11月になり、すっかり秋🍁らしい陽気となりました。今年は10月になっても最高気温が30℃を超える真夏日となる日もあり、異常とも言える暑さが続きましたが、ようやく落ち着いてきました。秋は1年の中でも過ごしやすい時期でありがたいのですが、11月に入ると、早くも肌寒く感じることもあります。また、朝夕と日中では寒暖差が大きく、服装選びにも悩むところです。昨年を思い返すと、11月下旬には原因不明の咽頭痛、12月中旬にはインフルエンザに罹患するというダブルパンチを喰らいましたので、体調管理には十分に注意したいと思います。ちなみに昨年の反省を踏まえ、僕は先週、近くのクリニックでインフルエンザの予防接種💉を受けてきました。
そんな今日この頃ですが、最近になって、夏から続いた大きな仕事を何とか無事に終えることができました。多少の反省点はありながらも、大きなミスなく一連の作業を終えられたことにホッとしています😄 このまま何事もなく、穏やかなまま年度末を迎えたいものです。乗り鉄旅について言えば、11月中旬に仕事が一段落することを見越して、先月末から1泊2日の乗り鉄旅の準備を進めているところですが、これとは別に、今週末を利用して近場に行ってみようと思い立ち、久しぶりに近鉄特急「しまかぜ」に乗車して伊勢神宮に行ってみることにしました。まあ、僕の場合、伊勢神宮に行きたいというよりも、「しまかぜ」に乗車することの方が目的なんですけどね😅 そんな中、以前に母親が、機会があれば伊勢神宮に行きたいと言っていたことを思い出したので、声をかけたところ、一緒に行ってみるとのことだったため、母親を連れて、親子で伊勢神宮を参拝することになりました。母親との旅行は、今年3月の観光列車「かんぱち」号などに乗車する別府旅行以来で、約8か月ぶりとなります。母親に声をかけたはいいものの、僕の思いつきに近い急な計画だったため、肝心の「しまかぜ」の特急券が確保できるかどうが微妙なタイミングでしたが、都合よくキャンセル分を拾うことができました。
それでは、今回の旅の様子を紹介したいと思いますが、母親同行の旅ということで、いつものように写真撮影ばかりに気を遣うことはできませんので、その点はご了承ください。
近鉄名古屋駅から「しまかぜ」に乗車
伊勢神宮のお参りは、古くからの習わしとして、外宮(豊受大神宮)から内宮(皇大神宮)の順に参拝するのが正式だと言われています。僕も以前に訪れた際には、この順にお参りしていました。しかし今回は母親の希望もあり、内宮だけ参拝することにしました。内宮の最寄り駅は五十鈴川駅です。名伊特急の中には五十鈴川駅を発着する便があり、また、鳥羽行きや賢島行きの特急列車のほとんどが五十鈴川駅にも停車しますが、「しまかぜ」は五十鈴川駅には停車しません。そのため、今回は宇治山田駅まで乗車することにします。
乗車前、普段であれば、発車標などを撮影するのですが、今回はいろいろと事情があり、ホームに到着したのが発車2分前くらいのギリギリになってしまったので、名古屋駅で車両の外観を撮影する余裕すらありませんでした。とにかく、乗り遅れずよかったです。
乗車すると、「しまかぜ」は名古屋駅を発車しました。「しまかぜ」で使用されている車両は、近鉄50000系で全6両編成です。名古屋発着の場合、先頭が6号車で最後尾が1号車です。1・2・5・6号車はプレミアムシートで1+2配置となっています。座席は本革で、電動リクライニングやレッグレストを備えており、高級感あふれる仕様となっています。また、薄黄色のシート色からは、観光列車らしいリゾート感や旅の高揚感が伝わってきますね。シートピッチは1,250mmで、一般的なJRの特急形車両のグリーン車の1,160mmを上回っており、ゆったりとしたゆとりある座席は、プレミアムの名にふさわしい設備となっています。なお、1号車と6号車は展望車両となっており、床を72cm高くしたハイデッカー構造となっています。

僕は今回、先頭車両である6号車に乗車しました。欲を言えば、前面展望を楽しめる最前列を利用したいところですが、まさかキャンセル拾いで確保できるわけがありません。最前列の座席は、「しまかぜ」の中でも最も確保が難しい座席のひとつでしょうね。

僕の座席は最前列からは離れた後方ですが、最前列に着席した気分になれるよう、ちょっと移動して、1枚だけ写真を撮影させてもらいました。プレミアムシートに座りながらこの展望を眺めることができるのは、本当に最高でしょうね。実に羨ましいです。

