レン鉄★気ままな乗車記

乗り鉄&きっぷ鉄の管理人が、備忘録を兼ねてブログに綴っていきます。

乗り鉄&きっぷ鉄っぽい管理人が、乗り鉄旅行とそこで使用したきっぷを思うがままに記録したブログです。
どうぞ、お付き合いください。
 

「風っこ」に乗車する鳴子温泉乗り鉄旅【宮城旅】

 最近は、1月らしい寒さ🥶が続いています。特に今週後半は、全国各地で気温が大幅に低下し、日本海側を中心にまとまった降雪になるということで、ニュース番組や新聞では、大雪・暴風雪に十分に警戒するよう呼びかけられていました。この荒天により、鉄道をはじめとする交通機関では運休や遅延が発生し、高速道路でも予防的通行止めが実施されるなど、日常生活に大きな影響をもたらしています。僕が住んでいる愛知県東部では、幸いにして降雪はありませんが、名古屋市周辺では朝から雪となる日があったようです。愛知県の平野部は普段、降雪や積雪がない地域なので、僕を含めて多くの方は雪道に慣れていません。また、わずかな降雪・積雪でも交通機関に影響が生じる可能性もあるため、外出には十分に気をつけたいと思います。

 そんなことを言った矢先ではありますが、僕は年末年始の休暇中に鳴子温泉までの日帰り旅を計画し、当日に向けてきっぷ類の手配を進めていました。このまま予定どおり旅行に出かけた場合、大雪による列車の運休に巻き込まれることも考えられます。そのため、旅行自体を延期しようかどうか直前まで悩みましたが、東北地方の太平洋側には、交通機関に大きな影響は生じていないようだったので、予定どおり鳴子温泉までの往復乗り鉄旅に出かけることにしました。

 ちなみに今回の乗り鉄旅の目的は、陸羽東線を走る臨時快速「風っこストーブ湯けむり号」に乗車することです。この臨時快速に使用されるのは「びゅうコースター風っこ」という車両で、キハ48形を種車として改造された気動車です。JR東日本が運行する「のってたのしい列車」のひとつで、時期によって、水郡線や只見線などJR東日本各地で運行されていますが、僕はまた乗車したことがありません。この車両の最大の特徴は、トロッコ列車のような車両側面の大開口で、自然の外気を感じながら列車旅を楽しむことができますが、冬場にはガラス窓をはめ込んで車内にだるまストーブを設置し、ストーブ列車として運行されています。今回は、旅行行程の都合上、鳴子温泉から小牛田経由で仙台まで運転される、上りの「風っこストーブ湯けむり号」に乗車してみることにしました。

 今回の旅行行程です。豊橋から古川までは、東海道新幹線「ひかり」と東北新幹線「やまびこ」を乗り継いで一気に北上します。古川で陸羽東線に乗り換え、最終目的地である鳴子温泉に向かい、ここから仙台行きの「風っこストーブ湯けむり号」に乗車します。「風っこストーブ湯けむり号」は、途中の古川で下車して東北新幹線に乗り換える方法もありますが、「はやぶさ」に乗り換えることができるよう、終点の仙台まで乗車することにしました。仙台からは東北新幹線「はやぶさ」に乗車して東京まで移動し、東京から熱海までは普通列車を利用します。これについては、また後ほど、その理由を説明したいと思います。熱海から豊橋までは東海道新幹線「こだま」に乗車し、今回の旅は終了となります。

 では早速、旅の様子を紹介したいと思いますので、よろしくお付き合いください。

 

 

豊橋駅から東海道新幹線に乗車

 今日は、最寄り駅から朝一番の列車に乗車して、豊橋までやってきました。豊橋からは、東京行きの始発列車である「ひかり」630号に乗車します。夏場であれば、すでに周囲が明るい時間ですが、冬場の今は、まだ暗いままです。新幹線改札口の前でシャッターが開くのを待って、スマートEXで購入しておいたきっぷを指定席券売機で受け取り、上り線ホームに向かいます。

