レン鉄★気ままな乗車記

乗り鉄&きっぷ鉄の管理人が、備忘録を兼ねてブログに綴っていきます。

乗り鉄&きっぷ鉄っぽい管理人が、乗り鉄旅行とそこで使用したきっぷを思うがままに記録したブログです。
どうぞ、お付き合いください。
 

熱海に行ってきました

 遅くなりましたが、あけましておめでとうございます🎍 無事に新たな年を迎えることができました。今年は日本社会にとって、どんな年になるのか、期待あり不安ありというのが正直な気持ちですが、僕にとっては、健やかにそして公私とも充実した1年を送ることができるといいなと思っています。

 さて、年末年始の10日間にわたる休暇も終わり、僕は6日(火)から仕事が始まりました。やはり、休みが長ければ長いほど、復帰が辛いのは言うまでもありません。特に寒い朝に早起きして出勤するのは、本当に苦手です。『布団に入ったまま出勤できないものか?』『布団の中でできる仕事はないのか?』と、時折、真剣に考えることがあるのですが、残念ながらその答えは見つかっていません。解決策が見つかることを気長に待つしかありませんね。

 そんな中ではありますが、10日(土)から12日(月・祝)まで3連休となります。やはり3連休を迎えるのは気分がいいですね。本当にうれしいものです。今回の3連休については特に予定を立てておらず、当初は3日間とも家でぐうたらしようと思っていました。しかし、ちょっともったいないような気がしてきたので、どこか1日、近場に日帰りで乗り鉄旅に行ってみることにしました。在来線であまり乗り換えなく移動できる範囲がいいなと思い、久しぶりに熱海に行ってみることにしました。

 実は最近、過去に訪れた思い出のある場所に、もう一度行ってみたいと思うことが多くなりました。何となくですが、ひと昔前の自分を振り返って、懐かしさを味わってみたいという気持ちになることがあります。まあ、僕自身が年を取った証拠ですけどね。でも、それが英気となって日常生活の活力につながると考えれば、決して悪いことではないと思います。僕はこれまで、何度か熱海に行ったことがありますが、新宿駅から初めて「スーパービュー踊り子」に乗車して訪れた思い出が強く残っています。当時は、東京都内に住んでいた友人Dと2人で熱海に行ってみようということになり、僕が「スーパービュー踊り子」の特急券を準備しました。熱海到着後には、遊覧船サンレモに乗船した後、熱海ロープウェイに乗車して、熱海城を見学しました。その後は、ホテルニューアカオにあるカフェ「花の妖精」で昼食をいただき、ホテルミクラスで日帰り入浴して、帰路では、熱海駅から東海道本線普通列車グリーン車に乗車したことを覚えています。

 今回はそんな思い出のある熱海を訪問し、いつものようにランチとスイーツを楽しんできましたので、その一部を紹介したいと思います。

 

 

豊橋駅から東海道本線に乗車

 豊橋駅にやってきました。早速、今日の乗り鉄旅で使用する「休日乗り放題きっぷ」を購入します。豊橋駅には在来線改札と新幹線改札があり、それぞれの改札口付近にJR全線きっぷうりば(窓口)があります(ちなみに券売機については、在来線改札口付近には近距離券売機が、新幹線改札口付近に指定席券売機が設置されています)。豊橋駅では、長らくこの2か所の窓口でのきっぷ販売が行われていましたが、サポート付き指定席券売機の導入に伴い、近いうちに在来線改札口側の窓口の営業が終了するそうです。僕は過去に、“10時打ち”でお世話になったことがあり、残念な気持ちでいっぱいですが、昨今の時代の流れを考えれば、やむを得ないものと考えるしかありません。

 さて、乗り鉄旅の話しに戻りますが、これから乗車するのは8時6分発の浜松行きです。先に紹介したとおり、今回は「休日乗り放題きっぷ」を使用しますので、新幹線には乗車せず、在来線のみで熱海に行きます。特急料金を節約したいというよりも、久しぶりに静岡地区で313系や315系に長時間乗車してみようと思ったからです。まず最初に乗車するのは313系です。いつものとおり、8番線からの発車です。

浜松行き普通列車の運用に就く313系豊橋駅 2026/1/11

 座席はロングシートですが、浜松までの短時間での乗車なので、気になりません。この3連休は、今季の青春18きっぷが利用できる最後の休日になるということで、在来線はいつもより混雑するかと思っていましたが、思ったほどではない印象です。

 無事に着席して発車を待っていると、反対側の7番線で下り列車を待つ方が多いことに気づきました。どうやら、動物と列車が接触した影響で名古屋方面からの列車が遅れているようで、その折り返し運転となる列車を待っておられるようです。案内放送によると、僕が乗車している浜松行きは、名古屋方面からの列車の到着を待って発車するとのことでした。まあ、今日の乗り鉄旅は時間的な制約がある訳ではないので、何とかなると思います。普通列車の浜松行きは、豊橋駅を約10分遅れて発車しました。

 浜松駅に到着しました。ここで熱海行きの普通列車に乗り換えます。ちなみに以前は、豊橋発熱海行きの普通列車がありましたが、現在はこうした直通列車の設定はありません(ちなみに、下り列車である熱海発豊橋行きは、1日5本(土休日は4本)あります)。豊橋駅発車時点での遅延が影響し、浜松駅到着も10分程遅れましたが、熱海行きの普通列車が待機してくれていたおかげで、何とか予定どおりの列車に乗り換えることができました。

 普通列車の熱海行きは、315系4両+313系2両の6両編成です。運のいいことに、浜松方の313系は転換クロスシート車両だったので、こちらに乗車しました。なお、浜松駅での乗り換え時間に余裕がありませんでしたので、浜松駅では写真撮影していません。8時49分発の熱海行きは、約3分遅れて浜松駅を発車しました。

 ここからは、熱海まで乗車するのみです。長距離乗車には、やはり転換クロスシートがいいですね。僕は進行方向に向かって左側の窓側座席に座っていたので、途中、車窓から富士山🗻を眺めることができました。富士山を見ると、静岡県に来た実感が湧いてきます。

 さて、僕が乗車した熱海行きの列車ですが、途中で防護発報を受けて六合付近で非常停止したり、また、強風の影響で一時的に運転を見合わせたため、所定では熱海到着が11時25分のところ、7分くらいの遅れとなりました。ここ熱海での滞在時間は約4時間となります。なお、旅行前には、熱海での日帰り入浴♨️もいいなと思っていましたが、こんな肌寒い日だと帰路で湯冷めしそうだったので、今回の旅行では見送ることにしました。また、遊覧船サンレモ⛴️も強風のため運休ということなので、熱海ではランチとスイーツを楽しみたいと思います。

 

熱海でランチとスイーツを満喫

 まずはランチをいただくことにします。今回は、以前に友人Dと訪れたことのあるホテルニューアカオの「花の妖精」に行こうと決めており、熱海駅からはホテルの送迎バスを利用しようと思っていました。予定よりも熱海到着が遅れてしまったため、送迎バスの発車予定時刻に間に合いそうになかったのですが、送迎バス自体も発車が遅れていたようで、運よく乗車することができました。熱海市内は相当混雑しているようで、バスもダイヤどおりには運行できないようです。熱海駅発車後も、なかなか先に進みません。

 送迎バスの車内から海岸付近を撮影しました。遠くの方に熱海城🏯とホテルニューアカオ🏨が見えます。一見すると海は穏やかそうに見えますが、相変わらずすごい風🌀です。やはり海風は強烈ですね。

「花の妖精」でランチタイム

 送迎バスはホテルニューアカオに到着しました。ここから「花の妖精」まで少し歩きます。僕は以前に訪れたことがあるため、当時の記憶を頼りに行き着くことができましたが、初見だと入口がちょっと分かり難いと思います。

 ちなみに店舗の上にあるテラスからは、錦ケ浦の絶景を眺めることができます。あいにく季節は真冬ですが、一面が新緑に覆われる初夏の季節であれば、さらに美しい景色を眺めることができると思います。

 「花の妖精」に入店しました。事前に予約はしていませんでしたが、すぐにカウンター席に案内してもらえました。注文するメニューも事前に決めていました。このお店に来たからには、やはり看板メニューのシーフードカレーですよね。

 ロブスター🦞の半身やホタテが乗せられた、ちょっと贅沢なカレーです。ルウがポットに入れられて提供されると豪華さがありますね。いつものとおり苦手な食レポは省略しますが、もちろん美味しくいただきました😋

 ちなみに今回案内されたカウンター席ですが、目の前には相模湾が大きく広がっており、雄大な海の風景を眺めながら食事を楽しむことができます。ただし、昼間の時間帯は陽当たりが良すぎて、目がくらむほど眩しさを感じるのが難点でした。

 さて、ランチを終えたところで熱海駅に戻ります。また別の季節に訪れることがあれば、ニューアカオでの日帰り入浴を楽しみたいところです。往路ではホテル送迎バスを利用しましたが、熱海駅に向かう送迎バスは夕方まで運行がないようなので、復路は路線バスを利用することにしました。近くには、錦ヶ浦というバス停があります。以前に友人Dと旅行した際も、このバス停を利用しました。バス停に行ってみると、多くの方が熱海駅行きのバスの到着を待っています。しかし、市内各所で渋滞が発生している影響からか、なかなかバスが姿を見せず、予定よりも40分くらい遅れてやっと乗車することができました。しかも超満員です。バスを待つ全員が乗車できるか心配になりましたが、何とか積み残しなく乗車できました。熱海駅に到着したのは、もう14時を過ぎていました。

「いちごBonBonBERRY ATAMI HOUSE」でスイーツタイム

 熱海駅に戻ってきました。ここからはスイーツタイムにしたいと思います。最近は、熱海は“スイーツの聖地”と呼ばれており、昔ながらの温泉まんじゅうだけではなく、プリンや創作チーズケーキなど、数々のスイーツが人気を集めているようです。僕は、出発前の下調べの段階から行ってみたいと思っていた、「いちごBonBonBERRY ATAMI HOUSE」というお店に行ってみることにしました。静岡と言えばいちご🍓が有名で、このお店では、いちごを使用した和洋のスイーツが楽しめます。

 1階の販売カウンターにあるショーケースを見ながら、どれにしようか、かなり悩みました🤔 いちごにチョコレートをかけたごろごろいちごチョコ、いちご大福、いちごショートケーキ大福、いちごあめ、温泉まんじゅういちご串など、どれも気になります。そんな中、見た目も名前もインパクトがあった、チョコショートケーキ大福を注文しました。

 このお店では、1階で購入したスイーツを、3階と4階にあるイートインスペースでいただくことができます。階段を上がって3階に行くと、何人かの方が利用されていましたが、さらに上がって4階に行ってみると、なぜか誰もいませんでした😲 せっかくなので、ここでいただくことにします。

 イートインスペースは、いちごを意識したピンク色のデザインが映えるポップな空間となっています。上の写真では、大福の横にいちご🍓が写っていますが、これはスペース内に置かれている模造品を撮影用にお借りしたものです。こうした撮影が楽しめるのも、このお店の人気のひとつなのかもしれません。そして肝心のチョコショートケーキ大福ですが、チョコレートクリームやチョコクランチが入った生地が求肥で包まれており、和洋一体でチョコレートといちごを味わうことができます。ただ、プラスチック製のスプーンでは食べ難かった点はちょっと気になりました。

「丹那屋」でおやつタイム

 大きな大福をいただいたところで、僕のお腹はほぼいっぱいとなりました。「いちごBonBonBERRY ATAMI HOUSE」を出て少し移動すると、お土産物屋さんや飲食店などが立ち並ぶ、仲見世通りの入口が見えてきました。どんなお店があるのか気になったので、ちょっと商店街を覗いてみたいと思います。

 商店街に入ってすぐのところに、かなりの行列ができているお店がありました。丹那屋さんという和菓子店で、温泉まんじゅうのほか、炭火で焼いた串だんこ🍡を販売しており、皆さんはこれを目当てに並ばれているようです。この様子から、僕は、「寒い中で多くの方がわざわざ並ばれているのだから、きっと美味しいに違いない❗」と確信し、列の最後尾に並びました。串だんごは店頭で焼かれており、いくつか種類があるようです。

 定番のみたらし、しょうゆ、あんこだけでなく、しょうゆとあんこを組み合わせた串もありました。僕は今しがた甘い大福をいただいたばかりなので、ここは趣向を変えてしょっぱい味にしようと、しょうゆの上に刻み海苔をまぶした「のりしょう」をいただくことにしました。注文してしばらくすると、「のりしょう」の串だんごが提供されました。

 早速、店内でいただくことにしました。やはり焼きたてのだんごは柔らかく、しょうゆと海苔の風味が抜群です。なかなかボリュームのある大きめのだんごで、さすがにこれで満腹御礼です。今日は和の甘味に癒されました。

 

熱海駅から東海道本線に乗車

 熱海でランチとスイーツを満喫し、家族へのお土産物を購入したところで熱海駅に戻ります。到着時には、駅舎を撮影する余裕がなかったので、このタイミングで撮影してみました。駅前ロータリーは、この時間も旅館やホテルの送迎バスがひっきりなしに発着しています。

 さて、ここからは東海道本線豊橋まで戻ります。僕の勝手な本心を言えば、熱海発豊橋行きの直通列車に乗車したいところですが、あいにく時間が合わず、復路も浜松乗り換えとなります。熱海から乗車するのは、15時38分発の浜松行きです。浜松までは乗車時間が長いため、何とか座席を確保できるよう、少し早い目に3番線ホームに向かいました。ホーム上は激しい強風で、冗談なしに飛ばされそうな程です。

 しばらく待っていると、駅の案内放送があり、折り返して浜松行きとなる列車の到着が遅れているとのことです。さらに続けて案内放送を聞いていると、僕が乗車する15時38分発の1本前に発車予定だった浜松行きは運休で、さらに1本後に発車予定の島田行きも三島始発に変更となっており、熱海からの下り列車は大幅に減便になっているようです。ちなみに上の写真は、待ち時間中に2・3番線ホームの発車標を撮影したものですが、鉄ヲタ的には、2番線側の発車標に表示されているスーパービュー踊り子が気になるところです。腕のいいLED職人さんがいらっしゃるんですね。

 ホーム上で待つこと十数分、やっと浜松行きとなる普通列車がやってきました。313系2両+315系4両の6両編成です。僕の待っている乗車列の前には、315系が停車したので、そのまま素直に乗車しました。わざわざ車内を通って313系の方に移動するのも億劫でしたし、まあ313系には往路で乗車したので、浜松までは315系のロングシート車両での乗り鉄旅を楽しむことにします。熱海駅では、気分的にも時間的にも、車両を撮影する余裕がありませんでした。浜松行きの普通列車は、熱海駅を定刻より約4分遅れて発車しました。

 久しぶりの普通列車メインの長旅からの帰りということで、無事に乗車できたという安堵感もあり、乗車早々、寝落ち😪💤してしまいました。函南は覚えているのですが、三島付近での記憶は曖昧で、沼津は覚えていません。気がつけばすでに静岡でした。乗客が少しずつ減っていき、車内はがらんとしています。

 列車は相変わらず遅延したままです。どうやらこの先、先行列車との間隔が詰まっているようで、かなり速度を落とした運転となりました。それでも何とか、無事に浜松駅に到着です。熱海駅では撮影できなかったので、豊橋行き発車までの僅かな時間で、315系を撮影しました。315系もすっかり静岡地区の顔として定着していますね。行き先表示は、すでに折り返し運用の興津行きとなっています。

JR東海の静岡地区で活躍する315系:浜松駅 2026/1/11

 僕は、向かい側の3番線に停車していた豊橋行きに乗り換えます。浜松駅で下車される方も多いですが、豊橋行きに乗り換えられる方も多いなと思いました。ここからは再び転換クロスシート車両です。すでに立ち客もいるほどでしたが、運よく通路側座席に空席があったので、始発である浜松から着席することができました。今日は熱海市内で乗車した路線バスがひどい混みようでしたが、東海道本線で乗車した4本の列車は、すべて始発から終着まで着席することができました。

 豊橋駅に到着しました。4分くらいの遅れとなりましたが、この程度であればまったく問題ありません。僕は豊橋駅から名鉄線に乗車して帰宅しました。今日は一日中、強風の影響を受けることになりましたが、青空の下、2026年になって初めての乗り鉄旅を無事に終えることができました。新幹線や特急列車に乗車する長距離移動も楽しいですが、各駅停車の列車に揺られながらのんびりと旅するのも、ちょっとした気分転換になっていいものです。またどこか、企画乗車券1枚でふらっと気軽に行けるような近場の旅先を見つけたいなと思っています。

 

乗車券類の紹介

 今回の乗り鉄旅で使用したのは、JR東海が発売している企画乗車券「休日乗り放題きっぷ」です。僕の乗り鉄旅では、もうおなじみとなっている乗車券で、御殿場線及び身延線の全線と、東海道本線の熱海から豊橋までの間が1日乗り降り自由となります。僕は豊橋駅の新幹線改札口付近にある指定席券売機で購入しました。今後は、在来線改札口付近にも指定席券売機が設置されるということで、こうした機会乗車券を購入する際には、便利になりますね。

