【前回記事のあらすじ】
「JRE BANK優待割引券」で乗車券や特急料金が4割引となることを利用し、1泊2日で秋田・青森・岩手を巡る北東北の乗り鉄旅に行ってみることにしました。1日目は秋田新幹線「こまち」のグリーン車と五能線を走る「リゾートしらかみ」のボックス座席に乗車して新青森まで来ました。新青森駅前にある東横インに宿泊し、2日目の今日は、まだ乗車したことがない「ひなび(陽旅)」に乗車して釜石線での乗り鉄旅を楽しみます。
乗り鉄旅2日目の朝を迎えました。昨日は天候に恵まれ、今日も雨の心配はなさそうです。そう言えば、昨夜も部屋でテレビを観ながら、ホテルのすぐ近くを走る新幹線の音に気付いていましたが、朝になって部屋のカーテンを開けると、窓から東北新幹線の線路が見えました。これは、トレインビュー🔭ってやつですかね。僕の部屋は、鉄ヲタ向きだったようです。

せっかくなので、部屋の中からE5系が走行しているシーンを眺めたかったのですが、ここでのんびりし過ぎて出遅れてしまっては元も子もないので、早々に着替えを済ませて朝食会場に向かいました。

朝食は、ビジネスホテルによくあるバイキング形式です。こうしたバイキングの際には、ご飯🍚よりもパン🍞を選ぶことが多いです。ウインナー、オムレツ、スパゲティ、ミニハンバーグ、サラダなど定番メニューからいくつか選び、プレートに乗せていきましたが、いつものように盛り付けが下手ですね😓。飲み物は、オニオンスープと青森らしいリンゴジュースです。
テキパキと食事を終えて、ホテルをチェックアウトします。東横インを利用したのは久しぶりですが、自動機でチェックインもチェックアウトもするんですね。最近はコンビニやスーパーなどでもセルフレジが普及し、至る所で無人化が進んでいます。生産年齢人口が減少し続ける中で省力化は避けては通れませんが、急速な世の中の変化に頭がついていけないなと感じることがあります。まあ、僕が年を取っただけのことかもしれません。

2日目の出発は、もちろん新青森駅です。明るい陽射しの中で駅舎を見ると、都会的でスタイリッシュな建物ですね。それではここで、2日目の行程をお伝えします。

新青森からは、「ひなび(陽旅)」の始発駅である盛岡まで東北新幹線に乗車します。盛岡からは、東北本線と釜石線を走る「ひなび」に乗車して釜石まで行き、釜石から快速「はまゆり」に乗車して新花巻まで折り返します。新花巻からは、再び東北新幹線に乗車して東京に、そして東京から東海道新幹線で豊橋に戻るというルートになります。今日の行程も一切の観光要素のない、乗り鉄に徹した旅となります。
新青森駅から東北新幹線に乗車
まずは新青森駅からE5系「はやぶさ」に乗車します。時間に余裕があれば、青森から盛岡まで、旧東北本線である青い森鉄道とIGRいわて銀河鉄道を乗り継いでもよかったのですが、それでは「ひなび」の発車時間に間に合わないため、結果的には新幹線一択となります。ちなみに新幹線改札内にある待合室前には、昨日見たものとはまた違うねぶたが展示されています。

僕が乗車するのは、8時29分発の「はやぶさ」50号で、主に土曜日に運転されている臨時便です。定期の「はやぶさ」12号は50号の8分後に発車しますが、12号とそのつぎに発車する14号との間は1時間16分も開いています。

今から乗車する「はやぶさ」号は、もちろんのことながら全車指定席で運転されています。そのため、乗車するには基本的に指定席特急券が必要となりますが、盛岡ー新青森間では、特定特急券を購入すれば普通車の空席に乗車できるという特例のようなものがあります。また、これに似たものとして、仙台ー盛岡間では、途中駅に停車する「はやぶさ」号に乗車する場合に限り、自由席特急券で普通車の空席を利用することができます。いずれの場合にも、普通車の空席を利用することになるため、満席の場合には立席となりますし、もちろん指定席特急券を所持する方がいらっしゃった場合には、席を移動する必要があります。
今回乗車する新青森-盛岡間で、指定席特急券を購入するか、特定特急券にするか悩みましたが、乗車時間・区間も短いですし、新青森駅始発の「はやぶさ」号に空席が全くないということもないだろうを思い、特定特急券を購入して普通車の空席を利用することにしました。どの号車に乗車してもいいのですが、少しでも空席が多そうな2号車にしました。