 今回は自由席を利用するので、早目に乗車待ちの列に並んで列車を待つことにしました。これまでの経験から、「ひかり」630号が豊橋到着時点で混み合っていることはないと思いますが、まあ、念のためということです。今日はいつもと比べて、乗車待ちの列に並ばれている方が少ないように感じました。

 しばらくすると、名古屋方面から列車がやってきました。車両はN700系です。暗い中、ヘッドライトが眩しいほど輝いて見えます。カメラを向けましたが、入線時の速度が速いため、僕の腕前ではまともな写真が撮影できませんでした。豊橋駅での撮影は諦めて早速乗り込みます。2号車に乗車しましたが、予想していたどおり、2人掛けの窓側座席にもいくつか空席があり、僕は無事にE席に着席できました。豊橋に数分間停車した後、「ひかり」号は東京に向けて発車しました。

 豊橋を発車した「ひかり」号は、浜松、静岡、新横浜、品川と停車していきます。自由席の混雑状況を見ていると、豊橋発車時点では、窓側座席にも少し空席が残っていましたが、浜松で多くの乗車があり、窓側座席や通路側座席だけでなく、3人掛けの中央座席に着席される方もいらっしゃいました。次の静岡ではまとまった降車はあったものの、乗車される方も多く、車内はほぼ満席です。静岡からでは、場合によっては立ち席になることもあります。朝8時台に東京駅に到着する「ひかり」号は、630号と632号の2本しかないため、どうしても混雑しがちです。

東京駅で出発を待つN700系:東京駅 2026/1/24

 「ひかり」号は定刻どおり、東京駅に到着しました。豊橋駅では思ったように写真撮影ができなかったので、東京駅で下車した後、1号車側からN700系を撮影しました。各番線には、これから新大阪や博多に向かう列車が数多く停車しています。これだけ多くのN700系(N700Sを含む。)が並ぶ姿を見ることができるのは、東京駅ならではの光景です。豊橋駅で乗車した際とは異なり、明るい日差しの下で停車中の列車を撮影することができましたので、満足です🤗

 

東京駅から東北新幹線に乗車

 東京駅では、「えきねっと」で予約しておいた乗車券類を、JR東日本の指定席券売機でまとめて発券します。「えきねっと」で予約したきっぷのうち、普通乗車券や無割引の特急券など一部の乗車券類であれは、JR東海の指定席券売機でも受け取ることができますが、「新幹線eチケット(トクだ値)」「特急トクだ値」などのJR東日本独自の企画乗車券や、「JRE BANK優待割引券」などを利用した割引きっぷは、JR東海管内で受け取ることができません。JR旅客会社が異なる以上、やむを得ない面もありますが、こうした点が利用者目線で改善されるといいなといつも思っています。

 さて、乗車券類を受け取ったところで再び改札を入り、東北新幹線のホームに向かいます。乗車するのは、「やまびこ」53号盛岡行きで、車両はE5系です。E5系に乗車するのは、昨年9月の北海道旅行以来です。その際は普通車を利用しましたが、今回はグリーン車です。正規のグリーン料金は高額で、ちょっと利用をためらいがちですが、今回は、JRE BANKの特典の一つである「JRE BANK優待割引券」を利用するため、JR東日本管内の片道運賃と料金が4割引となります。せっかくの機会ということで、ちょっと贅沢をしてグリーン車を利用することにしました。E5系のグリーン車に乗車するのは久しぶりなので、とても楽しみです。乗車前、いつものようにホーム上から写真撮影しようとしたところ、ちょうどE5系が2編成が並んだところを収めることができました。

東京駅で並んだE5系:東京駅 2026/1/24

 写真撮影を終えたところで、車内に入ります。やはり新幹線のグリーン車はいいですね。1両当たりの乗客数が普通車と比べて少ないということもあり、車内は静かで落ち着きがあります。何より、他人の視線や存在が気になりません。また、座席は身体全体を包み込んでくれるような安心感があり、快適で心地よい時間を過ごすことができます。また、E5系のグリーン車には、東海道新幹線のN700系にはないレッグレストが完備されているのも、うれしいポイントです。