 さて、次回の乗り鉄旅は、ちょっと遠出し、久しぶりに東北新幹線に乗車する予定です。冬のこの時期、上越や東北方面は雪の影響による運休や遅延などが発生するリスクはありますが、車窓から雪景色を眺められる機会でもあります。次の乗り鉄旅に向けて、インフルエンザや新型コロナに感染してしまっては元も子もないので、健康には引き続き留意していきたいと思っています。

「ひのとり」に乗車して大阪へ

 今年も残すところ、今日を含めて3日となりました。僕は12月27日(土)から1月5日(月)まで、年末年始の10連休中です。普段は、祝日🎌を含めた3連休の前になると、まとまって仕事を休めるという喜びからテンションが上がるのですが、10日間も連続して休むとなると、「一体、何をして過ごせばいいのだろうか?」という悩みが生じてしまい、また、「連休明けには無事に出勤することができるだろうか?」という不安もあります。そのため、正直に言って、3連休か4連休くらいの方がありがたいのですが、贅沢を言ってはいけませんね。バチが当たってしまいます。せっかくまとまったお休みをいただけるのですから、少しでも有意義に過ごしたいと思っています。

 年末といえば、僕の中では大阪旅行が定番となっています。このブログでも紹介したとおり、2021年、2023年、2024年はいずれの年も12月29日に大阪に行っています。12月29日という特定の日が続いたのは単なる偶然で、まったく大意はないのですが、今年も、例年のように年末の休暇を利用して大阪に行ってみることにしました。そして特急券の手配などを進めたところ、一番都合がよかったのは、やはり12月29日でした。僕にとって12月29日という日は、何らか運命的なものがあるのかも知れません。

 また、年末のこの時期に大阪に旅行するとなれば、近鉄株主優待乗車証(沿線招待乗車券)を利用したいところです。金券ショップでは、12月末期限の乗車証が通常よりも安く販売されており、さらにネットオークションでは、破格とも言えるねだんで落札できることもあります。僕も今回は久しぶりにネットオークションを利用し、株主優待乗車証の2枚セットを送料込み1,700円の即決価格で落札しました。この価格で名古屋―大阪間を往復できる訳ですから、乗り鉄的には利用しないという選択肢はありません。これまでにも、名古屋から大阪難波まで、何度も「アーバンライナー」や「ひのとり」に乗車していますが、最近は復路で東海道新幹線を利用することが多く、往復とも近鉄特急を利用するのは2023年以来になると思います。となれば、往路と復路で、甲特急(ひのとり)と乙特急(アーバンライナー)にそれぞれ乗車してみようかとも思いましたが、先月の伊勢旅行の際に「アーバンライナー」に乗車したばかりなので、今回は往復とも「ひのとり」に乗車することにしました。

 前置きが長くなりましたが、ここから今回の大阪旅行を紹介したいと思いますので、よければ最後までお付き合いください。

 

 

近鉄名古屋駅から「ひのとり」に乗車

 名古屋駅まではいつものように名鉄線を利用し、近鉄名古屋駅から特急「ひのとり」に乗車します。時間に余裕があったので、一旦、地上に出てみました。

 そう言えば、名鉄名古屋駅周辺で百貨店やホテルなどが入る6棟のビル群を解体し、新たなビル2棟を建設するとともに、名鉄名古屋駅を整備・拡張するとしていた再開発計画について、一旦『白紙』にするという、驚くべきニュースがありました。なんでも大手ゼネコンが入札辞退したようで、さらに事業費も当初想定を大幅に上回る見込みとなったようです。建設業界の人材不足や資材の高騰が日本社会に与えるマイナスの影響は、僕が想像していたよりもずっと深刻なんですね。これに伴い、3月末で営業が終了するとされていた名鉄バスセンターは、4月以降も引き続き現在の場所で営業を継続し、また、名鉄グランドホテルも宿泊事業を継続するそうです。一方で、名鉄百貨店近鉄パッセは、当初の予定どおり2月末で閉店するということで、計画の見直しも含めて、今後の動きが注目されるところです。

 話が少し脱線しましたが、今回は、近鉄名古屋駅を9時ちょうどに発車する59列車に乗車します。8月に乗車した際と同じ列車ですね。年末ということで、改札内も多くの方で賑わっています。5番線でしばらく待っていると、80000系の「ひのとり」が入線してきました。深みのある真紅のボディは、いつ見てもキレイでカッコいいですね。

ひのとりで使用されている80000系:近鉄名古屋駅 2025/12/29

 特急券は、数日前にインターネット予約・発売サービスを利用して購入しておきました。プレミアムシートはすでに満席でしたが、レギュラーシートは⭕️で、何とか窓側座席を確保することができました。欲が出て、プレミアムシートにキャンセルがないかと発車間際まで粘ってみましたが、結局はダメでした。まあ、今回は往復とも「ひのとり」に乗車するので、それぞれで異なるシートを利用するのも悪くはありません。

 事前に見たシートマップでも確認できましたが、車内はほぼすべての座席が埋まっています。さすがは年の瀬です。数日前の段階で窓側座席を確保できただけでもラッキーでした。世間では、中国からの団体旅行客が減少していると言われていますが、こうした混雑ぶりを見ると、旅行客全体の数に大きな変化はないのではないかと思えてきます。

 近鉄名古屋駅を発車した「ひのとり」は、津駅に到着しました。ここでさらに乗車があり、名古屋発車時点でわずかに残っていた座席も埋まって満席になりました。津駅を発車してしばらくすると、中川短絡線を通って大阪線に転線し、大阪難波を目指して走ります。ちなみに今回、僕はJR線への乗り換えに便利な鶴橋で下車します。車内で気持ちよくウトウト😪💤していると、鶴橋に到着しました。近鉄名古屋駅からほぼ2時間です。長過ぎず短過ぎず、ちょうどいい乗車時間でした。

 鶴橋駅にはホームドアが設置されていました。そう言えば、近鉄名古屋駅にも一部のホームに設置されていました。ホームドア越しにはなりますが、何とか後方から発車直前の「ひのとり」を撮影することができました。「ひのとり」を地下駅以外で撮影できたのは、初めてかもしれません。

 

大阪城港から水上バス アクアライナーに乗船

 僕はこれまでの大阪旅行で、水陸両用バスに乗車する「大阪ダックツアー」や、大阪ベイエリアを帆船型の観光船で巡る「サンタマリア」、また、道頓堀川をオープントップ型の小型船で遊覧する「とんぼりリバークルーズ」など、水都大阪の魅力を堪能してきたところですが、今回はその第4弾として、大阪城港からアクアライナーという水上バスに乗船してみることにしました。鶴橋駅からはJR大阪環状線に乗り換え、大阪城港の最寄り駅である大阪城公園駅にやってきました。

 大阪城公園は、大阪城天守閣と周囲の内堀・外堀を中心とし、多目的アリーナである大阪城ホールや野球場などの運動施設を有する都市公園です。敷地面積はかなり広くて北東付近に大阪城公園駅があり、駅から公園内に入ると、かつての城下町を現代様式で再現したようなJO-TERRACE OSAKAという商業施設があります。ちなみにアクアライナーを下船した後、JO-TERRACE OSAKAにある飲食店に立ち寄って、昼食をいただこうと思っています。

 第二寝屋川沿いには、アクアライナーの乗船場となっている大阪城港があります。 僕は今回、事前にEX旅先予約で支払いを済ませていますが、ここで乗船チケットに引き換えてもらいます。ちなみに一般料金は大人2,000円ですが、EX旅先予約では1,500円で購入できました。

 僕が乗船するのは12時の便です。乗船開始は出港5分前のようなので、それまで公園内を適当にぶらぶらしてから再び乗船場に戻ると、11時に出港した便がちょうど帰港して着岸するところでした。アクアライナーで使用されている船は、天井の低いユニークな形状をしています。川に架かる低い橋の下も航行できるように設計されているみたいです。

 早速、船内に入ってみました。定員は100名くらいらしいのですが、年末ということもあってか、多くの方が乗船されています。ちなみに船内の座席はすべて指定席となっており、“早いもの勝ち”ではありません。と言っても座席位置を希望することはできないので、どの座席になるのかはチケット引き換え時の運次第ですが、僕は窓側座席になりました。これはラッキーです😊

 船内の様子です。天井は開放的なガラス張りで、真上の景色を眺めることもできます(ちょっと首が疲れそうですが⋯)。また、冷暖房が完備されており、暑い夏や風の強い冬の時期でも快適にクルーズを楽しむことができるようになっています。皆さんが乗船したところで、アクアライナー大阪城港を出港しました。

 アクアライナーは、第二寝屋川を西に進み、新鴫野橋をくぐります。ここからは、背景にビルが入ることなく大阪城を見ることができるということで、僕も期待してカメラを構えていましたが、うまく撮影できませんでした😓 また、陽当たりの関係上、ガラスの反射はご容赦ください。

 そして京橋をくぐり、天満橋が見えると土佐堀川に入って淀屋橋方面に向かいます。こうして外の景色を眺めていると、目線が低く、水面がすぐそばにあることが分かりますね。まるで水鳥になったような気分です。

 天神橋、難波橋を通って淀屋橋港に到着しました。僕は大阪城港から乗船して同じ大阪城港まで戻る周遊コースを利用していますが、アクアライナーは、区間乗船として、例えば、大阪城港→淀屋橋港や大阪城港→八軒家浜船着場といった利用も可能です。僕は3人掛け座席の窓側に座っていましたが、隣の中央座席と通路側座席にいた中国人らしい親子2人は、淀屋橋港で下船され、3人掛けは僕一人になりました。

 アクアライナー淀屋橋港で折り返します。しばらくすると、進行方向左手には、赤レンガ造りの大阪市中央公会堂が見えてきました。

 再び難波橋をくぐり、八軒家浜船着場にも立ち寄った後、次は大川を北上します。ここで造幣局が見えてきました。日本の硬貨を製造している国の独立行政法人で、春には桜🌸の通り抜けで有名です。毎年いつも、「今年こそは行ってみよう。」と思うのですが、年度始めの時期は何かと予定が立てづらく、まだ一度も訪問できていません。いつかは造幣局の桜を鑑賞してみたいものです。

 アクアライナーは、桜宮橋をくぐってOAP港付近で再び折り返します。

 上の写真は、京橋手前の京阪線の鉄橋をくぐる直前に撮影したものです。せっかくなので、走る京阪電車と一緒に撮影できるとよかったのですが、タイミングが合いませんでした。約55分間の周遊を終え、アクアライナー大阪城港に到着しました。船を下船したところで、ちょっと遅めの昼食をいただくことにします。

 

gramでパンケーキのランチタイム

 先ほどお伝えしたとおり、今日はJO-TERRACE OSAKAにあるお店で昼食をいただきます。出発前にいろいろと調べて、第一希望としては「名代 千房」さんでお好み焼きをいただくことでしたが、店内を覗くと、多くの方が入り口付近で待っていらっしゃったので諦めました。僕の千房デビューはお預けです😢 次に気になっていたお店は、「gram」さんというパンケーキなどを提供しているカフェです。こちらは待ち時間なく利用できそうだったので、今回はここに決めました。入店早々、大迫力のパンケーキ🥞推しです。

 ちなみに店内は緑🌲に溢れており、まるで自然の中にいるような雰囲気です。どこかのテーマパークにいるような感じで、ちょっとワクワクします。ちなみに僕は、店内の中央にあるカウンター座席に案内されました。

 「gram」に来たからには、やはりパンケーキを食べてみたいということで、今回は「プレミアムスマイルパンケーキ」というお店の看板メニューをいただくことにしました。プレミアムと言う言葉からも期待大です😙

 こちらが提供されたプレミアムスマイルパンケーキです。見てのとおりパンケーキが3段になっていますが、思っていたよりもコンパクトなサイズでした。一番上はクリームの上にフルーツ🍓🍊🥝がトッピングされたデザート風のパンケーキ、真ん中は板チョコがサンドされたおやつ系のパンケーキ、そして一番下は中に半熟卵🥚が入った食事系のパンケーキです。どの順に食べたらいいのか迷いましたが、まずは板チョコ入りをいただき、次に食事系をいただいてから、最後に一番上のデザート風のパンケーキをいただきました。メニューには、プレミアムパンケーキの生地のふるしゅわ食感が楽しめるとありましたが、正直、僕にはあまり感じられませんでした。もっとしっとりふんわりした食感を期待していましたが、どうやらそうではなかったようです。とは言っても、「gram」でパンケーキをいただけたことは、とてもよかったです。

 

たこ焼道楽わなかでたこせん

 食事を終えたばかりですが、なぜか満足感がありません。パンケーキはそれでよかったのですが、どうやらまだ「名代 千房」に未練が残っており、僕の口はいまだ、粉もんとこてこてのソースを求めているようです。そんなすっきりしない思いのまま歩いていると、とあるお店の前にちょっとした行列を見つけました。どうやら人気のたこ焼き屋🐙さんのようです。ほぼ無意識のうちに列に並んでしまいました。

 メニューを見ると、たこ焼きの味付けが選べたり、トッピングで味変を楽しめるようになっています。僕は食事の直後ということでお腹にあまり余裕がないため、たこ焼きが3個入った「たこせん」を注文しました。えび煎餅にたこ焼きをはさんだ大阪名物のおやつなんだそうです。

 せっかくなので写真撮影してみましたが、えび煎餅の隙間からたこ焼きが少し見えるだけで、これでは「たこせん」の美味しさを伝えることはできなさそうです。あえてえび煎餅を剥がして写真を撮影してみようかとも思いましたが、それも何か汚らしい感じがしたので、止めておきました。早速、食べてみると、さすが本場大阪のたこ焼きということで、味はバッチリです。また、パリパリとしたえび煎餅の食感と、アツアツのたこ焼き、そしてソースやマヨネーズの風味がベストマッチで、これは癖になりそうです。特に冬場にはもってこいのおやつだと思います。ごちそうさまでした😋

 

茶寮つぼ市製茶本舗でスイーツタイム

 さて、最近の乗り鉄旅では定番となりつつあるスイーツタイムですが、今回ももちろん楽しみたいと思います。とその前に、いつものようにMくんに会うため、大阪城公園駅から大阪駅に移動することにしました。乗車したのは阪和線直通の関空快速紀州路快速関西空港行きと和歌山行きです。

 僕は先頭車両に乗車しました。車内はクロスシートですが、ほぼ全ての座席が埋まっており、大阪駅までならそれほど乗車時間も長くないので、運転室越しに前面展望を楽しみました。

 大阪駅に到着後、約束どおりMくんに会い、世間話や近況報告をしていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。Mくんはツーリング🏍️が趣味で、長期の休暇を利用して日本各地に出かけているようですが、さすがに冬季はオフシーズンのようで、この年末年始には遠出の予定はないそうです。その代わりということではないですが、最近はラーメン屋さん🍜巡りにハマっているようで、梅田界隈の美味しいラーメン屋さんを紹介してもらいました。次回の大阪旅行では是非、そのラーメン屋さんに行ってみようと思います。

 さて、そろそろ難波に戻ることにします。Mくんと別れた後、家族に頼まれていた「りくろーおじさんのチーズケーキ」を購入しようと大丸梅田店に立ち寄ると、結構な行列ができており、思っていた以上に時間を要してしまいました。大阪土産と言えば、「551 HORAI 蓬莱」の豚まんが定番ですが、「りくろーおじさんのチーズケーキ」も大阪でしか購入できない商品ということで、人気があるようです。何とか無事にチーズケーキを購入したところで地下鉄御堂筋線に乗車し、難波に戻ります。

 難波に到着しました。この旅最後の楽しみとして、ここでスイーツタイムです。今日は昼食にパンケーキをいただいたので、いつもとは趣向を少し変えて『和』のスイーツを楽しむことにしました。お店は、なんばCITY本館1階にある「茶寮つぼ市製茶本舗」さんです。

 テーブル席でメニューを見ると、[秋の味覚]栗🌰を味わう甘味として、京丹波栗パフェ、京丹波栗あんみつ、京丹波栗の黄金ぜんざい、京丹波栗茶巾がありました。貴重な京丹波の栗を使ったものばかりで、僕としては栗あんみつか栗ぜんざいをいただきたかったのですが、残念ながらすでに完売となっていました。そこで注文したのが栗茶巾です。セットの飲み物も好きなものを選ぶことができ、僕は温かい抹茶🧉にしました。

 上の写真が提供された栗茶巾と抹茶です。見た目からも上品さが伝わってくる逸品です。いつものとおりで食レポはありませんが、甘味と抹茶の相性は抜群で、今日一番の満足感です。僕はフルーツやクリームを贅沢に使用した洋菓子が好きで、ケーキ🍰だけでなくパフェやクレープもこよなく愛していますが、今回いただいた栗茶巾のように、素材そのものの味わいを生かした和菓子も大好きです。また次の機会があれば、あんみつやぜんざいもいただいてみたいところです。

 

大阪難波駅から「ひのとり」に乗車

 今回の大阪旅行で予定していたすべての行程を終えて、大阪難波駅にやって来ました。ここから近鉄名古屋駅まで、再び特急「ひのとり」に乗車します。乗車するのは、18時20分発の318列車です(近鉄の場合、発車標に列車番号までは表示されないようです)。

