レン鉄★気ままな乗車記

乗り鉄&きっぷ鉄の管理人が、備忘録を兼ねてブログに綴っていきます。

乗り鉄&きっぷ鉄っぽい管理人が、乗り鉄旅行とそこで使用したきっぷを思うがままに記録したブログです。
どうぞ、お付き合いください。
 

飛騨高山までの日帰り旅

 高山本線は、岐阜駅と富山駅との間を結ぶ全長約225kmの地方交通線で、途中の猪谷駅以南はJR東海の管轄、以北はJR西日本の管轄となっています。高山本線には特急「ひだ」が設定されており、一部は大阪駅発着や富山駅発着となっていますが、名古屋駅高山駅間での運用が中心となっており、車両はすべてJR東海キハ85系が充当されています。

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ひだ号で使用されているキハ85系名古屋駅高山駅 2019/12/1

 僕は、これまでにもキハ85系には何回か乗車したことがありましたが、すべて普通車だけで、グリーン車を利用したことがありませんでした。キハ85系には普通車合造の半室グリーン車(キロハ)と全室グリーン車(キロ)の2種類があり、配置やシートピッチが異なっています。

 どちらのグリーン車が連結されているのかを事前に見分けるのは簡単で、全室グリーン車富山駅方に10号車が連結されている編成に組み込まれています。狙うのは当然3列配置のキロで、さらに1列目は前面展望が楽しめるとあって、10号車1番C席を確保すべく、1ヶ月前から準備を進めました。

 ちなみに今回の旅行では、「冬こそ飛騨路 日帰り1day 高山」という旅行商品を利用することにしました。期間限定ではありますが、名古屋駅高山駅間の普通車指定席が往復4,800円で、さらに片道当たり500円の追加でグリーン車指定席が利用できるというものです。

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 実際に利用した乗車票です。もちろん復路用のものが別にありますが、内容的には同じものになるので、往路用だけを掲載しました。こちらの要望どおりに座席を確保してくれたJR東海ツアーズの方には感謝しています。

 当日は好天の日曜日で、首都圏や関西圏からの乗り継ぎも可能な時間帯の列車でしたが、実際のグリーン車乗車率は40%以下といったところでした。秋の紅葉が楽しめる行楽シーズンを終え、利用が一時的に冷え込む冬季の需要喚起の意味合いもあるとは思いますが、名古屋駅高山駅間の運賃+指定席特急料金が片道6,140円(通常期)のところ、往復でこの価格は破格としか言いようがありません。