 「やまびこ」号は、到着列車の遅れの影響により、約3分遅れて東京駅を発車しました。上野、大宮、郡山と停車し、次の停車駅である福島が近付いてくると、車窓からは、ところどころに雪☃️が見えてきました。いよいよ東北地方に入ったことを実感する瞬間です。福島駅では約7分停車するということで、ホームに降りて写真を撮影してみました。

 福島から先、「やまびこ」53号は終点の盛岡まで各駅に停車します。仙台を過ぎ、東京駅から乗車すること約2時間20分で古川に到着しました。グリーン車での快適な移動であれば、まだまだ何時間でも乗車していたいところですが、そういう訳にもいきません。古川駅で下車するのは久しぶりです。ここから陸羽東線に乗り換えます。

 

古川駅から陸羽東線で鳴子温泉へ

 古川駅の在来線ホームにやってきました。古川駅に乗り入れる在来線は陸羽東線のみということで、1面2線のこじんまりとしたホームです。僕が乗車する鳴子温泉行きの普通列車は、すでに2番線に停車していました。

 出発までは、まだ少し時間があったので、これから乗車するキハ110系気動車をホーム上から撮影しました。キハ110系と言えば、以前から「レトロラッピング車両」に乗車してみたいなと思っていましたが、どうやら今春、国鉄時代の懐かしい色合いを再現「おもいで車両」に生まれ変わるようです。僕は結局、「レトロラッピング車両」には乗れずじまいでした。

雪の陸羽東線を走るキハ110系:古川駅 2026/1/24

 陸羽東線には、「奥の細道 湯けむりライン」という愛称が付けられており、キハ110系の前面にも「奥の細道」の文字と葉(?)のイラストが描かれています。写真撮影を終えて車内に乗り込みます。寒冷地向けの車両ということで、ドアの開閉は押しボタン式となっていました。列車は2両編成で、鳴子温泉に向かうと思われる観光客らしき方だけでなく、地元の方も見かけました。陸羽東線の運転本数は少なく、古川―鳴子温泉間は、おおむね1時間に1本となっています。

 車内にはボックス座席とロングシート座席とがあり、僕は2人掛けのボックス座席を確保することができました。この先、終点の鳴子温泉まで車窓からの雪景色を楽しむことができそうです。車内から一面に真っ白な雪が積もった景色を見る機会はめったにありませんので、今回の乗り鉄旅では、こうした車窓を眺めることも楽しみにしていたところです。今日は東北新幹線の一部列車に遅れが発生しているようで、その接続待ちのため4分遅れで発車しました。しばらくすると、僕が期待していたとおり、辺り一面に広がる雪景色が見えてきました。平地に降り積もった雪は、感動するほど美しいですよね。

 天気予報では多少の降雪が見込まれていたため、陸羽東線での運行に支障が生じるのではないかと心配しましたが、運のいいことに天候に恵まれ、風もほとんどないようです。計画どおり出発したおかげでこうした素晴らしい銀世界を見ることができた訳ですから、旅行を延期しなくて正解でした。

 上の写真は、鳴子温泉駅の一つ手前の鳴子御殿湯駅での停車中に、車内から撮影したものです。ホーム上にも雪が降り積もっています。そして、古川駅から乗車すること約45分で鳴子温泉駅に到着しました。

 鳴子温泉駅は以前、新庄に向かう際に乗り換え駅として利用したことがありますが、下車するのは初めてです。鳴子と言えば、温泉だけでなくこけしも有名な町で、駅舎の中にあるショーケースには、多くのこけしが飾られていました。

 ちなみに陸羽東線は、2024年7月の大雨による被害のため、鳴子温泉から先の新庄までの区間が、現在でも不通となっています。一日も早く復旧し、全線での運行が再開されることを願っています。