 1番線ホームで待っていると、発車数分前になって80000系が入線してきました。往路では8両編成の「ひのとり」でしたが、復路の列車は6両編成です。なお、名阪甲特急という位置付けですが、途中の大和八木駅にも停車します。

ひのとりで使用されている80000系:大阪難波駅 2025/12/29

 復路では、先頭車両である1号車のプレミアムシートを利用します。往路の便では、ぎりぎりまで粘ってもプレミアムシートを確保することはできませんでしたが、復路の便は、呆気ないくらいタイミングよく予約することができました。と言っても、最後の1席を購入したのが僕だったようで、座席位置などを選ぶことはできませんでした。結果として2人掛けの通路側座席となり、いつものように1人掛け座席とはいきませんでしたが、日没後のこの時間では車窓を眺める楽しみもありませんので、まあ通路側座席でもあまり気にしません。

 発車直前の特急券発売状況を見ると、レギュラーシートは⭕️で、プレミアムシートは❌️になっていました。名阪特急の特急券は、一般的にはデラックスシート(アーバンライナーの場合)やプレミアムシート(ひのとりの場合)から売れていく傾向があるように思います。JRのグリーン料金と比べると、近鉄の特別車両料金は安価ですからね。コストパフォーマンスが高いということを、皆さんご存知なんですね。

 さて、大阪難波駅を発車した「ひのとり」は、大阪上本町と鶴橋に停車します。ここでそろそろ、夕食をいただくことにします。本来であれば、帰りの列車の中で「551 HORAI 蓬莱」のお弁当を食べたいところですが、帰り際は何かと慌ただしくななってしまい、「551 HORAI 蓬莱」に立ち寄ってお弁当を購入する時間的な余裕がありませんでした。結局、今日の夕食はコンビニのお弁当になってしまいましたが、名古屋までの約2時間の間に何も食べられないという最悪の事態は回避することができました。ちなみに、隣の窓側座席にいたお兄さんも、コンビニ弁当をがっつり食べていましたので、特に恥ずかしい思いはせずに済みました。

 さらに列車は、大和八木と津に停車しますが、やはり終点の名古屋駅まで乗車される方が圧倒的に多いようですね。食後のひとときを少しウトウト💤😪していると、後5分くらいで終点の名古屋に到着するというアナウンスがありました。

 名古屋駅到着直前の車内の様子です。天井が青く照らされて、ちょっと幻想的です。「ひのとり」は、レギュラーシートにもバックシェル構造の座席が採用されているため、後列の方に気兼ねすることなくリクライニングを利用することができ、快適に過ごすことができますが、プレミアムシートでは、さらにワンランク上の時間を過ごすことができます。座席自体にゆとりがあるというのも事実ですが、プレミアムシートの車両は乗車人数が少ないため、プライベート感が高く、他人の存在が気になりにくいという点は非常に大きいなと感じました。これで今回の大阪旅行は、すべて終了です。

 

乗車券類の紹介

 最後に、今回の乗り鉄旅で使用した乗車券類を紹介します。と言っても、今回は近鉄株主優待乗車証を利用して手元には残していませんので、ここで紹介できるのは特急券のみです。

 往復とも、インターネット予約・発売サービスで購入しており、本来であれば換券せずにチケットレスで利用することができますが、あえて発券してもらいました。特別車両料金は、往路はレギュラーシート利用のため200円、復路はプレミアムシート利用のため900円です。近鉄では、通常の特急料金との差額を「特別車両料金」と呼んでいますが、「ひのとり」に関しては、いずれの車両設備であっても「特別車両料金」が必要なことから、ちょっと紛らわしい感じがします。僕としては、「ひのとり」乗車時には、通常の特急料金よりも100円から200円高い「ひのとり特急料金」という区分を適用した上で、プレミアムシート利用時には、さらに「特別車両料金」として200円から700円を加算する方が分かりやすいと思うのですが、やはりシステム的に煩雑になってしまうのでしょうかね。

 さて、2025年の乗り鉄旅も今回が最後です。2026年最初の旅はまだ計画していませんが、手元には「JRE BANK優待割引券」が2枚ありますし、「WESTERポイント全線フリーきっぷ」も利用してみたいと思っています。今年1年を無事に過ごせたことに感謝し、また、来年の乗り鉄旅を楽しみにしつつ、新たな年🎍を迎えたいと思います。

名古屋に行ってきました

 僕は普段、乗り鉄を趣味としており、旅行といえば鉄道を利用することが多いですが、車を運転して外出することもそれなりにあります。社会人になった直後には、一日でも早く自分の車が欲しいと思い、こつこつと貯金を続けてやっと念願の車🚗を購入したときは、本当に嬉しかったですね。当時は友人を乗せて車でいろんなところに行きました。長距離運転は苦手なので、県内が多いですが、静岡や長島にも車を運転して出かけたことがあります。その後は車を買い換え、現在の車は僕にとって3台目で、12月になって車検の時期を迎えました。朝一番にディーラーに車を預けて、また夕方に受け取るのですが、僕は慣れない車を運転するのが嫌なので、代車は借りません。事故っても嫌ですしね。かと言って、夕方までずっとディーラーで待つこともできないので、夕方までの間、鉄道でどこか近場に出かけてみることしました。僕は平日、名鉄と地下鉄を利用して名古屋市内の職場まで通勤しており、最寄り駅から金山駅までの名鉄の定期券と、金山駅から先の地下鉄の定期券を所持しています。そのため、普段の乗り鉄旅でも、名古屋方面への移動の際には、名鉄の定期券をフルに活用しており、豊橋―名古屋間での移動にJR線を利用することはほとんどありません。そこで今日は気分を変えてみようと思い、新幹線を利用して名古屋までを往復してみることにしました。最近、名古屋といえば通勤ばかりで、市内を観光していません。今日は久しぶりに名古屋をゆっくりと楽しみたいと思います。

 

 

豊橋駅から東海道新幹線に乗車

 豊橋駅にやってきました。ちなみにディーラーから豊橋駅までは路線バスに乗車しましたが、地元で路線バスを利用するのも久しぶりです。これまでの乗り鉄旅で何度も紹介した豊橋駅ですが、今日は豊橋駅の表玄関とも言える東口から駅舎を撮影してみました。

 僕が小学生だった頃、豊橋駅の姿は現在と全く異なっており、駅前ロータリーに大きな噴水があったことを今でも覚えています。豊橋ステーションビルでは、食事をしたり、おもちゃを買ってもらったりした思い出があり、なんだか懐かしい気持ちになります。そして現在の豊橋駅は、駅前にペデストリアンデッキが整備され、そのデッキの下にバスや市電の乗り場が集約されています。駅の改札を出てから乗り場まで、信号や道路を横断する必要がないので、利便性が高いです。

 乗車するのは、「こだま」711号の新大阪行きです。豊橋駅には「こだま」号のほか、上下ともおおむね2時間に1本「ひかり」号が停車します。下りの「ひかり」号は新大阪行きで、停車駅も「こだま」号とほとんど変わりませんが、日中の上りの「ひかり」号は、豊橋を発車すると次の新横浜まで停車しないタイプです。こうした速達性の高い列車に豊橋駅から乗車できるのは、本当にありがたいことだと思っています。

こだま号で使用されているN700A豊橋駅 2025/12/6

 新幹線は、先週に乗車したばかりですが、何度乗ろうと何回乗ろうと胸踊るものがあります。「こだま」711号は後続列車に先を譲るため、豊橋駅で6分程停車します。また、豊橋駅にはホーム柵やホームドアが設置されていないので、先頭車両から最後尾にかけて、車両全体をカメラに収めることができます。僕は撮影後、そのまま1号車に乗車しました。

 車内に入ると、思っていた以上に混雑しています。2人掛けの窓側座席に余裕で着席できると思っていましたが、2人掛けはおろか、3人掛けを見ても窓側座席はほとんど空席がありません。新大阪行きということで、それなりの乗車があるのでしょうか。「こだま」号の1号車にこんなに乗客が多いとはビックリです。僕はと言えば、適当に3人掛け座席の空席に着席しました。まあ、名古屋まではすぐですからね。あまり気にしません。そしてわずか29分で名古屋に到着です。

 

名古屋城を訪問

 さて、名古屋と言えば、やはり金シャチで有名な名古屋城🏯ですよね。愛知県民である僕は、もちろん名古屋城に行ったことはありますが、最後に訪れたのはいつだったのか、記憶にないほど昔です。今日は久しぶりに名古屋城に行ってみることにしました。

 最寄り駅は、地下鉄名城線名古屋城駅です。以前は市役所駅という名称でしたが、数年前に変更されました。地上に出ると、ロゴオブジェがありました。周辺の木々は、すっかり葉の色🍁が変わっており秋らしい景色です。これから歩いて名古屋城に向かいますが、ここからであれば、正門よりも東門の方が近そうなので、そちらから入園することにしました。観覧料500円を支払って中に入ります。

 少し歩くと、櫓と天守閣が見えてきました。さらに進むと表二之門があり、ここから本丸へと入ります。門を渡ると、すぐに本丸御殿が見えてきました。本丸御殿を見るのは初めてです。

 せっかくなので、本丸御殿に入ってみます。フラッシュを使用しなければ、内部での撮影は大丈夫だということだったので、見学中にいろいろと撮影してみました。随所に金箔や立派な装飾が施されており、とても豪華な造りで見応えがあります。

 順路に沿って本丸御殿の見学を終えて、次は天守閣です。以前は天守閣の中に入ることができたのですが、設備の老朽化や耐震性の確保などの問題から、現在は入館することができません。そのため、屋外から外観を楽しむのみとなりますが、ここはメインスポットということで、多くの方が天守閣をバックに写真撮影されていました。

もう少し近付いてパシャリ📸

 さらに裏側からもパシャリ📸

 そう言えば、前市長のもとで議論された天守閣の木造復元計画は、現在どうなっているのでしょうかね。詳しいことは分かりませんが、バリアフリーを巡る課題などを皮切りに問題が複雑化してしまい、混乱が続いているようです。現在の天守閣は鉄筋コンクリート造ですので、もし木造で復元されるとなれば、きっと立派で価値あるものになるだろうと思います。僕としては、現在の天守閣でも十分に名古屋のシンボルとしての役割を果たしており、名古屋市民の皆さんにも愛されていると思うのですが、いずれにしても、この先の行く方に注目したいところです。まあ、仮に木造復元されたとしても、僕が生きているうちに完成することはないと思いますがね。

 

金シャチ横丁でランチタイム

 金シャチ横丁は、2018年3月にオープンした飲食店街で、東門エリアにある「宗春ゾーン」と正門エリアにある「義直ゾーン」に分かれています。見たところ、スイーツやテイクアウトを楽しみたいのであれば「宗春ゾーン」、ひつまぶしや名古屋コーチンみそかつ、味噌煮込みうどんなど、定番の名古屋めしでお腹を満たしたいのであれば「義直ゾーン」がおすすめです。僕は今回、「義直ゾーン」に行ってみました。

 今日はここ金シャチ横丁で昼食にすると決めていましたが、どのお店で何を食べてみようか全く考えてきませんでした。「矢場とん」があったので、久しぶりにみそかつもいいかなと思って覗いてみると、驚くほどの長蛇の列となっていました😰 さすがにこの行列に並ぶ気持ちにはなれなかったので、今回は別のお店にしようと思い、「徳川忠兵衛」で天丼をいただくことにしました。

 こちらは、ほとんど待ち時間なく入店することができました。お店の外観は、横丁全体で統一されており、純和風で城下町のような店構えですが、店内は明るく広々しています。また、家族やグループ向きのボックス席やテーブル席だけでなく、ひとりでも利用しやすいカウンター席もありました。最近の飲食店は“おひとりさま席”が用意されていることが多く、一人でも気兼ねすることなく、ゆっくりと食事を楽しむことができます。

 注文したのは、天丼です。大きな海老🍤やとり肉、野菜、きのこ、海苔さらには温玉🥚の天ぷらもあり、具だくさんです。天ぷらに天つゆや塩を付けていただくのも美味しいですが、僕は甘いタレをかけた天丼の方が好きです。いつものとおり食レポはありませんが、美味しくいただきました🤗

 

中部電力 MIRAI TOWERを訪問

 食事を終えたところで再び地下鉄に乗車し、次の久屋大通駅で下車しました。次に向かうのは中部電力 MIRAI TOWERです。久屋大通公園にある鉄塔と言えば、昔は「テレビ塔」と呼ばれていましたが、2011年のアナログ放送の終了に伴って電波鉄塔としての役目を終え、その後、改修工事などを経て、2021年5月には、中部電力 MIRAI TOWERとして新たにスタートしました。テレビ塔の時代には、中学校での遠足などを含め、何度か訪れたことがあります。そんな意味でちょっと懐かしさもあり、今回はこのタワーに上がってみることにしました。ちなみに一般料金は大人1,300円ですが、EX旅先予約だと会員価格として大人1,000円でした。

 鉄塔の高さは180mで、東京タワーやとうきょうスカイツリーよりも低いですが、やはり圧倒的な存在感があります。ちなみに低層階にはホテルが入っており、地上90mから100mの地点には展望台があります。今回はこの展望台に行ってみます。

 エントランスから入場し、エレベーターで3階まで上がります。3階にはカフェやグッズ売り場などがあり、ここまではチケットを購入しなくても利用することができます。ここから眺める栄の街並みもいいですね。芸術文化センターとオアシス21がよく見えます。

 ここでエレベーターを乗り換え、展望台へと向かいます。

 展望台に上がるエレベーターは2機あります。上りエレベーターの乗客は僕一人で、なぜか係員の方が同乗されました。何のために同乗されるのか分かりませんでしたが、2機のエレベーターのうち1機は扉が手動扱いのため、その操作を行うために同乗されているようです。今でも扉の開閉が自動化されていないエレベーターがあるんですね。ちょっとびっくりしました。乗車中は、ガラス越しに外の景色を眺めることができますが、徐々に高くなる感覚が怖くなって、足がすくみました。

 展望台に到着です。展望台は、地上90mに位置する屋内展望台スカイデッキと地上100mに位置するスカイバルコニーの2層構造です。スカイデッキからは、ガラス越しに東西南北すべての方角を一望することができます。

 わざわざ展望台に来てから言うのもなんですが、僕は高所が苦手なので、真下を見下ろすのではなく、なるべく遠くの景色を眺めるようにしています。よく見ると、僕の職場も見えました。

 せっかくなので、階段を登ってスカイバルコニーにも行ってみました。窓がない吹き抜けの空間で、外気を直接感じられる開放的なスペースとなっていますが、何だか大きな鳥かご🦜の中に入っているような感じです。今日は風もほとんどなく穏やかな天候ですので、清々しく気持ちがいいです。スカイバルコニーを1周し、展望台からの眺めを十分に楽しむことができたところで、エレベーターで地上に降ります。

 

オアシス21を訪問

 さて、先ほどもちょっと見えましたが、MIRAI TOWERのすぐ近くにオアシス21があります。名古屋での滞在予定時間はまだ十分ありますので、ここまで来たついでに、オアシス21にも立ち寄ってみることにしました。ここにもロゴオブジェがありましたので、記念にパシャリ📸

 オアシス21は、「水の宇宙船」と呼ばれる、空中に浮かぶガラス屋根が特徴的で、バスターミナルやイベント広場、飲食店などが一体となった複合施設です。2002年にオープンしたので、かれこれ20年以上経過しているんですね。

 「水の宇宙船」の下に来ました。見上げるときれいな青空が見えて、まるで天井がないかのように感じてしまいますが、実際にはガラスの天井があってその上面に水が流れており、その外周には園路があって地上14mの空中散歩が楽しめるようになっています。屋上階まではエレベーターで上がることもできますが、僕は階段を利用して昇ってみました。

 先ほどのMIRAI TOWERと比べれば、階段でも余裕だろうと高を括っていましたが、結構しんどかったです😰 日頃の運動不足をあらためて実感しました。ここで外周を一周してみます。MIRAI TOWERからとはまた違った角度から、栄の景色を見ることができました。

 場所によっては水が波打っており、人工的な建造物と自然界の水が融合して、一つの芸術作品を作り上げているような感じがします。ちなみにオアシス21は、「水の宇宙船」を含め入場料などが必要ないため、いつでも気軽に楽しめる場所です。夜になるとライトアップされ、昼間の時間帯とはまた違った幻想的な雰囲気が楽しめると思います。

 

資生堂パーラーでスイーツタイム

 オアシス21を後にして栄駅から地下鉄東山線に乗車し、名古屋駅に戻ってきました。普段は名城線ばかり利用しているので、東山線に乗車するのは久しぶりです。名古屋駅到着直前に流れる5か国語の自動放送が独特で、なぜか頭の中に残ってしまうのは、おそらく僕だけではないと思います。名古屋では、家族に頼まれていた堂島ロールを購入するため、ミッドランドスクエアの地下にあるモンシェールに立ち寄ります。ついでにここのカフェでスイーツを楽しもうと思っていましたが、入店を待つ方の行列があまりに長く、とても待つ気にはなれませんでしたので、ロールケーキだけ購入しました。しかし、せっかく名古屋に遊びに来たにもかかわらず、スイーツなしというのは、僕のプライドが許しません。代わりにいいカフェはないだろうかと考えて、JRセントラルタワーズの12階にある資生堂パーラーに行ってみることにしました。

