があり、釜石線を走る快速「はまゆり」もそのひとつです。中でも「はまゆり」は1日あたり上下3本が運転され、さらに指定席車が連結されているという豪華っぷりです。それほど運転本数の多くない地方のローカル路線で、なぜ指定席の設定があるのか、不思議に思ってしまうのですが、どうやらこの快速列車が過去に運転されていた急行「陸中」の格下げにより誕生したことが背景にあるようです。

はまゆりで使用されているキハ110系気動車:釜石駅 2025/6/7

 こちらがこれから乗車する快速「はまゆり」です。全3両編成で、1号車と2号車が自由席、3号車が指定席です。指定席である3号車はラッピング車両となっていました。詳しいことは分かりませんが、芸術作品のような外観で、赤を基調とした車両と青を基調とした車両の2種類あり、ともに「はまゆり」用として使用されているようです。

 僕は今回、指定席を利用することにしましたので、この3号車に乗車します。自由席でもほぼ確実に着席できることは分かっていましたが、せっかくの機会なので、こちらを選びました。車内に入ると、回転リクライニングシートが並んでいます。座席設備として、自由席のロングシートボックスシートと差別化を図っているのかと思いましたが、よく見ると自由席である2号車も同じ回転リクライニングシートとなっていました🤔。自由席であっても座席設備に違いはなく、ほぼ確実に着席できるため、正直言って、わざわざ指定席を利用するメリットはないのかもしれません。

 1号車側の車両はラッピングのない通常のキハ110系です。釜石線内で3両編成というのはオーバースペックのような気もしますが、花巻ー盛岡間で東北本線を走行するため、このくらいの両数にしているんでしょうかね。

 列車は釜石駅を出発しました。僕は新花巻まで乗車するので約1時間40分の乗車となります。ここで、指定席車である3号車の車内の様子を紹介します。

 紫色のモケット柄で、通路側と窓側の座席の間に肘掛けはありませんが、背面テーブルは用意されています。側窓にはカーテンもあり、快速列車としては十分な客室です。僕と同じように釜石駅から乗車されたのは10人もおらず、乗客はまばらです。その分だけ周囲に気を使うこともないため、ゆったりと利用することができました。ちなみに車端部にはトイレ設備もありますので、長距離での乗車時にも安心です。

 そして列車は、新花巻駅に到着しました。新幹線乗り換え駅ということで、まとまった下車がありました。最後にもう一度、ラッピングされたキハ110系を撮影しておきました。

 新花巻駅は、新幹線と在来線が完全に分かれており、在来線⇔新幹線の乗り換え改札はありません。「はまゆり」を下車した後、地下通路を通って新幹線ホームのある駅舎に移動しました。

 

新花巻駅から東北新幹線に乗車

 新花巻駅の新幹線側の駅舎です。新花巻駅は、水沢江刺駅とともに、新幹線では全国初となる地元全額負担の請願駅なんだそうです。東海道新幹線では、新富士掛川三河安城の3駅が請願駅として知られていますが、それよりも前にできた駅なんですね。

 駅の中には、お土産物やさんなどがあり、ここで少し買い物をしました。僕は今回の旅行でSuicaを積極的に利用しており、お札や小銭を渡したり釣り銭の受け取りがなく便利ですが、現金で支払いをされる方も多く、レジが混雑していました。買い物を終えたところで、新幹線の改札を入ります。

 乗車するのは、「はやぶさ」110号の東京行きです。「はまゆり」を下車してちょうどいい時間に新花巻に停車する「はやぶさ」号があってよかったです。車両はE5系単独だと勝手に思い込んでいましたが、実際にはE5系E6系の17両編成でした。座席を指定する際にシートマップで空席状況を確認したところ、全体的にE5系の方は混雑していますが、E6系の方は余裕があるようです。僕は乗車したかったE5系の車両を指定しました。

はやぶさ号で使用されているE5系新花巻駅 2025/6/7

 新花巻駅の新幹線ホームは、フェンス付きのブロック塀で区切られており、通行できるスペースは狭くなっています。乗降客数が多いと対応できないと思いますが、実際には特に支障はないのでしょうね。ホームの通路側から入線するE5系を撮影してみました。

 ホームドアが開き、車内へと入ります。往路では、秋田までグリーン車で贅沢をしましたが、復路は普段どおりに普通車です。座席は3+2配置となっており、だいたい2人掛けの窓側座席(E席)から指定が埋まっていきます。僕が指定券を購入する際、すでにE席がすべて完売となっている号車もありましたが、先頭車両に近い車両であればまだ空席があったので、今回は3号車に乗車しています。

 「はやぶさ」110号は、仙台までの新幹線各駅に停車するタイプで、新花巻発車後もこまめに停車していきます。盛岡ー仙台間を無停車で走行する、「はやぶさ」号であれば、同区間の所要時間は40分くらいですが、今回乗車した「はやぶさ」号では1時間10分以上かかります。同じ「はやぶさ」号で差がありすぎですね。

 場所はどこだか分かりませんが、窓からきれいな夕陽が見えました。列車は東北地方から関東に入り、大宮、上野に停車して終点の東京に到着しました。

 東京駅では、ここまで乗車してきたE5系を撮影しました。メタリック系の常盤グリーンが輝きを放ち、日中とはまた違った車体の美しさが感じられます。この角度から撮影すると、E5系最大の特徴であるロングノーズが際立ちますね。

 