 さて、 豊橋からここ鳴子温泉まで、ちょっとした遅延はあったものの、ほぼ予定どおりにやって来ることができました。復路で乗車する列車の発車まで、ゆっくり観光する時間はありませんが、せっかくですので駅舎を出て、周辺を散策してみます。道路上では雪が溶けて滑りやすくなっているところもあるので、気をつけて歩きたいと思います。

 

鳴子温泉駅から快速「風っこストーブ湯けむり号」に乗車

 鳴子温泉には1時間ちょっと滞在します。ゆっくりと温泉♨️に浸かる余裕はありませんが、この時間を利用して昼食をいただこうと、事前にお店も決めておきました。しかし、そのお店の前に到着すると人の気配がまったくなく、何か様子がおかしいです。よく見ると、本日休業の張り紙がありました。“あちゃー🤦”って感じです。駅付近には飲食店が少ないので、残念というよりもショックです。と言っていても仕方ないので、近くにあった別のお店を利用することにしました。店構えからしてあまり好感が持てなかったのですが、時間も限られており、別の飲食店を探す余裕もありません。入店し、山菜きのこそばを注文して待っていましたが、いつまで経っても提供されません。気になって周囲を見ると、食事をしている方はおらず、皆さん、時間を気にしながら厨房の方に目を向け待っています。もう少し待てば、順番に提供されるだろうと期待して待ち続けましたが、いっこうに提供されません。ワンオペではないようですが、このままでは、乗車する列車に間に合わない可能性があるため、注文から30分したところでオーダーをキャンセルし、退店しました。キャンセル時にお店の方に声をかけると、そばつゆの用意に、まだ時間がかかるというようなことを言っていました。たまたま何かの事情があったのかもしれませんが、とんでもないお店に入ってしまいました。入店前に感じた嫌な予感が的中です。食材の用意や調理に時間がかかるのであれば、あらかじめ伝えてほしいものです。もう別のお店で飲食する時間はないので、残念ながら今日は昼食抜きですね😭

 そして駅に戻る途中、近くに餅処 深瀬さんという和菓子屋さんがあることを知りました。何でも栗だんごが美味しいことで有名なんだそうです。あまりの人気ぶりに午前中に売り切れてしまうこともあるようですが、もしかしたらまだ残っているかもしれないと思って行ってみると、運よく販売していました。今日は昼食の代わりに、この栗だんごを車内でいただくことにします。

 発車時刻が近づいたので、鳴子温泉駅に戻って、ここから仙台行きの臨時快速「風っこストーブ湯けむり号」に乗車します。この列車の停車駅と時刻は次のとおりで、終点の仙台まで約1時間40分の乗り鉄旅となります。

 改札を通って跨線橋を渡り、「風っこストーブ湯けむり号」が停車している2番線へと向かいます。跨線橋の上から列車を写真撮影されている方がいらっしゃたので、僕も同じように撮影してみました。

 さらに2番線のホーム上からも、先頭車両と車両側面にある「風っこ」のロゴを撮影しました。1号車側を撮影する際は、かなり日が当たって眩しかったです。

「ビューコースター風っこ」のキハ48形:鳴子温泉駅 2026/1/24

 JR旅客各社では、キハ40系を種車とする観光列車が数多くあり、JR北海道の「北海道の恵み」シリーズや「山紫水明」シリーズ、JR東日本の「越乃Shu*Kura」、JR西日本の「etSETOra」「花嫁のれん」「ベル・モンターニュ・エ・メール」「あめつち」「SAKU美SAKU楽」、JR四国の「伊予灘ものがたり(初代)」、JR九州の「はやとの風」「いさぶろう・しんぺい」「指宿のたまて箱」「かわせみ やませみ」「或る列車」「ふたつ星4047」「かんぱち・いちろく」など、数え出したらきりがない程です。今回乗車する「ビューコースター風っこ」もこの一つで、若葉をイメージした緑色をベースに、川の水色や光の黄色などをちりばめた外観が特徴的です。また、先頭車両には、風っこストーブのヘッドマークが取り付けられています。鉄道ファンとしてはうれしい限りです。