実際に乗車して見ると、思っていた以上に多くの方が乗車されています。僕が乗車する臨時の「はやぶさ」号のすぐ後に定期の「はやぶさ」号が設定されているため、乗客はそれほど多くないのかなと思っていましたが、土曜日の朝に発車する上り列車ということで、これから出かけられる方が多いようですね。大きなキャリーケース🧳を持って、グループで東京に遊びに行くであろう若い方々が多くいらっしゃいます。
僕は特定特急券で乗車しているため、控えめに車端部の2人掛け座席に座りました。途中の停車駅は八戸駅のみで、指定席特急券を所持される方は乗車されてこなかったので、そのままの座席で盛岡まで乗車することができました。
「はやぶさ」号は盛岡駅に到着しました。実は、新青森を8時37分に発車する「はやぶさ」12号でも十分に間に合うのですが、「はやぶさ」12号は新函館北斗始発で、しかも新青森から盛岡までの各駅に停車するため、50号よりも混み合うかなと思って、臨時の「はやぶさ」50号に乗車したものです。「ひなび」の発車までは、まだ1時間以上あるため、特に目的はありませんが、駅前に行ってみました。

盛岡駅の改札を出たのはおそらく初めてで、西口か東口かもよく分からないまま、うろうろしているうちに、駅舎が見えるところまできました。ここで記念にパシャリ📷 さすがは東北本線の終着で岩手県の中心となる駅ということで、駅舎も大きいですね。
盛岡駅から「ひなび釜石」に乗車
駅でお土産物などを購入して再び改札を入ります。発車標を確認すると、「ひなび」は5番線から発車するようです。

ちなみに盛岡-釜石-新花巻の移動には、土休日にフリーエリア内の普通列車の普通車自由席が乗り降り自由となる「いわてホリデーパス」を利用することにし、先ほど券売機で購入しておきました。少しばかり早くきてしまったようで、まだ「ひなび」は入線していませんでした。橋上通路でしばらく待っていると、HB-E300系の「ひなび」が姿を現しました。




ここで、これから乗車する「ひなび」について簡単に紹介したいと思います。「ひなび」は、それまで「リゾートあすなろ」として使用されていたHB-E300系の2両編成を全面リニューアルし、2023年12月に営業運転を開始した観光列車です。2024年4月には、同じ「リゾートあすなろ」をリニューアルした観光列車「SATONO」もデビューしており、外観のカラーリングを除き、車内設備などはほぼ共通となっています。「ひなび」が双子の兄で、「SATONO」が弟といった感じでしょうか。ちなみに僕は、「SATONO」にはすでに乗車したことがあります。
「リゾートあすなろ」時代には、2両とも普通車でしたが、改造後、1号車はグリー車で2号車は普通車となりました。また外観は大きく変更され、白色をベースに赤色を配した、かつての盛岡色と呼ばれるカラーリングを取り入れたものとなっています。
また、「ひなび」は走行する路線が固定されておらず、盛岡ー釜石間での運転が多いものの、山田線では「ひなび宮古」として、また大湊線では「ひなび下北」として運行され、さらに「ひなび平泉」「ひなびさくら」「サクランボひなび」など東北各地でのイベントにあわせて運行されることもあります。ではここで、今回乗車する「ひなび釜石」号のダイヤを紹介します。

盛岡を発車後、次の停車駅である花巻までは東北本線を走り、花巻で進行方向を変えて釜石線に入ります。釜石線内では遠野を始めとするいくつかの駅に停車しますが、これは以前に運行されていた「SL銀河」の停車駅と同じです。終点の釜石までは約2時間40分の乗り鉄旅となります。
さて、列車は無事に盛岡駅を発車しましたが、ここでいきなりのおやつタイムです。実は盛岡駅で途中下車した際、駅構内にある「iwate tetoteto」という店舗でパン🍞を購入していました。「福田パン」という地元では有名な老舗のパンやさんだそうで、見た目はごく普通のコッペパンですが、シンプルながらも「あんバター」「いちごジャム」「バナナ」「カスタード」など、数えきれないくらい豊富な種類が用意されていました。その中から僕が選んだのは白桃🍑クリームのパンです。