 エレベーターで一気に12階まで上がり、資生堂パーラーに到着しました。“パーラー”という名前は、ノスタルジックでお洒落な感じがして、何か特別感があります。

 いちご🍓のパフェの提供が始まったようで、店頭では大きく案内されています。2,750円と2,860円とはかなり豪華ですね。今日の昼食でいただいた天丼よりも高いです。店内はあいにく満席でしたが、用紙に名前を書いて待っていると、10分くらいで店内に案内されました。

 着席してメニューを見ましたが、やはり先ほど見たパフェが頭から離れません。ちらっと周囲の方を見ると、いちご🍓のパフェを注文されている方が多いようです。ということで、僕も九州産苺“恋みのり”のパフェを注文しました。

 待つこと数分、注文したパフェが運ばれてきました。見た目にもキレイで、思わず笑顔になってしまう一品です。中央には生クリームの上にいちご🍓がまるごと盛り付けられ、半分にカットされたいちごがその周りを囲んでいます。“恋みのり”という品種は、果肉は白く、甘みと酸味のバランスのよさが特徴のようです。実際に口にしてみると、シャキっとした歯ごたえで、クリームやいちごのソースとの相性もいいですね。ちょっと贅沢をしてしまいましたが、十分に満足できました。

 

名古屋駅から東海道新幹線に乗車

 さて、堂島ロールを購入し、美味しいパフェでお腹を満たしたところで、そろそろ豊橋に戻ります。普段は通勤のために往復している名古屋ですが、名古屋城、金シャチ横丁、MIRAI TOWERといった施設を巡り、思っていた以上に楽しい時間を過ごすことができました。考えてみれば、リニア・鉄道館にもしばらく行っていないですし、まだ行ったことがないノリタケの森で食事もしてみたいので、また機会を捉えて名古屋に遊びに行きたいと思います。

 復路も往路と同様、新幹線を利用します。改札を通ってホームに上がると、ちょうどいい時間に名古屋駅始発の「こだま」738号東京行きがありましたので、これに乗車することにしました。

 15番線の発車標を見ると、たまたま「こだま」「ひかり」「のぞみ」が順に並んでいます。「こだま」738号の自由席は全部で8両で、「こだま」にしては少ない方ですが、それでも「のぞみ」号の4倍もの自由席があるんですね。

こだま号で使用されているN700A名古屋駅 2025/12/6

 ホーム上から写真撮影し終えたところで乗車します。往路では、先頭の1号車を利用したにもかかわらず車内は混雑していましたが、こちらは始発駅からの乗車ということもあって、ガラガラです。あまりに空いていたので、思わず車内で2人掛け座席も撮影しちゃいました。

 名古屋駅を発車した「こだま」号は途中、三河安城に停車し、その次はもう豊橋です。往路でも感じましたが、本当にあっという間に到着です。乗り鉄的にはまだ乗り足りないという思いで、このまま東京まで行ってもいいくらいに思えてなりませんが、長距離乗車はまた別の機会に楽しむことにします。

 豊橋駅到着後は、往路とは反対方向の路線バスに乗車し、途中のバス停で下車してディーラーまで歩きます。豊橋駅では路線バスへの乗り換えが時間的にちょうどよく、また、ディーラーに到着すると作業が終わったばかりのところだったようで、そのまま支払いを済ませて車で帰宅しました。今回は車検にあわせて、思い切ってタイヤを交換したのですが、何となく乗り心地がよくなったような気がします。なにはともあれ、これで無事に車検の手続きも終えることができました。

 

乗車券類の紹介

 最後に、使用した乗車券類を紹介したいと思います。と言っても豊橋―名古屋間を往復しただけですので、4枚しかありません。

 運賃部分は、企画乗車券である「名古屋往復きっぷ」です。豊橋駅のクレジットカード専用端末で購入しました。ちなみに同じきっぷでも、名古屋発の場合には「豊橋往復きっぷ」「新城・本長篠往復きっぷ」と呼ばれており、どのきっぷも平日と土休日では発売額が異なりますが、いずれも当日のみの発売となるため注意が必要です。

 また、豊橋―名古屋間で新幹線に乗車する場合、運賃と特急料金が一体となった「新幹線名古屋往復きっぷ」を購入する方法もありますし、「名古屋往復きっぷ」と「往復・カルテットきっぷ専用新幹線変更券」とを組み合わせて使用する方法もあります。僕は何となく後者のパターンにしましたが、金額的には同じなので、購入するための機械操作の手間を考えれば、始めから「新幹線名古屋往復きっぷ」の方を購入しておく方が便利だと思います。なお、こちらの変更券も、平日と土休日では発売額が異なります。

 これらのきっぷを使用することで、土休日には、わずか2,360円で豊橋―名古屋間を新幹線で往復することができてしまいます。もう、バグじゃないかと疑いたくなるようなねだん設定です。JR東海は、東海道新幹線について大幅な割引を行いませんが、このきっぷについては例外であると言わざるを得ません。もちろん、ライバルである名鉄の存在を強く意識したものであることは、疑う余地もありません。利用者としては、ありがたい限りです。

 さて、今回は愛知県内でのプチ乗り鉄旅となりました。もう少しすると年末の休暇がやってきます。せっかくなので、この休暇を利用し、ちょっとした乗り鉄旅を楽しみたいと思っていますので、引き続き健康に留意し、元気に年末を迎えたいと思う今日この頃です。

2つの観光列車に乗車する愛媛・高知乗り鉄旅(2)

【前回記事のあらすじ】

 今回の旅は、約1年半ぶりに四国を訪れる1泊2日の乗り鉄旅です。1日目となる昨日は、名古屋から東海道・山陽新幹線で岡山まで行き、岡山からは特急「しおかぜ」に乗車しました。松山からは、今回の旅行の目的のひとつである「伊予灘ものがたり」に乗車し、車内でフレンチミニコースやデザート、下灘駅からの眺めなどを堪能しました。八幡浜からは特急「宇和海」に乗車して終点の宇和島に行き、宇和島の郷土料理である「鯛めし」を満喫したあと、宇和島駅直結のホテルに宿泊しました。愛媛・高知乗り鉄旅の2日目は、宇和島からの出発です。

 

 

宇和島駅から「しまんトロッコ」に乗車

 今回は、宇和島駅直結のホテルに宿泊したこともあり、朝はとてもゆっくりとすることができました。フロントでチェックアウトをして1階に降りると、そこはもう改札口の前ですからね。この立地はありがたいです。 昨夜とは別の角度から駅舎とホテルをパシャリ📸 今日も快晴で、気持ちのいい青空が広がっています。

 昨日は、主に愛媛県内での乗り鉄旅となりましたが、今日2日目は、高知県に向かう予土線への乗車から始まります。予土線に乗車するのは初めてですので、どんな乗り鉄旅になるか楽しみです。予土線は、愛媛県北宇和島駅と高知県の若井駅(川奥信号場)とを結ぶ路線ですが、運行上は、宇和島北宇和島間(予讃線)と若井-窪川間(土佐くろしお鉄道)も含めた運転系統となっています。僕は今回、この区間で「しまんトロッコ」に乗車しますが、予土線では、「予土線三兄弟」と呼ばれる、特徴的な列車が運行されており、その“長男”は「しまんトロッコ」、“次男”は「海洋堂ホビートレイン」、そして“三男”は0系新幹線を模した「鉄道ホビートレイン」です。これらの列車は予土線普通列車として運転されているため、「しまんトロッコ」のトロッコ車両を除けば、乗車券だけで乗車することができます。

 そして今から乗車する 「しまんトロッコ」ですが、週末を中心に1往復運転されており、僕は宇和島窪川行きの上り列車の全区間に乗車します。そのダイヤは次のとおりです。

 JR四国がWebページで公開しているダイヤは上のとおりですが、「しまんトロッコ」は定期の普通列車に連結されて運転されるため、上記の駅以外にも予土線内の各駅に停車します。このうちトロッコ車両に乗車できる区間は、途中の江川崎から土佐大正までの間となります。トロッコ乗車を楽しむ車両ということで、さすがに冬季期間は運転していません。ちなみに今年の運行は、明日が最終日となります。

 改札を入って3番線に向かうと、すでに「しまんトロッコ」が停車しています。「しまんトロッコ」は、牽引車であるキハ54形気動車と、無蓋貨車を改造したトラ45000形の2両で運転され、両車とも山吹色の車体色が特徴的なのですが、3番線には、なぜかトラ45000形とJR四国オリジナルカラーのキハ54形が停車しています。「あれ?しまんトロッコのキハ54形は?」と思い、しばらくそのまま様子を見ていましたが、「しまんトロッコ」用のキハ54形は姿を現しません。発車標にも表示されていましたし、目の前に車両が停車している以上、少なくとも運休ということはありませんが、どうやら今日は一般車両が代走するようです。運行上の支障はないでしょうが、観光列車としての編成美というか、せっかくなら2両が揃った「しまんトロッコ」にお目にかかりたかったので、ちょっと残念です😞 まあ何か事情があると思いますので、仕方がないですね。

しまんトロッコを牽引するキハ54形:宇和島駅 2025/11/29

 キハ54形の後ろに連結されているのが、トロッコ車両であるトラ45000形です。客車用に屋根が付けられ、また、妻面には貫通扉が設けられていますが、車両全体の雰囲気は貨車そのものです。

しまんトロッコトロッコ車両であるトラ45000形:宇和島駅 2025/11/29

 僕は気合いを入れ過ぎて、かなり早めにホームに来たので、他の乗客はまだ誰もいませんでした😅 どうやら、「しまんトロッコ」の発車数分前に宇和島駅に到着する特急「宇和海」5号から乗り換える方が多いようです。

 宇和島駅から江川崎駅までは、まだトロッコ車両に乗車できないため、ロングシートのキハ54形に乗車します。観光で乗車される方が多いと思いますので、転換クロスシートだと嬉しいところですが、あまり贅沢を言ってはいけませんね。

 「宇和海」からの乗り換え客を乗せて、「しまんトロッコ」は宇和島駅を発車しました。予土線の列車は基本、ワンマン運転のようですが、「しまんトロッコ」として運転する際には車掌さんが乗務されるようです。車掌さんが一部区間で車内からの景色を案内してくださるのですが、うーん、窓がかなり汚れていて、ちょっと見にくいです😰 ちなみに宇和島駅から窪川駅まで約2時50分の乗車になりますが、車内にトイレはありませんので注意が必要です。途中でトイレに行きたくなった場合、江川崎駅のトイレを利用することになりますが、停車時間が短いため、できるだけ宇和島発車時に済ませておくことをオススメします。

 江川崎駅に到着しました。僕を含めて、ほとんどの乗客はここでトロッコ車両に移動し、また、江川崎から「しまんトロッコ」に乗車される方もいらっしゃいました。季節はすでに11月下旬で風も冷たく、トロッコ乗車のベストシーズンとは言えませんが、思っていたよりも乗車される方は多かったです。

 ちなみに、トロッコ車両の座席はベンチのような造りで、薄いマットが引かれています。背もたれはなく、簡単なパイプによる仕切りしかありませんが、ボックス単位でテーブルが設置されており、窓側にはスマホやペットボトルなどを置く小さな台も用意されています。今回、僕の隣りの通路側座席は空席でしたが、もし大人2人で相席になると辛いものがありそうです。

 さて、「しまんトロッコ」は、江川崎を発車しました。最近は、観光列車として運行されるトロッコ列車が全国各地にあり、僕もこれまで、JR北海道の「くしろ湿原ノロッコ号」「富良野・美瑛ノロッコ号」、京都の嵐山を走る嵯峨野観光鉄道、それにJR四国徳島線を走る「藍よしのがわトロッコ」などに乗車しました。しかし、「しまんトロッコ」はこれらのトロッコ列車と大きく異なり、無蓋貨車として使用されていた本物の貨物車両から作られています。改造されているとは言え、乗り心地は貨車時代のままであり、走行時の振動や揺れがダイレクトに伝わってきます。また、窓がないため、走行音が直に車内に伝わってきて、特にトンネル内では爆音です。

 さて、車内では、地元のガイドの方が乗車され、予土線の歴史や沿線の見どころなどを案内してくださいます。ガイドさん4名のうち2名は高校生で、初々しい感じがして微笑ましいです。ただ残念なのは、走行音にかき消されてしまい、せっかくの案内が聞き取りずらい箇所があるところです。

 予土線から眺める景色の最大の魅力は、何と言っても四万十川です。四万十川は四国の中で最長の河川で、大規模なダムがないことから、「日本最後の清流」とも称されています。また、洪水時には橋が水面よりも下になる、欄干のない「沈下橋」も見ることができました。車内でガイドさんからいただいたパンフレットを見ると、予土線は、蛇行する四万十川の流れを串刺しにするように線路が敷設されている区間があります。「しまんトロッコ」について事前に調べていた際、窪川行きに乗車するのであれば、進行方向左側の座席(偶数番号の座席)の方が車窓を楽しめるという記事がありましたが、実際には、四万十川が右側に見える区間もありますので、左右どちら側の座席からでも車窓を楽しむことができると思います。僕は進行方向右側の座席(奇数番号の座席)でしたが、上の写真のような景色を見ることができました。

 トロッコ車両での乗車を楽しむこと約50分、列車は土佐大正駅に到着しました。トロッコ車両への乗車はここまでなので、停車中にキハ54形のロングシート車両へと戻ります。

 「しまんトロッコ」は土佐大正を出発し、打井川、家地川と停車してしばらくすると、土佐くろしお鉄道中村線と合流する川奥信号場が見えてきました。

 ここから若井駅までの区間は、予土線土佐くろしお鉄道中村線の二重戸籍区間なんだそうです。かなり大きな信号場で、突如として山あいの中に複線区間が現れたので、ちょっと驚きです。

 「しまんトロッコ」は終点の窪川駅に到着しました。こんなベストポジションで牽引機であるキハ54形を撮影できるのであれば、やはり「しまんトロッコ」用の山吹色の車両を撮影したかったというのが正直なところです。無蓋貨車を改造したトロッコ車両に乗車するという貴重な体験ができ、楽しかったです。

 

窪川駅でランチタイム

 窪川駅では、一旦、改札を出てみることにしました。窪川から先は、高知に向かう特急「あしずり」に乗車しますが、「しまんトロッコ」との接続は考慮されていないようで、1時間45分の待ち時間となります。時刻表で調べると、13時56分発の「あしずり」10号まで待たなくても、先発する普通列車の方が早く高知駅に到着できるようですが、せっかくの乗り鉄旅なので、気分的に特急列車を利用することにしました。ちなみに窪川-岡山間については、高知駅で出場せずに特急列車を乗り継ぐ場合、通しの料金で乗車することができる制度があるため、高知から特急列車を利用した場合と窪川から利用した場合の特急料金の違いは、わずか220円です。この金額差であれば、窪川から特急に乗車する価値は、十分にあると思います。

 ということで、窪川駅で「あしずり」10号の発車までの待つことにしますが、ちょうどお昼時なので、この時間を利用して昼食をいただくことにします。

 ちょうどいい具合に、「しまんとえきめし FORM」さんという飲食店が駅に併設されていましたので、ここを利用することにしました。メニューを見ると種類は豊富で、麺類などもあります。そんな中で、僕は四万十豚のとんかつ定食を注文しました。何でも注文を受けてから調理を始めるそうで、15分ほどかけてじっくりと揚げてくれるようです。列車の発車時間まで余裕がありますので、僕もゆっくり待つことにしました。

 こちらが、提供された四万十豚のとんかつ定食です。お肉は200gサイズと160gサイズの2種類から選ぶことができます。僕は小さめの160gの方にしておきました。四万十豚は、地元の農場でこだわりを持って育てられた豚ということで、柔らかな肉質と良質な脂肪が特徴なんだそうです。四万十といえば、天然うなぎが有名なんだそうですが、豚肉もなかなかグッドです。もちろん美味しくいただきました。

 

窪川駅から特急あしずりに乗車

 昼食を終えたところで改札を入り、ホームに移動して「あしずり」の到着を待ちます。「あしずり」は、高知駅土佐くろしお鉄道中村駅(1日1往復のみ宿毛駅)間を結ぶ気動車特急で、2000系または2700系で運転されています。車両の運用は固定されているようで、僕が乗車する10号は2000系となります。しばらく待っていると、乗車する「あしずり」がゆっくりと入線してきました。2両編成の可愛らしい特急です。ここから先はJR四国区間になりますので、乗務員さんも交代します。

あしずりで使用されている2000系:窪川駅 2025/11/29

 「あしずり」は2両とも普通車で、1号車の一部が指定席となっています。自由席でも十分に着席できるだろうと思いましたが、高知から先に乗車する「南風」では指定席を確保しておきたかったため、これに合わせて「あしずり」も指定席となりました。車内はこんな感じです。

 1号車は指定席と自由席が混在しており、これらを区別するため、指定席には専用の背もたれカバーが付けられています。ちなみに現行の内装は2000系リニューアル後のもので、モケットやカーテンも交換されています。デッキとの間仕切り化粧板や客室床面が木目調のものとなっており、なかなかお洒落な感じがします。

 そして乗車率ですが、僕の予想どおり、車内は自由席を含めて閑散としていました。もちろん相席になることはなく、高知までの乗り鉄旅を楽しみました。

 