 僕は今回、1号車に乗車します。車内はボックス座席となりますので、車窓を眺めやすい進行方向に向いた窓側座席を確保しておきました。着席してしばらくすると、「風っこストーブ湯けむり号」はディーゼルエンジンの音を響かせながら、鳴子温泉駅を出発しました。

 ではここで、車内の紹介をしたいと思います。まずは座席です。さきほど紹介したとおり、車内はすべてボックス座席で、中央の通路をはさんで左右に木製の座席が設けられ、各ボックスにはテーブルが設置されています。天井の骨組みが剥き出しになっており、白熱灯の裸電球が車内を照らしています。また、冬季の運用ということに配慮してか、各座席には薄い座布団が用意されていました。

 1号車、2号車とも、座席設備に違いはありませんが、2号車には、この列車の名称にもなっているストーブが設置されています。石炭を焚べるタイプのだるまストーブで、ストーブの上には、乗客の方が持ち込んださつまいも🍠やするめ🦑が置かれていました。

 僕はストーブの上で食べ物は焼きませんが、自分の座席に戻り、先ほど購入した栗だんごをいただきます。お店では、2個入りと5個入りの2種類が販売されていました。普段の僕であれば、間違いなく2個入りの方を購入しますが、今日は昼食代わりにいただこうと5個入りを購入しました。包装を解くと、大きめのだんごがみたらし餡の中に入っています。まだ、ほんのりと温かいのがうれしいです。

 食べ始める前は、ゆっくり時間をかけていただこうと思っていましたが、冷めてしまうとせっかくの美味しさが半減してしまうと思い、温かいうちにすべて完食しました。一口で食べるにはちょっと大きく、かと言って2つに割って食べるのも難しいのが難点です。車内でみたらし餡を垂らさないよう、注意しながら何とか無事にいただきました。ごちそうさまでした🤗

 さて、列車は次の停車駅である鳴子御殿湯に到着しました。すぐの発車かと思いましたが、乗客の方による線路内への落とし物があったとのことで、その対応のため出発が6分遅れとなりました。それは別にいいのですが、僕の座っている座席、陽が直接当たるので眩しすぎます。そして鳴子御殿湯から、隣の通路側座席に他の乗客が来られて相席になりましたが、この座席に大人2人が相席になると、かなり窮屈です。眩しくて狭苦しくて、もう、どうしたものかという状況です😢 ここから先は、自分の座席で写真撮影に専念することにします。

 川渡温泉駅です。除雪されている所とそうでない所を比べると、雪が深いことが分かります。それとも、雪国の方にとってみれば、これくらいの雪は当たり前なのでしょうか。以降も「ビューコースター風っこ」の車内から、青空の下に広がる雪景色を堪能することができました。暖かい車内から眺める雪景色は最高ですね。お酒が進んでいる方もお見えでした。

 古川を過ぎて、小牛田からは東北本線に入ります。沿線の景色はがらりと変わって、街中を仙台に向かってひた走ります。列車に揺られながら景色を眺めているうちに、ウトウトと寝てしまいました😪 気が付くと、もうすぐ仙台です。

 仙台に到着しました。乗客の方が降車されるタイミングを見計らって、もう一度、車内を撮影してみました。あらためて座席を見ると、背もたれも直角で、窓側と通路側の座席の間に仕切りはなく、公園にある木製ベンチのようです。でも、この列車の雰囲気にはピッタリの座席です。また機会があれば、今度はガラスがはめられていない開放的な窓から、新緑🌿を眺めたり心地よい風を感じられる季節に、乗車してみたいものです。

 仙台駅では、到着ホームの向かい側から車両全体を撮影してみました。パッチワーク風の外装が目を引きます。国鉄型車両であるキハ48形での乗り鉄を終えて、大満足です。

 

