レン鉄★気ままな乗車記

乗り鉄&きっぷ鉄の管理人が、備忘録を兼ねてブログに綴っていきます。

乗り鉄&きっぷ鉄っぽい管理人が、乗り鉄旅行とそこで使用したきっぷを思うがままに記録したブログです。
どうぞ、お付き合いください。
 

みなとまち神戸に行ってきました

 最近は、うだるような暑さが続いています🥵 外出時には身体の一部が溶け出すのではないかと本気で思うほどです。暑さが体内の奥深くまで浸透しているようで、ちょっと涼しい場所に移動した程度では、全く暑さが抜けきらない感じです。報道によると今年の7月は、7月として日本の観測史上最も平均気温が高かったようで、昨年の暑さを上回り、2年続けて過去最高を更新したそうです。一方で、最近は、新型コロナウイルス感染者が再び増え続け、第11波到来とも言われているため、僕は外出の際、特に車内では積極的にマスク😷を着用するように心がけています。さすがに2回目の感染は避けたいですからね。しかし、この暑さの中でのマスク着用による息苦しさは避けられず、相当の体力を消耗しているような気がします。マスク着用が原因で熱中症になっては元も子もないので、周囲の状況を見ながらなるべく臨機応変に対応するようにしていますが、どうしても新型コロナウイルス感染症が気になるため、正直、着用すべきかどうか迷う場面が少なくありません。

 さて、そんな殺人的とも言うべき暑さが続く今日この頃ですが、今回は神戸に行ってきました。こんな暑い中、よく旅行に行く気分になれるなと自分でも正直、不思議に思うところもありますが、やはり僕は根っからの乗り鉄なんですね。暑さよりも乗り鉄根性の方が勝っているようです。学生時代、こうした根性を勉学に向けることができたならば、もっと賢い人間になれたかもしれませんね。そんな冗談はさておいて、僕が神戸を訪れるのは久しぶりです。直近では2023年1月に有馬温泉に行って以来なので、実に1年半ぶりとなります。また、神戸には2022年5月にも訪れており、その際には主に北野異人館布引ハーブ園といった山側を観光しました。そして今回は、まだ行っていない神戸の海側や南京町を訪れようと思い、旅行を計画したものです。また、神戸に行くのであれば、せっかくなので少しだけ大阪にも立ち寄ることにしました。移動にはいつものように新幹線を利用することにしますが、神戸までの往復をすべて新幹線に乗車するだけというのも面白みに欠けるので、今回は往路の名古屋-京都間と、復路の新大阪-名古屋間で新幹線を利用し、その他の区間では在来線を利用することにしました。新幹線と在来線を組み合わせて乗車することになりますが、これは多分に乗り鉄的な楽しみによるものです。

 それでは、今回の神戸旅行の様子を紹介をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

 

名古屋駅から東海道新幹線に乗車

 いつものように名古屋駅から新幹線に乗車します。名古屋駅までは最寄り駅から名鉄線を利用するのですが、土休日ダイヤの場合、僕の最寄り駅では早朝時間帯に運転される列車の本数が極端に少なく、ちょうどいい時間に名古屋駅に到着できる列車がありません。ギリギリ間に合いそうな列車というのも心配なので、結局、最寄り駅の始発列車で名古屋駅に向かいました。そのため、かなり早く名古屋駅に到着してしまい、発車時間まで1時間くらい待つことになりました。まあ、遅れて慌てるよりはマシです。時間潰しに桜通口から駅を眺めましたが、こうして見ると、セントラルタワーズはやはり高いですね。

 今日は快晴で、どうやら雨の心配はなさそうです。きれいな青空が気持ちいいですね。ちなみに今日も朝からすでに暑い🥵です。おそらく神戸も同じで、最高気温は38度くらいまで上昇すると思います。

 少し早いですが、新幹線の改札口に向かいます。やはり夏休み期間ということで、かなり早い時間にも関わらず改札口付近は賑やかです。きっぷうりばにも長い列ができていました。改札口を通ってホーム上に行き、乗車する列車が到着するまでの時間を使って写真撮影を楽しみました。