高知駅から特急南風に乗車

 「あしずり」は高知駅に到着しました。高知と言えば、坂本龍馬、桂浜、カツオのたたき、広末涼子さんが有名ですね。このうち、カツオのたたきについては、高知市内にある「ひろめ市場」という施設に行くと、おいしいカツオのたたきをいただくことができるようです。今回は時間の都合上、高知駅では下車できないため、「ひろめ広場」を訪問することはできませんが、なんとか本場・高知のカツオのたたきが食べられないかと事前に調べたところ、何と高知駅に「かつおたたき弁当」という駅弁があることを知りました。高知駅に行くからには、絶対に購入したいと思い、8分の乗り換え時間を利用してホーム上にある売店に立ち寄りましたが、残念なことに売り切れでした😭 これは本当に残念です。気持ちの中では、すでにカツオのたたきをいただく気満々だったのですが、運に恵まれませんでした。

 「かつおたたき弁当」を購入できなかったという深い傷を負いながら、特急「南風」20号に乗車します。山陽新幹線との接続駅である岡山駅と四国4県の各主要駅とを結ぶ列車としては、高松発着の快速「マリンライナー」、松山発着の特急「しおかぜ」、徳島発着の特急「うずしお」(ただし2025年3月のダイヤ改正により現在はすべて高松止まり)があり、そして高知発着の列車は特急「南風」となります。使用車両は2700系気動車で、一部は、アンパンマンのキャラクターが描かれた「アンパンマン列車」として運用されています。僕もこれまでの乗り鉄旅で、「あかいアンパンマン列車」と「きいろいアンパンマン列車」の両方に乗車したことがありますが、今日乗車するのは通常編成です。

南風で使用されている2700系:高知駅 2025/11/29

 こちらが「南風」です。四国管内で乗車する最後の列車で、昨日から数えて5つ目の在来線特急列車となりますが、思い返すと今回の乗り鉄旅では、5つとも異なる形式の車両に乗車することができました。手短に写真撮影を済ませて乗車すると、「南風」は高知駅を発車しました。

 2700系の車内はこんな感じです。これまでにも何度か2700系に乗車したことがありますが、まだグリーン車には乗車したことがありません。一度は乗車してみたいものですが、今回も予算の都合により普通車指定席としました。

 過去の経験から、「南風」は比較的混み合うことが多いことは承知していましたが、始発である高知駅からすでに相席となりました。それは仕方のないことですが、僕の隣の通路側座席に座っていた男性は、いかにも横柄そうな態度でふんぞり返り、通路に足を投げ出しています。また、後から乗車した僕が窓側座席に着席しようとすると、いかにもめんどくさいと言いたげな視線を投げてきます。こういうタイプの人って、たまに外出先で見かけるのですが、一体どういう環境で生活されているんでしょうか。正直言って不快な気持ちしかありません。通路側座席の男が自分の視界に入らないよう、乗車中は極力、窓の外を眺めていることにしました。

 列車は、後免、土佐山田、大杉、大歩危阿波池田に停車し、次に琴平に停車します。ちなみに土讃線は琴平から先の区間は電化されており、285系サンライズ瀬戸も、一部の日にはここ琴平まで延長運転されています。僕としては、「四国まんなか千年ものがたり」で立ち寄ったり、「ラ・マル・ド・ボァ」の終着として下車したことがある駅です。

 琴平駅を発車した「南風」は、善通寺多度津、丸亀、宇多津とこまめに停車していき、いよいよ瀬戸大橋を渡ります。時間的に外は暗くなりかけていますが、海沿いにある工場🏭️の大型クレーンが見えてくると、これで四国とお別れだなという気持ちになります。

 瀬戸大橋を渡ったところで児島に停車し、「南風」は終着の岡山に到着しました。もう辺りは真っ暗ですが、せっかくなので岡山駅でも「南風」を撮影しておきました。日中のように日が差していないため、ヘッドマークもきれいに撮影できたと思います。高知から岡山まで約180km、時間にして約2時間30分の乗り鉄旅となりました。

 さて、岡山駅では一旦、改札を出てから、今日の夕食を調達したいと思います。やっぱり夕食に「かつおたたき弁当」が食べたかった。(←まだ言ってる人😒)

 

岡山駅から東海道・山陽新幹線に乗車

 岡山駅ではいつものとおり、岡山一番街・さんすて岡山に立ち寄りました。お弁当やお土産品を買い求める方が非常に多く、店舗によってはレジ待ちの長蛇の列ができています。焦りながらも何とかお弁当🍱とお土産物を買い、新幹線改札口から入場しました。乗車するのは、「のぞみ」50号の東京行きです。

 ホーム上で待つことしばし、23番線に列車が入線してきました。車両はN700Sです。昨日乗車した下りの「のぞみ」号はN700Aだったので、往路とは違う車両に乗車できてラッキーです。名古屋まで乗車するため、普通車指定席を利用します。わざわざ先頭車両の停止位置で待ち構えて撮影する余裕はなかったので、乗車位置付近から入線するN700Sを撮影しました。山陽新幹線区間では、16両編成と8両編成が混在しているため、それぞれの編成数に応じた乗車案内がホームドア付近に掲示されています。

 早速、乗車します。往路で名古屋駅から下りの「のぞみ」号に乗車した際には、すでにほぼ満席状態でしたが、岡山駅から乗車した「のぞみ」号も、多くの方が乗車されていました。僕の座席は、11号車最後尾の2人掛けの窓側座席です。

 僕が乗車した11号車は、ほぼすべての座席が埋まっていましたが、運のいいことに、岡山発車時点で隣の通路側座席は空席でした。相席になると、お弁当を食べるのにも窮屈感があるので、これはラッキーでした。しかし、次の停車駅である新神戸かその次の新大阪で隣の座席にも乗車があることは間違いないだろうと予想し、岡山駅発車から新神戸駅到着までの間に夕食を食べ終えるようにしました。

 僕は普段から、食事のペースが他の方よりもかなり遅いため、しっかりと時間を決めておかないと、だらだらと自分のペースで食事をしてしまう癖があります。今日はとにかく急ぐことを強く意識し、何とか姫路駅通過時までにお弁当を食べ終えることができました。お弁当の次はスイーツタイムということで、フルーツサンドもいただきます。岡山駅でたまたま値引き販売されているのを見つけ、思わず買ってしまったものです。ブルーベリーのホイップクリームとフルーツの相性がバッチリで美味しかったです😋🍴💕 こちらも、目標としていた新神戸到着前に、完食しました。これで安心して車内でのひとときを過ごすことができます。ちなみに僕の隣の通路側座席ですが、予想していたとおり、新神戸から乗車がありました。

 さらに「のぞみ」50号は、新大阪、京都に停車し、名古屋に到着しました。やはり名古屋駅で下車される方は多いですね。ホーム上からもう一度、ここまで乗車したN700Sを撮影しました。

 この後は、在来線ホームに移動して金山まで行き、金山から名鉄線に乗り換えて、今回の乗り鉄旅はすべて終了となります。「しまんトロッコ」の牽引機が変更されるという想定外の出来事もありましたが、遅延もなく、当初予定した行程どおりに旅を終えることができました。「伊予灘ものがたり」では車内でフレンチのミニコースを、そして宇和島では「鯛めし」をいただくなど、旅の中では食事も存分に楽しむことができました。2日間にわたり天気の崩れもなく、充実した四国旅を満喫することができました。

 

乗車券類の紹介

 いつものように、今回の乗り鉄旅で使用した乗車券類をまとめて紹介したいと思います。今回は2日間で計11枚のきっぷを使用しました。

 まずは往路の乗車券です。計画段階では、JR四国ツアーが発売する旅行商品「しあわせめぐり旅~伊予灘ものがたり~」を利用することも検討し、一旦は手続きを進めましたが、宿泊するホテルで禁煙ルームを手配できなかったことや、付属するJR四国全線フリーきっぷ以外の区間で使用する乗車券や特急券を別に用意すると、全体としてそれほどおトクにならないことから、旅行商品は利用せずすべて個人手配することに決めました。

 ちなみに今回の乗り鉄旅では、向井原伊予大洲間で伊予長浜経由で走る「伊予灘ものがたり」に乗車していますが、この区間については選択乗車が認められているため、上のような内子線経由の乗車券でも問題ありません。

 続いて1日目に使用した特急券4枚です。駅や旅行会社の窓口でないと購入できない「伊予灘ものがたり」の特急券以外は、新幹線を含めてすべてe5489で手配しました。岡山→松山間で利用した「しおかぜ」の特急券は、チケットレスを選ぶことで正規料金よりも200円安く購入できました。

 次は、復路で使用した乗車券です。発着駅は往路で使用した乗車券と同じですが、こちらは予土線土讃線を経由するため、往路よりも若干、ねだんが高くなっています。宇和島駅には自動改札機がないため、入鋏印が押印されています。また、「しまんトロッコ」の車内で検札があり、その際に指定席券と乗車券を提示したところ、乗車券にもチケッターが押印されました。

 こちらの5枚は、復路で使用した指定席券と特急券(指のみ券を含む。)です。「しまんトロッコ」はe5489でも申込み可能ですが、「えきねっと」だとシートマップから座席位置の指定ができるのに対し、なぜかe5489では指定ができません。せっかくなら、進行方向に向いて着席できる窓側座席を選びたかったので、あえて「えきねっと」で購入しました。ちなみに「えきねっと」で購入したJR東日本の企画乗車券以外のきっぷ(例えば、普通乗車券、指定席券、正規料金での購入する特急券など)は、JR東海区間を含まないものであっても、JR東海管内の指定席券売機で発券することができます。これもe5489とは異なる点で会社により取扱いが異なるため、使い慣れていない方にとっては分かりにくそうですね。乗車券類の紹介は以上のとおりです。

 なお、今回利用した乗車券類の総額を、正規の運賃・料金の場合の総額と比較すると、次のとおりです。岡山→松山間と窪川→高知→岡山間でチケットレス特急券を利用したことによる違いだけなので、ほとんど差はありません。

 さて、今年も残り少なくなりました。寒い時期となってきましたが、できれば12月にも別の鉄道旅を楽しめたらいいなと思っています。その際にはまた、紹介させてもらいます。ここまでお読みいただき、ありがとうございました🙇

2つの観光列車に乗車する愛媛・高知乗り鉄旅(1)

 今年も残すところ、あと1か月くらいになってしまいました。1年という月日が過ぎるのは、本当にあっという間です。ちょっと早いですが、今年を振り返ると、乗り鉄的には充実した1年となったように感じています。3月には1泊2日で九州に行き、博多から別府まで観光列車「かんぱち」に乗車しました。9月には初めて北海道新幹線に乗車して札幌までを往復し、往路では函館本線のうち山線と呼ばれる区間を走る臨時特急「ニセコ」に乗車しました。北は北海道から南は九州・別府まで、近場も含めて全国各地を訪れることができました。しかし、今年になってから、まだ四国は訪れていません。これまでの乗り鉄旅では何度か四国を訪問し、3つの「ものがたり列車」や「ラ・マル・ド・ボァ」、「藍よしのがわトロッコ」などに乗車したことがありますが、まだ予土線を走る「しまんトロッコ」には乗車したことがありません。また、3つの「ものがたり列車にはすべてに乗車していますが、その当時の「伊予灘ものがたり」はキハ47形を改造した快速列車だったため、キハ185系により特急化された現在の「伊予灘ものがたり」には、まだ乗車していません。そこで今回、1泊2日で四国を訪れて、「伊予灘ものがたり」と「しまんトロッコ」に乗車する乗り鉄旅に行ってみることにしました。トロッコ列車に乗車するのであれば、気持ちよく風を感じることができる春や夏が理想的なのですが、なかなか出発のタイミングを決めかねているうちに11月になってしまいました。調べてみると、今季の「しまんトロッコ」の運行期間は11月までとなっており、まだ間に合います。2日間を利用して「伊予灘ものがたり」と「しまんトロッコ」に乗車するよう、今回の乗り鉄旅は次のような行程としました。

◆11月28日(1日目)

◆11月29日(2日目)

 東海道・山陽新幹線で岡山まで行き、岡山から特急「しおかぜ」に乗車します。瀬戸大橋線を渡って四国に入ると、宇多津からそのまま予讃線を西に向かって松山に向かいます。松山から八幡浜までは、今回の乗り鉄旅の目的のひとつである「伊予灘ものがたり」に終点の八幡浜まで乗車します。八幡浜からは宿泊先である宇和島まで特急「宇和海」に乗車し、1日目の旅を終えます。2日目は宇和島からスタートし、ここから予土線を走る「しまんトロッコ」に乗車して窪川に向かいます。そして窪川から高知までは特急「あしずり」に、高知から岡山までは特急「南風」に乗車するというもので、四国管内では5つの特急列車と1つのトロッコ列車に乗車する行程となっています。それでは、今回の旅の様子を紹介していきます。

 

 

名古屋駅から東海道・山陽新幹線に乗車

 さて、今日は金山駅からJR線に乗車して名古屋駅に来ました。名古屋市内発の乗車券を利用する場合、金山駅から乗車しても名古屋までの運賃を別に負担する必要がなく、また、名鉄線からJR線への乗り換えも移動距離が少ないので、金山駅からのJR線利用は何かと便利です。東海道本線に乗車すること約4分、名古屋駅に着きました。

 通路を通って新幹線乗り換え改札に行くと、これから乗車される方やちょうど下車された方が大勢いらっしゃいます。ニュース番組などでは、高市総理の一件で、中国からの訪日客が大きく減少していると報道されていますが、それでも東海道新幹線の需要はそれほど大きな変化はないようです。

 今回乗車するのは「のぞみ」107号の広島行きです。列車番号が示すとおり、山陽新幹線に直通する臨時列車で、新大阪行きの定期列車である「のぞみ」213号に変わって運転される列車です。確か、木・金・土曜日の運転が基本となっているはずですが、なぜか11月は、16日を除くすべての日に運転されています。「のぞみ」号に乗車するのは、6月に鳥取砂丘を訪れた際に姫路から名古屋まで乗車して以来で、約5か月ぶりです。僕は貧乏症なので、「のぞみ」号に乗車するだけでもちょっと贅沢をしているような気分になってしまいます。

東海道新幹線でのぞみ号の運用に就くN700系名古屋駅 2025/11/28

 ホームに到着してしばらくすると、17番線に「のぞみ」号が入線してきました。車両はN700Aです。今日は岡山まで乗車しますので、もちろん指定席を予約しておきました。写真撮影を終えて、早速乗車します。

 僕は3号車に乗車しました。「のぞみ」号は1号車と2号車が自由席で、3号車以降はすべて指定席です。3号車は16両編成の中では端の方の号車なので、他の号車よりも乗客は少ないかなと勝手に想像していましたが、実際にはほぼ満席でした😣 3人掛けの中央座席を含めて、僕の見える範囲に空席は見当たらないくらいです。ビジネス利用が多いのか、金曜日ということで旅行客が多いのか、はっきりとは分かりませんが、大きなキャリーケースを荷棚に載せている方が多くいらっしゃいます。ここまで乗客が多いとは、本当にビックリしました。

 今回僕が乗車した列車の状況だけで判断できるものではありませんが、これだけ多くの需要があるのであれば、今年3月のダイヤ改正に合わせて実施した「のぞみ」号の指定席拡大は、必然的な対応策だったということですね。年末年始やゴールデンウィークなどの多客期に全席指定席とすることにも納得できます。

 名古屋を発車した「のぞみ」号は京都、新大阪の順に停車していきます。新大阪ではまとまった下車があり、山陽新幹線区間に入ると徐々に空席が目立つようになりました。新神戸を過ぎて、次の停車駅である姫路発車時点では、車内は5割に満たないくらいです。やはり東海道新幹線区間での乗客数が圧倒的に多いということを、あらためて実感しました。ちなみに僕は2人掛けの窓側座席で、途中の新大阪までは相席でしたが、その後は岡山まで、通路側座席は空席のままでした。

 

岡山駅から特急しおかぜに乗車

 岡山駅に到着しました。e5489で予約しておいた特急券を発券するため、新幹線を下車してから一旦、改札を出ます。ちなみにe5489で予約した乗車券や特急券JR東海管内で受け取ることができるのは、JR東海エリアを含むものに限定されています。例えば、名古屋→岡山間の乗車券や新幹線特急券は受け取ることができますが、岡山→松山間の乗車券や特急券のみの予約分を発券することはできません。これは、JR西日本が発売している企画乗車券だけでなく、正規運賃や正規料金で購入した乗車券類も同様ですので、利用する際には注意が必要です。(もっともチケットレス特急券のみであれば、そもそも受け取り自体が不要なんですけどね…)

 新幹線改札口付近にある「みどりの受取機」で特急券をまとめて発券し、今度は在来線改札口から再び入場します。改札口付近にある発車標は大型で、表示される列車の本数も多く、圧巻ですね。僕はこれから、松山行きの特急「しおかぜ」7号に乗車します。