仙台駅から東北新幹線「はやぶさ」に乗車

 仙台駅からは、東北新幹線「はやぶさ」号に乗車して東京に戻ります。改札を出ずに直接、在来線ホームから新幹線ホームに移動してもいいのですが、乗り換え時間が30分くらいあるので、一旦、途中下車してみました。駅前のペデストリアンデッキを歩いてみましたが、道端に多少の雪が残っている程度で風もほとんどなく、穏やかな気候で、歩いていると気持ちがいいです。思い返すと、僕は仙台駅前に来たのは初めてかもしれません(自分でもはっきりと自信がない…)。さすがは東北最大の都市です。多くの方が行き交っています。記念に駅舎をパシャリ📷

 そして駅舎の入口には、仙台のロゴオブジェもありました。人どおりの多い場所に設置されているため、皆さん、記念撮影されるのに苦労していました。

 仙台駅で家族や職場へのお土産物などを購入し、再び改札から入場します。ホーム上で待つことしばし、これから乗車する「はやぶさ・こまち」24号東京行きが入線してきました。

 往路に続いて、復路でもグリーン車を利用しますが、「はやぶさ」編成のグリーン車(9号車)に乗車される方が大勢いらっしゃり、ちょっと驚きました。東北新幹線の中でも、東京-仙台間はやはり利用客が多い区間であることを再認識しました。

はやぶさ号で使用されているE5系:仙台駅 2026/1/24

 車両は、往路の「やまびこ」号と同じE5系です。ちなみに上の写真は、実際に僕が乗車した「はやぶさ」号ではなく、仙台駅で別撮りしたものです。僕はいつか、JR北海道のH5系に乗車してみたいと思っているのですが、なかなか利用する機会に恵まれません。ちなみに今回利用する座席はこちらです。

 E5系のグリーン車は、他の新幹線車両のグリーン車と同様、2+2列配置となっていますが、新青森方の最後尾には、車いす対応の1人掛け座席があります。この座席は、車いすを利用される方やその介助者の利用を想定した座席で、通常は「えきねっと」のシートマップから選択することができないようになっていますが、車いす利用者の予約がない場合には、あるタイミングで一般向けに開放され、座席の指定が可能となります。1人掛け座席は、車端部でデッキに近く、人の出入りが気になるという方もいらっしゃると思いますが、僕は特に気になりませんので、一人で旅行する場合には、車いす利用の方が優先であることを理解した上で、利用させてもらっています。

 「はやぶさ」24号は、定刻どおりに仙台を発車しました。今日は鳴子温泉で昼食を食べ損ねたことを紹介しましたが、その代わりになるものとして、仙台駅で牛たん弁当🍱を購入しました。仙台の駅弁と言えば、アツアツの状態でお弁当をいただくことができる「こばやし」の牛たん弁当が有名ですが、今回は今まで食べたことがない、「伊達の牛たん本舗」で販売されている“極厚芯たん弁当”を買ってみました。このお弁当は、芯たんという牛たんの中心部のみを使用した、贅沢なお弁当となっています。

 お弁当を広げると2段に分かれており、1回分の食事でいただくには十分過ぎるくらいの牛たんが6切れも入っています。見た目にも極厚であることがよく分かり、僕はこれまで、これほどの厚切り牛たんは食べたことがありません。では早速、いただきます。もう、美味しいのは当たり前で、感動すら感じる素晴らしいお弁当です。牛たんは、厚みがあっても柔らかく、とても食べやすいです。味付けも濃すぎず薄すぎず、僕好みでちょうどよく、この牛たんがあれば、どれだけでも白飯をかき込めそうな気がします。2,980円と決して安くないお弁当でしたが、これを食べることができただけでも、仙台までやった来た価値があると感じられる一品でした😋

 お弁当に続き、今度はデザートをいただきます。仙台と言えば、笹かまぼこや牛たんと並んで、ずんだが有名です。ずんだとは、枝豆🫛をすりつぶしたもので、和菓子としてずんだ餅になったり、また、最近はずんだを使用したソフトクリーム🍦や、ミルクやアイスと混ぜた飲み物🧃などもあるそうです。僕もせっかくなので、何かずんだを使った物をいただこうと、仙台駅で「ずんだシェイク」を購入しました。プラスチック製の飲み口付きの容器に入っており、持ち運びやすい点がいいですね。中身はアイス状になっており、暖房の効いた列車の中でいただくにはちょうどいいです。肝心の味は、枝豆そのものです。もちろん美味しくいただきました。