みんな大好き!東海道新幹線N700系名古屋駅 2024/8/3

 今回乗車するのは、「こだま」765号の新大阪行きです。いろいろと検討した結果、旅費を少しでも抑えたいということで、JR東海ツアーズのぷらっとこだまを久しぶりに利用しました。

 「こだま」765号は土休日に限り13・14号車も指定席となっており、7号車と11号車から14号車までの計5両が普通車指定席です。ぷらっとこだまは普通車指定席として発売される旅行商品のため、事前に座席を指定する必要がありますが、僕が乗車票を購入する際には、11号車から14号車までどの号車も2人掛け座席はほぼ予約済みで、特に窓側座席(E席)は完売でした。仕方がないのでとりあえず3人掛けの窓側座席(A席)で予約しましたが、そういえば7号車のS Work車両はどんな混み具合だろうと興味本位でシートマップを見てみると、見事なまでにガラガラです😲 S Work車両の混雑具合を確認したのは今回が初めてですが、いつもこんな感じなんでしょうか。これならば絶対に7号車がいいだろうということで、車両を7号車に変更して無事に2人掛け座席の窓側を確保しました。やはり皆さん、11号車から14号車までに集中してしまうようですね。S Work車両はワークプレイス車両と位置付けられており、少し前の記事では、「僕が7号車を利用する機会は今後もなさそうです。」と言っていましたが、よくよく考えてみると、1人旅の僕に同乗者との歓談などなく、仕事に集中されている他の乗客に迷惑をかけるようなことはないはずなので、乗車日の数日前になっても十分な空席があるのであれば、かえってS Work車両の方が都合がいいかもしれません。今後は状況を見ながら、S Work車両の利用も積極的に検討したいと思います。

 そしてS Work車両には、3人掛け座席の中央座席(B席)にパーティションを設けて快適性を高めたS Work Pシートなるものがあります。今回S Work車両を利用することで、その現物を初めて見ました。ちなみに今回乗車した「こだま」号では、このPシートを利用している方はいませんでした。

 このPシートは、以前はEXサービスでしか予約することができませんでしたが、現在は窓口や券売機でも指定券を購入することができるようになっています。利用には通常の普通車指定席に1,200円を追加する必要がありますが、隣席同士の視界も遮られ、パーソナルスペースも広く確保できることから、一定の需要はあるのだろうと思います。

 今回はS Work車両の話ばかりになってしまいましたが、僕が乗車した「こだま」号は定刻に京都駅に到着しました。東海道新幹線に乗車すると、名古屋ー京都間は本当にあっという間です。

 

京都駅からJR京都線JR神戸線に乗車

 京都駅では、在来線区間で使用する企画乗車券を受け取るため、一旦、改札を出ます。JR西日本みどりの券売機で予約済のきっぷを発券して在来線の改札に向かいます。やはり京都も人が多いですね。

 ここからは、今回の神戸旅行の目的地である三ノ宮駅に向かいます。実はちょうどいい時間に京都駅を発車して三ノ宮駅にも停車する「スーパーはくと」号があり、気分的にはこの列車に乗車したいところですが、今回使用している企画乗車券は普通(快速)列車しか利用できないため、残念ながら特急列車には乗車することができません。そのため、新快速を利用して移動することになります。

 乗車するのは京都駅を9時ちょうどに発車する新快速姫路行きです。JR西日本が誇る京阪神地区の新快速は、特急列車顔負けの最高速度130kmで東海道本線をかっ飛ばすため、実のところ特急列車と比べて所要時間に違いはありません。また、使用されている車両は223系又は225系で、長時間の乗車にも適した転換クロスシートとなっているため、座席にも全く不満はないのですが、全車指定席の特急列車と違って着席保証がありません(一部のAシート車両を除く)。現在は、青春18きっぷシーズンということもあり、途中の京都駅からの乗車で着席できるかどうか不安でしたが、結果的には何とか着席できました。乗車時には通路側の座席でしたが、隣の窓側座席の方が大阪駅で下車したため、大阪駅から先では窓側に着席できました。

