レン鉄★気ままな乗車記

乗り鉄&きっぷ鉄の管理人が、備忘録を兼ねてブログに綴っていきます。

乗り鉄&きっぷ鉄っぽい管理人が、乗り鉄旅行とそこで使用したきっぷを思うがままに記録したブログです。
どうぞ、お付き合いください。
 

北海道新幹線と特急ニセコに乗車する道南乗り鉄旅(1)

 9月後半になり、少しずつ秋の気配が感じられるようになりました。とにかく今年の夏は暑かったですね。名古屋では7年ぶりに40℃を超える日があるなど、もう身体の限界を超えるような日の連続でした。自分でもよく乗り越えられたなと思っているくらいです。そんな今年の夏シーズンでしたが、7月には「わたらせ渓谷鐵道」の「トロッコわっしー号」に乗車し、また、8月には京都・貴船での川床料理や大阪での観光を楽しむことができました。自分としても、とても思い出に残る夏旅だったと感じています。そんな楽しい思い出とともに、長かった夏を終えられると思っていたのですが、実は大阪旅行を終えた2日後に、体調を崩してしまいました😰 初めのうちは、ただの旅行疲れか夏バテかなと思っていたのですが、徐々に発熱と全身の倦怠感がひどくなり、もしやと思って近くのクリニックを受診したところ、案の定、コロナ陽性🤒でした。体調不良で身体が辛いのはもちろんですが、2度目のコロナ感染という精神的なダメージが大きかったです。思い返すと、最近は通勤時も旅行の際にも、マスクを着用していませんでした。自分に油断があったと言われればそれまでですが、この暑さの中で常にマスクを着用するのも息苦しく、結局、どのような対策をしながら生活すればよかったのか、自分でもよく分かりません。

 体調は数日で回復し、翌週には仕事にも復帰しましたが、しばらくの間、買い物などの生活に必要なもの以外は外出を控えるようにしました。僕なりの自粛期間です。せっかく回復したにもかかわらず、続け様に体調を崩してはシャレになりませんからね。

 そして9月下旬になり、僕にとって約1か月ぶりとなる乗り鉄旅に出かけることにしました。今回の旅の目的地は北海道です。旅行自体はコロナに感染する前の8月上旬から計画していたもので、旅行商品の内容や価格をいろいろと比較しながら、乗車券類やホテルの手配をしてきました。特に今回の乗り鉄旅は、空路を利用するこれまでのものとは異なり、すべて鉄路で札幌までを往復するものとしました。僕にとって初めての北海道新幹線への乗車ということになります。また、新函館北斗からは、JR北海道が毎年この時期に運行している臨時特急ニセコ号にも乗車してみることにしました。いつも以上に鉄分が濃い乗り鉄旅となること間違いなしです。ニセコ号の乗車を往路に組み込もうか復路にしようかなど、行程作成の段階で悩むところがありましたが、最終的には次のような行程としました。

◆9月21日(1日目)

◆9月22日(2日目)

 初日は、豊橋から東海道新幹線で東京まで行き、東京から終着の新函館北斗まで東北・北海道新幹線の「はやぶさ」号に乗車します。新函館北斗から先の札幌までは、定期列車である特急北斗号か臨時特急ニセコ号のどちらかを選ぶことになりますが、往路ではニセコ号に乗車することにしました。

 そして札幌で1泊し、2日目は特急北斗号で新函館北斗まで行き、ここで少し経路を外れて函館に立ち寄ります。函館で少し観光した後、新函館北斗に戻って北海道・東北新幹線の「はやぶさ」号に乗車して東京に、そして東京から東海道新幹線豊橋の戻るというものです。

 それでは早速、北海道までの乗り鉄旅と函館観光の様子を2回に分けて紹介したいと思います。

 

 

豊橋駅から東海道新幹線に乗車

 僕の乗り鉄旅では恒例となった、いつもの出発駅である豊橋駅にやってきました。ここからは、札幌までの1424.5kmにも及ぶ乗り鉄旅の始まりです。これまであまり移動距離というものを意識してきませんでしたが、おそらく今日は、鉄道乗車距離の最長記録を更新することになると思います。道中長いですが、遅延や運休などのトラブルに巻き込まれることなく、無事に全行程を計画どおりに旅行できることを祈るばかりです。