 僕がお弁当とデザートをいただいている間にも、「はやぶさ」号は東京に向かって走り続けます。仙台を出発すると、途中は大宮と上野にしか停車しないので、とにかく速いです。車窓を眺めていると、きれいな夕日🌇が見えました。今日も一日、雨や雪に見舞われることなく、晴天の中で旅行できたことに感謝です。仙台から乗車すること約1時間30分で、終点の東京に到着しました。さすがは「はやぶさ」号ですね。あっという間です。

 

東京駅から東海道本線の普通列車グリーン車に乗車

 東京駅からは、東海道本線に乗車します。普通であれば、ここから東海道新幹線に乗車するところですが、今日は熱海まで東海道本線を利用します。なぜ在来線に乗車するかと言えば、その理由は2つで、1つ目の理由は、「JRE BANK優待割引券」を使用し購入した乗車券を使用したかったからです。東京-熱海間は、新幹線、在来線とも運賃は同額(ただし、今年3月14日以後は在来線の方が高額になる)ですが、在来線はJR東日本、新幹線はJR東海と別会社のため、優待割引券を使用した乗車券が利用できるのは、在来線に限られます。そして2つ目の理由は、同じく「JRE BANK特典」のSuicaグリーン券を利用してみたかったことです。

 東京駅10番線で伊東行きの普通列車を待っていると、E231系が入線してきました。僕は4号車のグリーン車に乗車します。首都圏の普通列車グリーン車はダブルデッカー構造で、車端部の平屋席、階下の1階席、そして階上の2階席があります。すべて自由席のため、空席があれば好きな区間の座席を利用できますが、僕は2階席が好きなので、混雑がなければ2階席を利用することが多いです。乗車してみると、2階席にも空席があったので、今回も2階席を利用することにしました。

 実は、これまで普通列車グリーン車に乗車する際は、紙のきっぷか、グリーン情報を書き込んだSuicaしか使用したことがなく、モバイルSuicaグリーン券を使用するのは初めてです。うまく使いこなせるか心配しましたが、頭上のランプがからに変わって安心しました。

 普通列車グリーン車を利用するのは、本当に久しぶりです。以前のように「青春18きっぷ」を利用して東京まで往復する機会が減ってしまいましたし、グリーン料金が値上げされて高額になったことで、自然と足が遠のいていました。グリーン料金を見ると、東京―熱海間では100kmを超えることから、紙のきっぷだと1,810円(Suicaだと1,550円)となり、東海道新幹線の自由席特急料金(1,760円)とほとんど変わりません。いくらなんでも、ちょっとねだん設定の考え方が間違っているんじゃないかと思えてしまう程です。

 僕は4号車の2階席を利用しましたが、東京駅発車時点では窓側座席にも空席があり、品川で窓側座席がほとんど埋るくらいでした。横浜を発車すると少しずつ下車される方が多くなります。藤沢発車時点では、もう空席の方が多い程に乗客は少なくなり、国府津発車時点では、僕を含めてたった4人になってしまいました。そして、熱海に到着です。久しぶりの2階席は、何だか新鮮な感じがして、楽しめました。ちなみに、僕が乗車した東京から下車した熱海までの間、グリーンアテンダントさんは一度も来られませんでした。

 東京駅では、E231系の写真を撮影していなかったので、熱海停車中に、先頭車両とダブルデッカーのグリーン車を撮影しました。熱海から先は伊東線に入りますが、普通車を含めて車内はガラガラです。

東海道本線を走るE231系:熱海駅 2026/1/24

 今回利用している、「JRE BANK優待割引券」を使用し購入した乗車券は、ここ熱海までです。熱海から先、引き続き在来線で豊橋まで行くという方法もありますが、時間も遅いため、ここで東海道新幹線に乗り換えます。