早速、車内でいただきましたが、生地もふわっと柔らかく、ちょうどいい甘さの果肉入りクリームとの相性も抜群です。ホームの自販機で購入した「みっくちゅじゅーちゅ」とのあわせて美味しくいただきました。
車内の紹介
まだ紹介していませんでしたが、ここで「ひなび」の客室内を紹介したいと思います。僕が今回利用したのは、2号車の普通車指定席です。


車内は、昨日乗車した「リゾートしらかみ」の一般座席と同様に、2+2配置で回転リクライニングシートが並んでいます。モケット柄は鮮やかなオレンジ色ですが、座面は黒色で対照的な色使いです。他のHB-E300系と同様、シートピッチは1,200mmとなっており、特急形車両の普通車を超えるような、ゆとりある座席周りとなっています。

1号車よりの車端部には、車椅子対応用の座席と出入口付近のスペース確保のため、1人用座席があります。一般の利用者向けの指定券の発売は制限されており、「えきねっと」でシートマップを確認しても❎️となっていますが、あるタイミングになると開放されるため、一般の利用者でもこの座席を予約することができます。僕は今回、この座席を利用しました。昨日乗車したE6系のグリーン車の場合と同様、相席になる心配がないというメリットがあります。

「ひなび」には、運転席後方に展望スペースがあり、乗客はだれでも自由に利用できます。また、各座席にモバイルコンセントはありませんが、この展望スペースの隅には共用のコンセントが用意されています。前面展望を眺めようと展望スペースを独占することがないよう、お互いに譲り合って利用するように車内アナウンスがされていました。ちなみにグリーン車にある展望スペースには簡易なシートが設置されていますが、普通車の方にはありません。
なお、1号車はグリーン券を所持しない乗客が立ち入ることはできませんので、写真はありませんが、座席の種類や配置などは「SATONO」と同じです。
「SATONO」ではグリーン車を利用したことから、今回はあえて違う設備を利用しようと普通車を選んだものです。グリーン車はプライベート感が高く落ち着きがありましたが、普通車も開放的でこちらも居心地がいいです。ちなみに今日の乗車率と言えば、だいたい7割くらいといったところでしょうか。
主な停車駅の紹介
それでは、「ひなび」の途中停車駅での様子をお伝えしたいと思います。「リゾートしらかみ」もそうでしたが、「ひなび釜石」でも途中駅でのおもてなしやお見送りなどといったイベントはありません。
花巻駅
最初の停車駅は花巻駅です。東北新幹線の停車駅は新花巻なので、花巻は在来線のみ発着する駅となります。この駅で進行方向が変わるため、停車時間が長めに設定されています。せっかくなのでホームで降りて写真撮影を楽しみました。


花巻から乗車される方もいらっしゃいましたが、普通列車と勘違いして乗車される方も多いようで、車掌さんは全車指定席であることを繰り返し案内していました。
新花巻駅
花巻から先は1号車が先頭になるため、停車中に座席を回転させておきました。次に停車するのは新花巻駅です。

もちろん、新幹線からの乗り換えのために停車する駅です。と言っても釜石線の新花巻駅は1面1線のいわゆる棒線駅で、一見すると新幹線との乗換駅という感じがしません。周囲には田園風景が広がっており、新幹線用の立派な駅舎とのギャップが大き過ぎます。新花巻駅からも、数名の方が乗車されてきました。
遠野駅
土沢、宮守と停車し、列車は釜石駅に到着しました。釜石線の途中駅としては最も大きな駅で、みどりの窓口のある有人駅です。ここで「ひなび」は20分くらい停車しますので、トイレ休憩や駅の売店で飲み物などを購入することもできます。時間があったので、駅舎の外に出てみました。

2年前のツアー旅行で「SL銀河」に乗車した際には、遠野駅での停車時間を利用して昼食を食べに行ったことがありますが、今回はそこまでゆっくりできる時間はありません。
遠野と言えば、やはり河童ですね。いたるところに河童が描かれています。駅の売店を見てみると、いろいろな河童グッズが売られていました。