 朝7時の改札前の様子です。特に目立った混雑はないようです。いつもの見慣れた風景ですが、北海道までの乗り鉄旅の始まりとして利用する今日は、何だか新鮮な気持ちです。自動改札機を通って改札内に入ると、早くも僕が乗車する「ひかり」号の入線を知らせる放送が流れてきました。

 僕が乗車するのは、豊橋駅を7時9分に発車する「ひかり」632号です。この「ひかり」号は名古屋発で、最初の停車駅が豊橋となります。そのため、普段の旅行であれば、JR東海ツアーズなどの旅行商品を利用する場合を除き、ほとんど自由席を利用していますが、今日は楽しみにしていた北海道旅行なので、スマートEXで指定席を確保しておきました。そして指定席を利用するのであれば、これまであまり乗車したことがない号車にしてみようと思い、東京方の先頭車両である16号車を選びました。

ひかり号の運用に就くN700系豊橋駅 2025/9/21

 車両はN700Aです。豊橋駅には7時3分くらいに入線して、後続の「のぞみ」号の通過を待ちます。ホームの端から写真撮影してから16号車に乗り込みます。

 豊橋駅を定刻に発車した「ひかり」632号は、途中、浜松、静岡、新横浜、品川に停車していきます。そう言えば、東海道新幹線で今年2月から運行されていた“Wonderful Dreams Shinkansen”ですが、9月15日に運行が終了してしまいました。これまで2回、名古屋駅で目撃し、一度くらい乗車してみたいなと思っていましたが、結局、その機会に恵まれませんでした。JR西日本では、500系車両を使用した「500 TYPE EVA」や「ハローキティ新幹線」、700系車両を使用した「ONE PIECE新幹線」など、様々な装飾を施した新幹線を運行していますが、JR東海では、これまでこうした取り組みがほとんどありませんでした。観光列車には消極的だと言われているJR東海ですが、“Wonderful Dreams Shinkansen”をきっかけとして、これからもみんなを楽しませてくれる新幹線を走らせてくれることを期待しています。

 さて、「ひかり」632号は無事に東京駅に到着しました。16号車から下車し、ホーム端にある階段を降りると日本橋口の新幹線改札があるため、ここから出ました。ここで、これから乗車する新函館北斗までの乗車票を受け取り、八重洲中央口から再び改札内に入ります。

 

東京駅から東北・北海道新幹線に乗車

 さて、東京駅からは、新函館北斗行きの「はやぶさ」11号に乗車します。「はやぶさ」号にはこれまでも何度か利用していますが、終点の品函館北斗まで乗車するのはもちろん初めてで、いつも以上に気分が盛り上がります。乗車時間はなんと約4時間で、乗りごたえがありそうです。旅行計画を立てる際、初めての北海道新幹線でしかも長時間となるので、贅沢してグリーン車にしようかと少し迷いましたが、結局は旅行費用を安価に抑えるため、普通車にしました😅

 エスカレーターでホームに上がってしばらく待っていると、10両編成の「はやぶさ」号が入線してきました。車両はE5系です。「はやぶさ」号には、秋田新幹線E6系「こまち」号と連結して運転されるものもありますが、今回乗車する「はやぶさ」11号はE5系のみでの単独運転となります。発車までの時間を利用し、これから乗車するE5系を撮影しました。

はやぶさ号の運用に就くE5系:東京駅 2025/9/21

 東海道新幹線では、豊橋から東京まで相席になることはなかったので、全体的にそれほど人出は多くないのかなと思っていましたが、東北新幹線などが発着する20番線や21番線ホームは非常に賑やかでした。添乗員さんが団体ツアー客を車両に案内している様子も見かけましたので、これから東北方面や北陸方面などに旅行される方が多いのだと思います。また最近は、どこに行っても大きなキャリーケースを持った外国人旅行客の姿を見かけますが、「はやぶさ」11号に乗車される方も大勢いらっしゃるようです。

 新幹線で北海道まで行く数少ない機会なので、僕としては、まだ乗車したことがないH5系に乗車してみたいところですが、なかなか思うようにはいきません。ちょっと調べてみると、H5系は4編成しか製造されておらず、そのうち1編成(H2編成)は、2022年3月に発生した福島県地震で脱線した後、営業運転から離脱(現在は6両化され教育・訓練用車両として活用)しており、旅客用に使用されるのは3編成(H1・H3・H4編成)のみです。さらに定期列車として運用されているのは、このうちの2編成で、E5系と比較すると運転本数は極端に少ないものとなっています。まあ、H5系への乗車は、次の機会の楽しみにとっておくことにします。

