レン鉄★気ままな乗車記

乗り鉄&きっぷ鉄の管理人が、備忘録を兼ねてブログに綴っていきます。

乗り鉄&きっぷ鉄っぽい管理人が、乗り鉄旅行とそこで使用したきっぷを思うがままに記録したブログです。
どうぞ、お付き合いください。
 

「北陸おでかけパス」を使った北陸横断乗り鉄旅(1)

 青春18きっぷを使った乗り鉄旅は、目的地や路線をいつでも自由に設定・変更することができるため、僕のような気ままな乗り鉄にとっては、とても使いやすいきっぷです。とはいえ、そのメリットを最大限に活かすためには、あらかじめ詳細な行程を組み立てておく必要があり、さらに必要な指定席券や、一部区間で新幹線や在来線特急に乗車する場合には事前に特急券も確保しておかなければなりません。こうした行程を組み立てるのは、色々と想いを廻らし楽しい反面、時間調整に苦労することもあり、希望する複数の列車に乗り継ぐことができる行程が完成した時には、思わず誰かに自慢したくなるほど嬉しいものです。

 そして夏季の青春18きっぷ1回目に向けては、前々から乗り継いでみたいと思い描いていたルートを実際に乗車してみようと思い、次のような行程を作成しました。

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 「青春18きっぷ」と「北陸おでかけパス」をメインにして、その他に上越新幹線も利用するルートです。長岡ー直江津間は特急を利用するため別に乗車券を購入し、北陸おでかけパスの範囲外となる長浜ー米原間も特急乗車区間に含まれるため乗車券の購入が必要となります。なお、「北陸おでかけパス」は、別に特急券を購入すれば特急列車にも乗車可能なため、途中で七尾線にも足を伸ばして特急列車に乗車し、その後、金沢から特急で米原まで南下します。上の図では豊橋ー金山間の時刻を掲載しましたが、最寄りの某駅から約23時間の乗り鉄旅となります。

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 これが今回使用した「北陸おでかけパス」です。土日祝日限定ですが、JR西日本のフリー区間の他、IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道、えちごトキめき鉄道(市振~直江津間)、のと鉄道(七尾~和倉温泉間)が1日乗り放題のフリータイプのきっぷです。

 乗車日の1ヶ月前から3日前までの発売で、当日の購入はできません。「e5489」であらかじめ予約をしておけば、みどりの券売機で乗車日に受け取ることが可能ですが、今回は利用を開始する直江津駅での受け取りができないため、事前に米原駅の窓口で購入しておきました。

 また、豊橋ー東京間はムーンライトながら号、大宮ー長岡間は上越新幹線「とき」を利用します。ムーンライトながらの指定席券は「e5489」を利用し、上越新幹線は乗車券つきの「お先にトクだ値35」を手配しました。お先にトクだ値の設定がある区間を乗車する場合には、いつも利用させてもらっています。

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  さて、長岡までの乗車記の紹介はすっ飛ばして、長岡ー直江津間で乗車したE653系1100番台の特急「しらゆき」の紹介です。E653系は以前にも乗車したことがありましたが、1100番台は初めてです。シートモケットがE7系新幹線に合わせたタイプに変更されているものの、車内設備は基本的に共通のようです。とはいえ、外観に様々なバリエーションがあると、同じ形式の車両でもついつい乗車してみたくなるのが乗り鉄の性です。列車の愛称名に相応しい、白地に紫紺と朱赤のデザインがとても似合っています。

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しらゆき号に使用されているE653系直江津駅 2019/8/4

 ちなみに乗車券と特急券は「えきねっと」であらかじめ確保しておきました。

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 実際に乗車してみると、自由席にも十分な空席があり、必ずしも指定席とする必要はありませんでしたが、必ず着席できるという安心感には代えがたいですよね。

 >>(2)に続く