 6番線に向かうと、すでに「しおかぜ」7号が停車していました。

しおかぜ号で使用されている8600系:岡山駅 2025/11/28

 特急「しおかぜ」には、JR四国の8000系と8600系の2種類の車両がありますが、今回は事前に調べておいたので、あらかじめ8600系であることは分かっていました。車両は5両編成で、後ろ2両の4・5号車が自由席です。僕は3号車の指定席に乗車しました。欲を言えば、まだ乗車したことがない8600系のグリーン車に乗車してみたいところですが、予算上の都合、普通車指定席になりました。まあ、バースデーきっぷを利用する機会があれば、その時にはグリーン車に乗車したいと思います。

 「しおかぜ」7号は、岡山駅を定刻に発車しました。終点の松山までは214.4kmで、所要時間は約2時間40分です。東海道本線の名古屋ー大阪間は200kmに満たないことを考えると、岡山から松山まで、かなりの距離があることが分かります。ちなみに岡山発車直前に自由席の車内の様子を見たところ、4号車は窓側座席がすべて埋まり7割程度の乗車率で、5号車にはまだ余裕がありました。岡山から乗車するのであれば、発車直前でも窓側座席を確保することはできそうです。

 それではここで、8600系の普通車の客室内を簡単に紹介したいと思います。

 座席は、N700Sに似た背もたれの薄いタイプで、特急形車両として一般的な2+2列配置となっています。号車によってアクセントカラーが異なっており、座席のモケットや乗降用ドアの内側塗装が黄緑色の車両とオレンジ色の車両があります。この2色は車体の外観にも用いられており、8600系のイメージカラーと言えそうです。

 岡山駅を発車後、「しおかぜ」は児島駅に停車します。児島駅JR西日本JR四国の境界駅で、ここで乗務員の方が交代されます。児島駅を出発すると、列車はいよいよ瀬戸大橋区間に入ります。

 やはり瀬戸大橋は絶景ポイントということで、テンションが上がります。思わずパシャパシャ写真を撮影しました。今日は天気がよく海も穏やかで、島々にある木々にも紅葉が見られます。秋らしい瀬戸内海の風景を楽しむことができました。

 瀬戸大橋を渡り切ったところで、四国島内での最初の停車駅である宇多津に到着しました。宇多津駅では、高松駅発の「いしづち」7号と連結するため、約6分間停車します。せっかくなので、ホームに降りて8600系同士の連結シーンを見てみることにしました。まずは、「しおかぜ」の岡山方の貫通扉が開きました。

 しばらくすると、高松方から2両編成の「いしづち」がゆっくりと入線してきました。車両にはすでに幌が付いています。

 「いしづち」がゆっくりと「しおかぜ」に近付き、ガチャンと連結完了です。

 ここからは、岡山駅発の「しおかぜ」7号と高松駅発の「いしづち」7号が併結され、7両編成となります。ちなみに宇多津駅停車中に「しおかぜ」の自由席車両を見ると、4・5号車とも窓側座席はほぼ埋まっており、通路側座席にもあまり空席はなさそうです。途中駅から乗車するのであれば、やはり指定席を確保しておいた方がよさそうですね。

 さて、「しおかぜ」「いしづち」は、予讃線を西へと進みますが、途中、海岸線に沿って走行する区間があり、車窓から雄大な海を眺めることができました。瀬戸大橋から見る海と比べると、その距離が圧倒的に近く、まるで海の上を列車が走っているかのようです。

 予讃線区間での乗車は久しぶりですが、走行中はかなり揺れますね。以前に同じ区間で8000系に乗車した際のことはあまり記憶に残っていませんが、これほど揺れたでしょうか。着席していても、身体が持っていかれそうな感じです。僕は3号車の最後部座席にいたのですが、あまりの激しい揺れに、客室とデッキの間仕切り部分から何やら軋むような音も聞こえてきます。「これ、大丈夫か?」と心配になってしまいましたが、無事に松山駅に到着しました。

 松山駅を訪れたのは、2020年11月以来なので実に5年ぶりです。当時はまだ地上駅でしたが、昨年9月に高架化されたことから、駅の設備全体が新しくキレイです。ここで一旦、途中下車して改札を出てもいいのですが、4番線には、すでに「伊予灘ものがたり」が停車していたため、これに惹かれてそのまま4番線に移動しました。高架化に伴い、松山駅には「だんだん通り」という駅直結の商業施設ができたそうですので、次の機会にはゆっくりと訪れたいと思います。

 

松山駅から特急「伊予灘ものがたり〜八幡浜編〜」に乗車

 さて、松山からは今回の乗り鉄旅のメインのひとつである「伊予灘ものがたり」に乗車します。「伊予灘ものがたり」は、週末や休日を中心に、シーズンによっては今日のような金曜日にも運転されています。運転日には、松山ー伊予大洲間で1往復と、松山ー八幡浜駅間で1往復の計4便が設定され、それぞれの便には、大洲編(伊予大洲行き下り)、双海編(伊予大洲発上り)、八幡浜編(八幡浜行き下り)、道後編(八幡浜発上り)の名称が付けられています。僕が乗車するのは3便目に当たる八幡浜編で、そのダイヤは次のとおりです。

 松山から先、宇和島までを内子線経由で結ぶ特急として「宇和海」があり、この特急列車に乗車すれば、松山ー八幡浜間の所要時間は約1時間ですが、「伊予灘ものがたり」は、伊予長浜経由で約2時間20分かけて結んでいます。途中で乗降できる駅として伊予大洲が設定されていますが、車内で事前予約制の食事をいただく場合には、始発駅から終着駅まで全区間で乗車する必要があります。僕は先代の「伊予灘ものがたり」に乗車した際には、行程の都合上、途中の伊予大洲で下車することになり、車内での食事をいただくことができませんでした。今回は終点の八幡浜まで乗車し、事前予約制の食事も楽しみたいと思います。

 ホーム上の発車標を撮影しましたが、シャッター速度が合っていないようで、文字がほとんど読めませんね😓 気を取り直して、車両を撮影してみます。

伊予灘ものがたり用のキハ185系:松山駅 2025/11/28

 「伊予灘ものがたり」は、特急化に伴い、キハ185系をベースに改造された車両に更新されるとともに、両数が2両から3両になりました。このうち八幡浜方の先頭車両である1号車は、先代に引き続き「茜の章」と名付けられ、伊予灘の夕焼けをイメージした茜色となっています。初代のカラーリングを踏襲していますが、よく見るとメタリック感が加わり、一層華やかなものとなっています。そして中間車の2号車は「黄金の章」、松山方の先頭車両である3号車は「陽華の章」と呼ばれており、柑橘類と太陽をイメージした黄金色となっています。ちなみに3号車は、“フィオーレスイート”という1両まるごとグリーン個室となっており、最大8名まで利用できます。いつかはこうした空間で贅沢な乗り鉄旅を楽しんでみたいものです。

 車両の外観を撮影したところで早速、列車に乗車しました。車内の雰囲気も初代の「伊予灘ものがたり」を引き継いでおり、乗車した当時のことが思い出されます。そんな懐かしい想いに浸っていると、列車は松山駅を発車しました。ホームでは、横断幕を掲げてのお見送りがあります。

車内の紹介

 ではここで、2代目の「伊予灘ものがたり」の車内を紹介したいと思います。まずは、僕が乗車した1号車です。1号車の定員は27名で、海側には1人掛けのカウンター座席が5席と大型テーブルを囲む4人用のボックス座席が12席、そして山側には2人用の対面座席が10席あります。僕はひとり旅なので、気兼ねなく利用できそうな1人用のカウンター座席がよかったのですが、残念ながらすでに完売していました。それでも直前までキャンセル拾いを狙って粘りましたが、結局は確保することができませんでした。ということで、今回は2人用の対面座席です。相席になってしまいますが、座席と座席の間隔が結構広いため、思っていた程に気になることはありません。各座席は濃い緑色で、車両の外観と同じ赤色のクッションが置かれています。

 続いて隣の2号車です。2号車の定員は1号車よりも少ない23名で、海側には1人掛けのカウンター座席が7席と2人用のペア座席が6席、そして山側には2人用の対面座席が10席あります。あれほど粘った1人用のカウンター座席ですが、実際に乗車してみると、2号車には空席がありました。直前にキャンセルされたのかもしれません。「伊予灘ものがたり」の指定券は、「えきねっと」や「e5489」で購入することができないことから、キャンセル拾いは簡単ではありませんが、実に惜しいことをしました。

 車内の座席は1号車のものと同じタイプですが、モケット色が薄い緑色で、置かれているクッションは黄色です。ちなみに5番席は、愛媛県のイメージアップキャラクターである「みきゃん」の指定席になっています。おそらく調整席なんでしょうね。

 3号車は、プライベートな個室空間となっており、“フィオーレスイート”の乗客以外は立ち入ることができません。ちなみに今日の八幡浜編では、この“フィオーレスイート”を利用されている方はいらっしゃらなかったようです。

車内での昼食とデザート

 「伊予灘ものがたり」は、車窓から眺める景色や沿線地域の方のおもてなしが魅力となっていますが、車内でいただく食事も大きな楽しみのひとつです。「伊予灘ものがたり」では、4便ごとに異なる食事が用意されており、僕が乗車する八幡浜編では、松山市にあるレストラン門田のフレンチ〜伊予灘ミニコース〜が提供されます。ちなみにこの食事は事前予約制で、僕はtabiwa by WESTERを利用して購入しておきました。値段は5,500円です。

 最初に提供されたのは、オニオンクリームスープです。

 こちらは冷製料理で、愛媛県真鯛のパイ包み、カキのオイル煮生ハム巻き、ローストビーフ、ナッツとクリームチーズのテリーヌです。さすがはレストランが手掛けるメニューだけあって、どれも凝っています。もちろん味も一流です。

 続いては温製料理で、海老とほうれん草のフランという洋風茶碗蒸しと米粉パンです。車内での食事は、どうしても冷製が中心となりますが、こうした温かい一品があるのはいいですね。

 事前予約制の食事は、コーヒーまたは紅茶が提供されて終了となりますが、せっかくなのでデザートもいただこうと、車内にあったメニューからケーキ🍰とオリジナルカクテル🍹を追加しました。このカクテル、「伊予灘ものがたり」をイメージした茜色と黄金色が見た目にも鮮やかだったので、これは乗車記念に飲んでおきたいと思った次第です。ちなみにこのカクテル、アルコールメニューなのですが、勝手にノンアルコールだと思い込んで注文し、半分くらい飲んだところでやっとアルコール飲料だったことに気付きました😅 まあ、今日は車を運転する予定もないので、よしとします。

灘駅でのおもてなし停車

 ここまで、車窓や食事を満喫してきたところですが、「伊予灘ものがたり」では、ホームから伊予灘を一望できることで有名な下灘駅に降り立つことができます。下灘駅はかつて、日本で一番海に近い駅とされ、映画やドラマの舞台となったり、青春18きっぷのポスターに採用されるなどしており、鉄道ファンのだけでなく、一般の方にも知られた人気スポットとなっています。停車時間を利用して、皆さん思い思いに写真撮影をされていましたので、僕も何枚か撮影してみました。

 また、下灘駅には、乗客以外にも、写真撮影を目当てに駅を訪問した観光客も多くいらっしゃり、発車時には、地元の方と共にお見送りしてくださいました。

大洲城を眺めて松山へ

 「伊予灘ものがたり」は、ダイヤ上の唯一の途中停車駅である伊予大洲駅に到着しました。先代の「伊予灘ものがたり」に乗車した際には、ここ伊予大洲で下車したため、予讃線伊予大洲から先の区間に入るのは、今回が初めてです。「伊予灘ものがたり」の車内は、カウンター席中心の海側座席と、2人掛け対面席の山側座席がありますが、景色を眺める上では、圧倒的に海側座席が有利です。そんな中にあって唯一、山側座席からの方が眺めやすいのが、大洲城🏯です。僕は全くお城に詳しくないため、大洲城についての知識はありませんが、現在の天守は2004年に復元されたもののようです。車内からにはなりますが、列車が徐行してくださったので、なんとか撮影することができました。

 そしてついに、「伊予灘ものがたり」〜八幡浜編〜は、終点の八幡浜駅に到着しました。乗車時間の約2時間20分は本当にあっという間で、車窓や食事に至るまで、そのすべてを楽しむことができました。以前、「伊予灘ものがたり」の魅力を取り上げたテレビ番組を観た際、観光列車の中でも特にリピーターが多いことが紹介されていましたが、確かに納得できます。先代も今回も、どちらも八幡浜編に乗車しましたので、また機会があれば、別の便にも乗車してみたいところです。

 八幡浜駅では、折り返しとなる〜道後編〜の運行に向けて清掃や車内準備が行われていましたので、その停車中に様々な角度から車両を撮影しました。夕焼けに照らされた「伊予灘ものがたり」は、どこか芸術的な感じさえしてきます。ここまで楽しい時間を提供してくれて、ありがとうございました。

 

八幡浜駅から特急宇和海に乗車

 今回は、僕にとって初めての八幡浜駅訪問です。改札の外に出てみようなと思いましたが、列車を撮影したり、トイレに行ったりしているうちに、次に乗車する特急「宇和海」の発車時刻が近付いてきたので、そのまま2番線で待つことにしました。2番線には、僕と同じように八幡浜まで「伊予灘ものがたり」に乗車された方が多くいらっしゃいました。ちなみに多くの方は、16時20分発の松山行き「宇和海」22号に乗車されたようで、八幡浜からそのまま松山まで戻られるようです。松山に戻って、道後温泉で一泊するのも確かに魅力的ですが、僕は明日の朝に宇和島発の列車に乗車するため、このまま予讃線の終着である宇和島に向かいます。宇和島まではそれほど距離もないため、普通列車で移動することも考えましたが、せっかくなら特急に乗車しようということで、「宇和海」に乗車することにしました。

 しばらくすると、僕が乗車する「宇和海」19号が入線してきました。乗車時間が短いため、今回は自由席を利用します。乗車して初めて知ったのですが、八幡浜から宇和島までの間は、車掌さんが乗務せず、ワンマン運転となっているそうです。特急券の検札なしで大丈夫なんでしょうかね。車両は3両編成で、先頭1号車は指定席と自由席、2号車と3号車は自由席となっており、「宇和海」は自由席主体の特急であることが分かります。

 車内はこんな感じです。車両の外観には、紺色と濃ピンク色の鮮やかな色が採用されていますが、客室内はどちらかというと地味目で、オーソドックスな特急形車両といった感じです。ちなみに今回乗車した編成は、1号車が2000系、2・3号車はN2000系でした。僕は3号車に乗車しましたが、乗客は10人強といったところでした。

宇和海で使用されているN2000系宇和島駅 2025/11/28

 約30分の乗車で終点の宇和島に到着しました。時間的にはまだ午後5時を少し過ぎたところですが、今日の乗り鉄旅はここまでです。今日は、旅の出発駅である金山から約680kmくらいの移動でした。まあ、北海道新幹線に乗車した札幌までの乗り鉄旅を思えば短い距離ですが、久しぶりにJR四国の特急列車に乗車し、さらに2代目の「伊予灘ものがたり」では車窓や食事を楽しむことができました。充実した1日となり満足です😄

 

JRホテルクレメント宇和島に宿泊

 さて、今日はここ宇和島で宿泊しますが、僕としては2つの楽しみがあります。まず1つ目は、宇和島駅に直結するJRホテルクレメント宇和島を利用することです。乗り鉄旅の旅先では、駅周辺のビジネスホテルを利用することがほとんどですが、今回は駅直結のホテルです。駅の真上にあるホテルというだけで、鉄ヲタ的にはテンションが上がるというものです。

 宇和島駅兼宿泊するホテルの写真です。駅前には多くのヤシの木🌴があり、南国の雰囲気がありますね。といってもさすがに11月下旬の夕方ですので、ちょっと肌寒いです。

 ホテルにチェックインし、客室で少し休憩したところで夕食にします。宇和島での楽しみの2つ目では夕食で、宇和島の郷土料理である「鯛めし」をいただくことにします。おそらく宇和島市内には「鯛めし」を提供する飲食店がいくつもあるでしょうが、今回は駅近くにある「かどや 本店」さんに決めました。ここは、「アンドロイドのお姉さん」ことSAORIさんが動画の中で利用されていたお店で、SAORIさんのファンである僕としては、宇和島に来たからには訪れないという選択はありません。「かどや 本店」は、ホテルから歩いて3分くらいのところにありました。もう辺りは真っ暗でしたが、店舗の前で記念にパシャリ📸

 入店すると、カウンター席に案内されました。夕食の時間帯だったので、待ちになるかなと心配していましたが、スムーズに入店することができました。いただくのはもちろん「鯛めし」です。小鉢やデザートなどが付いた「彩り鯛づくし膳」というものがあったので、こちらを注文しました。

 こちらが実際に提供された「彩り鯛づくし膳」です。見た目から美味しさが伝わってきますよね。「鯛めし」にはいろいろなタイプがあるようですが、ここでは、生たまごを入れた醤油だれの中に鯛の切身を入れて、これを温かいご飯の上にのせていただきます。僕はこのタイプでいただくのが一番好きです。また宇和島に行くことがあれば、是非ともリピートしたいと思える美味しさでした😋