 「はやぶさ」11号は東京を出発し、まずは新青森まで東北新幹線区間を走行します。途中の停車駅は、大宮、仙台、盛岡、新青森の4駅のみで、上野を通過する最も停車駅の少ない「はやぶさ」号となっています。ちなみに今日は、大宮以降、すべての指定席が発売済みだそうで、自由席特急券では乗車できないことや、立席特急券の方は指定された号車のデッキを利用するよう、繰り返し車内アナウンスされていました。僕は早い目に日本旅行の旅行商品を申し込んだため、2人掛けの窓側座席に乗車することができましたが、やはり何事も早めに準備しておくことが賢明ですね。

 「はやぶさ」11号の新函館北斗到着は13時半を過ぎるため、車内でお昼をいただこうと、あらかじめ東京駅の『祭』で駅弁を買っておきました。仙台を発車してしばらくしてから食べ始めようと思っていたので、仙台つながりということで厚切り牛たん弁当を選びました。このお弁当、ちょっとした仕掛けがあり、紐を引き抜くと容器が熱せられ、アツアツの状態でお弁当をいただくことができるようになっています。新幹線の中で温かいお弁当をいただくのは、とても幸せな感じがします。僕は牛たんが大好きなので、もちろん美味しくいただきました😋

 盛岡を発車すると、次は東北新幹線の終着である新青森に停車します。ここで乗務員さんがJR東日本からJR北海道の方に交代され、列車はいよいよ北海道新幹線区間となります。新青森を発車してしばらくすると、青函トンネルに入る時刻が12時54分頃だという車内アナウンスがありました。僕は高校生の時、客車列車で運行されていた快速「海峡」に乗車して青函トンネルを通過したことがありますが、それ以来の2度目です。

 奥津軽いまべつ駅を通過して、「はやぶさ」号は青函トンネルに入りました。自分が今、海底の地下に通されたトンネル内にいるという実感は正直ありませんが、何か特別な空間を新幹線で通過している感じがして、ちょっとテンションがあがります。そしてトンネルを抜けると、そこはもう北海道です。青函トンネルができる前、空路によらず本州から北海道へ行くには、青函連絡船に乗り換える必要がありましたが、青函トンネルの開通によって列車のみで渡道することが可能となり、さらに現在では、東京から新幹線に乗車したまま北海道に行くことができるようになった訳です。これは本当に便利ですね。

 「はやぶさ」11号は木古内を通過し、新函館北斗に到着しました。事前のアナウンスどおり、大宮からは満席状態が続き、仙台や盛岡で多少の下車はあったものの、新函館北斗まで乗車される方は多かったようです。東京駅発車時点では、僕の隣の通路側座席は空席でしたが、大宮から新函館北斗までは相席でした。相席になると、どうしても隣の席の方に気を遣いますよね。新函館北斗に到着し、やっと自由に開放された感じでした。

 

新函館北斗駅から特急ニセコに乗車

 新函館北斗駅に降り立つのは、今回が初めてです。これから乗車する特急ニセコ号の発車時刻までまだ余裕があったので、駅の外に出てみました。ロータリーには大型の観光バスが停車しており、僕と同じように「はやぶさ」11号で北海道に来られた団体ツアーの方が、これから道内各地を観光されるんだと思います。

 再び駅に戻り、今度は在来線側の改札口を通ってホームに向かいます。新函館北斗駅は、1番線から4番線までが在来線ホーム、11番線と12番線が新幹線ホームで、11番線ホームは在来線1・2番線ホームと同一平面上で乗り換えられる構造となっています。1番線は、函館⇔新函館北斗間で運転される「はこだてライナー」専用で、特急列車と「はこだてライナー」以外の普通列車は、2・3番線が使用されているようです。

 橋上から森方面を撮影してみました。左側が新幹線ホームで、撮影位置のちょうど真下にあるのが2番線ホームです。3番線にはキハ261系1000番台の特急北斗号が停車していました。新函館北斗駅は新幹線を含め、すべての旅客列車が停車します。新幹線の終着駅ですが、駅周辺は緑豊かなで自然が広がっています。