再び「ひなび」に乗車したところで、そろそろ昼食をいただくことにします。今日は車内で駅弁をいただこうと思って、盛岡駅で購入しておきました。盛岡駅ではどのお弁当🍱にしようか迷いましたが、ちょっと贅沢をして「海女のうに弁当」を選びました。白飯の上にうにが盛り付けられており、豪華で食欲をそそります。もちろん美味しくいただきました。1人座席は、隣の方に気を使うことなく食事もしやすいのがいいですね。

お腹が満たされたところで車窓に目を向けると、釜石線は人家もないような緑に囲まれた場所を走行しています。そして上有住駅から陸中大橋駅にかけてはオメガループ線があり、陸中大橋に向けて走行中の車内からは、これから走る陸中大橋から先の路線を見ることができます。


釜石駅
そして「ひなび」は終点の釜石駅に着きました。釜石駅は釜石線の終着であり、三陸鉄道リアス線の途中駅でもあります。以前は山田線の終着でもありましたが、宮古ー釜石間は東日本大震災により大きな被害を受けて不通となり、復旧に際しては当該区間が三陸鉄道に移管されたという経緯があります。



「ひなび」は途中の遠野駅で下車される方は多いですが、終着の釜石まで乗車される方も少なくないようです。初めての「ひなび」での乗り鉄旅、とても楽しかったです。
釜石駅から快速「はまゆり」に乗車
釜石からは釜石線を折り返して新花巻に戻ります。次に乗車する快速列車の発車までまだ時間があるので、駅前を見て回りました。今日は思っていた以上に暑いです。6月になったばかりでまだ梅雨入りもしていない時期に、この暑さは想定外でした🥵。七分袖のシャツを着て来ましたが、半袖のTシャツ1枚で十分なくらいです。思わず近くにコンビニでアイスを買ってしまいました。ちなみに駅前はこんな様子で、下の写真で右の建物が釜石です。さらにその右側に三陸鉄道の釜石駅も見えます。

さて、釜石駅から乗車するのは快速「はまゆり」です。東北地方には、大湊線の快速「しもきた」、山田線の快速「リアス」など愛称が付けられた快速列車があり、釜石線を走る快速「はまゆり」もそのひとつです。中でも「はまゆり」は1日あたり上下3本が運転され、さらに指定席車が連結されているという豪華っぷりです。それほど運転本数の多くない地方のローカル路線で、なぜ指定席の設定があるのか、不思議に思ってしまうのですが、どうやらこの快速列車が過去に運転されていた急行「陸中」の格下げにより誕生したことが背景にあるようです。


こちらがこれから乗車する快速「はまゆり」です。全3両編成で、1号車と2号車が自由席、3号車が指定席です。指定席である3号車はラッピング車両となっていました。詳しいことは分かりませんが、芸術作品のような外観で、赤を基調とした車両と青を基調とした車両の2種類あり、ともに「はまゆり」用として使用されているようです。
僕は今回、指定席を利用することにしましたので、この3号車に乗車します。自由席でもほぼ確実に着席できることは分かっていましたが、せっかくの機会なので、こちらを選びました。車内に入ると、回転リクライニングシートが並んでいます。座席設備として、自由席のロングシートやボックスシートと差別化を図っているのかと思いましたが、よく見ると自由席である2号車も同じ回転リクライニングシートとなっていました🤔。自由席であっても座席設備に違いはなく、ほぼ確実に着席できるため、正直言って、わざわざ指定席を利用するメリットはないのかもしれません。

1号車側の車両はラッピングのない通常のキハ110系です。釜石線内で3両編成というのはオーバースペックのような気もしますが、花巻ー盛岡間で東北本線を走行するため、このくらいの両数にしているんでしょうかね。
列車は釜石駅を出発しました。僕は新花巻まで乗車するので約1時間40分の乗車となります。ここで、指定席車である3号車の車内の様子を紹介します。


紫色のモケット柄で、通路側と窓側の座席の間に肘掛けはありませんが、背面テーブルは用意されています。側窓にはカーテンもあり、快速列車としては十分な客室です。僕と同じように釜石駅から乗車されたのは10人もおらず、乗客はまばらです。その分だけ周囲に気を使うこともないため、ゆったりと利用することができました。ちなみに車端部にはトイレ設備もありますので、長距離での乗車時にも安心です。
そして列車は、新花巻駅に到着しました。新幹線乗り換え駅ということで、まとまった下車がありました。最後にもう一度、ラッピングされたキハ110系を撮影しておきました。

