レン鉄★気ままな乗車記

乗り鉄&きっぷ鉄の管理人が、備忘録を兼ねてブログに綴っていきます。

乗り鉄&きっぷ鉄っぽい管理人が、乗り鉄旅行とそこで使用したきっぷを思うがままに記録したブログです。
どうぞ、お付き合いください。
 

2つの観光列車に乗車する宗谷本線乗り鉄旅(2)

 前回の記事からの続きです。

 昨日はホテルドーミーイン稚内で、最上階にある天然温泉 天北の湯を堪能しました。内湯だけかと思っていたら露天風呂もあり、泉質まではよく分かりませんが、大きな湯船の気持ちいいお湯でした。そして入浴後には、無料でいただけるアイスキャンディもしっかりいただき、ゆっくりと休みました。

 そして2日目の朝を迎えました。朝食はバイキング形式となっていますが、ドーミーインには“ご当地メニュー”というものがあり、稚内では海鮮メニューが提供されています。また、小鉢の一品料理も充実しており、いろいろな種類のおかずを少しずつ楽しむことができます。

 盛り付け方がきれいではありませんが、酢飯の上にサーモンやニシンの切り身、ホタテをのせて、さらにその上からイクラをかけてみました。朝食ということで量は少な目にしましたが、食べられる方であれば、大きな茶碗に思いっきりイクラをのせたイクラ丼にすることもできます。小鉢は温泉たまごと松前漬、和え物をチョイスしました。他にもバイキングらしい料理が揃っており、プレートやお皿いっぱいに盛り付けている方も見えました。

 さて、ここから宗谷本線乗り鉄旅の2日目がスタートします。行程的には昨日と同じ線区を反対方向から乗車するものになりますが、昨日は乗車していない観光列車に乗車できるため、非常に楽しみです。それでは、期待の2日目の様子をお伝えしたいと思います。

 

 

稚内駅から急行「花たびそうや」に乗車

 外はあいにくの雨模様☔です😢。今日は場所によって、降ったり止んだりの天気になりそうです。せっかくの乗り鉄旅なので、すっきり晴れ☀てほしいのですが、こればかりはどうしようもありません。今日は稚内から旭川まで急行「花たびそうや」号に乗車します。「花たびそうや」号は人気が高く、指定券も発売直後に完売してしまうほどです。今回は1か月前の指定券発売日に“10時打ち”をしてもらい、何とか指定券を確保することができました。普段なかなか乗車する機会の少ない観光列車に乗車することができるということで、天気に関係なく宗谷本線の乗り鉄旅(復路編)を楽しみたいと思います。

 まず初めに急行「花たびそうや」号の紹介です。「花たびそうや」号はJR北海道が5月中旬から6月上旬にかけて運行する臨時急行列車です(最近のJRで急行という種別はほとんど観光列車ですね)。2020年春に初めて運行されることが発表されましたが、新型コロナウイルス感染症の影響によって指定券発売前に中止が決定され、2021年春も北海道全域を対象にした緊急事態宣言が発出されたことから、直前になって運休となってしまいました。そして迎えた昨年春には、三度目の正直ということで無事に運行されることになり、大変な賑わいをみせたようです。

 僕も以前から「花たびそうや」号のことは知っていましたが、旭川稚内間で運転される列車ということで、簡単に訪れることはできません。そのため、気にはなるものの実際に乗車してみようとは考えていなかったのですが、久しぶりに北海道での乗り鉄旅を楽しみたいという気持ちが高まり、思い切って乗車してみることにしました。

 次に「花たびそうや」号の今年の運転日ですが、5月13日(土)から6月4日(日)までの土日の計8日間で、土曜日には旭川稚内行の下りが、日曜日には稚内旭川行の上りが運転されます。僕が乗車するのは稚内旭川行の上り列車で、その運転時刻は次のとおりです。

 稚内から旭川までの乗車時間は約6時間10分で、かなりの長時間での運行となります。この列車は、宗谷本線の魅力を活かし、沿線自治体の方々と協力しながら運転されるもので、各停車駅ではご当地キャラによるお出迎えや地域の特産品の販売などがあります。そのため、長めの停車時間が確保されていることから、特急列車よりも2時間以上長い時間をかけて宗谷本線を走破します。