 特急ニセコ号は3番線から発車します。札幌行きの特急ニセコ号の始発駅は函館ですが、北海道新幹線からの乗り換えのため、新函館北斗から乗車する方も多いだろうと予想していましたが、実際に3番線ホームに行ってみると、僕を含めて数人しかおらずビックリしました。

 それではここで、今回乗車する特急ニセコ号のダイヤを紹介します。

 特急ニセコ号は、毎年9月を中心に設定される臨時列車で、札幌⇔函館間をニセコ倶知安経由で結んでいます。朝7時台に札幌を発車した上りの特急ニセコ号は、終着の函館に到着後、再び下りの特急ニセコ号となり、札幌に戻るというものです。函館から札幌まで、一部の途中駅での長時間停車をはさみながら、約5時間半かけて走り続ける観光列車的な存在となっています。

特急ニセコ号のキハ261系5000番台はまなす編成:新函館北斗駅 2025/9/21

 ホーム上で待つことしばし、特急ニセコ号が入線してきました。車両はキハ261系5000番台です。キハ261系5000番台には「ラベンダー編成」と「はまなす編成」の2種類があり、今回乗車するのは鮮やかな濃ピンク色が可愛らしい「はまなす編成」です。ちなみに現在、「ラベンダー編成」の方は特急フラノラベンダーエクスプレスの運用に就いています。特急ニセコ号の新函館北斗駅での停車時間はわずかですので、ゆっくり時間をかけて撮影することはできませんが、入線中の様子を1枚だけ撮影することができました。撮影後、早々に乗車します。

車内の紹介

 無事に乗車したところで、まず初めに、特急ニセコ号の車内を簡単に紹介したいと思います。

1号車「はまなすラウンジ」

 キハ261系5000番台は5両編成で、このうち1号車は「はまなすラウンジ」と名付けられたフリースペースです。車両中央の通路を挟んで、片側にはカウンター席(1人掛けと2人掛け)が、もう片方にはテーブル付きの4人掛けボックス席が配置されています。フリースペースのため、乗客同士がお互いに譲り合って利用するものですが、実際には長時間にわたってカウンター席やボックス席を利用している方が少なくないようで、事実上“早い者勝ち”状態です。以前に特急サロベツとして「ラベンダー編成」に乗車した際には、乗客が少なく、僕もカウンター席を利用してみましたが、今回は人混みを避けて利用しませんでした。

 また、ラウンジ内には、記念撮影用のボードも用意されていました。

2号車から5号車

 続いて2号車から5号車までの普通車の様子です。こちらも以前に乗車した「ラベンダー編成」と全く同じで、2+2の座席配置となっています。座席形状はJR北海道の他の特急形車両で使用されているものと共通ですが、観光列車としての役割も担う列車ということで、各座席の背ずり部分にピンク、オレンジ、グリーン、ブルーなど鮮やかな色が用いられているのが特徴的です。2人掛け座席の間にある肘掛け部分に、モバイルコンセントが用意されているのも、うれしいポイントです。

 車内全体を見渡したところ、乗車率はだいたい5割くらいかなといった感じです。事前に調べたところ、札幌発の上り列車の方が人気が高いようです。函館発の下り列車は途中で日没を迎えてしまいますし、札幌到着が19時半を過ぎてしまうため、乗車率が伸びにくいのかもしれません。そのおかげと言っていいかどうか分かりませんが、僕の隣の通路側座席は終点の札幌まで空席のままでした。

停車駅の紹介

 車内を簡単に紹介し終えたところで、いくつかの途中停車駅での様子もお伝えしたいと思います。

大沼公園駅

 まずは、大沼にある国定公園の最寄り駅である大沼公園駅です。停車時間が9分あるので下車してみました。

 大沼公園駅では、ホーム上で名物の「大沼だんご」の販売があるということで、多くの方が購入していました。種類は2種類で、あんことしょうゆ味、ごまとしょうゆ味の組み合わせが折に入っています。僕はあんこが好きなので、あんことしょうゆ味を選びました。

 だんごといえば、丸いおもちに串が刺さったもの🍡が一般的だと思いますが、大沼だんごは、しょうゆだれやあんこの中に一口サイズのおもちが入っています。これは、あんこやしょうゆだれを大沼湖・小沼湖に、中の団子を湖の島々に見立てているんだそうです。あんこは甘過ぎずすっきりとした甘さでした。美味しかったです。