新花巻駅は、新幹線と在来線が完全に分かれており、在来線⇔新幹線の乗り換え改札はありません。「はまゆり」を下車した後、地下通路を通って新幹線ホームのある駅舎に移動しました。
新花巻駅から東北新幹線に乗車
新花巻駅の新幹線側の駅舎です。新花巻駅は、水沢江刺駅とともに、新幹線では全国初となる地元全額負担の請願駅なんだそうです。東海道新幹線では、新富士、掛川、三河安城の3駅が請願駅として知られていますが、それよりも前にできた駅なんですね。

駅の中には、お土産物やさんなどがあり、ここで少し買い物をしました。僕は今回の旅行でSuicaを積極的に利用しており、お札や小銭を渡したり釣り銭の受け取りがなく便利ですが、現金で支払いをされる方も多く、レジが混雑していました。買い物を終えたところで、新幹線の改札を入ります。

乗車するのは、「はやぶさ」110号の東京行きです。「はまゆり」を下車してちょうどいい時間に新花巻に停車する「はやぶさ」号があってよかったです。車両はE5系単独だと勝手に思い込んでいましたが、実際にはE5系+E6系の17両編成でした。座席を指定する際にシートマップで空席状況を確認したところ、全体的にE5系の方は混雑していますが、E6系の方は余裕があるようです。僕は乗車したかったE5系の車両を指定しました。

新花巻駅の新幹線ホームは、フェンス付きのブロック塀で区切られており、通行できるスペースは狭くなっています。乗降客数が多いと対応できないと思いますが、実際には特に支障はないのでしょうね。ホームの通路側から入線するE5系を撮影してみました。

ホームドアが開き、車内へと入ります。往路では、秋田までグリーン車で贅沢をしましたが、復路は普段どおりに普通車です。座席は3+2配置となっており、だいたい2人掛けの窓側座席(E席)から指定が埋まっていきます。僕が指定券を購入する際、すでにE席がすべて完売となっている号車もありましたが、先頭車両に近い車両であればまだ空席があったので、今回は3号車に乗車しています。
「はやぶさ」110号は、仙台までの新幹線各駅に停車するタイプで、新花巻発車後もこまめに停車していきます。盛岡ー仙台間を無停車で走行する、「はやぶさ」号であれば、同区間の所要時間は40分くらいですが、今回乗車した「はやぶさ」号では1時間10分以上かかります。同じ「はやぶさ」号で差がありすぎですね。

場所はどこだか分かりませんが、窓からきれいな夕陽が見えました。列車は東北地方から関東に入り、大宮、上野に停車して終点の東京に到着しました。

東京駅では、ここまで乗車してきたE5系を撮影しました。メタリック系の常盤グリーンが輝きを放ち、日中とはまた違った車体の美しさが感じられます。この角度から撮影すると、E5系最大の特徴であるロングノーズが際立ちますね。
東京駅から東海道新幹線に乗車
東京からは「ひかり」号と「こだま」号で豊橋に戻ります。ここまでいくつかの列車を乗り継いできましたが、いよいよ今回の乗り鉄旅で乗車する最後の列車となります。東京駅から乗車するのは19時30分発の「ひかり」661号です。発車標にあるとおり、この「ひかり」号は豊橋駅に停車しないため、浜松駅で後続の「こだま」号に乗り継ぎます。最近よく利用するパターンで、僕としては是非とも「ひかり」661号の停車駅に豊橋駅を追加して欲しいところです。

16番線に列車が入線してきました。N700aですね。往路では自由席としましたが、この時間帯の「ひかり」号は混雑することが多いため、指定席を利用することにしました。自由席のように早くから列に並ぶ必要がないため、ホーム上を移動して先頭車両を撮影することもできました。

定刻より少し遅れて、「ひかり」661号は東京を発車しました。やはり乗客が多いようで、僕も東京発車時点から相席ですが、やむを得ませんね。そう言えば、今日はまだ夕食をいただいていません。そのため、先ほど東京駅構内にある「駅弁 祭」で、お弁当を購入しておきました。発車早々ではありますが、お腹が空いたので、お弁当をいただくことにします。新幹線の車内で食べるお弁当は旅情があって、なかなか楽しいものです。