「花たびそうや」車両を紹介

 次に、急行「花たびそうや」号の車両を紹介したいと思います。

花たびそうや号で使用されているキハ40形気動車:剣淵駅他 2023/6/4

 「花たびそうや」号はキハ40形気動車4両で運行されています。昨年は3両で運転されていましたが、今年は1両増えて4両となり、座席数も増加しました。車両は「山紫水明」シリーズの2両で「北海道の恵み」シリーズ2両を挟み込むように組成されており、全車指定席ですが、このうち3号車は乗客が自由に利用できるフリースペースとなっていました。

1号車「紫水」号

 上り列車の最後尾は1号車で、車両は「山紫水明」シリーズの「紫水」号です。停車時間を利用して何枚か撮影しましたが、1枚目は稚内駅出発前で、2枚目は和寒駅停車中です。その名のとおり紫色のボディカラーで、車内の座席のモケットにも同じ紫色の柄が使われています。観光列車らしい車内といった感じでした。

2号車「道東 森の恵み」号

 2号車は「北海道の恵み」シリーズの「道東 森の恵み」号です。自然豊かな北海道の地をイメージさせる明るい緑色のボディカラーです。1枚目は士別駅、2枚目はドアカットされている剣淵駅、3枚目は比布駅で撮影しました。車内は「山紫水明」シリーズの車両と同等の設備ですが、座席は柄のない無地のモケットとなっています。

3号車「道北 流氷の恵み」号

 こちらは「北海道の恵み」シリーズの「道北 流氷の恵み」号です。黄色をベースに氷や海を連想させる白色や水色の絵柄が可愛らしい外観です。1枚目は小雨の中を豊富駅で、2枚目は一転して青空の下の比布駅で撮影したものです。車内は他の車両と異なりテーブルが設置されていません。食事などには不便でしょうが、その分だけボックス内が広く見えます。

4号車「山明」号

 旭川方の先頭車両である4号車で、車両は「山紫水明」シリーズの「山明」号です。2号車と比べると深みのある緑色のボディカラーとなっています。1枚目は発車前の稚内駅で、2枚目は幌延駅で撮影しました。「紫水」号と対をなすよう、車内の座席は青緑系統のモケット色となっています。

「花たびそうや」各停車駅でのおもてなし

 「花たびそうや」号は、沿線の魅力を活かした鉄道活性化のシンボルとして運行されており、地域の方々の協力なくして運行できるものではありません。地域に根付いた鉄道路線をこの先も末長く存続させたいと願うのは、沿線自治体として当然のことです。ただし、JR側の事情として、利用者が極端に少ない路線については、その存続意義について議論しなければならないというのも理解できます。こうした立場の異なる両者が力を合わせ、活性化に向けた取り組みとして観光列車を運行するのは、実に素晴らしいことだと思います。

 そのため、沿線自治体の「花たびそうや」号に対する思い入れは強く、各停車駅ではそれぞれの自治体が趣向を凝らしたおもてなしを実施していました。旅の途中で雨足が強まり、傘なしでは車外に出られないような駅もありましたが、いくつかの駅でおもてなしの様子を撮影しましたので紹介したいと思います。

稚内

 稚内駅では、間宮林蔵をモチーフにした「りんぞうくん」と「出汁之介」というゆるキャラが出発を見送ってくれました。「出汁之介」とは、名産の利尻昆布にちなんたキャラクターでしょうかね? 駅長さんと並んだ2人は手旗を持ってくれています。

豊富駅

 南稚内の次の豊富駅では、約10分の停車時間がありました。ホーム上では法被姿の観光協会の方と、ホルスタイン柄の「とよとみくん」が乗客を迎えてくれました。常にニコニコ顔で、サロペットジーンズがポイントですね。

幌延

 幌延駅では、駅の改札を出てみました。天井からは「花たびそうや」のタペストリーが飾られています。幌延はトナカイの里であることをPRしており、ホーム上にはトナカイ観光牧場のキャラクター「ホロベー」がいました。また、駅舎内の待合スペースにはブルーポピーのマスコットである「ブルピー」もいました。どうして「ブルピー」は「ホロベー」と一緒にホーム上に出てこないんだろうと思っていたら、時間差で出てきました。