 さて、食後はホテルに戻って入浴、就寝するのみです。明日2日目の乗り鉄旅に備え、しっかりと身体を休めたいと思います。

>>(2)に続く

伊勢神宮に行ってきました

 11月になり、すっかり秋🍁らしい陽気となりました。今年は10月になっても最高気温が30℃を超える真夏日となる日もあり、異常とも言える暑さが続きましたが、ようやく落ち着いてきました。秋は1年の中でも過ごしやすい時期でありがたいのですが、11月に入ると、早くも肌寒く感じることもあります。また、朝夕と日中では寒暖差が大きく、服装選びにも悩むところです。昨年を思い返すと、11月下旬には原因不明の咽頭痛、12月中旬にはインフルエンザに罹患するというダブルパンチを喰らいましたので、体調管理には十分に注意したいと思います。ちなみに昨年の反省を踏まえ、僕は先週、近くのクリニックでインフルエンザの予防接種💉を受けてきました。

 そんな今日この頃ですが、最近になって、夏から続いた大きな仕事を何とか無事に終えることができました。多少の反省点はありながらも、大きなミスなく一連の作業を終えられたことにホッとしています😄 このまま何事もなく、穏やかなまま年度末を迎えたいものです。乗り鉄旅について言えば、11月中旬に仕事が一段落することを見越して、先月末から1泊2日の乗り鉄旅の準備を進めているところですが、これとは別に、今週末を利用して近場に行ってみようと思い立ち、久しぶりに近鉄特急「しまかぜ」に乗車して伊勢神宮に行ってみることにしました。まあ、僕の場合、伊勢神宮に行きたいというよりも、「しまかぜ」に乗車することの方が目的なんですけどね😅 そんな中、以前に母親が、機会があれば伊勢神宮に行きたいと言っていたことを思い出したので、声をかけたところ、一緒に行ってみるとのことだったため、母親を連れて、親子で伊勢神宮を参拝することになりました。母親との旅行は、今年3月の観光列車「かんぱち」号などに乗車する別府旅行以来で、約8か月ぶりとなります。母親に声をかけたはいいものの、僕の思いつきに近い急な計画だったため、肝心の「しまかぜ」の特急券が確保できるかどうが微妙なタイミングでしたが、都合よくキャンセル分を拾うことができました。

 それでは、今回の旅の様子を紹介したいと思いますが、母親同行の旅ということで、いつものように写真撮影ばかりに気を遣うことはできませんので、その点はご了承ください。

 

 

近鉄名古屋駅から「しまかぜ」に乗車

 伊勢神宮のお参りは、古くからの習わしとして、外宮(豊受大神宮)から内宮(皇大神宮)の順に参拝するのが正式だと言われています。僕も以前に訪れた際には、この順にお参りしていました。しかし今回は母親の希望もあり、内宮だけ参拝することにしました。内宮の最寄り駅は五十鈴川駅です。名伊特急の中には五十鈴川駅を発着する便があり、また、鳥羽行きや賢島行きの特急列車のほとんどが五十鈴川駅にも停車しますが、「しまかぜ」は五十鈴川駅には停車しません。そのため、今回は宇治山田駅まで乗車することにします。

 乗車前、普段であれば、発車標などを撮影するのですが、今回はいろいろと事情があり、ホームに到着したのが発車2分前くらいのギリギリになってしまったので、名古屋駅で車両の外観を撮影する余裕すらありませんでした。とにかく、乗り遅れずよかったです。

 乗車すると、「しまかぜ」は名古屋駅を発車しました。「しまかぜ」で使用されている車両は、近鉄50000系で全6両編成です。名古屋発着の場合、先頭が6号車で最後尾が1号車です。1・2・5・6号車はプレミアムシートで1+2配置となっています。座席は本革で、電動リクライニングやレッグレストを備えており、高級感あふれる仕様となっています。また、薄黄色のシート色からは、観光列車らしいリゾート感や旅の高揚感が伝わってきますね。シートピッチは1,250mmで、一般的なJRの特急形車両のグリーン車の1,160mmを上回っており、ゆったりとしたゆとりある座席は、プレミアムの名にふさわしい設備となっています。なお、1号車と6号車は展望車両となっており、床を72cm高くしたハイデッカー構造となっています。

 僕は今回、先頭車両である6号車に乗車しました。欲を言えば、前面展望を楽しめる最前列を利用したいところですが、まさかキャンセル拾いで確保できるわけがありません。最前列の座席は、「しまかぜ」の中でも最も確保が難しい座席のひとつでしょうね。

 僕の座席は最前列からは離れた後方ですが、最前列に着席した気分になれるよう、ちょっと移動して、1枚だけ写真を撮影させてもらいました。プレミアムシートに座りながらこの展望を眺めることができるのは、本当に最高でしょうね。実に羨ましいです。

 4号車はカフェ車両で、カフェと販売カウンターがあります。僕は名古屋駅発車後、しばらくしてから販売カウンターに立ち寄りましたが、カフェを利用される方が通路に並んで、オープンを待っておられました。最近では、カフェやビュッフェなどの設備を持つ定期列車は非常に珍しく、特に「しまかぜ」では、ダブルデッカー仕様の車内で軽食やスイーツを楽しむことができるとあって、非常に人気があります。やはり、列車の中で流れゆく沿線の景色を見ながらの飲食は、特別感がありますよね。僕は今回、宇治山田までの限られた区間での乗車のため、カフェの利用は予定していませんが、終点の賢島まで乗車する機会があれば、一度はカフェを利用してみたいものです。

 このほか、3号車はグループ席車両で、4〜6名で利用できるサロン席、3〜4名で利用できる和風個室と洋風個室があります。この個室は1編成にそれぞれ1室ずつしかないため、特急券発売直後に売り切れてしまうことも多いようです。今回は3号車に立ち入っていませんので、写真はありません。

しまかぜで使用されている近鉄50000系宇治山田駅 2025/11/15

 名古屋駅から乗車すること1時間17分、「しまかぜ」は宇治山田駅に到着しました。名古屋駅では車両の外観を撮影できかったので、宇治山田駅到着直後の「しまかぜ」を撮影してみましたが、日の当たり具合で思うように撮影できなかったのは、ちょっと残念でした。久しぶりに「しまかぜ」に乗車しましたが、本当にあっという間だったというのが正直な感想です。せっかく「しまかぜ」のような特別感ある列車に乗車したからには、もっと乗車して乗り鉄旅を満喫したいところですが、気持ちを切り替えて、ここからはお伊勢参りを楽しみたいと思います。

 

伊勢神宮内宮を参拝

 改札を出ました。宇治山田駅で下車したのは、2016年10月に今日と同じく「しまかぜ」に乗車して内宮を訪れて以来のことです。駅舎は趣きのある荘厳な外観です(帰りの際に撮影した写真です)。今日は祝日ではありませんが、駅前に日の丸が掲げられているのが印象的です。

 宇治山田駅から内宮までは、路線バスを利用する方法もありますが、今回は母親に負担がかからないよう、タクシーで移動することにしました。内宮に到着してタクシーを下車すると、目の前には大きな鳥居と宇治橋が見えてきました。土曜日ということもあり、非常に多くの方がいらっしゃいます。

 宇治橋を渡りきったところで右折し、参道をとって正宮に向かいます。ちょうど日の当たる方角に向かって歩くことになるため眩しいですが、何だか神々しい感じがしてきて、身が引き締まる思いです。

 途中には手水舎があります。神社では、この手水舎で心身を清めてから本殿を参拝するのが一般的ですが、伊勢神宮では五十鈴川を御手洗場として利用することができるようになっています。多くの方は手水舎よりも五十鈴川で手を清めており、僕もこちらを利用しました。以前に訪れた際には、五十鈴川はもっと水量があったような気がしたんですが、実際はどうなんでしょうか。

 ここから方向を変えてさらに進むと、お札やお守りなどを受けられる社務所や、祈祷のお神楽を行う神楽殿が見えてきます。そしてその先には、いよいよ正宮があります。正宮では写真撮影することができませんので、皆さん、正宮に向かう階段の下で記念撮影をされていました。

 お参りは本来、“二拝二拍手一拝”が正しいのですが、あまり所作を気にかけないまま参拝してしまいました。ここ数年は、年齢のせいもあってか体調を崩すことが多いので、日々健康に暮らせるようお願いしました。今季こそは、無事に何事もなく穏やかに過ごしたいものです。

 内宮には、正宮以外にもいくつか別宮がありますが、今回は正宮だけお参りさせてもらいました。母親は出発前、宇治橋から正宮までしっかりと歩けるかどうか心配していましたが、無事にお参りすることができ、ほっと一安心したようです。僕も母親を連れて一緒に参拝することができ、本当によかったです。

 

おはらい町で昼食&スイーツタイム

 参拝を終えたところで、次は「おはらい町」に行ってみます。やはり内宮に来たからには「おはらい町」の散策も楽しみたいですよね。内宮も人でいっぱいでしたが、「おはらい町」も多くの観光客で賑わっています。

 時間的にはちょっと遅くなりましたが、今日は「おかげ横丁」で昼食をいただくことにします。旅行出発前、伊勢に行ったら何が食べたいか母親に尋ねたところ、以前に訪れたことのあるお店で伊勢うどんが食べたいとのことだったので、母親の希望どおり、「おかげ横丁」にあるお店で伊勢うどんをいただくことにしました。おはらい町を歩いていると、道の両側にたくさんの土産物屋が飲食店がありますが、伊勢うどんを提供しているお店は多いですね。

伊勢うどん ふくすけで昼食

 実は、母親から以前に訪れた伊勢うどんのお店に行きたいと言われた際、どの辺りにある何というお店だったのか思い出せませんでしたが、「おかげ横丁」に来てみると、何となく以前に訪れた時のことを思い出しました。伊勢うどんの「ふくすけ」さんというお店です。

 なかなか人気のあるお店のようで、注文を待つ行列ができていました。しかし回転がいいようで、思ったほど待たずに注文してテーブル席につくことができました。メニューはもちろん伊勢うどんですが、月見、とろろ、カレー、天ぷら、牛肉といったいろいろな種類のうどんがありました。僕はちょうど、天ぷらが食べたいと思っていたので、天ぷらうどんを選びました。大きな海老天🍤がのっています。

 伊勢うどんの特徴は、何と言っても“コシのなさ”です。通常のうどんよりも太い麺で、もちもちとした食感があり、これ以上はないというくらいの柔らかさです。また、つゆも通常のうどんとは異なり、溜まり醤油をベースとした甘辛いタレを絡めて食べます。見た目からは、濃い目の味を想像してしまいますが、意外とあっさりとした味わいです。美味しくいただきました🤗

赤福ぜんざいでスイーツタイム

 続けては、僕の乗り鉄旅で恒例となりつつある、スイーツタイムです。伊勢の銘菓と言えば、やっぱり赤福ですよね。「おはらい町」には赤福の本店があります。赤福本店では、お正月を除く毎月1日にその月ごとの「朔日餅」を販売しており、これを買い求める方が、夜明け前の早朝から列をなしていることでも有名です。

 上の写真のうち、1枚目が本店で、2枚目が本店の向かいにある本店別店舗です。店内での飲食については、本店は「赤福」のみですが、本店別店舗では「赤福」だけでなく「赤福ぜんざい」も提供されています。赤福餅は、お土産で買って家で食べることもできますので、今回はぜんざいをいただくことにしました(ちなみに持ち帰り用の赤福ぜんざいもありますので、ここ現地でないと食べられないというわけではありません)。

 「赤福ぜんざい」は冬季限定で、ふっくらと炊き上げられた大粒の大納言小豆の中に、焼き餅が2切れ入っています。一見すると、ただのぜんざいですが、口にすればまさに赤福の味です。今日は快晴で天気がよく、午後は少し汗ばむくらいの陽気でしたが、アツアツのぜんざいを美味しくいただくことができました。天ぷらうどんに続いて、ぜんざいもいただいたので、もう満腹です😋 気持ちとしては、先ほど見つけた「おとうふソフト」というソフトクリーム🍦が食べたかったのですが、どうやら僕のお腹にその余裕はないようです。

 

宇治山田駅からアーバンライナーに乗車

 「おかげ横丁」でのグルメを楽しんだ後、「おはらい町」でお土産物を購入してから内宮前に戻り、再びタクシーに乗車して宇治山田駅に戻りました。帰路でも近鉄特急に乗車しますが、時間的な都合で、「しまかぜ」ではなくアーバンライナーを利用します。往路と復路で異なる列車というのも、乗り鉄的には楽しいものです。4番線で待つことしばし、賢島からやって来た名古屋行きのアーバンライナーが入線してきました。

名伊特急の運用に就く近鉄21020系アーバンライナー宇治山田駅 2025/11/15

 アーバンライナーには2つの異なる車両があり、ひとつは21000系のアーバンライナーplus、そしてもうひとつは今回乗車する21020系のアーバンライナーnextです。nextは6両編成が2本しかなく、なかなか乗車できる機会が少ない車両です。現在はplusもnextも車内設備に大差はないので、どちらであっても当たり外れがあるわけではありませんが、何となく運用本数が少ない車両に乗車できると、うれしい感じがします。早速、乗車しました。

 アーバンライナーには、レギュラーシートとデラックスシートの車両設備があり、今回はデラックスシートを利用しました。レギュラーシートは、特急形車両の標準的な座席配置である2+2配列となっているのに対し、デラックスシートは、1人掛けの座席が通路を挟んで1席と2席並んでいます。シートのモケットにも違いがあり、レギュラーシートでは濃い青色の柄となっています。今回乗車したアーバンライナーのデラックスシートも、往路で乗車した「しまかぜ」と同様、ほぼ満席のようです。

 「しまかぜ」を除くほとんどの名伊特急は、宇治山田から先、松阪、伊勢中川、さらに津から先も白子、四日市、桑名に停車しますが、今回乗車した便は、途中、津のみに停車します。といっても名古屋までの所要時間は他の特急列車と大きな差はなく、約1時間20分の乗車で名古屋に到着しました。

 名古屋駅の5番線に到着したアーバンライナーを撮影しました。アーバンライナーを見ると、いまだに名阪特急というイメージがあるため、なんだか大阪から帰ってきたような気分になってしまいます。何はともあれ、約8か月ぶりの母親との旅行を無事に終えることができ、ほっとしました。

 さて、いつもは記事の最後に乗車券類を紹介するのですが、今回の旅行では、すべて交通系ICカードチケットレス特急券を利用しており、紙のきっぷは1枚も使っていませんので、省略させてもらいます。また、冒頭でも紹介したとおり、11月中には秋旅の締めくくりとして、1泊2日の乗り鉄旅を計画しており、今から楽しみにしているところです。次回の記事では、その様子を紹介できると思いますので、その際はよろしくお願いします🙇

Mt.Fuji御殿場で行く御殿場乗り鉄旅

 JR東海は、日本の大動脈である東海道新幹線と、名古屋・静岡地区の在来線の運行を担う旅客会社です。JRの本州3社の中では在来線の営業キロが圧倒的に短いですが、東海道本線(熱海-米原間)、中央本線(金山-塩尻間)などの幹線のほか、飯田線身延線などの地方交通線を含め、12線区を有しています。愛知県に住む僕としては、地元の鉄道会社ということで、これら12線区の多くの区間に乗車したことがありますが、御殿場線国府津-松田間と、名松線の全区間には、まだ乗車したことがありません。JR東海が発売する企画乗車券には、土休日にフリー区間内の普通列車が乗り降り自由となる「青空フリーパス」(主に豊橋以西の区間で利用可能)や「休日乗り放題きっぷ」(豊橋以東の区間で利用可能)があり、これらをうまく利用することで、これらの未乗区間にも足を延ばすことができるのですが、まだ実現できていないのが実情です。

 そんな中、JR東日本は8月22日、秋の臨時列車として、国府津を経由して東京-御殿場間を直通する臨時特急「Mt.Fuji御殿場」を運転することを発表しました。現在、定期列車で東海道本線から御殿場線に直通する列車はなく、しかも、JR会社間をまたいで運転される珍しい列車になります。さらに使用される車両は、僕がまだ乗車したことがないE257系5500番台で、さらにこの列車に乗車することで、御殿場線の未乗区間にも乗車できることになります。そこで今回、「Mt.Fuji御殿場」という臨時特急に乗車してみることにしました。

 ちなみに御殿場線は昨年、90周年という節目の年を迎え、今回と同様に品川-御殿場間を直通する列車が運行されましたが、その際は旅行商品を申し込んだ方向けの団体専用列車となっていました。今回は、一般向けの臨時列車ということで、窓口で発売される特急券を購入すれば乗車することができます。運転日を見ると、10月13日(月・祝)と26日(日)の2日間で、JR東日本の「駅からハイキング」とJR東海の「さわやかウォーキング」にあわせて運転されるようです。そして運転ダイヤは、各日とも下り列車が東京駅8時ちょうど発、上り列車が御殿場駅15時ちょうど発となっています。もし東京駅発の下り列車に乗車する場合、豊橋駅を6時40分に発車する「ひかり」号に乗車しても、間に合いません。そうならば御殿場駅発の上り列車にしようかと思いかけましたが、やはり東京駅から乗車してみたかったので、前日に夜行バスで東京に行き、東京からの下り列車に乗車することにしました。

 さらに調べると、特急「Mt.Fuji御殿場」の運転日には、浜松-御殿場間でも、臨時快速「富士山御殿場SW(さわやかウォーキング)」が運転されることが分かりました。御殿場から浜松まで、乗り換えなしに移動できるということで、御殿場からの帰路では、この臨時快速に乗車することにしました。乗車に必要な特急券と指定席券を1か月前の発売日に確保し、御殿場線全線を制覇する乗り鉄旅に行ってきましたので、その様子を紹介したいと思います。