京阪神地区の新快速などで活躍している223系:三ノ宮駅 2024/8/3

 三ノ宮駅に到着しました。京都駅では乗車した新快速を撮影することができませんでしたので、三ノ宮駅到着時に撮影しました。それでは早速、バスに乗り換えて神戸の街を楽しんでいきたいと思います。

 

みなとまち神戸を満喫

 僕は三ノ宮駅を利用するのは初めてです。駅前では大規模な工事が行われており、下車してから目的のバス停までの動線もよく分かりません。徒歩での移動中、乗車しようとしていたバスの姿が見えたのですが、まだバス停から離れた場所にいたため、当然間に合いません。かなり大回りをしながらも何とか目的のバス停がある交差点に到着しましたが、今度はバス停の位置がよく分からず、交差点付近を行ったり来たりしながら、やっとバス停にたどり着きました。僕の事前確認が不十分だったと言われればそれまでですが、工事中の箇所もあったので、初めて訪れた人でも分かりやすい案内があると、ありがたいなと思いました。

 三ノ宮駅前から乗車したのは、ポートループと呼ばれている都心とウォーターフロントエリアを結ぶ連節バスです。上の写真では分かりにくいのですが、2台分のバスが幌付きで連結されており、まるで2両編成の路面電車のようです。僕は自動車の運転が下手で、特に狭い道での行き違いや駐車場などで苦労することが多いのですが、2台連結された連節バスを悠々と運転できる運転士さんは、本当に凄い技術だと思いました。

AQUARIUM ART átoa

 新港町のバス停を降りると、すぐ目の前に神戸ポートミュージアム(KPM)という建物があり、この建物の2階から4階に「átoa」というアクアリウム(水族館とデジタルアートの演出が融合した施設)があります。見た目には何とも無機質な要塞のような外観ですが、これが現代的建築というものなのでしょうか。

 僕は以前、東京のコレド室町で開催されていたアートアクアリウムを見学したことがあり、その時は初めて鑑賞するアートアクアリウムに感動した覚えがあります。最近はこうした施設を見学していませんでしたので、館内でどのような作品に出会えるのかワクワクして来ました。

 窓口で入館料を支払い、早速、館内へと入ります。水族館とデジタルアートの競演というだけあって、芸術性の高い色鮮やかな演出が随所に施されており、どの展示にも目を奪われます。難しい芸術論など全く分からない僕ですが、自然と心が吸い寄せられていくような感じがします。館内では順路に沿って見学しましたので、撮影した写真をいくつか紹介したいと思います。

2階

 2階は、海中世界と樹海の森をイメージした展示となっています。入館早々に海の中に身を置くような気持ちになり、様々な海の生物を鑑賞することができました。

3階

 3階は主に4つのコンセプトで構成されており、観る人の知的好奇心に働きかける「探求の室」、花鳥風月を思わせる雅な空間の「和と灯の間」、巨大な球体水槽と光の演出が印象的な「奇跡の惑星」、そして最後は額縁に描かれた作品を思い起こさせる「探求回廊」となっています。僕が一番感動したのは、やはり球体水槽ですね。非日常感溢れる異世界に迷い込んだのではないかという錯覚を覚えるほどでした。

4階

 4階は「天空の庭」と呼ばれる空間で、カピバラやカワウソを観ることができます。マイペースで呑気な感じのカピバラがすごく可愛かったです。できることなら、僕も残りの人生を動物園のカピバラとして過ごしたいものです。また、展望デッキからは神戸港の景観の大パノラマで楽しむことができました。

雅苑酒家 南京町本店でランチ

 átoaでの鑑賞を終えた後、今度は南京町に移動しました。新港町から南京町まで移動するバスがあるのかどうか分からなかったので、暑い中ですが徒歩で移動します。午前中にも関わらず気温はかなり上昇しており、南京町に到着した頃には汗だくです。ついでに日に焼けてしまいました。

 そんな南京町ですが、日本にある三大中華街の一つに数えられています。僕は横浜の中華街に行って聘珍樓という思い出のお店でランチをいただいたことがありますが、南京町は初めての訪問となります。横浜の中華街とはまた違った雰囲気が感じられました。