 そして駅の一端には、本物のトナカイもお出迎えしてくれました。なかなかトナカイを実際に見る機会はなく、僕も初めてのような気がします。脚が細い割には蹄は大きく、立派な角も生えています。でも、「ホロベー」のように鼻は赤くありませんでした。

美深駅

 次に紹介するのは美深駅です。かつてはこの駅から国鉄美幸線(美深⇔仁宇布間)が分岐していましたが、1985年に廃止され、現在はその路線の一部が観光トロッコ用に使われているそうです。

 この駅では、特産品のかぼちゃをイメージした「びふかくん」と「みみちゃん」が仲良く満面の笑みで手旗を振ってくれています。ちなみに「びふかくん」のネクタイと「みみちゃん」のカバンはチョウザメなんだそうです。可愛い2人に癒やされました。

名寄駅

 名寄駅は、全列車が停車する宗谷本線を代表する駅のひとつです。ホームには名寄市観光キャラクターの「なよろう」が待っていました。愛くるしい顔をしているので女の子だと思っていたのですが、名前からすると男の子なのかもしれません。頭には2本の稲穂がデザインされており、おもちと星が大好きなんだそうです。普段は天体観測用に望遠鏡を持っているようですが、今日は「花たびそうや」の手旗を持っての出迎えです。

士別駅

 士別駅では、羊のまち「サフォークランド士別」をPRするゆるキャラ「さほっち」が緑の法被姿で登場です。最初は何の動物だか分かりませんでしたが、サフォーク種という食用羊をイメージしたものだそうです。うーん、羊と言えば、白色の毛に覆われたモコモコの姿を思い浮かべますが、サフォーク羊は黒い顔が特徴だということで、このゆるキャラのとおりです。でも、食用と聞くとちょっと切ない感じもしてしまいます。

比布駅

 お次は比布駅です。北海道にはアイヌ語に由来するちょっと変わった地名がありますが、「ぴっぷ」という読み方もなかなか意表を突かれた感じです。比布駅では、“イチゴがスキーを滑る”という「スノーベリーちゃん」が出迎えてくれました。比布町はスキーの町であると同時に特産品はイチゴで、これらを組み合わせたキャラクターが「スノーベリーちゃん」です。頭のヘタが帽子のようで、真っ赤な顔もよく目立ちます。比布駅は新しいきれいな駅舎で、待合室を兼ねた交流スペースにはカフェカウンターが併設されているそうです。「花たびそうや」の運転日ということもあってか、この日はイチゴを使用したデザートが販売されていました。

旭川駅

 旭川駅では、「花たびそうや」の大きな横断幕で列車の到着を歓迎してくれました。しばらく小さな駅ばかりを見続けてきたので、旭川駅が非常に大きく感じると同時に、何故か「帰ってきたな~」という思いがよぎりました。僕はこの後、札幌行きの特急列車に乗車するため、到着するとすぐに移動してしまいましたが、まだまだ「花たびそうや」との別れを惜しむ方々が記念撮影をしたりしていました。約6時間10分にわたって宗谷本線を走行してくれたキハ40形気動車や、楽しい時間を提供してくれた沿線自治体の方々に感謝しながら、今回の「花たびそうや」での旅を終えることになりました。

本日の昼食は「スタミナステーキ丼」

 時間が前後してしまいますが、今回乗車した「花たびそうや」では、途中停車駅でお弁当の販売がありました。「スタミナステーキ丼」や「野菜パエリア弁当」など、地元産の食材を使ったオリジナル弁当で、事前にインターネットで予約しておけば天塩中川駅停車中にホームで受け取ることができます(実際には予約していなくても購入できる当日分があったようです)。僕も「花たびそうや」に乗車する際の昼食をどうしようかといろいろ考えましたが、せっかくなのでこの弁当を頼んでみようと思い、「スタミナステーキ丼」を注文しておきました。天塩中川駅到着時はかなりの雨でしたが、ダッシュで弁当を受け取りに行き、無事に昼食を確保できました。雨の中で財布を取り出して現金を準備するのは面倒なので、事前に予約しておいて正解でした。