東京駅から東海道新幹線に乗車

 東京からは「ひかり」号と「こだま」号で豊橋に戻ります。ここまでいくつかの列車を乗り継いできましたが、いよいよ今回の乗り鉄旅で乗車する最後の列車となります。東京駅から乗車するのは19時30分発の「ひかり」661号です。発車標にあるとおり、この「ひかり」号は豊橋駅に停車しないため、浜松駅で後続の「こだま」号に乗り継ぎます。最近よく利用するパターンで、僕としては是非とも「ひかり」661号の停車駅に豊橋駅を追加して欲しいところです。

 16番線に列車が入線してきました。N700aですね。往路では自由席としましたが、この時間帯の「ひかり」号は混雑することが多いため、指定席を利用することにしました。自由席のように早くから列に並ぶ必要がないため、ホーム上を移動して先頭車両を撮影することもできました。

ひかり号での運用に就くN700a:東京駅 2025/6/7

 定刻より少し遅れて、「ひかり」661号は東京を発車しました。やはり乗客が多いようで、僕も東京発車時点から相席ですが、やむを得ませんね。そう言えば、今日はまだ夕食をいただいていません。そのため、先ほど東京駅構内にある「駅弁 祭」で、お弁当を購入しておきました。発車早々ではありますが、お腹が空いたので、お弁当をいただくことにします。新幹線の車内で食べるお弁当は旅情があって、なかなか楽しいものです。

 いただくのは、牛たん味くらべ弁当です。つい先ほど仙台を通ってきたばかりですが、東海道新幹線の車内で仙台の味をいただきます。僕は牛肉🐂を使った料理が好きですが、中でも牛たんは大好物です。一度、仙台で本場の牛たんを食べてみたいと思っていますが、まだ実現していません。

 満腹になったところで少しウトウトしていると、静岡駅に到着しました。隣の通路側に座っていた年配の男性は静岡で下車されました。そして次の浜松駅に停車し、僕もここで乗り換えです。浜松駅で「ひかり」号を下車される方は多いですね。

 浜松駅からは、名古屋行きの「こだま」751号に乗車します。「ひかり」661号が発車すると、同じホームに直ぐに「こだま」751号が入線してきます。なるべくホーム上を移動しなくて済むよう、「ひかり」号で利用した号車に近い号車で指定席を購入しておきました。そして豊橋駅に無事に到着し、長かった今回の乗り鉄旅は終了です。天候にも恵まれ、ゆったりとそしてちょっと贅沢な旅となったことに感謝です。

 

乗車券類の紹介

 最後に、2日分の乗車券類をまとめて紹介します。普通乗車券、企画乗車券、特急券、指定席券といった多くのきっぷを使用しました。JR東海のスマートEXやJR東日本の新幹線eチケットはICカードで乗車できますが、いつものように発券して乗車しました。

 豊橋から東京までの乗車券・新幹線自由席特急券と、東京都区内から秋田を経由する新青森までの乗車券です。新青森までの乗車券は「JRE BANK優待割引券」を利用して購入しており、券面に[東・優4割]の印字があります。どうやらJR東日本株主優待を利用して購入する場合と共通の印字内容となるようです。

 次は、秋田までの新幹線特急券・グリーン券と、「リゾートしらかみ」の指定席券です。新幹線特急券・グリーン券も「JRE BANK優待割引券」を利用しているため、割引の印字がされています。「リゾートしらかみ」はいわゆる観光列車向けの指定席料金が適用されるため、乗車日にかかわらず840円です。さすがにこのねだんで「JRE BANK優待割引券」を利用するのはもったいないので、正規料金で購入しています。

 新青森駅では、盛岡まで乗車するための乗車券・新幹線特定特急券を購入しました。この特定特急券ですが、どうやら「えきねっと」では購入できないようです。ちなみに新青森ー盛岡間について言えば、特定特急券を購入するよりも、「新幹線eチケット」のトクだ値1(10%割引)やトクだ値14(30%割引)のほうが安くなります。僕もトクだ値のきっぷが欲しかったのですが、すでに完売だったので、特定特急券にしました。やはり旅行は早く決めて、早く乗車券類の手配をした方がいいですね。

 もうひとつは、先に紹介した「いわてホリデーパス」です。今回はフリーエリアのうち東北本線の一部と釜石線の往復のみ乗車しますが、それでもトータルではこの企画乗車券の方がおトクと計算して利用することにしました。例えば大館から気仙沼まで移動するとした場合、片道だけでも半額以下で乗車することができるため、利用区間によっては利用価値は高いと思います。

 釜石まで乗車した「ひなび」と、折り返して新花巻まで乗車した「はまゆり」の指定席券です。「ひなび」は「リゾートしらかみ」と同様、観光列車向けの指定席料金が適用されており、一方の「はまゆり」は通常の指定席料金です。こちらも金額的に「JRE BANK優待割引券」を利用するのはもったいないので、正規料金で購入しています。

 最後に紹介するのは、新花巻から乗車した東北新幹線と、東京から乗車した東海道新幹線の乗車券・新幹線特急券です。新花巻から東京まで乗車した「はやぶさ」号の「新幹線eチケット」に「JRE BANK優待割引券」を適用しました。東京から豊橋まではスマートEXで、浜松乗り換えのため別に指定券2枚が発券されています。今回はあわせて、12枚もの乗車券類を使用しました。

 さて、今回の秋田・青森・岩手を巡る東北ぐるっと乗り鉄旅の紹介は、以上のとおりです。2日間にわたり、本当に鉄分満載の旅行となりました。そしてちょっと疲れました😓。これからは、ジメジメした梅雨シーズン☔となりますが、早くも次の旅行計画を立てているところです。今夏も暑さに負けず元気で過ごしたいと思う、今日この頃です。