 そして、南京町に来たからには、やはり中華のランチをいただきたいということで、今回は雅苑酒家 南京町本店さんを訪問しました。南京町にはいくつもの中華料理店があり、現地に到着してからお店選びをしていては時間がかかってしまうと思ったので、事前に複数のお店のWebページを見比べながら、決めておきました。

 大通りから少し脇道に入ったところにあるため、ちょっと目立ちにくいですが、南京町にある中華料理店では大きなお店になるようです。僕が入店したのは開店直後だったため、予約なしでもすぐにテーブルに案内してもらえました。着席してメニューを見ると、手頃なねだんでいただけるランチコースがあったので、迷わずこれを選びました。せっかくですので、そのお料理を紹介したいと思います。

 メインはいくつか用意されたものの中から、自分で好きな一品を選ぶことができます。例えば2名で利用する場合には、2種類のメイン料理を選ぶこともできるようです。僕が選んだのは、豚肉・ザーサイ・筍細切り炒めです。ピーマンも加えられて見た目にも色鮮やかです。

 メインの後に香港焼きそばと、デザートとして杏仁豆腐をいただきたきました。どれもみんな美味しかったです。特に2品目のスープは、追加料金でフカヒレスープに変更してもらいましたが、思った以上にボリュームもあり大満足です。暑い中、頑張って徒歩で南京町まで来た甲斐がありました。

神戸ポートタワー

 南京町で食事を終えた後、再びバスに乗車して次は神戸ポートタワー🗼に向かいます。先ほどはポートループというバスに乗車しましたが、今度はシティーループという別のバスに乗車します。こちらは以前の旅行で一度乗車したことがあり、連節ではない一般的な路線バスとなっていますが、レトロ調の外観が神戸の街に似合っているなと感じました。

 下車したのは、神戸港のシンボルとも言える神戸ポートタワー前のバス停です。ポートタワーのほぼ真横にバスが停車してくれるため、とても便利です。これからポートタワーを見学しますが、まずは記念にポートタワーを外からパシャリ📸 逆光になってしまい、せっかくの美しい赤い外観が影になってしまいました😓

 神戸ポートタワーは、高層の展望エリアと低層フロアに分かれており、展望エリアへの入場は有料となっています。せっかくの機会なので、僕は展望エリアにも行ってみることにしました。券売機でチケットを購入し、エレベーターで一気に高層階まで移動します。展望フロアは5つの階に分かれており、展望5階から1階ずつ下りながらタワー内を見学しました(展望フロアのさらに上に別途料金で利用できる屋上デッキもあります)。

 展望5階は屋内展望エリアです。átoaの4階にある展望デッキからも神戸港の景観を眺めることができましたが、ポートタワーではさらに高い位置からの眺望を楽しむことができます。また、記念用のフォトスポットもいくつか用意されていました。

 展望4階は“赫(かがや)き”をテーマとしたミュージアムとなっていました。LEDネオンのアートやインタラクティブアートなるものが展示されています。

 展望3階はカフェバー、2階はオリジナルグッズなどを販売するショップ、1階は風景とアート作品が同時に楽しめるギャラリースペースとなっていました。

 展望フロアの見学を終えたところで、エレベーターで低層階に下ります。するとポートテラスというカフェ・レストラン&バーがあり、「テラス氷🍧」という何ともお洒落なかき氷のポップが目に留まりました。僕はそれほどかき氷が好きということはありませんが、今シーズンはまだ一度もかき氷を食べていなかったので、ここで休憩を兼ねて「テラス氷」をいただくことにしました。

 これが「テラス氷」です。プレートに盛り付けられた料理のように見えますが、かき氷そのものです。いわゆる蜜はかかっていませんが、氷自体に味が付いており、氷の中にはバニラアイスが隠れていました。また、右側に見えるのはゼリーで包んだ5種類のフルーツで、さらに、あまクイーンという品種のいちご🍓で作られたソースも添えられています。氷とフルーツゼリー、さらにはソースを使って味変も楽しめますし、とにかく氷の冷たさが口いっぱいに広がる感じがして爽快です。やはり暑い夏に外出先でいただく氷は最高ですね。汗がスーッと引いていったように感じました。