4号車はカフェ車両で、カフェと販売カウンターがあります。僕は名古屋駅発車後、しばらくしてから販売カウンターに立ち寄りましたが、カフェを利用される方が通路に並んで、オープンを待っておられました。最近では、カフェやビュッフェなどの設備を持つ定期列車は非常に珍しく、特に「しまかぜ」では、ダブルデッカー仕様の車内で軽食やスイーツを楽しむことができるとあって、非常に人気があります。やはり、列車の中で流れゆく沿線の景色を見ながらの飲食は、特別感がありますよね。僕は今回、宇治山田までの限られた区間での乗車のため、カフェの利用は予定していませんが、終点の賢島まで乗車する機会があれば、一度はカフェを利用してみたいものです。
このほか、3号車はグループ席車両で、4〜6名で利用できるサロン席、3〜4名で利用できる和風個室と洋風個室があります。この個室は1編成にそれぞれ1室ずつしかないため、特急券発売直後に売り切れてしまうことも多いようです。今回は3号車に立ち入っていませんので、写真はありません。

名古屋駅から乗車すること1時間17分、「しまかぜ」は宇治山田駅に到着しました。名古屋駅では車両の外観を撮影できかったので、宇治山田駅到着直後の「しまかぜ」を撮影してみましたが、日の当たり具合で思うように撮影できなかったのは、ちょっと残念でした。久しぶりに「しまかぜ」に乗車しましたが、本当にあっという間だったというのが正直な感想です。せっかく「しまかぜ」のような特別感ある列車に乗車したからには、もっと乗車して乗り鉄旅を満喫したいところですが、気持ちを切り替えて、ここからはお伊勢参りを楽しみたいと思います。
伊勢神宮内宮を参拝
改札を出ました。宇治山田駅で下車したのは、2016年10月に今日と同じく「しまかぜ」に乗車して内宮を訪れて以来のことです。駅舎は趣きのある荘厳な外観です(帰りの際に撮影した写真です)。今日は祝日ではありませんが、駅前に日の丸が掲げられているのが印象的です。

宇治山田駅から内宮までは、路線バスを利用する方法もありますが、今回は母親に負担がかからないよう、タクシーで移動することにしました。内宮に到着してタクシーを下車すると、目の前には大きな鳥居と宇治橋が見えてきました。土曜日ということもあり、非常に多くの方がいらっしゃいます。


宇治橋を渡りきったところで右折し、参道をとって正宮に向かいます。ちょうど日の当たる方角に向かって歩くことになるため眩しいですが、何だか神々しい感じがしてきて、身が引き締まる思いです。

途中には手水舎があります。神社では、この手水舎で心身を清めてから本殿を参拝するのが一般的ですが、伊勢神宮では五十鈴川を御手洗場として利用することができるようになっています。多くの方は手水舎よりも五十鈴川で手を清めており、僕もこちらを利用しました。以前に訪れた際には、五十鈴川はもっと水量があったような気がしたんですが、実際はどうなんでしょうか。


ここから方向を変えてさらに進むと、お札やお守りなどを受けられる社務所や、祈祷のお神楽を行う神楽殿が見えてきます。そしてその先には、いよいよ正宮があります。正宮では写真撮影することができませんので、皆さん、正宮に向かう階段の下で記念撮影をされていました。

お参りは本来、“二拝二拍手一拝”が正しいのですが、あまり所作を気にかけないまま参拝してしまいました。ここ数年は、年齢のせいもあってか体調を崩すことが多いので、日々健康に暮らせるようお願いしました。今季こそは、無事に何事もなく穏やかに過ごしたいものです。


内宮には、正宮以外にもいくつか別宮がありますが、今回は正宮だけお参りさせてもらいました。母親は出発前、宇治橋から正宮までしっかりと歩けるかどうか心配していましたが、無事にお参りすることができ、ほっと一安心したようです。僕も母親を連れて一緒に参拝することができ、本当によかったです。
おはらい町で昼食&スイーツタイム
参拝を終えたところで、次は「おはらい町」に行ってみます。やはり内宮に来たからには「おはらい町」の散策も楽しみたいですよね。内宮も人でいっぱいでしたが、「おはらい町」も多くの観光客で賑わっています。


時間的にはちょっと遅くなりましたが、今日は「おかげ横丁」で昼食をいただくことにします。旅行出発前、伊勢に行ったら何が食べたいか母親に尋ねたところ、以前に訪れたことのあるお店で伊勢うどんが食べたいとのことだったので、母親の希望どおり、「おかげ横丁」にあるお店で伊勢うどんをいただくことにしました。おはらい町を歩いていると、道の両側にたくさんの土産物屋が飲食店がありますが、伊勢うどんを提供しているお店は多いですね。
伊勢うどん ふくすけで昼食
実は、母親から以前に訪れた伊勢うどんのお店に行きたいと言われた際、どの辺りにある何というお店だったのか思い出せませんでしたが、「おかげ横丁」に来てみると、何となく以前に訪れた時のことを思い出しました。伊勢うどんの「ふくすけ」さんというお店です。