長万部駅

 特急ニセコ号は、長万部駅に到着しました。函館から長万部までは、特急北斗号と同じルートを走行してきましたが、長万部駅からは函館本線の通称山線と呼ばれている区間を走ります。長万部駅での停車時間は5分で、地元特産品の販売などの催しはありませんでしたが、ホームから特急ニセコ号を撮影できました。ちなみに長万部駅は、北海道新幹線の札幌延伸に向けて大規模工事中です。

ニセコ駅

 特急ニセコ号の列車名の由来であるニセコ駅に到着しました。ここでは15分間停車します。多くの運転日では、特急ニセコ号の到着にあわせてホーム上で特産品の販売があるのですが、残念ながら今日は実施されていません。

 ニセコ駅の改札外に出てみました。駅舎も洋風でとてもおしゃれですが、駅前に大量のかぼちゃ🎃が飾られていたのには驚きました。おそらくハロウィンにあわせて展示されているんだと思いますが、さすがは北海道だなと感心してしまいました。

 ニセコ駅には跨線橋があり、多くの方が跨線橋の上から特急ニセコ号を撮影されていたので、僕も撮影してみました。日の入の時刻が近づいてきたので、周囲も少しずつ薄暗くなり始めました。その中にあっても、「はまなす編成」の濃ピンク色は目立ちますね。

倶知安駅

 続いて倶知安駅を紹介します。倶知安駅はホーム長の関係からか、最後尾の5号車はドアカットされていました。山線区間は、定期列車として5両以上の列車が発着することはないんですかね。

 倶知安駅では、ホーム上で倶知安の特産品販売が行われていました。販売される商品の中には、前日までの予約が必要なものもありますが、その場で購入できる商品もあります。ちなみに羊蹄山麓弁当という見た目にも華やかなお弁当は、要予約と案内されていますが、実際にはいくつか当日販売分が用意されているようです。僕は甘いものが食べたかってので、冷やし焼き芋🍠を購入しました。

 そして倶知安駅では、町のご当地キャラクター「じゃが太くん」「じゃが子ちゃん」によるお出迎えがありました。見た目も名前もじゃがいも🥔そのものです。ニコチャン大王に似た体格ですが、関係ないでしょうね。せっかくのお出迎えですが、なぜかホームの端の方にいました。

 また、倶知安駅では乗車記念カードをいただくことができましたので、これも紹介したいと思います。

札幌駅

 途中、対向列車の遅れによる10分程度の遅延が発生しましたが、小樽発車後の回復運転により、終着の札幌には定刻で到着しました。乗車時間は5時間超えでしたが、貴重な山線経由の旅を楽しむことができ大満足です。北海道新幹線が札幌まで延伸開業した際には、こうした旅を楽しむことができなくなるのは寂しいですね。札幌駅でも、ここまで乗車してきた特急ニセコ号を撮影しました。

 今日の乗り鉄は、これで終了です。昨夜は北海道で記録的な大雨になり、北海道では初となる線状降水帯が発生したとのことで、『特急ニセコ号は運転されるのか?』と本気で心配しましたが、一部の特急北斗号が運休となる中にあっても、特急ニセコ号は予定どおり運転されました。これは、本当に幸運に恵まれたのだと思っています。なにはともあれ、豊橋から1,400kmを超える距離を経て無事に札幌まで来ることができ、ホッとしています。

 改札を出ました。夜の札幌駅を見るのは初めてです。今日は札幌で一泊しますが、お腹が減ってきましたので、札幌駅地下街にあるらーめん青竜さんに立ち寄り、オススメの札幌らーめんをいただきました。札幌に来たからには、やはり味噌ラーメン🍜を食べておきたいですからね。

 お店の看板メニューだけあって、実に具だくさんです。チャーシューやメンマだけでなく、北海道らしくコーン🌽、アスパラガス、じゃがいも🥔などもトッピングされていました。味噌ラーメン🍜を食べるのは久しぶりですし、ボリューム満点でした。

 夕食後は、札幌駅前にホテルグレイスリー札幌にチェックインします。フロントにはハロウィンの装飾がありました。

 また明日も復路の乗り鉄旅が続きますので、今日は早めに入浴して寝ることにします。ここで記事は一区切りとし、明日の乗り鉄旅は次回の記事で紹介します。

>>(2)に続く