 神戸ポートタワーの見学を終え、美味しい氷をいただいたので、再びバスに乗車して三ノ宮駅に戻ります。ポートタワー前のバス停には、シティーループの系統とポートループの系統のバスがどちらも停車するので便利です。今回はポートループのバスを利用しましたが、実は三ノ宮駅に向かうにはかなりの大回りになってしまいます。しかし、ここから最寄りの駅まで徒歩で移動する気にはなれなかったので、迷わずバスを利用することにしました。

 連節バスの先頭側の車両に乗車すると、車内はこんな感じになります。見た感じだけでは、普通のバスとそれほど変わりません。ちなみに僕が座っている座席は、なぜか後方に向かって固定されていました。

 三宮センター街東口で下車し、三ノ宮駅まで移動します。ここからは、ちょっと大阪に寄り道をしたいので、JR神戸線に乗車して大阪駅に向かいます。

 

三ノ宮駅からJR神戸線に乗車

 三ノ宮駅到着時点で当初の予定よりも30分以上時間に余裕があったため、時間調整を兼ねて駅周辺を見て回ったりお土産物を購入したりしました。先ほどは駅で写真撮影していなかったので、ここで記念に駅名をパシャリ📸

 改札口を通って上り線ホームに上がると、ちょうど新快速が入線してきました。急ぐのであればこの新快速に乗車してもいいのですが、車内を見ると確実に着席できないくらいの乗車率だったので、後続の快速に乗車して大阪に移動しました。新快速と比べると車内は余裕があり、大阪までならそれほど時間に違いもないため、今回は快速を選んで正解だったと思います。

京阪神地区で快速の運用に就く223系:大阪駅 2024/8/3

 大阪駅に到着しました。大阪駅に降り立つのは今年初めてのような気がします。実はこの後、Mくんという知り合いに会う約束をしているのですが、その時間まで余裕があったので、大阪駅でも気になる風景を撮影したりしました。今日は淀川での花火大会が開催されるということで、浴衣姿の方を多く見かけました。

 大阪駅のホーム上空には、巨大なドーム屋根があります。大阪駅ならではの風景ですね。そして大阪駅は今年、開業150周年を迎えるんだそうです。日本初の鉄道路線である新橋ー横浜間はあまりに有名ですが、神戸ー大阪間も日本の鉄道史に残るような伝統ある路線なんですね。

 この後、久しぶりにMくんに会って近況報告などをし、楽しい時間を過ごすことができました。いつもMくんに会うと元気をもらえるような気がします。僕も人に元気を与えられるような人物になりたいですが、残念ながら僕にはそうした素養がありません。Mくんは最近の暑い中でも精力的に活動されているようで、つい先週には沖縄に旅行に行き、さらに次の土曜日にも出かける計画があるんだそうです。アクティブな若い方は本当に羨ましいものです。僕もせめて気持ちだけでも若々しくいたいと本当に思います。

 

新大阪駅から東海道新幹線に乗車

 大阪でMくんと別れた後、東海道新幹線に乗車するため新大阪駅に移動しました。旅行を計画した当初は、往路の反対で京都駅から新幹線に乗車することを考えていましたが、ぷらっとこだまの場合、京都発と新大阪発であまりねだんに違いがなかったことから、新大阪駅から乗車する行程に変更しました。

 僕は新大阪駅を利用する際には、エキマルシェをよく利用します。新幹線乗車前の時間を利用してお土産物やお弁当を購入したりすることが多いですが、今日はここで夕食をいただくことにしました。特にお店を決めず改札内をみて回っていると、ふと、だし茶漬けを提供しているお店が目に留まり、あっさりしたお茶漬けもいいなと思ってここに決めました。だし茶漬け「えん」というお店です。