なかなか人気のあるお店のようで、注文を待つ行列ができていました。しかし回転がいいようで、思ったほど待たずに注文してテーブル席につくことができました。メニューはもちろん伊勢うどんですが、月見、とろろ、カレー、天ぷら、牛肉といったいろいろな種類のうどんがありました。僕はちょうど、天ぷらが食べたいと思っていたので、天ぷらうどんを選びました。大きな海老天🍤がのっています。

伊勢うどんの特徴は、何と言っても“コシのなさ”です。通常のうどんよりも太い麺で、もちもちとした食感があり、これ以上はないというくらいの柔らかさです。また、つゆも通常のうどんとは異なり、溜まり醤油をベースとした甘辛いタレを絡めて食べます。見た目からは、濃い目の味を想像してしまいますが、意外とあっさりとした味わいです。美味しくいただきました🤗
赤福ぜんざいでスイーツタイム
続けては、僕の乗り鉄旅で恒例となりつつある、スイーツタイムです。伊勢の銘菓と言えば、やっぱり赤福ですよね。「おはらい町」には赤福の本店があります。赤福本店では、お正月を除く毎月1日にその月ごとの「朔日餅」を販売しており、これを買い求める方が、夜明け前の早朝から列をなしていることでも有名です。


上の写真のうち、1枚目が本店で、2枚目が本店の向かいにある本店別店舗です。店内での飲食については、本店は「赤福」のみですが、本店別店舗では「赤福」だけでなく「赤福ぜんざい」も提供されています。赤福餅は、お土産で買って家で食べることもできますので、今回はぜんざいをいただくことにしました(ちなみに持ち帰り用の赤福ぜんざいもありますので、ここ現地でないと食べられないというわけではありません)。

「赤福ぜんざい」は冬季限定で、ふっくらと炊き上げられた大粒の大納言小豆の中に、焼き餅が2切れ入っています。一見すると、ただのぜんざいですが、口にすればまさに赤福の味です。今日は快晴で天気がよく、午後は少し汗ばむくらいの陽気でしたが、アツアツのぜんざいを美味しくいただくことができました。天ぷらうどんに続いて、ぜんざいもいただいたので、もう満腹です😋 気持ちとしては、先ほど見つけた「おとうふソフト」というソフトクリーム🍦が食べたかったのですが、どうやら僕のお腹にその余裕はないようです。
宇治山田駅からアーバンライナーに乗車
「おかげ横丁」でのグルメを楽しんだ後、「おはらい町」でお土産物を購入してから内宮前に戻り、再びタクシーに乗車して宇治山田駅に戻りました。帰路でも近鉄特急に乗車しますが、時間的な都合で、「しまかぜ」ではなくアーバンライナーを利用します。往路と復路で異なる列車というのも、乗り鉄的には楽しいものです。4番線で待つことしばし、賢島からやって来た名古屋行きのアーバンライナーが入線してきました。

アーバンライナーには2つの異なる車両があり、ひとつは21000系のアーバンライナーplus、そしてもうひとつは今回乗車する21020系のアーバンライナーnextです。nextは6両編成が2本しかなく、なかなか乗車できる機会が少ない車両です。現在はplusもnextも車内設備に大差はないので、どちらであっても当たり外れがあるわけではありませんが、何となく運用本数が少ない車両に乗車できると、うれしい感じがします。早速、乗車しました。

アーバンライナーには、レギュラーシートとデラックスシートの車両設備があり、今回はデラックスシートを利用しました。レギュラーシートは、特急形車両の標準的な座席配置である2+2配列となっているのに対し、デラックスシートは、1人掛けの座席が通路を挟んで1席と2席並んでいます。シートのモケットにも違いがあり、レギュラーシートでは濃い青色の柄となっています。今回乗車したアーバンライナーのデラックスシートも、往路で乗車した「しまかぜ」と同様、ほぼ満席のようです。
「しまかぜ」を除くほとんどの名伊特急は、宇治山田から先、松阪、伊勢中川、さらに津から先も白子、四日市、桑名に停車しますが、今回乗車した便は、途中、津のみに停車します。といっても名古屋までの所要時間は他の特急列車と大きな差はなく、約1時間20分の乗車で名古屋に到着しました。

名古屋駅の5番線に到着したアーバンライナーを撮影しました。アーバンライナーを見ると、いまだに名阪特急というイメージがあるため、なんだか大阪から帰ってきたような気分になってしまいます。何はともあれ、約8か月ぶりの母親との旅行を無事に終えることができ、ほっとしました。
さて、いつもは記事の最後に乗車券類を紹介するのですが、今回の旅行では、すべて交通系ICカードとチケットレス特急券を利用しており、紙のきっぷは1枚も使っていませんので、省略させてもらいます。また、冒頭でも紹介したとおり、11月中には秋旅の締めくくりとして、1泊2日の乗り鉄旅を計画しており、今から楽しみにしているところです。次回の記事では、その様子を紹介できると思いますので、その際はよろしくお願いします🙇