 

熱海駅から東海道新幹線に乗車

 熱海駅では一旦改札を出て、先ほどスマートEXで予約しておいたきっぷを受け取りました。過去には、熱海から「こだま」号に乗車する際、思った以上に自由席が混雑していて戸惑ったことがあったので、指定席にしようか自由席にしようか迷いましたが、今日は土曜日なので通勤帰りに新幹線を利用される方は少ないだろうと見込んで、自由席にしました。6番線から発車する「こだま」751号名古屋行きに乗車します。

 自由席は、前寄りの1号車から6号車までと、後寄りの14号車から16号車までとなります。僕は「こだま」号の自由席を利用する場合、6両分ある前寄りを利用することが多く、中でも座席数が多い2号車をよく選びます。今回も2号車に乗車することにしました。下り線のホームに来ましたが、列車を待っている方が数人しかいません。特に前寄りの自由席を待つ人は少なく、2号車の乗車位置にいるのは僕一人です。何本かの列車が通過した後、「こだま」号が入線してきました。

 早速、乗車します。客室内に入るとほぼ空席で、座席は選びたい放題です。これならば、指定席よりも自由席の方がいいです。僕の選択に謝りはなかったと自己満足に浸ってしまいました。

 「こだま」751号は、新幹線各駅に停車して行きます。ほとんどの駅で「のぞみ」号や「ひかり」号の通過待ちのため、数分間の停車時間があります。東京まで乗車した「はやぶさ」号と比べると、停車駅の多さが目立ちますが、つい先程まで2時間近く普通列車に乗車していたので、速さと言う点ではまったく気になりません。

通過列車待ちのため停車中のN700A:新富士駅 2026/1/24

 新富士駅での停車時間を利用して、ホーム上から乗車中のN700Aを撮影してみました。豊橋駅と同様、ホーム柵やホームドアが設置されていないため、車両全体を撮影することができました。この先、列車は静岡、掛川、浜松と停車し、豊橋に到着しました。これで長かった今日の乗り鉄旅は終了です。E5系のグリーン車や「ビューコースター風っこ」車両、そして久しぶりに首都圏の普通列車グリーン車にも乗車することができ、多くの鉄分を補給することができたと思います。

 

乗車券類の紹介

 最後に、今回の乗り鉄旅で使用した乗車券類をまとめて紹介したいと思います。

 豊橋から東京までは、スマートEXの早特1を購入しました。正規運賃・料金と比べて1,000円以上安いので、特に片道利用の場合には重宝しています(往復利用であればJR東海ツアーズの旅行商品が第一候補となります)。東京から鳴子温泉までの乗車券と古川までの新幹線特急券・グリーン券は、「JRE BANK優待割引券」を使用して購入しました。続いて復路ですが、鳴子温泉から熱海までの通しの乗車券と東京までの新幹線特急券・グリーン券を、「JRE BANK優待割引券」を使用して購入し、鳴子温泉から仙台までの「風っこストーブ湯けむり号」は正規の指定席料金で購入しました。

 参考までに、今回利用した乗車券類の総額を、正規の運賃・料金の場合の総額と比較すると、次のとおりです。なお、正規の運賃・料金の算出に当たっては、普通車・グリーン車、自由席・指定席の区分を、実際に利用した座席種別に揃えています。

 「JRE BANK優待割引券」を使用することで、JR東日本区間はおトクに利用することができました。また、東京―熱海間で利用した普通列車グリーン車の料金負担がないことで、グリーン料金だけに注目すると、約半額となっています。全体を通して見ても、まあ、おトクに旅行できたんじゃないかなと思っています。

 さて、次回の乗り鉄旅ですが、現時点ではまったく計画がなく、行き先も時期も未定です。2月は比較的休暇が取得しやすい月なので、可能であれば、平日に日帰りで温泉旅行にでも行けると最高だなと思っていますが、どうなるかはまだ分かりません。