 今回は車内で「スタミナステーキ丼」をいただきます。道の駅なかがわで製造されたもののようです。ご飯の上にカットされたステーキがのせられており、大きなソーセージ2本も隠れています。見た目は茶色っぽくて地味目のお弁当ですが、味はなかなかグッドです。お肉もジューシーで食べ応えがありますが、ソーセージが非常に美味しく、これだけを何本も食べたいくらいです。スパイシーという訳ではなく、ピリ辛でもないのですが、とにかく噛めば噛むほど旨味が広がるような感じで最高の味わいでした。これも「花たびそうや」のいい思い出のひとつです。

乗車券類を紹介

 長々と「花たびそうや」について紹介してきましたが、最後に乗車券類と乗車証明書を紹介します。

 左は稚内旭川の片道乗車券です。出発前には用意していなかったので、前日に稚内駅で購入しました。長距離となるため、思った以上に高額です😅。往路で同区間を「サロベツ」に乗車した際には“えきねっとトクだ値”を利用したため、特急料金込みで4,440円だったものが、復路は片道乗車券だけで5,940円です。往路と復路で完全にねだんが逆転していますが、稚内旭川間の片道で利用できるお得なきっぷ類はないようなので、仕方ないですね。

 車内では乗車証明書をいただきました。プラスチック製のカード型で、これまでになかったタイプの乗車証明書です。これとは別に名刺サイズのカードもいただきました。紙の裏には停車駅ごとの到着時間と発車時間が一覧になって印刷されていました。乗車中に次の駅での停車時間が一目で分かるため、これはなかなか実用的で便利です。

 

旭川駅から特急カムイに乗車

 今回の乗り鉄旅のメインである急行「花たびそうや」での旅を無事に終え、ここからは昨日とは逆の行程で新千歳空港に向かいます。まず旭川から乗車するのは特急「カムイ」号です。往路は「ライラック」号に乗車したので、復路は別の特急に乗車しようと「カムイ」を選びました(時間的にもちょうどよかったです)。「ライラック」と同様、4年前の北海道乗り鉄旅の際にも乗車しているので、今回が2回目の乗車となります。車両は789系1000番台です。

カムイ号で使用されている789系1000番台:旭川駅 2023/6/4

 旭川駅で撮影した発車前の特急「カムイ」号です。旭川が始発ということで、「花たびそうや」が到着した際には、すでに入線していました。車両の基本的な形状は0番台とそれほど違いはありませんが、シルバーメタリックのボディにライトグリーンとラベンダーバイオレットのラインが引かれたデザインが特徴的で、金属を削り出したようなシャープでクールな北海道らしい印象です(4年前の記事でも同じことを書いたような気がしますが…)

 789系1000番台は「カムイ」号のほか、「すずらん」号で使用されることもあり、「すずらん」号で使用される785系と同じく4号車が「uシート」となっています。僕ももちろん「uシート」の指定席を利用しました。「ライラック」号は5両編成で、4号車の指定席以外は自由席となっており、最近の特急にしては珍しく自由席が多く設定されています。札幌ー旭川間は1時間30分程度のため、指定席よりも自由席の方が需要が高いのかもしれません。実際に乗車していると、僕が乗車した指定席はかなりの乗車率で、観光客だけでなく、部活動で札幌から遠征してきた高校生と思われるグループも乗車しており、都市間輸送を担っている特急であることがよく分かりました。自由席には立ち入っていないため、車内の様子は見ていませんが、車内放送によると満席だったようです。

 今回利用した「uシート」の車内です。2+2配置で回転リクライニングシートが並んでおり、一見すると自由席車両と「uシート」の指定席車両の違いが分かりにくいかも知れませんが、側窓はグリーン車両のように1列につき1窓となっており、シートピッチも広めに設定されているようです。また、モバイルコンセントも用意されており、こういった設備面で自由席との差別化が図られています。

 今回使用した乗車券と特急券です。「カムイ」と「ライラック」は同一区間を走行する特急列車であるため、“えきねっとトクだ値”でも同じ割引率で設定されています。

 

札幌駅から快速エアポートに乗車

 実をいうと、特急「カムイ」号の車内では爆睡してしまい、気が付けば札幌に到着する少し前でした。今日は朝が特に早かったわけではありませんが、僕は枕が変わるとどうも睡眠が浅くなりがちなので、おそらくその影響ですね。