 

 

東京駅から特急「Mt.Fuji御殿場」に乗車

 先に紹介したとおり、今回乗車する特急「Mt.Fuji御殿場」は東京駅を8時に発車するため、新宿までは夜行バス🚍️を利用しました。夜行バスに乗車するのは、昨年6月以来で久しぶりです。僕が利用するのはいつも同じバス会社の便なのですが、使用されている車両は4列シートばかりでした。昼行便ならまだしも、夜行便で4列シートはかなり窮屈なので、何とか改善されないものかと思っていたところ、いつの間にか3列シートの車両に変更されていました😊 僕はまだ3列シートのバスに乗車したことがなかったので、どんな感じなのかと期待大で乗り込みました。たしかに4列シートの車両との差は大きく、なにより相席になる心配がない点は非常にありがたいです。4列シートの夜行バスではなかなか寝付けないことが悩みだったので、3列シートであればぐっすり眠ることができるかと期待していたのですが、どうしても姿勢が不自然になるせいか、結局のところ、以前と同じように睡眠不足のままバスタ新宿に降り立つことになりました😓 寝不足でボーっとした状態ですが、中央快速線に乗車して東京駅に移動します。

 東京駅に到着しました。数日前の天気予報では、台風23号が本州に接近する可能性があるとされていたため、一時はどうなることかと心配しましたが、進路が南寄りとなり、直接的な影響はなくなりました。しかし、空は雲☁️で覆われており、すっきりしません。まあ、雨が降っていないだけでもよかったと考えるようにします。

 今日はまだ朝食をいただいていなかったので、八重洲北口に移動して、東京ギフトパレットにあるスタバに行きました。店内で軽く食事を済ませた後、e5489で予約しておいたきっぷを指定席券売機で受け取り、改札内に入って9番線に向かいます。

 向かい側の8番線には、寝台特急サンライズ出雲・瀬戸」が停車していました。車両は285系7両編成×2です。僕はこれまでの乗り鉄旅で、「サンライズ出雲」には一度だけ乗車していますが、もう相当前のことになります。日本で唯一、定期運行されている寝台特急ということで人気があり、最近では“10時打ち”でも寝台券が確保できないことも多いそうです。こうして車両を見ていると、すぐにでも乗車してみたくなるのが鉄ヲタというものです。しばらくすると、285系は回送列車として発車していきました。

 「Mt.Fuji御殿場」の発車時刻までは、まだ余裕がありますが、ホーム上では、これから「Mt.Fuji御殿場」に乗車するであろう、同業っぽい方が何人かいらっしゃいました。鉄ヲタは、僕と同じおっさんも多いですが、最近では、スーツさんを始めとする鉄道系YouTuberの方の影響からか、グループで乗り鉄を楽しむ中高生くらいの方をよく見かけます。何となくホーム上での様子を見ていると、あの人は同業だろうなって伝わってくるのは不思議です。

 先発の「ひたち」号が発車すると、いよいよ「Mt.Fuji御殿場」が入線してきます。車両はE257系5500番台です。定期列車としては、特急「草津・四万」などに使用されている車両です。もともとは房総地区の特急「さざなみ」「わかしお」「しおさい」などに使用されていた特急形車両で、その一部が転用改造されて5500番台となったものです。

Mt.Fuji御殿場号で使用されるE257系5500番台:東京駅 2025/10/13

 入線後、先頭車両の愛称表示が[回送]から[特急]に変わると、一斉に写真撮影が始まります。皆さん、場所を譲り合いながら撮影されており、僕も何枚か撮影することができました。臨時列車ということで、さすがに「Mt.Fuji御殿場」の表示はありませんが、何かしらの特別感があります。

 時間に余裕があったので、最後尾の車両も撮影できました。列車の入線時刻が早く、発車までに時間の余裕があったのはありがたかったです。できれば向かい側のホームから全5両の編成全体を撮影したかったのですが、それはさすがに諦めました。一通り写真撮影を楽しんだところで、早速乗車します。

 座席に着席したところで、くるっと後ろを向いて客室内の様子を撮影しました。シートモケットは、改造前のE257系500番台から変更されていないのでしょうか? 僕は詳しくないのでよく分かりません。ちなみに今回乗車したOM-52編成は波動用ということで、モバイルコンセントや、指定席の発売済み区間を知らせる座席上方ランプが設置されていません。

 東京駅を発車した「Mt.Fuji御殿場」は、途中、品川と横浜にのみ停車します。JR東日本JR東海の境界駅となる国府津や、特急「ふじさん」が停車する松田や駿河小山に停車してもよさそうですが、「駅からハイキング」のスタート駅である御殿場までの輸送に特化したような運用となっています。品川駅と横浜駅でも一定数の乗車があり、最終的には7〜8割程度の乗車率となりました。

 東海道本線を順調に走行し、国府津駅に到着しました。国府津駅での御殿場線の発着は3番線となっていますが、「Mt.Fuji御殿場」は2番線に入線して運転停車し、JR東日本からJR東海に乗務員の交代が行われました。ここからはいよいよ御殿場線に入ります。国府津までの東海道本線区間は、臨時の「踊り子」用のスジで運転されたため、定期列車のような高速走行でしたが、御殿場線内は単線ということもあり、ゆったりした感じで進んでいきます。そして東京駅を発車してから1時間46分、終点の御殿場駅に到着です。その名のとおり、御殿場線の主要駅のひとつです。駅のホームでは、JR東日本JR東海の駅員さんによるお出迎えもありました。「Mt.Fuji御殿場」では、観光列車のような特別な車両が使用されるわけではなく、また、車窓から風光明媚な景色を眺めることができるわけでもありませんが、東京駅から直通する列車に乗車することができたということだけで、十分に満足できるものでした。

 御殿場駅到着後も、多くの方が、ここまで乗車してきた「Mt.Fuji御殿場」を撮影されていました。

 E257系5500番台が御殿場線に入線する機会は少ないので、御殿場駅駅名標と被るような写真も撮影してみました。

 御殿場駅には、「Mt.Fuji御殿場」よりも先に到着した、臨時快速「富士山御殿場SW(さわやかウォーキング)」の373系が留置されていました。普段は顔を合わせる機会が少ないE257系5500番台と373系との貴重な並びも見ることができました。

 一通り写真撮影を終えたところで、御殿場駅の改札を出ました。今日は「駅からハイキング」と「さわやかウォーキング」だけでなく、駅周辺では観光協会による「ごてんば線まつり」というイベントも開催されており、非常に賑やかです。御殿場駅初訪問を記念して、富士山口側の駅舎をパシャリ📸

 さて、御殿場駅からは、先ほど紹介した臨時快速「富士山御殿場SW(さわやかウォーキング)」の浜松行きに乗車しますが、発車時刻にはまだ3時間以上あります。それまでの時間を利用して、「御殿場プレミアム・アウトレット」に行こうか、それとも前々から気になっていた「時之栖」にしようか、計画段階ではかなり迷いましたが、「時之栖」に行ってみることにしました。

 

時之栖を初訪問

 時之栖までは、御殿場駅の箱根乙女口からシャトルバス🚍️に乗車します。同じ箱根乙女口のバス乗り場から、御殿場プレミアム・アウトレット行きのシャトルバスも運行されていますが、時之栖行きのバスと比べると明らかに本数が多く、乗客もかなりの人数です。御殿場と言えば、アウトレットが全国的にも有名で知名度があり、ショップやグルメも充実しているとの評判です。優柔不断な僕は、今さらになって「やっぱりプレミアム・アウトレットを選んだ方がよかったかな~🤔」とちょっと迷う気持ちになってしまいましたが、アウトレットに行っても買い物の予定が全くないことから、予定どおり時之栖に行ってみることにします。ちなみに時之栖行きのシャトルバスには、僕を含めて7〜8人くらいしか乗車していませんでした。御殿場駅から約25分乗車したところで、時之栖に到着です。

時之栖の園内を散策

 時之栖については出発前に下調べをしておきましたが、ホテル、レストラン、スポーツ施設や温泉などがある複合施設となっています。敷地面積も広いようですが、限られた滞在時間でその全てを見ることはできないため、可能な範囲で園内を見て回ることにしました。

 まずは、かわいらしい花々が出迎えてくれます。園内には緑🌳が多く、新緑の季節に訪れてみるものいいなと思います。

 しばらく進んでいくと、大きな朱塗りの太鼓橋が見えてきました。初夢の橋という名称がつけられており、時之栖のウェルカムゲートとなっているようです。その横には、時之栖のロゴオブジェがありましたので、記念に撮影しました。

 敷地内には、飲食店が立ち並ぶエリアがあり、バイキングレストラン、焼肉、カフェなどが点在しています。御殿場ビール🍺などのアルコール類を提供するお店も出店しており、ビアガーデンとして屋外で飲食を楽しむことができます。僕は下戸なのでビールを飲むことはありませんが、ビール好きの方にはオススメです。

 時之栖では、今月11日からイルミネーションイベント「ひかりのすみか」が開催されています。園内のいたるところに装飾が施されており、中でも約300m続く「光のトンネル」は、時之栖を代表するイルミネーションのスポットです。もちろん明るい日中に鑑賞することはできませんが、夜の光景を思い浮かべながらトンネル内を歩いてみるだけでも、非日常的な空間に包まれているような感動が味わえます。

気楽坊で昼食と日帰り入浴

 園内を少し見て回ったところで、次は日帰り入浴と昼食を楽しみたいと思います。時之栖を訪れたからには、やはり温泉♨️に入りたいですからね。今回は気楽坊という施設を利用することにしました。

 ここは、富士山を仰ぎ見ながら開放的な露天風呂が楽しめるということで、施設内に7種類の温泉とサウナがあるそうです。入館後、食事を先にしようか、それとも温泉に入ろうか、少し迷いましたが、食事を済ませてからゆっくり入浴を楽しもうと思い、先に昼食をいただくことにしました。ちなみに僕は今回、事前に公式サイトから日帰り温泉と季節御膳がセットになったプランを予約しておきました。

 食事処は、富士山を一望しながら食事が楽しめるという、展望レストラン 楽です。予約した季節御膳はしゃぶしゃぶ御膳ということで、牛肉と海鮮から好きな方を選ぶことができました。牛肉🥩も魅力的ですが、今日はあっさりとした魚🐟️が食べたい気分だったので、海鮮のしゃぶしゃぶにしました。

 メインとなるしゃぶしゃぶは、サーモンとブリの切身でした。それに天ぷら🍤、小鉢、薬味、香の物、お味噌汁がセットになっています。10月中旬とはいえ、まだまだ日中には暑さを感じることが多い中、カセットコンロを前にしゃぶしゃぶを楽しむ時期ではないような気もしますが、旅行先での楽しみということで、よしとします。

 ちなみに、この食事処の一番のウリは、“富士山を一望しながら食事が楽しめる”ということでしたが、今日は朝から曇り空☁️のままで、窓側座席から見える景色はこんな感じです。想像していたよりも富士山が見えづらかったことは、少し残念でした。

 食後は、いよいよ温泉に入ります。ここが殿方の入り口です。さすがにこの先は撮影できませんので、ここまでにしておきます。3連休最終日ということで混雑するかなと予想していましたが、入浴されている方は10人くらいしかいませんでした。客層を見ると、僕のような観光客とおぼしき人よりも、どちらかといえば地元の方が利用されているような感じがします。僕はサウナが苦手なため、炭酸泉、薬草泉、内湯(大浴場)、露天風呂を楽しむことができました。その中でも露天風呂はやはり気持ちがいいですね。身体もさっぱりしますし、ココロもリフレッシュできたと思います。

GKB Cafeでスイーツタイム

 さて、最近は旅先でスイーツをいただくことが多いですが、今日も時之栖で糖分補給したいと思います。先ほど園内を散策する途中、GKB Cafeというお店を見つけましたので、ここを利用することにしました。

 店舗の前には人工芝の広場があり、ここを利用することもできるようです。屋外でのスイーツタイムも素敵ですが、まだ少し暑さを感じますので、僕は冷房の効いた店内を利用します。とにかく甘いものが食べたかったので、モンブラン🌰のショートケーキをいただくことにしました。

 典型的なモンブランは、生地の上にホイップクリームを乗せ、その上から栗のクリームを絞り出した山型のものですが、このお店のモンブランはショートケーキスタイルとなっています。これはこれで食べやすくていいと思います。もちろん美味しくいただきました。

 そろそろ御殿場駅に戻るシャトルバス🚍️の発車時刻が近づいてきたので、ホテル前にあるバス乗り場に移動します。往路もそうでしたが、復路のシャトルバスに乗車している方も7〜8人程度でした。皆さん、時之栖には自家用車で来られる方が多いんでしょうね。

 

御殿場駅から快速「富士山御殿場SW(さわやかウォーキング)」に乗車

 シャトルバスは、予定時間よりも早く御殿場駅に到着しました。ここからは、浜松まで臨時快速「富士山御殿場SW(さわやかウォーキング)」に乗車します。発車標には表示されていませんが、全車指定席として運転されます。

 373系は、E257系5500番台と並んで留置線で待機していましたが、発車時刻が近づいてくると入換作業が始まり、3番線に入線してきました。入線を待ち構えていた方々が、一斉に373系に向かってシャッターを切っています。よく見ると、今回のイベントに合わせたヘッドマークシールが掲出されていますね。

富士山御殿場さわやかウォーキング号で使用される373系御殿場駅 2025/10/13

 周囲を見渡すと、「Mt.Fuji御殿場」乗車時に東京駅で見かけた中学生🧒のグループがいました。彼らは373系の入線シーンをスマホで動画撮影しているようです。鉄道好きに年齢は関係なく、若い世代の中にもこうした鉄道ファンがいることは、同じ趣味を持つ者として、とてもうれしく思います😃

 写真撮影を終え、列車に乗車します。373系にはこれまで何度も乗車していますし、今回の運行に合わせた特別な車内装飾などもありませんが、座席周りを簡単に紹介したいと思います。

 座席はワインレッド色の厚みのあるもので、もちろん回転式リクライニングシートとなっています。背面テーブルはありませんが、各座席にはインアーム式のテーブルが内蔵されており、さらに普通車の設備としては珍しく、フットレスト付きです。特急列車としての運用に就く車両ではあるものの、デッキと客室の間にドアの仕切りがありません。静岡地区ではホームライナーのほか、今回のような臨時列車としても使用されており、広く活躍している車両となっています。

 御殿場駅を発車した「富士山御殿場SW(さわやかウォーキング)」は、御殿場線内の裾野に停車した後、沼津から東海道本線に入り、富士、清水、静岡、焼津、藤枝、島田、菊川、掛川、袋井、磐田の順に停車します。焼津を除けば「ホームライナー浜松」と同一の停車駅となっており、静岡県内の主要駅に停車していきます。乗車率は、概ね窓側座席が埋まるくらいで約5割といったところだと思います。御殿場から終着の浜松までは約2時間30分で、指定席料金530円を追加するだけでこの区間を特急形車両で移動できるのは、非常にコスパがいいです。

 「富士山御殿場SW(さわやかウォーキング)」は、浜松駅に到着しました。まだ17時前ですが、辺りはすでに薄暗くなっています。浜松駅でも多くの方が373系を撮影しており、僕もつられて撮影してみました。

 浜松駅で少し買い物をした後、普通列車豊橋行きに乗車しました。発車直前に乗車したため車内はすでにいっぱいで、ドア付近に立つことになりましたが、高塚、舞阪と停車して少しずつ下車されて、弁天島からは着席することができました。

JR東海管内の多くの路線で活躍している313系豊橋駅 2025/10/13

 無事に豊橋駅に到着し、東京駅からの長かった乗り鉄旅もこれで終了です。今回は、久しぶりに新幹線に全く乗車しない乗り鉄旅となりました。速く移動できるという点では新幹線には敵いませんが、いろいろな車両に乗車しながら楽しむ在来線の旅も非常に魅力的だと思っています。鉄道旅の醍醐味は、在来線にあることをあらためて認識することができました。

 

乗車券類の紹介

 今回の乗り鉄旅で使用した乗車券類を紹介します。

 乗車券は、東京→国府津JR東日本区間)は普通乗車券を購入し、国府津豊橋JR東海区間)は企画乗車券である休日乗り放題きっぷを利用しました。御殿場線を経由する場合の東京→豊橋の片道運賃は5,500円なので、かなりおトクに乗車することができたと思います。ちなみに東京駅で休日乗り放題きっぷを購入することはできないため、事前に金山駅で購入しておきました。

 「Mt.Fuji御殿場」の特急券と「富士山御殿場SW(さわやかウォーキング)」の指定席券は、e5489で予約・購入しました。東京都区内の主な駅の「指定席券売機」「みどりの窓口」でも受け取ることができるので、非常に便利ですね。

 さて、次回の乗り鉄旅ですが、現時点で全く決まっておらず、計画や予定も立てていません。しばらく仕事面で忙しい日が続きそうですが、そうした中でも心身のリフレッシュを大切にし、隙間を見つけながら乗り鉄旅を楽しんでいきたいと思っています。