いただくのは、牛たん味くらべ弁当です。つい先ほど仙台を通ってきたばかりですが、東海道新幹線の車内で仙台の味をいただきます。僕は牛肉🐂を使った料理が好きですが、中でも牛たんは大好物です。一度、仙台で本場の牛たんを食べてみたいと思っていますが、まだ実現していません。
満腹になったところで少しウトウトしていると、静岡駅に到着しました。隣の通路側に座っていた年配の男性は静岡で下車されました。そして次の浜松駅に停車し、僕もここで乗り換えです。浜松駅で「ひかり」号を下車される方は多いですね。

浜松駅からは、名古屋行きの「こだま」751号に乗車します。「ひかり」661号が発車すると、同じホームに直ぐに「こだま」751号が入線してきます。なるべくホーム上を移動しなくて済むよう、「ひかり」号で利用した号車に近い号車で指定席を購入しておきました。そして豊橋駅に無事に到着し、長かった今回の乗り鉄旅は終了です。天候にも恵まれ、ゆったりとそしてちょっと贅沢な旅となったことに感謝です。
乗車券類の紹介
最後に、2日分の乗車券類をまとめて紹介します。普通乗車券、企画乗車券、特急券、指定席券といった多くのきっぷを使用しました。JR東海のスマートEXやJR東日本の新幹線eチケットはICカードで乗車できますが、いつものように発券して乗車しました。


豊橋から東京までの乗車券・新幹線自由席特急券と、東京都区内から秋田を経由する新青森までの乗車券です。新青森までの乗車券は「JRE BANK優待割引券」を利用して購入しており、券面に[東・優4割]の印字があります。どうやらJR東日本の株主優待を利用して購入する場合と共通の印字内容となるようです。


次は、秋田までの新幹線特急券・グリーン券と、「リゾートしらかみ」の指定席券です。新幹線特急券・グリーン券も「JRE BANK優待割引券」を利用しているため、割引の印字がされています。「リゾートしらかみ」はいわゆる観光列車向けの指定席料金が適用されるため、乗車日にかかわらず840円です。さすがにこのねだんで「JRE BANK優待割引券」を利用するのはもったいないので、正規料金で購入しています。


新青森駅では、盛岡まで乗車するための乗車券・新幹線特定特急券を購入しました。この特定特急券ですが、どうやら「えきねっと」では購入できないようです。ちなみに新青森ー盛岡間について言えば、特定特急券を購入するよりも、「新幹線eチケット」のトクだ値1(10%割引)やトクだ値14(30%割引)のほうが安くなります。僕もトクだ値のきっぷが欲しかったのですが、すでに完売だったので、特定特急券にしました。やはり旅行は早く決めて、早く乗車券類の手配をした方がいいですね。
もうひとつは、先に紹介した「いわてホリデーパス」です。今回はフリーエリアのうち東北本線の一部と釜石線の往復のみ乗車しますが、それでもトータルではこの企画乗車券の方がおトクと計算して利用することにしました。例えば大館から気仙沼まで移動するとした場合、片道だけでも半額以下で乗車することができるため、利用区間によっては利用価値は高いと思います。


釜石まで乗車した「ひなび」と、折り返して新花巻まで乗車した「はまゆり」の指定席券です。「ひなび」は「リゾートしらかみ」と同様、観光列車向けの指定席料金が適用されており、一方の「はまゆり」は通常の指定席料金です。こちらも金額的に「JRE BANK優待割引券」を利用するのはもったいないので、正規料金で購入しています。




最後に紹介するのは、新花巻から乗車した東北新幹線と、東京から乗車した東海道新幹線の乗車券・新幹線特急券です。新花巻から東京まで乗車した「はやぶさ」号の「新幹線eチケット」に「JRE BANK優待割引券」を適用しました。東京から豊橋まではスマートEXで、浜松乗り換えのため別に指定券2枚が発券されています。今回はあわせて、12枚もの乗車券類を使用しました。
さて、今回の秋田・青森・岩手を巡る東北ぐるっと乗り鉄旅の紹介は、以上のとおりです。2日間にわたり、本当に鉄分満載の旅行となりました。そしてちょっと疲れました😓。これからは、ジメジメした梅雨シーズン☔となりますが、早くも次の旅行計画を立てているところです。今夏も暑さに負けず元気で過ごしたいと思う、今日この頃です。