 メニューを見ると、何種類ものだし茶漬けがありましたが、僕が好きなサーモンといくらの親子のだし茶漬けを選びました。見ての通りシンプルな一品ですが、だしをかけた白飯は喉の通りがよく、とても食べやすいです。今日はお昼が中華のランチでしたから、自然とさっぱりした物に惹かれたのかもしれません。

 食事を終えてから一旦改札を出て、新幹線のりばの改札口から再び入場しました。

 帰路で乗車するのは「こだま」760号です。新大阪駅始発のため、早めに入線するかもしれないと思って27番線ホームに来ましたが、さすがにまだ停車していませんでした。ここで一瞬、久しぶりにホーム上の自販機でシンカンセンスゴイカタイアイス🍨を購入しようかと思いましたが、今日は神戸でバニラアイス入りのかき氷をいただいているので、お腹の調子も考えて止めておきました。

東海道新幹線で使用されているN700系新大阪駅 2024/8/3

 列車が入線して来たので早速、乗車しました。往路は2人掛け座席の窓側を確保できたS Work車両を利用しましたが、復路は通常の車両です。まあ、車内設備に大きな違いがある訳ではないので、それほど意識することでもありません。復路の「こだま」760号は往路で乗車した「こだま」号と異なり、普通車指定席はガラガラでした。発車前のホーム上の様子から察するに、おそらく自由席も同じだと思います。東京や新横浜まで直通しない三島行きのため、やはりこれくらいの乗車率になるのでしょうか。

 新大阪駅を発車した列車は、新幹線の各駅に停車していきます。新大阪駅発車時点は先ほどお話ししたとおり空席が目立ちましたが、次の停車駅である京都駅ではまとまった乗車がありました。と言っても相席になるようなことはありませんでした。今回の旅行では、結果として往復とも混雑を回避でき、とてもよかったです。ただし、ぷらっとこだまを利用したため、どうしても「こだま」号の運転時間に合わせた時間調整が必要になりましたので、同じ行程でも「のぞみ」号や「ひかり」号を利用すれば、工夫次第でよりスムーズに移動できたと思います。まあ、僕はそれほど気になりませんが…

 

乗車券類の紹介

 今回の旅行で使用した乗車券類の紹介です。と言っても、ぷらっとこだま用の乗車票2枚と京阪神地区での移動に利用した企画乗車券1枚のみです。

 上2枚の乗車票のうち、往路の「こだま」765号ではS Work車両を利用したため、座席位置が印字された箇所に“w”と表記されています。以前のぷらっとこだまは、JR東海ツアーズの窓口やインターネット通販で購入する方法でしたが、現在はすべてEXサービスを利用した商品に変更されており、購入後もスマホを操作するだけで座席位置の変更が可能です。今回は往路分を購入した後に普通車両からS Work車両に変更しましたが、操作も簡単でわかりやすく、非常に便利になったなと思いました。

 そして下1枚は、京都ー大阪ー三ノ宮間での在来線乗車区間で利用した「三都物語周遊乗車券」です。このきっぷはe5489専用で、さらにEXサービスを利用して東海道・山陽新幹線に乗車する際に限り購入できるきっぷです。きっぷの名前のとおり、京都、大阪、神戸の周遊区間が乗り降り自由で、しかも有効期限は3日間と長いにも関わらず、ねだんは1,250円です。例えば、京都ー三ノ宮間の普通運賃は片道1,110円、三ノ宮ー大阪間は片道420円なので、この程度の利用であっても元が取れる計算です。有効期限の3日間で最大限に活用すれば、かなりおトクにJR線に乗車することができますので、是非オススメします。ただし、先にお話ししたとおり、この企画乗車券では別に特急券を購入して特急列車に乗車することができません(青春18きっぷと同じです)。さらに指定券との組み合わせも認められていないため、新快速のAシートを利用することもできないようですので、使用を検討されている方は注意が必要です。

 さて、久しぶりの神戸旅行の紹介は以上のとおりです。まだまだ暑い日が続きますし、以前の記事で紹介した大腸内視鏡検査の日が近づいており、ちょっと重い気分になりがちですが、まあマイペースで頑張っていこうと思っています。