 札幌からは今回の乗り鉄旅で最後となる新千歳空港行きの快速「エアポート」に乗車します。往路は733系で、復路はどちらになるだろうと思っていると、721系が入線してきました。僕の中で快速「エアポート」のイメージは721系ですし、せっかくなら往路で乗車していない721系の方に乗車したかったので、よかったです。

快速エアポートで使用されている721系:札幌駅 2023/6/4

 僕は4年前の北海道乗り鉄旅の際にも快速「エアポート」を利用し、721系にも乗車していますが、当時の記事を読み返すと、なぜか快速「エアポート」の写真を撮影していなかったようです。当時は特急列車ばかりを追いかけていたので、わざわざ快速列車を撮影しなかったのかもしれません。733系の場合、自由席はロングシートとなっていますが、721系は転換クロスシートとなっているため、自由席に乗車するのであれば圧倒的に721系の方が快適です。一方、指定席の「uシート」はどちらも回転リクライニングシートということで違いはありません。ただし721系の「uシート」は窓枠と座席位置が必ずしも一致しておらず、車窓を眺めるには不向きな席もあります(ちなみに僕の座席は窓枠に邪魔されることはありませんでしたが、窓ガラスが汚れており、外の景色も曇った感じでしか見られませんでした😢)。

 こちらが今回乗車した721系の「uシート」の車内です。往路で乗車した733系の車内とは随分と雰囲気が違います。んっ?「uシート」のモケット色ってこんな派手な赤と青でしたっけ?

 帰りの快速「エアポート」の乗車券と指定券も、乗車直前にえきねっとで購入しました。復路の快速「エアポート」は往路以上に空席が多く、座席も選びたい放題です。快速「エアポート」は運転本数が多いため、特定の列車に乗客が集中しにくく、うまい具合に乗客の分散化が図られているのでしょうかね。

 

新千歳空港から中部国際空港まで航空機に搭乗

 新千歳空港ではお土産物を購入して、ついでに夕食もいただくことにしました。昨日の昼食と夕食はラーメンとスープカレー、今日の朝食はホテルで海鮮メニュー、昼食はスタミナステーキ丼をいただいており、すでに十分過ぎるほど北海道のグルメを満喫しています。最後に何を食べようかと迷いましたが、空港のフードコートに行ってみると、ジンギスカン丼を提供しているお店があったので、ここで「特上ラムジンギスカン丼」を注文しました。

 “特上”というだけあって、クセもなくて柔らかく、味付けもよかったです。量も大中小から選ぶことができ、上の写真は小です。確かにちょっと少な目ですが、早めの夕食にはちょうどいい量でした。白味噌のお味噌汁とよく合います。

 夕食が終わり、また航空機に搭乗する時間がきました。昨日搭乗したばかりなのに今日も搭乗しなくてはなりません。憂鬱です。航空機は素晴らしい移動手段なのですが、僕はどうしても好きになれません。だから航空機に何時間も乗る海外旅行なんて絶対に無理です。機内では、楽しいことを考えながら時間が過ぎるのを待ちたいと思います。

 これで北海道ともお別れです。次回はいつ訪問できるか分かりませんが、また別の季節に訪れて、僕がまだ見たことがない北海道の景色を見てみたいです。でも、さすがに真冬は無理ですね。

 愛知に戻ってきました。帰りも再びミュースカイに乗車します。今回は1泊2日でかなりの距離を移動しました。さらに苦手な航空機にも搭乗したため、正直かなり疲れました😰。しかし内容の濃い乗り鉄旅となり、列車もグルメも充実した旅行になったと思います。

 さて、今回の乗り鉄旅を2回に分けて紹介させてもらいましたが、いかがでしたでしょうか。出発前日の大雨から波乱のスタートとなる予感もしていましたが、結果的にはほぼ予定どおりの行程で旅行を楽しむことができました。これも1か月前に「花たびそうや」の指定席を確保していただいた駅員さんのおかげです。これから本格的な夏を迎えますが、暑さに負けず元気に乗り鉄旅を楽しんで行きたいと思っています。